1. イースター・パレード
最初の方でアステアがパートナーで恋人だった人の捨てられて、やけっぱち声をかけてしまったジュディガーランドに対してパートナーとして乗り気がしないので、街中で男たちが振り向くようだったら考えてみると難題をぶつけて一緒に歩くシーン。 アステアの前を歩くジュディガーランドを男たちがみんな振り返ってみている。 このシーンだけで7点。 ジュディガーランド大好きになりました。 [地上波(字幕)] 7点(2021-05-03 22:16:49) |
2. ロープ
最初に見たときに、あまりスリリングじゃないなと思っていたのを思い出しながら、ひさびさに見ました。 スリリングじゃないと思った理由がなんとなくわかりました。 役者のオーバーアクションが気になったから。ジェイムズ・スチュワートでさえも、そう感じてしまいました。時代性もあるのでしょう。 犯人のふたりがやけに親密なのは実際の事件では二人が同性愛関係だったからなんですね。当時は、その辺は規制でもあって描けなかったのかな。描けていたらどんなものになったか興味がわきます。 [地上波(字幕)] 3点(2014-09-03 14:52:21) |
3. 素晴らしき哉、人生!(1946)
「オペラハット」以降のキャプラらしい映画だと思いました。加えてジェームズ・スチュワートらしい役柄。残念なのはこの映画をみて素晴らしき哉、人生とは思えなかったこと。天使が見せるジョージのいない世界が、そんなになってしまうのか?と思えるくらいひどいものというのもありきたり。蝶を踏んでしまったので世界が変わってしまうと言う方がよっぽどリアルな気がする。素直に見られませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-31 22:12:17) |
4. 郵便配達の学校
印象には残りにくい映画ですが片田舎の長閑な風物詩みたいな感じで楽しめました。「ぼくの伯父さん」などよりも短かったのが良かったかも。ジャック・タチは長編は辛いときがありますが短篇は楽しいです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-20 17:37:06) |
5. 大いなる遺産(1946)
《ネタバレ》 モノクロの映像が独得の雰囲気を醸しだしていて良かったです。ただ、ずっと引き延ばしておいて、あのラストはハァ~っていう感じで肩すかしでした。古典映画の良さと欠点を両方とも味わえる映画です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-03 00:07:16) |
6. 我等の生涯の最良の年
《ネタバレ》 この映画でオスカーを受賞した実際に義手だったホーマーが映画にリアリティーを与えていました。カフェで、この戦争は意味がなかったという男に、実際に戦争から戻ってきた主人公が、怒って殴りつけるシーンは色々と考えさせられました。数年前にディクシーチックスがブッシュ批判をしたときに、実際に戦争に行っている人への冒涜だと非難されたことを思い出しました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-24 15:06:34) |
7. 幽霊紐育を歩く
《ネタバレ》 1940年代の映画ですが、いま見ても楽しめます。生き返った主人公が一目惚れした女性のために乗り移った男の悪を公表しますが、いくら乗り移ったのが他人とはいえ、その男の会社の社員などの立場を考えれば、もう少し悩んで欲しかったと思ったりしましたが、勧善懲悪をはっきりさせていた時代性ですね。リメイクの「天国からきたチャンピオン」は悪妻のダイアン・キャノンが、どうしようもないタイプで魅力的でしたが、こちらのリタ・ジョンソンはおとなしすぎたのが残念です。個人的には天国のクロード・レインズがどっしりとして気に入りました。個人的には「天国からきたチャンピオン」のセンチメンタルさの方が好きです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-30 08:13:45) |
8. わが谷は緑なりき
《ネタバレ》 フランク・キャプラのコメディ以外の作品など、この時代の映画はいま見ると甘すぎるものが多いけど、これは甘さと苦さの両方が伝わる秀作でした。意味なく生徒をいじめる教師、学校に行った初日にいきなり殴る蹴るをする同級生など、なぜそこまでするのかという理由がわからず、やや強引かなと思いましたが、今に置き換えても古さを感じないストーリーと、全編に漂うやるせないに感動しました。主役脇役それぞれが生きています。白黒の映像も美しかったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-22 03:41:00) |
9. 教授と美女
《ネタバレ》 のんびりした時代を反映させる映画だけど、敗戦後どんな状態の日本で。どれくらいたってから初上映がされたのだろうと思ってしまいました。研究一筋でオタクと言ってもいいくらいのの教授たちを見ていると、未経験の役柄なんだろうなあと思いました。いま日本で増えている高年齢未経験の最先端みたいです。面白いパロディが出来そうだなあと思ってみていました。そういえば「40歳の童貞男」って映画がありましたね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-02 09:32:14) |
10. オール・ザ・キングスメン(1949)
《ネタバレ》 日本での公開が何十年も遅れた映画でした。途中まで見るとラストが想像できてしまい目新しさはないのですが、キャプラ映画のように古き良き時代、正義はかならず報われる的な空々しさはなく、この時代も今も政界の腐敗は変わらないんだなあとシビアに見てしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-11 05:00:16) |
11. チャップリンの独裁者
当時の時代背景、この映画が作られた経緯などは、過去の歴史を紐解けばわかるのですが、そこを考慮しても、あまり面白さは感じませんでした。最後の演説は、相田みつをか326の言葉をみた時と同じような、言葉の裏に隠されいる本人の業が見えてきてしまって違和感を感じてしまいました。個人的にはメッセージを言葉で表さずに伝えてしまう映画が好きです。地球の形の風船を飛ばしてついていくところは面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-12 02:40:08) |
12. チャップリンの殺人狂時代
遅ればせながらやっと見ることができました。後半の有名なセリフなど見所はたくさんありますが、面白く感じませんでした。ただ、過去に見た漫画や小説、映画など、この映画のシーンやセリフに影響を受けてモチーフにしているのかと思うものをたくさん思い浮かびました。そう言う意味で面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-12 02:35:23) |
13. 逃走迷路
タイトルを見て思い出せずに、もう一度見始めてかつて見たことがあることに気がつきました。同じ逃げるにももっとやり方があるだろうにと思いながら見ていました。 4点(2005-02-22 09:01:45) |
14. バンビ
今見てもしなやかなバンビの動きは当時のディズニーアニメの質の高さを感じさせます。スカンクとバンビが花の中で鼻をつき合わせるシーンが大好きです。 7点(2003-09-22 10:24:01) |
15. ダンボ(1941)
仲間はずれのダンボ。サーカスで白塗りされるダンボ。ピンクの象の夢を見るダンボ。そして空を飛ぶダンボ。ダンボ~!(ベイブのレビューと同じになってしまった)。この手の映画は大好きです。もう一度見てみたいです。 8点(2003-09-22 10:14:12) |
16. ガス燈(1944)
鉄腕アトムの影響でジョセフ・コットン大好きです。それほど怖くなかったけどバーグマンの恐がり方が怖いです。他の映画じゃないけど彼女は鼻が高いなあと関係ないことを考えてしまいました。 5点(2003-09-22 10:05:02) |
17. 市民ケーン
いろいろな小説やドラマでよく引き合いに出される「バラのつぼみ」。スヌーピーでさえ口にしています。とりあえず見ていない人は見ておきましょう。そしてふ~んと思ったら、それでいいじゃないですか。 5点(2003-09-22 10:01:54) |
18. 自転車泥棒
むかし、自転車置き場で自転車を盗まれてしまい、近くに似ている自転車があったので乗って帰る途中で、警察につかまりました。この映画ではないけど自分がやられたから、しかたなくっていうのは許されないですよね(コネのある人は、ある程度何をしても許されるので別ですが)。補導されたときに、この映画のセリフを言っていました。生意気だとさらに罪が重くなりました。今だったらもっとカラリとしていそうです。時代を感じさせる映画ですね。 6点(2003-09-02 00:58:03) |
19. ファンタジア
きれいで、楽しくて、わくわくして、ディズニー映画の中でも特に大好きです。何度見ても見惚れてしまいます。音楽に乗って動くディズニーのキャラの愛らしいこと、この上ないです。 8点(2003-08-03 05:41:10) |
20. 第三の男
チターの音とラストのシーン。観覧車をバックに下からのアングルの映像。暗闇から出てくるシーン。いろいろな場面が心に残ってます。 7点(2003-08-03 03:09:35) |