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1.  ビューティフル(2009) 《ネタバレ》 
どうということのない住宅街に、隣家の挑発的な少女、不審な謎の家、そこにずっといる女性、と不穏な要素がじわじわと示されていく。この辺の、日常生活の範囲内にじわっと浮き出てくるスリルはなかなかでした。後半はそれを踏まえていろいろ行動が開始されるのですが、結局最後は、拡げた世界を畳みきれなくて、ありがち方面に逃げてしまった感じ。トリック的なオチの一幕についても、伏線もなければ必然性もなく、あまり機能していませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2025-05-19 00:46:28)
2.  スペースポリス
宇宙人がハンバーガーショップを足がかりに地球征服を企む、という馬鹿馬鹿しい設定は一応魅力的なのですが、中身は何もありませんでした。ただの殴り書きかと思う脚本のスカスカさからどうしようもないのですが、全体で統一されている映像の汚さにもびっくり。この人たち、作っていて何かまずいと思わなかったんだろうか・・・。
[DVD(邦画)] 1点(2025-05-17 01:51:39)
3.  ビューティフル(2007) 《ネタバレ》 
ヒロインがストーカー(だけではない)被害に遭って、さあどうなる、というお話です。なぜかこの人には、知人だろうが通りすがりだろうが、接する男が次から次へと迫ってきます。前半は、その点に絞った一直線ぶりになかなか迫力があり、特に、路上で倒れたヒロインに通行人の男が続々と寄ってくるくだりなどは、じわじわと世界が浸食される不気味さがあります。後半は、段々と人格が危うくなっていく描写にシフトするのですが、これはこれで一貫しているものの、全体としては、収拾がつかない方向に進んでしまったかなあ。前半のような、一般生活にさらっと紛れ込んでいる恐怖感みたいなものを、もっと見たかったところでした。
[DVD(字幕)] 5点(2025-05-11 23:41:55)
4.  1,300万ドルの女 女優誘拐計画 《ネタバレ》 
女優を誘拐してそのHシーンをライブ中継し、配信で儲ける!という、そんなもんいくらでも足がつくだろ、となるトホホな計画を大真面目に実行する作品。まあ、2002年当時なら、まだ斬新だったのかもしれませんが・・・。まあ、そうは言っても、そういうくだらない計画に真剣に取り組むという登場人物のスタンスは、嫌いではありません。よって中盤まではそこそこの内容で進んでいきます。ところが、後半は急失速で雑になっていて、まずクーリオのキャラが暴走してかえってスリルを削いでいますし、天才とのふれ込みで登場したはずのボールドウィンのキャラも、何も活躍しません。むしろ一般人色満載でおどおどしています。さらに、一応オチらしきものがあるのですが、それもなぜか終盤入口あたりであっさりネタばらしをしてますし。というわけで、最後の方のさらに雑なまとめ方も含めて、途中でいろいろ力尽きてしまったという感じでした。
[DVD(字幕)] 3点(2025-04-29 23:22:48)
5.  マガディーラ 勇者転生 《ネタバレ》 
400年前の悲恋譚が今日に甦って、というのはもちろんボリウッドの得意パターン。途中で回想というか前提となる過去シークエンスが延々続くのも、まあ想像どおり。というか、やっとこさ元に戻ってきたときには、そもそもどういう話だったか忘れているわけだが(笑)。ただこの作品は、さすがにストーリー自体が何もなさすぎという気がして、突然みんなで歌って踊り出すのが大好きな私でも、歌の部分の水増し感が拭えなかった。それでも、頑張って伏線を回収した最後の決戦のくだりは悪くなかったので、+1点。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2025-04-03 01:03:41)
6.  ヴァイブレータ 《ネタバレ》 
登場人物の言動も進行自体もやたら作為的な中盤までは、退屈だと思っていました。男が長舌トークの思い出話を繰り広げるあたりからは段々焦点が絞られて面白くなりましたし、ラブホでの入浴シーンもなかなか美しく撮られていましたし、最後のそっけない別れ方(そして何か言いたげな2人の表情)も、場を引き締めています。何でこの作り方で最初からできなかったのかな・・・。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2025-03-17 22:34:11)
7.  ラッシュアワー3 《ネタバレ》 
結局、クリス・タッカーが足を引っ張りまくりという構造は変わりませんでした。あと、ジャッキーvs.真田さんという夢の対決には誰もがおおっと思うはずなのに、わざわざジャッキーには慣れない殺陣をさせたり、動きが収縮する高層対決をさせたりというのもがっかり。この2人だったら、肉体躍動の衝突だけで十分な芸術になるはずじゃないの?それと、工藤夕貴のケバメイクにもがっかりでした。童顔の工藤さんだったら、その辺のお姉さんに見えて実は敏捷な凄腕、という見せ方こそが強みを表すと思うのですが。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2025-03-11 01:38:07)
8.  JOHNEN 定の愛
導入部はまだそれっぽく形になっているが、中盤以降は、前衛的にアバンギャルドに行こうという意思が透けて見えて、かえって収縮しているし、作品としても崩壊している。ただし、そんな中でもひたすら存在感を発散して目を引き続ける杉本彩のオーラだけは、さすが。
[DVD(邦画)] 4点(2025-01-28 23:42:53)
9.  波(2001)
海辺の寂れたホテルに4人の若者が集って、さあどうなる・・・というなかなかそそられる出だしなのですが、結局何も起こりませんでした。大半のシーンが、その中の誰かと誰かがボソボソ喋っているだけで、もしかして脚本上の台詞なしで全部アドリブなのか?と思ってしまうくらいです。したがって、登場人物に個性も魅力も感じられません。全体のうら寂しい海辺や街並みの光景の撮り方は悪くなかったのですが、それをまったく生かせませんでした。
[DVD(邦画)] 2点(2025-01-11 18:07:36)
10.  宮廷画家ゴヤは見た 《ネタバレ》 
導入部で、娘が異端者の疑いをかけられ、その方向で進んでいくのかと予測する。しかし、父親が逆に拷問官を拷問にかけ、しかも進退窮まった拷問官は逃亡するという、作品基盤をひっくり返すような驚くべき展開。そのあたりも、役者の自然な芝居と周到に練られた脚本によって、自然と納得させられてしまう。中盤では、フランス革命の影響がもたらした野蛮さと反知性を堂々と描写した上で、必然性のあるラストになだれ込んでいく。フォアマン監督ならではの安定した進行です。作品としてのキズは、アリシアをあんな蓮っ葉な人格設定にする必要があったのかということ(そもそも現代の人物に見えてしまう)。むしろ、目立たない普通の人にしておいた方が、すれ違いの悲劇性も際立ったのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2024-12-30 00:22:13)
11.  レセ・パセ 自由への通行許可証
ナチス支配下のパリにおいて、映画関係者二人がいろんな運命をたどる。という話のはずなのだが、それほど陰鬱な雰囲気はなく、割と登場人物は元気である。というか、いろいろ危機が迫っているはずなのに、撮影はそれはそれで行われ続けている。というわけで、あまり追い込まれ感はなく、一方で作品のテンションは割と高めなため、尺の長さも相まって、中距離走のペースでマラソンを走っているような、妙な感じでした。あと、似たようなシーンの似たようなやりとりが多いのも気になりました。
[DVD(字幕)] 5点(2024-12-14 22:31:04)
12.  マリと子犬の物語
人物設定から脚本から展開から、すべてがステレオタイプ、すべてが凡庸。地震の撮り方だけは不自然なほど気合が入っているが、結果、かえって制作側がその地震に依存してしまっていることを明らかにしてしまっている。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2024-12-10 23:48:19)
13.  ムーンプリンセス 秘密の館とまぼろしの白馬 《ネタバレ》 
単に少女が館でいろいろ冒険するファミリー系アドベンチャーかと思っていたら、予想以上にヘヴィな内容でした。いろいろ不気味な事象が発生していく序盤の過程はなかなかミステリアスですし、そこに古の発端の伝説も絡んできます。いい人なのかそうでないのかよく分からない叔父さんも印象的です。その辺の盛り上げ方に比べると、収束はあっさりというよりむしろ雑然とした感じで、せっかくの種々のキャラの登場がもったいないのですが、まあ、あまりシリアスに振るべき作品でもないということでしょう。
[DVD(字幕)] 5点(2024-11-25 23:07:22)
14.  ほえる犬は噛まない 《ネタバレ》 
もしかしたら凄く優れているかもしれない素材を、味付けもダシもなしで鍋に放り込んだだけのような、そんな感じ。切り込みの独自性の割には登場人物設定などは未整理なのだが、しかし、センスが光る場面もいくつもある。男が地下室ロッカーに隠れているシーンでの、どうでもいい怪談がもたらすスリル。ペ・ドゥナが赤ジャンパーを追いかけるときの、建物を遠景で捉えることでの距離感の表し方。そしてペ・ドゥナが犬を救出する際の、ぎりぎりの描写。しかしそれも、あまり着地しないまま終わってしまうので、その素材を半煮えのままで食べさせられたような、そんな気になるのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-10-28 00:47:24)
15.  サーチャーズ 2.0 《ネタバレ》 
オッサン2人組が、少年時代の件の復讐のために旅立つというコメディです。全体としてはオフビート系を目指しているっぽいし、またウエスタン系のネタもあれこれ放り込まれるのですが、どうも、作為的な域を出ない。つまり、脚本も芝居も頭で考えているだけなので、話が弾まないのです。アクセントとして片割れの娘を絡ませているのですが、これも今ひとつ機能していない。最後の「三角形構図」のクイズ合戦(!)も、本来ならここぞとばかりに笑わせてくれるはずなのですが、何か燃え上がらないままに終わってしまいました。
[DVD(字幕)] 4点(2024-10-26 18:18:16)
16.  不完全なふたり
中年の夫婦がああだこうだ語り合う数日間。というコンセプトのようなのですが、中心の2人は本当にただ喋っているだけです。どうもこれ、完成した脚本はなくて、その場でいろいろ作ったみたいなのですけど、それであればその手法はまったく成功していませんし、制作側の自己満足だけになっています。カメラのほとんどが固定で、しかも長回しがやたら多いのも、そうしてみたかったからそうした、という以上の意味が見いだせません。役者の即興性を重視しました、とかいえば聞こえはよいのかもしれませんが、これはただ単に創作の大部分を怠っているだけなのでは?
[DVD(字幕)] 2点(2024-10-05 23:55:11)
17.  草原の女 《ネタバレ》 
平原で牧畜をしながら暮らす母子の下に、何か過去のありそうな男が現れて、母子と一緒に暮らす。となればこれは内モンゴル版「遙かなる~」かと思いますが、まあそのとおりです。ただしこちらは、あれこれひねることなくシンプルに平原生活を追っていきます。ここでは、徹底して描かれる内モンゴルの広大な風景が見事です。また途中からヒロインの夫が現れて、そこでもあれこれがありますが、凜とした立ち位置を保つヒロインの美しさも見逃せません。ただ、そこからの話の広がりは今ひとつで、男の過去というのもそんなにひねりはありませんし、第一、あっさり喋ってしまってみんな認識が共通してしまう、というのも、心理の綾を削いでもったいない。結果、何か妙に落ち着いた感じで収縮してしまっていますが、それでも心に残る水準にはなっています。
[DVD(字幕)] 5点(2024-10-01 22:53:47)
18.  HIRAKATA
高校のステージに、同校出身のジャンヌダルク(実在のバンドのアレ)が登場する、という悪くないネタなのですが・・・とにかく、ライブ映像とドキュメント映像と創作部分がごちゃごちゃになっていて、当然ながら視点も定まらない(というかそういう概念がない)し、どこで何がしたいのかも分からない。作っている側が自己満足しているだけです。また、ホームビデオ以下かと思うくらいの安っぽい映像もかなりのものでした。誰か内容をチェックする人はいなかったんだろうか・・・。
[DVD(邦画)] 1点(2024-09-24 22:18:58)
19.  烈風 ACTION !?
2000年代に突入してなお、堂々と「カンフー映画」を撮ろうとした度胸は買いたいのですが、そこまででした。中身はただ単に「カンフーアクションを撮っているだけ」であり、前後の脈絡もつながりも何もありません。輪をかけて、素人のホームムービーかと思うような安っぽい映像、芝居を付けた形跡のない登場者の棒読みの羅列などが、脱力感を増幅させます。これ、関わった人の誰にとっても黒歴史なのではないかな…。
[DVD(邦画)] 1点(2024-09-18 18:37:23)
20.  ミッドナイトムービー
70年代に編み出された「深夜上映」というフォーマットから生み出されたカルト作品群6作について、背景とか影響を追ったドキュメンタリーです。とにかく、登場する監督や製作者がいずれも自信満々で、心底自分たちが映画史に残る名作を残したと思ってそうなところがいいです。カルト映画たるものはこうあるべきです。ただ、この中の何作かは私も見ていますが、それがそのまま面白かったかというと、そうでもなかったという根本的な問題があったりするのですが・・・。まあ、そんなこととは別に、一つの時代的な文化を追求して形に残そうというこの作品自体の姿勢は嫌いではないです。
[DVD(字幕)] 4点(2024-08-26 02:08:36)
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