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プロフィール
コメント数 346
性別 女性
年齢 38歳
自己紹介 このサイトに来はじめたころは高校生でした。

いつの間にか社会人になり、母になり、役職になり、楽しくやっていたのだけれど、いつしか家との両立が難しくなって転職することに。

新生活、不安はあれど楽しみです(⁠^⁠^⁠)
今年もよい映画にめぐりあえますようにー!

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1.  ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ 《ネタバレ》 
12月に見たかった。公開は梅雨の時分で、スコールみたいな大雨の中映画館へ向かった。それでも季節を忘れてゆっくり浸って観ることができたから、映画はやはり映画館で観たい。 雪の降る1970年12月、寄宿学校で、高潔な変わり者の高齢教師、戦争で息子を亡くした学食に勤める黒人女性、両親に悩みを抱える男子生徒の3人が、約2週間のクリスマス休暇を過ごす様子を描いている。 "休暇の監督者ではあるが、生徒たちへくれぐれも人間らしく接するように!"と校長から言い渡されるところから物語が始まるように、彼はかなりズレた教師。 みんなどこか他者を寄せ付けず孤独に過ごしているが、それでも何日間も深く関わるうちに、たくさんの話をする。普段ひとに話さないようなことも。オーナメントの無いクリスマスツリーを用意して、満足気に見せるずれた先生が、だんだんと好ましく思えてくる。 それぞれに隠していたことが明らかになり、知った側がそれを受け入れて心を通わせていく様子にこちらも心が温まった。 この休暇がなければ、彼は人生であんなことを言うことは無かったのだろうと思う。車に乗って学校をあとにした彼のその後も観たい気持ちになった。 生徒が自分のことを話しながら教師に心を開いていく様を見て、グッド・ウィル・ハンティングを思い出した。どんな感想をここに残したのかと辿ったところ、レビューを書いていないことに気づく。殆どの重要なシーンを覚えているくらい大好きな映画だけれど、またいつか見た時に改めてレビューを書きたい。
[映画館(字幕)] 8点(2024-07-14 10:28:40)
2.  チョコレートドーナツ
誰かに必要とされ、愛される居場所があることは幸せだと思う。 そんなものは要らないと言うひともいるかも知れないが、少なくとも私はそうではない。 世の中色々あるけれど、すべての人が幸せであってほしいと心から願います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-05-30 20:01:11)
3.  フェイブルマンズ 《ネタバレ》 
期待していたストーリーとは異なるものだったけれど、長い時間だったのに最後まで見入っていた。映像化することで昇華させたい思いがあったのだろうと感じた。 幼い頃から映画に魅了されながら育ったスピールバーグ監督自身の生い立ち、というよりも、自身の家族に起きたことがメインテーマ。自伝的映画と言われながらとりわけ母について描いている。母の想いにいち早く気づき反発しながらも、自身と同じく芸術家のような彼女を理解者だと思っていたのだろう。 風変わりだけどとてもチャーミングな母は、家族のみんなから愛されていて羨ましかった。彼女に想い人がいると皆が知ったとき、「ママにとってパパは聴衆で、ベニーは楽しく笑わせてくれるひと」なんて娘の台詞は都合の良い創作だろうけど。それでも、このところ理解できないと思っていたことが腑に落ちるような台詞だった。ベニーと過ごすことを選べる人生なんて、普通じゃ起こり得ない。けれど、よかった、幸せになってほしいなと思いながら見ていた。隣のひとは私の心持ちを知ることなど無いだろうと思いながら。「すべての出来事には意味がある」というのなら、私も私らしく好きなように生きていきたい、ゆるがない自信を持って。この自由な母を見て思った。 ラストは、あれ!?終わっちゃうの?とも思ったけれど、スピルバーグ監督からの、未来の映画監督さん達へのエールかなと思い鑑賞を終えました。
[映画館(字幕)] 7点(2023-05-21 07:35:54)
4.  ケイコ 目を澄ませて 《ネタバレ》 
見始めはとっつきにくいヒロインだと思っていたのに、見ていくうちにケイコを通して自分の中に色んな感情が湧きおこるのを感じた。 他者に関心がなく、あまり笑うこともなく、いつもどこかぶっきらぼうなケイコ。 自分をプロの世界に見出してくれた会長やトレーナーとは手話など無くてもコミュニケーションの取れる一方、手話で会話こそしていても、家族とはうまく通じ合えない。 もうケイコの一部と言っても過言でないボクシングジムが閉鎖してしまうのは、言い表せない葛藤があっただろう。 どんな気持ちで、何を考えているのか??セリフの無いヒロインに不思議と惹かれていきます。  最後の『じゃあ、また』を受けて、ケイコは何を思い走り出したのか。その後が気になるラストシーンが余韻を残します。  念願叶って三宅監督の映画をようやく劇場で見られました。子供たちのだれかが赤ちゃんだったり、自分の忙しさにかまけたりして、10年近く劇場に足を運ぶ機会を逃し続けていました。 秀逸なショートフィルムも、またいつかどこかで観られたらいいなと願っています。
[映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2023-01-04 22:51:32)(良:1票)
5.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 
ラスト10分の着想が素晴らしいと思います。ふたりのタラレバなんですが、とても幸せに満ちていて、あんなの観たら泣けてしまいます。あの時こうだったら?違う選択をしていたら?誰しもが思うことをなんて素敵に現したのか。 そして、「シェルブールの雨傘」を思い出すような、別れた2人が再会してしまうシーン。あちらは雪の中、戦争によって引き裂かれた二人のもの悲しさがありましたが、本作の再会には、切なさと甘酸っぱさの中にも、前向きなメッセージがありました。ステージ上のセバスチャンからの視線は温かく、「お互いに夢を叶えたね。これでよかったんだ。さあ、行って」と、ミアの背中を押してくれるのです。 上映当時、デートで見てはいけない映画と聞いたことがありましたが、私もふと、元気でやってるんだろうか?と昔お付き合いしてた方(実際ジャズや昔の音楽を好む人間であった)に思いを馳せました。今なかなか時間も取れず、そう沢山は観られないのだけれど、やはり映画を観ると色々な感情が湧いてくるのがいいですね。
[地上波(字幕)] 8点(2020-06-24 23:36:53)
6.  JAWS/ジョーズ
スリル満点。もう自分もいい歳なんだけど、鮫が出てくるやも!というシーンはハラハラドキドキして怖かった。鮫がひとを襲ってくるので戦います、という非常にシンプルな話なのだけど、次だれが襲われるのよー!?と、徐々に緊張感を煽っていくのがうまいですよねえ。高校生のときに見た「激突!」も同様に、ただ“追われる”シンプルな話なのに面白くビックリしたのを思い出しました。
[地上波(字幕)] 7点(2020-06-24 23:14:47)
7.  セレンディピティ
ケイト・ベッキンセールが可愛い!行動力があっていーですなあと思いつつも、いやーこんなこと絶対出来ないだろ、というのが率直な感想。どちらかというと私は、人生は偶然の繰り返しでなく、すべて自分に必要不可欠な出来事の積み重ねだよなー、と思う。幸福なことも不幸なことも、自分のために起きたことなのだろうと。みんな幸せならそれがいちばんだけど、関わるひとが増えてくるとだんだんそれが難しくなってくるよねえ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-25 23:13:02)(良:1票)
8.  そして父になる 《ネタバレ》 
主人公の子供よりも幼い子を育てていますが、とても恐ろしい話だと思いながら鑑賞しました。何より観ていて終始いやな気持でした。決定を急がせ、子供の交換をさも同然のように言う病院も、二人とも自分の子供にしてしまおうと画策する父親も。夫と分かり合えない妻(母親)の姿も。全く対照的な暮らしをしている二人の子供も。ですが、終わり方はよかったです!カメラに残っていた子供が映した自分の寝顔を見てやっと、「父」になり、初めて子供と対話することができます。とは言え、遅すぎますけどね…。多くの父親とはこういうものなのでしょうか?うちのイクメン且つ私より家事の出来る夫というのは希少なんだろうな~。
[地上波(邦画)] 7点(2016-05-17 13:51:37)
9.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 
さすがロベルト・ベニーニ!という映画でした。二人がお家に入って、朝を迎えたと思ったら息子が出てくるシーン、素敵でした!息子を守り続けたお父さんが助からなかったのはとても残念だけれど、不思議と救われた気持ちになる映画でした。夫婦共演というのも素敵。本当に仲良しの夫婦なんでしょうね。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-04-02 16:59:30)
10.  ディパーテッド 《ネタバレ》 
正しいことをしているのに不運極まりないディカプリオと、犯罪者と密通しながらトントン拍子に出世していくマット・デイモンが対照的。面白かったけど、コステロの最期と、最後の20分の作りが荒いなあ。結局コステロとは何だったのか?彼女のその後が気になってしまうんだけど、大丈夫なの??
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-01 17:11:42)
11.  少年と自転車
引き込まれるように見入った映画でした。私も少年のように自転車で風を切り、そうして色んなことを忘れたものです。いま思うとどれも大したことではなかったけれど、自転車とは前向きな乗り物だなあ。信じた友人(悪友)に裏切られ、父親にも拒絶されたシリルがサマンサに心を開いていく畳み掛けるような展開が見事。結末は「?」ですがサマンサがいち早く異変に気づき、病院に連れていくシーンが浮かびました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-02-01 16:13:33)
12.  ハート・ロッカー
戦争は麻薬である、という冒頭の引用そのものの映画。経験した者にしか分からないが本作の舞台は現代であり、現実味を帯びていて臨場感があった。今年は終戦から70年。かつて戦争が当然にあった時代を生きた人々の苦労は計り知れないと思うと共に、平和呆けし過ぎた日本人はこれからどこへ向かうのかな、とぼんやり考えさせられる映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-31 21:16:44)
13.  (500)日のサマー
何よりズーイー・デシャネルが可愛くてハマリ役でした。少しエキセントリックでオシャレなサマーは、ここ数年でもとりわけ可愛い!と思ったヒロインです♪両親が離婚しているせいかちょっと屈折しているのはしょうがない…かもよ。まあ、私がトムだったら同じくビッチ!と冒頭で言ってしまう位のひどさでしたけどね。最後に希望を残して締めくくる爽快な映画でした
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-06 23:24:10)
14.  トゥルーへの手紙
映画館で観る映画としては破綻しているけれど、お洒落な喫茶店でBGMよろしく流れていたら素敵です。リルケの詩や、キング牧師の演説、エリザベス・テイラーとの思い出等々、美術展に並んだ作品を散りばめたような映画でした。確かに世の中は光速で変わっていて、私もそのスピードに少し遅れながら過ごすのが精一杯。普遍的なものを愛しましょうという監督のメッセージには同感です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-04 23:31:28)
15.  スウィート・ノベンバー 《ネタバレ》 
そういえばこの頃エンヤ流行ってたな~、なんて懐かしく思いながら鑑賞。結論から言うと観た後モヤモヤしたままジ・エンド。中盤までは謎めいた魅力的な女性だったのですが、病気が発覚してからストーリーと共に残念なことに…。彼のなかで永遠に美しいままでいたいなんて、残酷な話だ。1ヶ月ごとにリセットする人生って幸せなのかなあ。何より、この役のシャーリーズ・セロンは正統派美人に見えないのが不思議。かと言って最近流れているDiorのCMでは修正され過ぎなのかメスを入れてしまったのか絶頂期の美しさは何処へ?という感じですが。仕事人間から一変して彼女に尽くしまくるキアヌの歌声は珍品と言えます。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-12-27 23:04:22)
16.  マッチスティック・メン 《ネタバレ》 
中盤まではとっても面白いのに後半ずっこけてしまったと、5点位かな~と鑑賞直後は思った。でも、いくら詐欺師とは言え、自分の血を分けた娘がこの上なく大切な存在だったんだと思い直し7点としました。私にとっては、娘が実は存在していなかったというオチがものすごく悲しかった…。14歳の女の子を演じたアリソン・ローマンが当時22歳だったということが一番の詐欺!いい意味で◎
[CS・衛星(吹替)] 7点(2014-12-27 22:55:25)
17.  キングダム・オブ・ヘブン
グラディエーターのほうが数百倍面白かったな。あちらはフィクションで、こちらは割と実話に忠実のようなので比較してはいけない??主演のオーランド・ブルームがかなり地味に感じました。ノートン、どこに出てたのか…?全く気づけなかった自分にガッカリ!!
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-12-27 22:48:48)
18.  人生万歳! 《ネタバレ》 
人生は一瞬。楽しく過ごせればなんでもあり、形に捉われずあなたが幸せになる方法を探しなさい、と語りかける映画。若いネーチャンと結婚したり、男二人と暮らすお母さん、ゲイに目覚めるお父さん…(^o^;)と、事例が突飛過ぎますけどね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-23 05:24:57)
19.  モテキ
面白かったし長澤まさみが息を吹き返したように可愛かったし選曲がすばらしかったけど、だらしない人間ばかりで1つも共感できなかった~。既婚者と付き合っていながら、あなたと付き合っても成長できないってエライ傲慢な女だなぁ。いつ真木よう子が絡むのか?と思ったらエンドロール。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-11-23 16:43:03)
20.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 
面白かった!!原料のプルトニウムどうするのかな~?と思ったら、雷なんて!!この作品が面白いのはシンプルな材料でよく出来ているからだろう。ただ、帰ってきて良くも悪くも家族が別人のようになっていたら…。私はちょっと淋しいと思った。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2014-11-20 13:02:41)
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