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 > 透き通るBlue さん
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プロフィール
コメント数 56
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 夏が一番好きです。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
展開はすごく面白かった。お互いの視点の移り変わりや、過去と現在の行き来。それぞれの人物の描き方で、惹きこまれていった。最後のトリックはなんなのか?冒頭で「死んだ」アンジャーがいかにしてプレステージを演じるか、一つも見落とすまいと120分注視していた。だが、最後の最後に大どんでん返しが起こった。これがマジックか。なるほど、タネは知らないほうがいい。
[DVD(吹替)] 5点(2011-11-17 00:24:57)(笑:1票)
2.  笑う警官
あはっ、はっはっはっ、はーっはっはっ!笑う観客!笑えない後味!
[DVD(邦画)] 2点(2011-04-13 20:07:54)
3.  大日本人
松本人志が好きで好きな僕だが、これは…つまらなかった。テレビのコメントで「笑いの延長」とか言っていたし、著書でも「俺はお笑い一本」といっていたので、映画として見に行ったわけではない。二時間笑わせてもらおうかな、くらいの気持ちで行ったのだが、笑ったのはその中の3分くらい。松本人志にしては先が見えて見えて、笑えなかったり、ずれて笑ってしまったり、何故こんなものを作ったのだろう?と生意気にも考えてしまった僕でした。
[映画館(字幕)] 2点(2007-06-16 16:54:24)
4.  愛についてのキンゼイ・レポート
実際のキンゼイのレポートがどんなものか知らないが、この映画を観ていて、どうも「動物としての」人間という面ばかり表現されていたと思った。人間は他の動物より崇高な生物であるなんて考えるバカではないが、犬が犬であるようにタマバチがタマバチであるように「人間という動物としての」人間という認識がなければならない。その一つに愛はあると思う。セックスと愛は科学的には切り離せるがそう簡単なものではない。何も話さない者がふっと背中に手を添えられただけで話し出すのが人間という動物。そうして新しい愛が生まれるというのが問題でなく、それまであった愛が失われるということが問題だ。「傷つけたりしてはいけない」と言っていたが、これはまさしくそれに類するのでは?これを映画にした理由がよくわからない。本でのほうが、いろいろなテーマも深く掘りさげれるし、説明も詳しくできるのでは、と思う。
[DVD(字幕)] 5点(2006-11-19 11:36:46)
5.  ある子供 《ネタバレ》 
折々に見せる暇つぶしの仕草、その場しのぎの金の使い方、彼女が憤るのはわかりきっていたはずなのに、いざ反対にあったらすぐに赤ん坊を連れ戻しにいく行動など、まったく先のことに考えが及ばない、子供にしか見えないブリュノ。刑務所に入っただけで更生するなどという話はまずないだろうとは思うが、いつかそうなる可能性は確かにあるはずだ。彼が出頭したのは、回収人から逃れるためかなとも思ったが、考えたらそこまで頭が回る人間じゃない。彼には悪いが(笑)。責任というものの片鱗がそこには見え始めたんじゃないか。格差が与える教育への影響は甚大なものがあるそうだ。日本でも底辺校の生徒の家庭を調べてみると、進学校及び中堅の学校と比べて圧倒的に経済的格差がある。単に学力だけでなく、問題行動を起こすなど適応能力等も実際に劣っている。そうするとその子も子供ができたとき、自分の親と同じような職業に就くしかなく、悪い環境に追いやってしまう。そう、この状況は循環するのだ。これは決して外国の話ではなく、日本の話でもあることをしっかり心に留めないといけないと思った。あの赤ん坊がそうはならないことを願うばかり。頼むよ、ブリュノ。
[DVD(字幕)] 7点(2006-11-18 06:10:13)(良:1票)
6.  手紙(2006) 《ネタバレ》 
家族を殺された家族が「もういい」と言うにはどれほどの苦渋と勇気があったろうか。それを思うと、胸が痛い。すごい人だ。許すということができる人なんて実際にいるだろうか。そして、しなくてもいいと思う。映画中であったように、それも含めて罪なのだからだ。フォーカスされた登場人物たちは優しい人ばかりだった。誰もが誰ものためを想って、言葉をかけ、行動し、間違いも犯したり、して、心模様が様々に変化する様子にはこちらも感動させてもらった。そしてふと、「手紙」のことを思った。手紙って、会話してるときのように早く次の言葉を紡がなくちゃとか考える必要がないから、一生懸命に書いて伝えることを考えて、相手はこれをみてどういう反応をするだろう、喜ぶだろうか?怒るだろうか?考えながら書くことができる。それは普段とは違った言葉になり、違った影響を相手に与えるだろう。手紙の条件って、それだと思う。だから、手紙の形式をとらずしても、真剣に相手を考えて搾り出す言葉は「手紙」と言えるんじゃないか。そう考えると、この映画は「手紙」に溢れていた。重く辛い映画だったが、希望も観せてくれたのではないかと思う。
[映画館(字幕)] 9点(2006-11-07 11:19:30)
7.  茄子 アンダルシアの夏
ロードレースに乗り始めて一ヶ月ほど経ったときにこの映画を見た。このレースに出たいという気持ちがメラメラと燃えているときに。ラスト2キロで観衆の前を走っていくところなんか、手に汗握って心臓がガンガンと速く打ち始めた。原作も見たけれど、ああいうスピード感はアニメにしてこそだと思う。レースもさることながら、物語のテーマもよく強調されているようで、よくできていたと思った。ただ、もう終わっちゃったの?て感が少しあって、残念な気がした。しかしそれも含めてこの映画の良さなのかな、とも思ったり。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-01 15:11:20)
8.  歓びを歌にのせて
抑圧されていた感情を吐露する場面には、いつも開放感と妙な爽快感を共感をもって意識するものだ。自己をはっきりと主張して表現するというのはいいことだ。だが、それが行きすぎると困ったことになる。コニーはその例としてあげられるだろう。ガブリエルを自分だけのものにしたいという「主張」が彼女を傷つけ、彼自身さえ破滅に追いやることになる。主張はわがままと紙一重で、安易にはよしとできないかもしれない。それでも、必要なものだとは思う。主張は衝突を生む。衝突は亀裂を作り、溝を作るかもしれないが、新しいものもまた作る。そして後の努力次第でそれらは大きくもなり小さくもなるんじゃないか。彼らはどうだったのだろうか。その後、良い方向へ向かったろうか。
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-31 17:33:23)
9.  ゲド戦記
評価すべきはウサギの声優のみ。
[映画館(字幕)] 1点(2006-09-03 10:44:10)
10.  戦場のアリア
本当にこんなことがあったなんて!その当事者たちに拍手を送りたい。ついさっきまで敵対して殺しあっていた各国の兵士たちが言葉を交わし乾杯をした。そんなこと、想像もできない!「敵」という関係は、クリスマス(宗教)と音楽、そのたった二つの共通するものだけで解きほぐせるような、簡単なものだったんだ。兵士たちが本当はどれほど戦いたくないか、それがひしひしと伝わってくる。戦いたいのはトップだけ。実際に戦って被害をこうむるのは国民だ。それはおかしいじゃないか。……と考えるだけだった以前だが、こうまでそれを強調されると、逆も考えたくなる。もし戦争をしなかったなら?この場合だと、戦争の前に同盟を組まなかったら?例えばそれがかなり国際経済的に不利な事態を引き起こし、自国貨幣の国際価値下落、株価暴落、物価高騰、失業者急増、経済政策のため予算は公共事業等へ、教育には手が廻らず不良青年急増、治安悪化、国債発行、財政大赤字、何年この状況は続くのか、という事態。戦争の死傷者が例えばフランスだと616万人だが、今言ったような状況でそれ以上の死傷者がそうでない場合に比べて増えていたとしたら?経済や政治には詳しくないので本当に起きるかどうかは別として、「もし」そうなったとしたら、どちらが正しいといえるのだろうか。僕にはわからない。
[映画館(字幕)] 8点(2006-06-09 17:39:05)
11.  THE 有頂天ホテル
ちょっとした笑いはところどころにたくさんあった。そういう意味で絶えさせない笑いはあったように思うが、グッとくる笑いがなかった。中盤を過ぎると、「笑ってあげている」感さえあった。三谷映画で僕が一番笑わせられたのは「ラヂオの時間」だ。登場人物の多さ・多様さ、限られた空間と時間のなかの出来事という点で似通ったものがあるが、それで何故こうも面白くないのか。決定的に違っていることがあった。「ラヂオの時間」ではそれぞれにドラマを描きながらも、最後の終着点は皆が同じで、その点に向かって集約していく中で、一つのドラマとして映画が完結できるものだった。ところがこの映画は、一つのドラマとはどうしたって言えない。短編をいっぺんに見せられたようだ。終着は点ではなく線で、それぞれでそこに行き着きました、はい終わり。なにか薄っぺらだった。今度は嫌が応にも「笑わせられる」映画を期待したい。
[映画館(字幕)] 5点(2006-05-14 15:46:35)
12.  RENT/レント 《ネタバレ》 
ミュージカルを一度も見たことがなかったので、「How do you~」なんつってケッタこいできた時にはやばい俺は最後まで見ていられるのかここに来たのは間違いではなかったのかと動揺してしまった。けど見ているうちに、まさに引き込まれていったという感じだった。歌って苦しいところを楽しくしたり、悲しい感情を強く表したり、気持ちをすごく伝えられるものなんだなと強く感じ、一緒に歌いたくなってしまった(汗)。最後のミミのくだりにはしかめっっっ面になる自分を感じたが。
[映画館(字幕)] 9点(2006-05-14 05:03:22)
13.  海を飛ぶ夢 《ネタバレ》 
いろいろなことが頭に浮かんできて、収拾がつかない。死とは?愛とは?自由とは?権利とは?義務とは?家族とは?生とは?何だ。おかしい。一年ほど前に自己死については一応の答えを出したはずだが、わからなくなってしまった。もう一度考え直さなければ。ただ思ったのは、ラモンもあの神父ほど傲慢だったら死ななかったのだろう、ということ。それも「涙を隠す」一つの方法だったのかもしれないが。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-28 11:14:38)
14.  夏休みのレモネード 《ネタバレ》 
子供って周りの大人にすごく影響されるもの。こんな大人たちに囲まれた中だったなら、子供はいい成長ができるんだろうなと思いつつ(後半は)見れた。「自分に従え」という父親が変化していくさまは見ていて気持ちが良かった。だけどラビとの出会いがなければピートは父親の思想に染められてしまったまま大人になっていただろう。いろいろ考えれたのは、父とラビ、2人の"Father"がいたからこそだ。いろいろなテーマが削りあうことなくうまく共存できている映画だと思う。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-25 09:26:28)
15.  タップ・ドッグス
タップ・オンリー。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-22 10:54:34)
16.  雲のむこう、約束の場所 《ネタバレ》 
「何を失うのかが、わかった。」そういって顔を埋めたシーン、漫画「わたしは真悟」のまりんの言葉「子供の時間が終わってしまう!」に重なって、ホントダブって見えた。根拠もなく高いところにのぼったり、ケンカしたり、誰かを好きになったこと、今じゃ懐かしい想い出です。何でもできる気がしてたからね。どんな未来も選べるような。あの約束はその子供時代との最後の絆だったんじゃないかと思う。それを壊したことでとうとう大人になったんじゃないかと。どうか大人の世界でも彼らが幸せでありますように。
[DVD(邦画)] 8点(2006-04-22 10:45:38)
17.  PROMISE プロミス
いやー、きてますねー。
[映画館(字幕)] 2点(2006-02-20 11:35:28)
18.  サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
そうなんだよ。本気で想うときって、余計なこと、かんがえらんないんだよ。  ところで、他レビュー見てて思ったんだけど、マンガ原作ってあまり知られてない?マンガを読んで!
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-17 06:51:06)
19.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
「ウォルター少年と夏の休日」のレビューページで対比して「ビッグフィッシュ」がとても評価されていたので、みてみた。前半は正直退屈だったけど、後半で、前半部分の意味づけがなされたとき、ガツン!ときた。なんていうのかな、先生、今までそんなにきつく当たっていたのは僕のためだったんですね!的な衝撃だった。ラストの、息子のほら話は泣けた。現実にはならなかったけど、お父さんの頭の中ではそれが現実になっていたはず。なにが現実かを決めるのは自分自身なんだ。幽霊はいるって思えばその人にとって現実はそうだし、いないって思えばまた同様だ。巨人(?)役のあの大きな役者がいたことは何かの番組で知っていたから、本当にいるんだよな、って思えた。で、そのあと体がくっついた双子の役者が出てきたとき、あれ?こんな役者もいるのかって思った。だけど葬式のときは体は離れていて、すっかり騙された。思い込みにやられた。バスタブのシーンについても、服を着て風呂に入るのが当たり前だったら、アレ?とか思わないんだろう。すべては自分の頭の中。良いことは悪いことにできるし、悪いことも良いことにできる。それは素晴らしい面もあるし、辛い面もあるんだと思う。あと、個人的に、息子さんには死んだあと自分が言ったことを実行して欲しかった・・・。
[DVD(字幕)] 10点(2006-02-17 06:40:25)
20.  半落ち 《ネタバレ》 
 懲役4年とは温すぎる。こんなん嘱託殺人なんかではないでしょう。明らかにただの殺人だ。自分が楽になるための。殺してくれと言ったから殺してしまった。作品中からもわかるように、アルツハイマー患者の身内なら幾度かは、また幾度も言われることがあるはず。それは当たり前のことなんだ。またそういうことを言われたとしても、殺すその瞬間は絶対無我夢中で暴れるはずだ。そのとき何を思ったのか?「今、楽にしてやるから」か?殺してというその願いが根底から覆されているのにか。また、「妻は2度息子を失った」と。それって自分が失わせていただけ。「折り梅」という映画、見た人ならわかるだろう。ああいう接し方もできるんだ。なのにそれをしないのは、怠慢。介護施設に入れたくないのは魂を失ってく妻を見たくなかった・・・まるっきり自分のため。ただの殺人じゃないわ。悪意ある殺人だわ。多少情状酌量きくにしても、ね。あの姉さんなんかも、気に入らない。「どうして一緒に死んでくれなかったのよ」だって。「どうして殺したの」じゃなく。死んでほしかったんだなぁ・・・。それは仕方ないにしても、自分のその気持ちをカジさんにそういうカタチでぶつけたのが、えらくむかついた。  映画として。カット最低。音楽の挿入の仕方最低。エンディングテーマ最低。配役最低(おっと!樹木希林は素晴らしい演技だった)。原作読まなきゃ本当の良さはわかんないんだろうなー。原作読も。
[DVD(字幕)] 3点(2006-02-17 05:59:54)
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