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なんだかんだいってもやっぱり色即是空(VF-154)さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

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コメント数 244
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1.  ライムライト
小生が今まで観た映画の中でも、最も感動を覚え心に残った作品のひとつである。ストーリーはあまりにも切なく、ラストは思わず泣けてしまう程に哀しいのだが、けれども、観終わった後に希望と勇気を残してくれる作品でもある。・・・絶望に沈む若い踊り子を立ち直らせ、自身はかつての栄光を取り戻そうとする、あたかもチャップリン自身を重ね合わせたかのごとき、カルヴェロという初老の道化師。その人生の悲哀が巧みに描きだされている点、本作はまさにチャップリン映画の集大成と言って差し障りあるまい。好みは種々あろうことは承知しているが、この作品だけは是非とも多くの方に観てもらいたいと思う。本作では実の息子が恋敵(?)役として出演し、さらに「喜劇王」キートンとのすごいコンビが劇中で実現したことなども、興味深い点である。それにしても主演であるばかりでなく、原作・脚本を書き、それで監督をもこなしてしまうのだ。齢60を過ぎてなお、何と才気煥発であったことかと今更ながらつくづく感銘を受ける。
9点(2003-06-20 22:33:07)
2.  猿の惑星
戻って来たらば留守の間に世界を○○が「支配」してたというのは、今さらながら楽しい発想だ。で、言葉を喋るサルが人間を駆逐し、そのポジションがそっくり入れ代わってしまうという、まぁスゴイことなのだが、何かしら、ひょっとしたらいつの日か現実的にあり得るかも知れないぞ・・・と観る者に(ちょっとでも)思わせる点では、他の生き物(?)類にくらべてまだ説得力たるものを持っていると言えよう。何しろ突然変異した大トカゲやら巨大ゴキブリやら、いわゆる「核戦争もの/世紀末もの」によく登場してくる類いのキャラクターでは、馬に乗ったり銃を扱ったり、ましてキスをしたりといった、おおよそ文明的な活動、平たく言えば人間ぽい動きが出来るとは到底思えない。逆にトカゲ男が出て来たのではあまりにマンガチックになってしまう。その点サルは我々に近い(まぁ宗教観も含めて異論は多々有りましょうが)霊長類であり、知恵もあり、手先を有る程度器用にも扱える。少なくとも本作品を初めて観た時、幼い日の小生は「ひょっとしたら」と、そう思ったりしたものである。サルのメーキャップも凄いものだと感心したが、やはり何より最後の最後、テイラーが茫然自失する光景に出くわすところで、「ああ、そういうことだったのか・・・」と深く感じ入ってしまったことを最も鮮明に覚えている。このシーンに辿り着く必然が有ればこそ、いままでの流れが有ったのか、と。今でも最後のシーンを観る度、初めて鑑賞した時のラストに受けた強い印象を思い起こすことができる。行き着く先は破滅の他にないとされる人間。その存在を恐れ忌み嫌い、徹底排除を目論むオラウータンのザイラスの声は、人間以外のすべての生き物の声を代弁するものかも知れない。海辺に崩れ落ちた自由の女神の姿はあまりに象徴的だが、東西対立・核の脅威が声高に叫ばれた当時の情勢の中で生まれた強烈なアンチテーゼだと解釈している。
8点(2004-12-01 16:35:37)(良:1票)
3.  白雪姫
これだけのフルカラー長編アニメーション作品が1937年に作成・公開されたという事実は驚愕に値する。そしてそれを実現させたウォルト・ディズニーはやはり偉大な存在だと思う。色鮮やかに展開される物語は大人から子供まで、観る者それぞれの視点でストレスなく楽しめる。白雪姫や七人の小人、それに森の動物たちの生き生きとした表情・仕草が実に素晴らしい。素直に感動できる秀作。
8点(2003-11-09 00:45:34)
4.  ローマの休日
華奢で優雅、可憐でしかも好奇心は旺盛にしてどことなくコケティッシュ。魅力的なキャラクターを見事に演じた絶頂期のヘプバーン。際立つ存在感、その在りし日の姿はとても可愛らしくて素敵だ。本作のすべては彼女のあどけなく華やかなその笑顔にあると言っても過言ではなかろう。 そして、多くの人が今なお彼女と彼女の出演作に魅了され続けている。はたして、本作品のヒロインが彼女でなかったならば・・・その女優がヘプバーンと同じように髪を切ってジェラートを舐めてべスパに乗ってと熱演しても、本作品が今日もなお多くの人々に愛されるという名画の誉れを冠することは、おそらくなかった筈である。 ・・・要するに私は結局まぁ彼女の大ファンらしい。 さて、今回改めてデジタルリマスター版をテレビで観た。画像がきれいになったかと言われれば、きれいになったと言える・・・のかな?
8点(2003-10-28 03:50:22)
5.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
友人と二人、映画館で見終わった直後に「最初からもういっぺん観たい」と席を立たなかった初めての作品です。入れ替えなんて無かったからなぁ(笑)。冒険モノで肩透かしを食うことは多々有ったのですが、これは面白かったの一言でした。テンポのよさ、時折かまされるギャグ、それなりにワクワク・ハラハラもさせられましたし・・・。その後もテレビやらで何回も観ましたが、素直に最初の印象点をお付けしましょう。それにしても本作品以降、類似品が山ほど出現したのには閉口。
8点(2003-10-28 03:12:42)
6.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
細かい理屈は抜きで、面白かった。あれから何度も観てるけれど、やっぱり面白いんだな。
8点(2003-10-19 17:24:18)
7.  ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ
単純明快に、面白いって言える作品です。最初に観たのはたしかもう15年くらい前になるが、個人的に気に入っています。・・・二人の詐欺師、紳士調ベテランのマイケル・ケインと、たらし風?新進のスティーブ・マーチンがリゾートの美味しい「シマ」を賭けて、あるターゲット(女)を「先におとしたほうが勝ち」って勝負をするのだが、実はその女は・・・と、観てない人は是非観て下さい。何ともコミカルで、ペーソスがあって、ギャグもしっかり笑えます。楽しいです。終盤~ラストの展開は「まいったなー」って感じで本当に笑っちゃいました。
8点(2003-07-08 21:20:14)
8.  ゴジラ(1954)
テーマと特撮。作り手の情熱。そして、あの音楽。 これこそ唯一無二の怪獣映画。
8点(2003-07-02 19:05:33)
9.  U・ボート
「海の悪魔」と称され、連合軍から恐れられたドイツ海軍のUボートだが、実戦では例外なく過酷な状況下におかれていたと聞く。本作ではその様子が見事に描き出されている。薄暗く澱んだ艦内には陰鬱な雰囲気が漂い、不気味な静寂と併せて「戦場」を実感させる。敵の駆逐艦との戦闘場面の描写は秀逸で、観るものをどんどん息苦しくさせていく。緊張感と閉塞感が存分に表現され、極限状態のサブマリナー達の様相が類を見ないほどリアルに描き出されている。精神的な重圧、戦いにかけるプライド、死への恐怖・・・疲労困憊で憔悴する主人公達に、はからずも感情移入してしまう。困難な任務の後にようやく辿りついた所でのあっけないラストは余りにも悲しく空しい。潜水艦を舞台にした作品は他にも諸々存在するが、本作に比べればどれもストーリー・描写・迫力ともに及ばない。軍記物の中では屈指の一本、もしかしたらマイ・ベストの作品。
8点(2003-06-21 17:22:53)
10.  カプリコン・1
ストーリーは非常に面白い。その中でとりわけ凄いと思ったのは映画史上に残るであろう「空中戦」の空撮。テリー・サバラス、カッコいいです。さびれた複葉機とジェットヘリのチェイスは、本当に圧巻。昨今あれこれ論議を醸す「当時、本当に月に言ったのか?」って話の火星版ですが、この映画の制作年度を考えると、何だか興味深い。
8点(2003-06-06 19:08:48)
11.  カサブランカ
気障な台詞もハンフリー・ボガートならば決まってしまうからたいしたもんです。普通、「君の瞳に乾杯」なんてことを女に言えますかいな・・・。やはり惹かれるのは、輝くようなバーグマンの美しさに。戦時下の特異な場所で複雑な事情を絡み合わせ、過去ある男と女の再会に始まる愛憎(?)劇を巧みに盛り上げてますが、実際のところ展開はいたってシンプル。まあ、案の上だなぁってエンディングなんですが、切なくも何故だか嬉しい気持ちになれるのです。テーマ曲にもしびれちゃいます。
8点(2003-06-06 18:09:27)
12.  明日に向って撃て!
セピア・カラーのオープニングからストップモーションのラストまで、鮮烈な印象を与えてくれた作品。主人公の二人が自由を求める刹那の生き様が爽快であり、そして切なくもある。誰もが一度くらいは耳にしたことがあるであろうB・バカラックの名曲、「雨に濡れても」が流れる、例の自転車のシーンの美しさ。幾たび観ても感動を覚えます。本作品はアメリカン・ニューシネマの代表格として多くの評論を受けていますが、時代背景を考えた時に泥沼化したベトナム戦争の影響を大きく受けたことは想像に難くない。アメリカの大国としての威信は失墜し、精神面でも文化面でも、抱える様々な矛盾や虚構が大きな問題となった。本作品においても、夢や希望、自由といったフレーズが現実には空しい物なのだよと訴えかけているかのようだ。しかし、本作を観終わって心に残る爽やかな感動は一体何だろうか?スクリーンの中の男達は活き活きと輝いている。絶望感や悲壮感は微塵もないではないか。そして映像は余りにも美しい。何かの書評にあったかも知れないが、確かにこれは優れた演出と名優が織りなした、自由という名の下に謳歌した「青春期」への鎮魂劇ではないのだろうか・・・。そういった意味で、本作はいわゆるシニカルなニューシネマというジャンルには収まっていないと、個人的には強く思うのだった。多くの名画を世に送り出したヒル監督のご冥福をお祈りします・・・。
8点(2003-06-04 20:24:26)(良:1票)
13.  ニュー・シネマ・パラダイス
ラストシーン、わかっちゃいるのに、何遍観てもじわっときちゃいます。じんわり感動できる作品だと思います。
8点(2003-06-04 15:34:23)
14.  ショーシャンクの空に
もう今更、特に言うことはございやせん。素晴らしい映画です。
8点(2003-06-04 15:30:55)
15.  ライトスタッフ 《ネタバレ》 
宇宙開発の黎明期、アメリカの有人宇宙飛行計画が主題となっている大作。エド・ハリスやスコット・グレン、デニス・クエイドといった実力派(?)を中心に当時のアストロノーツやその周囲の情勢が、時間軸をしっかり捉えた上で史実に忠実かつ丁寧に描き出されている。中でも注目したいのはストーリーの中で重要な役どころとなるパイロット、チャック・イェガー。その渋さは何とも格好がいい。作品の表において宇宙飛行士の栄光と挫折が主題なのだとすれば、その華やかさの影にあって、過去の栄光にすがらず常に挑戦を試みるタフガイ・イェガーを好演したシェパードに拍手したい。カウフマン渾身の構成も無論悪くないし、キャストも粒が揃った良い出来映えだと思うのに、残念ながら一般ウケしないというか、駄作とは言われぬまでも評価が随分と低い。長尺のドキュメントタッチの作品であるが故だろうか。アカデミー音楽賞にこそ輝くも、いたく残念に思う。飛行機系や宇宙モノが好きな人でなくととも一見の価値ありの作品と認める。ちなみに、本作品中で酒屋の親父をにこやかに演じているのは、イェガー退役准将本人である。
8点(2003-06-04 15:20:44)
16.  楢山節考(1983)
最近改めて観てみた。飢餓で鬼畜の境涯に堕ちた人間達のさまが静かに冷ややかにえぐられ、まざまざとみせつけられる印象が強く残る。人間は餓鬼や畜生の根性を常に内包しているに相違なく、生と性の原始的欲求を満たすためにしばしば豹変し修羅と化すのだと思う。仏にもなれば鬼にもなる。いにしえの特異な場所における奇怪で醜悪な風習の本質は、実は現代の人間社会のあらゆる面において起こっている事象に置換出来うることではなかろうか・・・。
7点(2004-11-16 23:13:10)
17.  東京オリンピック
単なる記録映画だと思ったらとんでもなかった。 とにかく映像が美しい。 何しろ当時の競技なんてリアルタイムで観ていないので、私にとってあらゆる意味で興味深い作品だった。
7点(2004-11-15 09:50:17)
18.  レインマン
感動と言うより考えさせられてしまう映画だった。レイモンドに対して自分が抱ける感情は所詮同情の類でしかない・・・自分は薄情者なのだ。しかし、こんな特殊な病気の兄貴が実際にいたらえらいことだと思う。たまらないだろうな、きっと。そしてその能力を知るや、やはりトム・クルーズと同じ様によからぬ?ことを考えることだろう。彼のように兄貴を理解し愛することができる自信はない。それにしてもダスティン・ホフマンの演技力には本当に恐れ入った。
7点(2004-11-13 00:56:52)
19.  スタンド・バイ・ミー
観ているうちに引き込まれてしまったんだよ、という表現の他には適した言葉が思い浮かばない。日常の喧騒の中に忘れ去ってしまった、子供の頃の甘酸っぱい思い出を一つ一つ思い出させて、切なく懐かしい気持ちにさせる、あるいは今の自分を見つめなおすように促してもくれる、そんな映画。
7点(2003-11-08 03:36:24)
20.  バニシングIN60”
とにかくダマシ無しでこれほど痺れるようなカーチェイスを満喫させてくれる映画は他に思い浮かばない。ストーリー構成・展開なんてどうでもよくなってくるほどの圧倒的な迫力。クライマックスで次々と繰り出されるパトカー群を相手に派手に立ち回ってボコボコになりつつも疾走するマスタングは理屈抜きに格好いい。「壊れモノの美学」なんてものは無いんだろうが、観ていて爽快感を覚える。最後、洗車機(だったと記憶しているが)から出てきたぐちゃぐちゃの愛車(ハリッキーにすり替えられた)を見て、オーナー?のご婦人が卒倒するシーンでは思わず笑ってしまった。
7点(2003-11-06 02:47:01)
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