1. デス・ミッション/怒りの戦場
《ネタバレ》 スタント出身のテリー・レナードが監督しているのでアクションの見せ方はさすが。ほぼセリフを使わずしてロケット砲を使ってCGを使わないなかなか派手な爆発にスタントを絡ませて見せる迫力は結構ありますが、それを後半しか使わないのはちょっともったいない。ちょこちょこ爆破シーンをつっこむならスタント絡みのほうが・・いや、まぁ見る分は面白いので全然いいんですけどね。内容はいたって難しくもなくテロリストが結構簡単にアメリカに対しオラオラしちゃうけど、軍人役がハマリすぎなフレッド・ドライヤーがはっちゃけるのを見る楽しい映画。一人お前楽な演技しすぎやろなジョアンナ・パクラの舞台に全然あってない存在感はちょっとよくわかんなかったです。 [ビデオ(字幕)] 5点(2025-03-19 01:45:26)★《新規》★ |
2. ハイスクールはゾンビテリア
《ネタバレ》 邦題はパクリ。ゾンビはいない(笑)ジョージ・クルーニーは勝手に死んでいくただの殺され役でこれといった重要な絡みもなし。なんで出演自体どうでもいいような感じ。話も現在なのか過去なのかとっても判りづらいし回想シーン的に進む過去のシーンも進んでたら急に現実に変わるし人が殺されてるのかなと思いきや映画の撮影シーンだったりこれもほんと判りづらい。死体なのか特殊メイクなのか、これも判りづらいけど判断がつかないほど精巧できてるのが映画のキーポイントになってるのもなんなんですかねこれっていう。もはや映画の撮影がどうなってるのかもわかんない状態で後半は風呂敷広げすぎて収集つかなくなって「誕生日はもう来ない」状態になってますが怖さが皆無なのもなんか笑えます。血の使い方だけはとても上手いし結構出てくるのでそこだけはホラーっぽかったかな。 [DVD(字幕)] 4点(2025-02-17 21:58:05) |
3. キラーハンド
《ネタバレ》 オリヴァー・ストーンの映画というよりかはマイケル・ケインの狂気の演技と一人演技を楽しむ映画。画面はちょっと暗いので少し見づらいですが小屋の中での手首との「対決」の一人演技は見もので派手にやりあった後の姿が「ああ、やっぱそうだったんだなぁ」と。ちょっと強引感溢れる方法で離脱した右手がケインを徐々に浸食していくまで結構退屈ですが手首目線で出来事を映してくれたり意外に派手にやってる右手の動きはなかなかよかったかな。ホラーというよりサスペンスよりな感じがしますが、妄想と現実の悪夢で精神的に狂っていったケインを冷めた目で見るマラ・ホーベルの顔が印象的で子役らしからぬ存在感があったかと思いますが結局は妄想の世界で殺人鬼と化したケインが一番すごかった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2025-02-05 00:15:59) |
4. ワイルド・ボーイ
《ネタバレ》 サニーボーイの壮絶なる一種の伝記映画。ある町に来てしまったことからとてつもなく大きく人生を狂わされてしまい、家畜同然の育て方をさせられしまいには邪魔者を消すちょっとした殺人マシーンに作られるというそれはそれで異質なストーリーなのにその周りを取り巻く人物がみんな濃すぎて面白い。デブなのに豚の仮面かぶったらガチの豚にしか見えないポール・L・スミスの存在感もあるのにデヴィッド・キャラダインの見事な?(笑)女装の濃さがとんでもねえ。その存在が映画の中では普通なのがビビるけど演じ方もすごいし乳を飲まそうとするのもなかなかの強烈で胸毛が・・・(笑)二人が夫婦設定なのはトンデモですがこの映画自体ぶっ飛んでるので全然違和感がないのもなんか不思議。今まで命令されたことだけをやってきたサニーボーイが鏡で生まれて初めて自分の顔をどんなものかというのを見てから自我というものを覚え、セリフが一切なくほんとの体だけの演技でやってのけたマイケル・グリフィンの演技力も結構スゴイ。人が結構殺されてるけど直接描写自体はほとんどなく殺害後の姿をうまくとらえてて、人に勧めれるものではないけどBGMとスローモーションが効果的に使われていい意味で色々と変な映画デシタ。 [DVD(字幕)] 7点(2025-01-23 01:17:03) |
5. エンジェル(1983)
《ネタバレ》 犯人のサイコパスキャラをセリフなしで描けているのはスゴイ。ママとのツーショット写真をバックに生卵をナイフで割って吸い付くシーンなんてのはもはやキモイの領域。もうここで犯人の印象付けというのは完成しておりあとは「ザ・モンスター」同様狂気迫る犯人の演技を楽しめる面白い作品でした。高校生にはちょっと見えないけどドナ・ウィルクスが体を張った演技だったり晩年のL・Q・ジョーンズのような風貌をしたオッサンをはじめ娼婦の世界の中に生きる人たちの個性をそれぞれうまく描けてて全く殺してないしちゃんとストーリーに絡ましているのはよかったです。昼間は学生・夜は娼婦てある意味すげえ二刀流ですが、地元でそんなことしててバレないと思ってたのがちょいと不思議。それでうわーんて泣きつかれてもそりゃねー、うん。でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-01-21 02:00:35) |
6. ブラッド・ビーチ/謎の巨大生物!ギャルまるかじり
《ネタバレ》 オープニングからいきなりおばはんが砂に喰われてったのでギャルちゃうやんと思ったけどこれはただの邦題騙しで老若男女問わず喰われたり襲われたりするのは素晴らしい。超クセ俳優のジョン・サクソンと見た目が「ロッキー」のポーリーすぎるバート・ヤングが共演する映画じゃねえだろとは思いますがパニックの見せ方が結構うまくて喰われ方も巧いし砂の崩れ方も巧い。一定時間で人も喰われるし飽きもなく進むけど巨大・・?食虫植物ですかアナタ?なモンスターの造形と人が消えまくってるのに砂の中掘ったけどなんもなし!異常なし!なガバガバな判断で砂浜に自由に出入りしまくりゃそりゃ犠牲者増えるだろーと突っ込みたくなるのは間違いなし。爆破でおらぁぁぁぁ!!した後のビーチに神父が予言したアレなのかどうかは分かんないけど怪物の存在の予感を残したままの不気味なエンドクレジットはなかなか良かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2025-01-18 01:10:39) |
7. 殺人鬼(1983)
《ネタバレ》 晩年は刑事役ばかり演じてたブロンソンですが今回は日本でいう昭和気質的な法律がなんじゃい何としてでも挙げるんじゃいな昔あるあるな刑事で回りを巻き込む腕はいいのにある意味迷惑な刑事ですが、それ吹っ飛ばすガチ全裸の殺人鬼に大爆笑でスタイルのいい兄ちゃんが真面目な顔で全裸でオラオラするのはちょっと反則すぎてほんと笑う。結構な頻度で全裸で出てきてナイフオンリーでちゃんと殺害してくれて全身血のりたっぷりでしまいにゃ道路を全裸で大爆走。えーっと、全編にわたって股間をうまーく隠してるけどここだけはモノ自体は見えてませんがちょっと生々しくてアレ。男はいいけど女が見ると悲惨な気持ちになりそうな感じがプンプンですがイケメンさに異常者キャラが妙にあっててまだ見れる姿だったのでそれはよかったかなーと思います。シンプルに面白かったですが自作のアレだったり男女の裸率の高さだったり、色々とヤバい映画デシタ。 [DVD(字幕)] 6点(2025-01-10 01:49:06) |
8. ファイナル・オプション
《ネタバレ》 前半の中で人民の会がどういう会なのかを地味ながらもじっくりと見せ、その中に結構凄いことをやっててそれだけでも見ごたえがあるSASの訓練をうまーくストーリーに絡めてそれがフルスロットルで発揮されるクライマックスの突入シーンの迫力が半端ない。手際よくスキなし、敵を瞬時に判断し対応する様はほんとスゴイ。これだけでも何回でも見れるぐらいで映画とは思えないぐらいの出来。ルイス・コリンズの妙にあってる特殊部隊顔もそうだが最初は強気で行くけど所詮は操られている素人テロリストであるジュディ・デイヴィスの考えのなさがどんどんと露呈していき逆に追い詰められていく演技もなかなかの見もの。すべてが解決した後のマリクの会話がちょっと面白かったです。 [インターネット(字幕)] 9点(2025-01-09 21:54:33) |
9. ハロウィン5/ブギーマン逆襲
《ネタバレ》 何がしたかったのかさっぱりわからん。「4」から完全なるその後を描いてるわけだか喋らないときはなかなか名演技なのに喋りだしたら泣き叫んで結構うるさいジェイミーとマイケルをテレパシーではないけど二人を予知でつなげるのもさっぱりわからん。ほしてルーミスも「ルパン逮捕だー!」が口癖の銭形警部じゃねえけど「マイケルはどこだー!」化してる不死身すぎるマイケルハンターになってるのはほんと笑えます。見ていてこいつらこの後やられるんだろなーという匂わせ通りに殺されていくつまらなさと神出鬼没さと凝った殺し方はどことなくジェイソンっぽい感じがするけど大分影響を受けてるんだろうなーという感じはします。けどせっかくマイケルもすんげえショボい方法でルーミスにボコられて捕まったけどそのあとは正直イラナイ。もっとましなやり方あるだろと言いたくなること間違いなしですし、今までの流れを完全に無視したのはちょっと無理ですこれ。 [DVD(字幕)] 3点(2024-12-25 01:45:53) |
10. 獣人ヒューアニマ
《ネタバレ》 ちょっとした谷だか森だかどこにでもありそうで、クマが出てくるような場所に新規キャンプ場をオープンってさぁ、全然キャンプするロケーションじゃないよねこれ。それにキャンプをしに来てるというより森を破壊しに来てるキャンパー(笑)そうだろなーと思ってたらやっぱりそうだった獣人がうろちょろ頻繁に出てくるくせに全然人を殺さない序盤1時間弱と人を殺しまくる後半30分のギャップの意味がさっぱり分かりませんが、この映画自体も何がしたかったのかさっぱりわからさすぎて笑えます。えーっと、あなたの会社が運営してるキャンプ場で殺人事件が起きてるんですけどなんで犯人捜ししなくていいよって爽やかな顔で言えるのかが謎すぎてこれもまた意味不明。唐突に出てくるけどどう見たって無駄すぎるガス大爆発と感動の再会の5秒後だか10秒後にあぼーんしたパパが最高にクールでした。 [DVD(字幕)] 3点(2024-12-21 01:35:08) |
11. トランサーズ/未来警察2300
《ネタバレ》 見た目がオッサンすぎるティム・トマーソンと美人すぎる見た目なヘレン・ハントのラブシーンは今の時代なら色々とヤバすぎて面白い。なのでセリフは近未来に進歩してんなーだけど雰囲気が全然時代が進んでるように見えない2300年から1985年にタイムリップしてこようが憑依しようがなにしようがインパクトが薄いので何にも入ってこないつらさ。ヘレン・ハントが出ていたからこそこの映画が成り立ってようなもんだ、はい。もうちょい見た目がおっさんぽくない人キャスティングできなかったのかなぁ。中途半端にすごくないアクションとちゃちい特撮とレーザー銃はなんか笑えますしトランサーの憑依された人が消えるのは全く説明がなかったのですが、、、なんで? [インターネット(字幕)] 5点(2024-12-17 17:30:18) |
12. ハロウィン4/ブギーマン復活
《ネタバレ》 マイケル・マイヤーズさんがジェイソンのような怪力の持ち主になり、ジェイソンのような情け容赦なしな殺人を繰り返し、ジェイソンのような神出鬼没さを持ち、、、、えーっと?これって「13日の金曜日」でしたっけ?(笑)不死身のルーミスさんは出てきてもうろちょろするだけで特に何もすることなく、最初の火傷後からどんどんボロボロになっていく変な面白さと色々と面白い殺し方をしてくれるマイヤーズさんカムバックで町が揺れるさまと町がボロボロになっていくのを見ることしかできない保安官の苦悩、なんでハロウィンの日に輸送するねんというツッコミをしながらみれるけど序盤で川に落ちた救急車の車体にめちゃくちゃ血が飛び散ってたけどあれをみてただの落下で判断するのはちょっと無理がありすぎ感たっぷりでした。 [DVD(字幕)] 5点(2024-12-15 00:55:18) |
13. 人間解剖島ドクター・ブッチャー
《ネタバレ》 グチョグチョの死体と食人族が死体に貪りつくシーンや解剖シーンなどのエログロスプラッターを楽しむだけの映画であり、ストーリーなんか正直どうでもいいぐらいに残らないし、残るのはアレクサンドラ・デリ・コリの全裸と股間に前貼りをして動きまくるアジア系食人族のみ。強いのか弱いのか全く分かんないし人を襲うにしても大分柔いようなキャラで脇役としてせっせと働いたゾンビの立ち位置がとっても可哀そうな感じでマッドサイエンティストと食人族の存在感の濃さにボロ負けなのもとっても可哀そう。細かいことを気にしてたらもやもや感しか残らないのでその辺は無視するといいかもしれません。序盤の医学生に向けた実習シーンで解剖し始めたと思ったら雑談すんなぼけーとキレて実習終了出てイケーとさ吠えてそこでやめるんかぃ!と突っ込みたくなるほどの解剖途中のモルグをほったらかしでやめちゃうのはとても面白かったです。えーっと、臓器出しっぱなし?(笑) [DVD(字幕)] 5点(2024-11-11 22:06:49) |
14. ドラキュリアン
《ネタバレ》 「グーニーズ」のような冒険型ではないですが、フィルムモンスターを現実世界に怪物として登場させたホラー要素薄目のティーンコメディ。半魚人の演じた人の苦労話やスタッフの苦労話を聞くと血と汗がほとばしるほど一つのモンスターを作るのに頑張ったんだなーってな感じなのに扱いが結構雑というか見た目が「プレデター」(笑)「大アマゾンの半魚人」をイメージして作ったそうだが顔のインパクトがあっても存在感のインパクトが・・うーん。狼男のオッサンの方がオーバーリアクション的な動きをしてよかったけど、ミイラ男のお前なにしとんねんに比べたら全然マシですが。ドラキュラの極悪感とフランケンシュタインのすんげえいい人なキャラの対比が面白く、子供たちのワイワイガヤガヤ感と大人たちの何が起こってるのかわからないワイワイガヤガヤ感が絶妙にマッチして本編が短い分テンポよく進んでたかなと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2024-10-15 22:34:31) |
15. メッセンジャー・オブ・デス
《ネタバレ》 60歳後半になってアクションもきつくなってきたのかショットガンすらほぼ持たずにほかの出演者に銃撃戦やアクションを任せる手抜きっぷり。軽いアクションじゃね、物足りないんすよ。ピックアップトラックとコロラド水道のタンク車のカーチェイスもトラックがおもちゃみたいな扱いでなんか面白かったけど滑稽でよくこんなバカバカしい内容で作ったなぁという感じ。迫力ないし、ブロンソンお前なにやってんの?だし、わざわざ自分から挟まれに行かなくても・・・はい。宗教と兄弟げんかを引き出してビーチャム一族を滅亡の危機へと巻きませた土地の利権問題となんか複雑そうに見えて全然複雑じゃなかったストーリーは意外に退屈でしたが、とっても弱い殺し屋とどんな終わり方やねんと突っ込んでしまったラストショットのブロンソンの顔はどうしようもなかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2024-10-14 01:58:50) |
16. 猟奇!喰人鬼の島
《ネタバレ》 前半は痴話ではないけども仲間内で島の中を喋りながらウロチョロするのがメインでスプラッター度はだいぶ薄めでやや退屈。50分を過ぎたころからやーーーっとDVDのパケに載ってるようなシーンがオラオラ始まるのでそれまではどうでもいいじゃないけどちょっと長すぎ。とっても些細なきっかけで気が狂って?遭難してるのにどうやって生還したのかが謎すぎな喰人鬼を演じるジョージ・イーストマンの見た目が手の込みすぎなほどキ〇〇イでほぼセリフがなく雰囲気だけで迫ってくる姿はある意味コワキモイ。ストーリーなんか無視してとりあえずはスプラッターとちょっと暗いけど引っこ抜いて赤子に食いつくとこと自分の臓器を食いながら絶命する大サービスシーンだけでおなか一杯ですがめっちゃ近いとこに斧持ってお前おるんかーいっていうツッコミをいれたくなったのは秘密です。どう考えてもその場所で突っ立ってるのはないやろ・・。 [DVD(字幕)] 5点(2024-07-12 01:53:34) |
17. デス・ゲーム/ジェシカの逆襲
《ネタバレ》 密猟者が保護区域内に住む女性にちょっとおちょくられたので遊んでやるかー的な行動がどんどんサバイバルな展開になっていく映画。なんでそこまで執着すんの?というかおちょくられたからってそこまでやる必要あんの?な感じたっぷりでむかついたからやってんのか遊びでやってんのかがちょっと分かんない。オーストラリアの荒野を使って孤立感をうまく出してて舞台はいいんだけどやってることは車で突っ込んだり何かを壊したりとシンプルではないけどもありきたりな手法だったので少し物足りない。でも密猟者に甚振られるカサンドラ・デラニーの半裸姿の体を張った演技で追い詰められていく姿は結構スゴイ。「私が何をしたのよー」な不条理な世界を作ってますが、誰も得しない、結局は負しかのこらないラストショットはちょっと残酷でしたね。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-07-10 21:47:05) |
18. 未来帝国ローマ
《ネタバレ》 リズ・オルトラーニの音楽は重厚でカッコいいんすよ。近未来都市ローマをミニチュアで表現してるのも手の込んだ事をしてなかなか凄いんすよ。でもSFがちょっとショボすぎて・・はい。TVでやってた頃の「ウルトラマン」で見た事あるような特撮を使うのはちょっとどうかなーと思いますし、何をもって面白いと言えるのかよくわからないストーリーだったり、20人という死刑囚を集めて殺人ゲームという名の殺し合いをさせるのはいいけどもみんな全身甲冑を着て戦うんもんだから誰だ誰だかわかんねー。しかも中身もしょっぱさを感じる薄さ。そんな程度のゲームでわざわざ死刑囚を集める意味よ・・・。まぁそもそもでいうと人を殺して稼ぐ殺人レースのスターライダーってなんやねんですけどね(笑)近未来感が溢れてるようで全然溢れてないルチオ・フルチのSFを作る感じが全く感じられない中途半端なスプラッターを絡めた変な映画デシタ。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-07-06 03:06:49) |
19. エースの中のエース
《ネタバレ》 ボクシング経験者であるジャン=ポール・ベルモンドが力を抜いた心地よい演技をしてるなーと思ったらいきなりシリアスな演技に変わったり、ベルモンドのメリハリの利いた演技と全体的にコメディタッチで面白おかしくナチスを描いて途中ニヤニヤしっぱなし。途中実際のオリンピックの開会式での各国の行進シーンを混ぜてヒトラーの威厳を出してきて印象づけした後に出てくるこの映画の中でのヒトラーの変にドジだったりマヌケだったり、風刺の仕方もなかなか面白いし子熊の親が踊っとんかいと思うぐらいの登場の仕方は爆笑もん。コメディなのにアクションも結構スゴイし、子供を混ぜて仕上げたカーチェイスシーンはベルモンドのちょっとしたガチスタントも見れるのでこの辺作り方がすんげえ上手いなーと唸っちゃったぐらいです。ボクシング代表コーチの設定はいずこへ・・・?な感じに後半なっちゃうけどちょいちょいセリフで織り込んできてるのでヨシとしましょー。 [インターネット(字幕)] 8点(2024-06-28 23:17:54) |
20. 監獄アマゾネス/美女の絶叫
《ネタバレ》 オープニングがなかなかクールでバカだなーこいつらと思ってたらそのあと出てくるやつほぼ全員キャラ濃いやつばっかりクセ強いやつばっかりで面白すぎた。どう見ても少年院に来る年齢に見えない顔がチラホラいるのはご愛敬ですが女囚ボスのチャーリーとデブ看守のエドナの尋常じゃないキャラの濃さは映画史上に残るレベルだと個人的には・・・、服装・体形含めもう強烈を超えて尋常じゃない存在感。もちろんツッコミどころ満載ですが見ていてこいつらが何をやってくるのかが結構ワクワクしてしまうのも面白いし、なんでここに収容されているのかがさっぱりわからんリサへのちょっとした集団リンチ風な虐げや精神的な追い詰め感も過去のトラウマをちゃんと絡めて意外に上手くできているのも驚き。一番マトモなのが新任で来た医師と主人公だけという色々とめちゃくちゃですがかえってそれが話を盛り上げててよかったかな。収容されてる女子の格好が下着姿が大半で露出度バツグンで結構全裸や半裸も映してるんだけどデブのエドナがちょいちょい絡んでくるお陰と男子自体あまり出てこない分エロスを感じないのはなんか不思議な感じでしたがラストショットで出てくる絵ででそんな交通量の多い道路に面してたら脱走ってすぐできそうな感じがプンプンしたのは秘密です。 [インターネット(字幕)] 8点(2024-06-24 03:53:41) |