1. THE FIRST SLAM DUNK
《ネタバレ》 割と物事を斜めに見る兄が、悪くなかったと思うよという感想で 見に行こうと決めた作品。 それまでは観るのが怖かった。 なぜなら、スラムダンクは私の青春だから。 最高の作品すぎて、映画で落胆したくなかった。 あの漫画を超えろとは言わない。せめてがっかりさせないで。。 自分から来たくせに、こわごわと見始めた。 とても良かった。 山王戦なんて、次に何が起こるか全てわかっているのに、 それでも、ドキドキが止まらなかった。 擦り切れるほど、めくった単行本の中身が、 本当に目の前に現れた。 誰に次のパスを出すのかすら覚えている試合展開。 心振るわせる、セリフたち。 それが映画で見れる幸せなのか、 多感な学生時代に戻った反動なのか、 わからないけど、涙が止まらない。 こんなに漫画で泣いてないのに、 なぜか映画は涙がでた。 ありがとう。井上先生、名作の漫画をつくってくれて。 そして、新しいスラムダンクを見せてくれて。 偉大なクリエーターたちに、もう感謝しかないです。 [映画館(邦画)] 8点(2023-07-30 17:21:14) |
2. 糸(2020)
《ネタバレ》 なんだろう、、あとちょっと感が強い映画。 食堂のおばあちゃんのシーンは泣けました。それ以上は、、うーん、、最後もあれ、そこで終わる感じ? ちょっとひとつひとつの描写が雑なのかな・・もうちょっと泣けるシーンに仕上げられたところ、あると思うんだけど。。 親友に裏切られるシーンや愛する人と別れるシーン、悲しみはもちろんだけど、 愛しさと切なさと心強さと・・色々組み込めたと思うんだけどなー。 [インターネット(邦画)] 4点(2022-01-31 23:00:43) |
3. コンフィデンスマンJP 英雄編
これは、大どんでん返しがある映画だと思って、気楽に楽しむべし。 プリンセス編より好きかな。 ジェシーとスターを登場させてくれてありがとう。泣きそうになりました。 [映画館(邦画)] 6点(2022-01-31 22:54:15) |
4. オーシャンズ11
《ネタバレ》 キャスト!豪華!スリリングなシーン!プロフェッショナル!かっこいい!! 以上。 という感じです。 華やかな感じだし、ストーリーは分かりやすいし、単純明快。 悪くはない。 でも、ザッツオールです。 一人ひとりの人間ドラマは別にないし、 え、なんで最後そこより戻した?みたいな感じも良く分かりません。 考えるな、ただ楽しめって感じです。 気楽に見たら満足できる作品です。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-01-14 01:38:43) |
5. ずっと独身でいるつもり?
《ネタバレ》 女性の生き方をそれぞれ描いて、でみんな幸せになるよ っていう感じでしょ? もうそういうのお腹いっぱいなんですけど。。って思って避けてきた作品。 全く期待していなかったですけど、結構よかったです。 ストーリーにひねりはないし、ある意味、王道!って感じですけど、 一つ一つの台詞や描写がリアル。すごく。 ありきたりっていうのは、悪いことじゃないんだとこの作品を見て気づきました。 それをいかに共感を持たせてリアルに描けるかが、作品の良し悪しを決めるのだと思います。 田中みな実さんもすごく良かったですよ。 何かと目立つ人だから批判もされがちなのかもしれませんが、 すごく上手に演じられていたと私は思います。 エキセントリックな役で注目を集めがちですが、等身大の役も上手でした。 努力家で、なんでもできてしまう多才な人という見方をしていましたが、 また新たな彼女の一面を見れたことも、私の中では高評価のポイントです。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-01-14 01:30:12)(良:1票) |
6. ザ・ファブル
漫画愛読者としては、 もっとファブルには圧倒的な強さがあるんだよおおお。 あの作品が持つダークな緊張感の中のちょっとした緩さがいいのに、 映画は少し緩さが多くないー!?とか、イチャモンつけてしまうけれど、 ちゃんと面白いです。良く出来ていると思います! あと、ヨウコちゃんがすごく適役なので、木村文乃さんには実写版最優秀助演女優賞をあげたい。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-01-02 19:18:59) |
7. グリーンブック
人種差別とか歴史的背景が分かんないと良くわかんないじゃないの?面白いのコレ? と散々文句を言う兄を、人間は想像力が無いといけない、絶対良い作品だからと説き伏せて鑑賞。 エンディング中、家族全員「良い作品だったねえ」と感想が零れ落ちた作品。 人種差別という暗いテーマだけれど、 終始温かさが溢れており、悲しみと笑いのバランスがすごく良い。 観終わったあとには、静かな感動が押し寄せてきます。 一つ一つの台詞に深い意味があるし、二人の少しずつ変わっていく様子が 細やかに描かれているので、一度では汲み取れ切れなかったかもしれない。 また、誰かを説き伏せながら、この作品をもう一度観たいと思います。 [インターネット(字幕)] 9点(2022-01-02 19:16:13) |
8. 劇場版 ルパンの娘
ドラマ見てないけど、そこそこ楽しめます。細かい設定はツッコミどころがありすぎて、厳禁かそれを楽しめるくらいじゃないと見ない方がいいと思います。 観月ありさの悪役っぷりが印象的。連続ドラマ私たちはどうかしているで、冷たい悪役がぴったりだと思いましたが、こういう激しい悪役もお上手でした。 [映画館(吹替)] 3点(2021-12-23 20:55:00) |
9. コンフィデンスマンJP プリンセス編
どこからどんでん返しになるのかなーと思いながら見ちゃうから、驚愕することはないのがちょっぴり寂しい。気楽に見るのがいいんだろうと思う。 意地悪な人はいても、極悪人はいないってところが救われるかな。三浦春馬さんと竹内結子さんがまぶしい。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-12-23 20:48:17) |
10. ジェネラル・ルージュの凱旋
堺雅人さんがカッコイイ。迫力が素晴らしい。それだけで観る価値のある映画。 [インターネット(吹替)] 5点(2020-11-14 20:57:37) |
11. コンフィデンスマンJP
途中、なーんか違和感があるというか、強引だなーと思ってみてたら、最後のどんでん返し。えー!ここまで詐欺なのか!と完璧油断しながら見てた私は素直にびっくりしました。映画館で見るほどではないと思いますが、気軽に楽しむとしては良い映画ではないでしょうか。 竹内結子さんと三浦春馬さんを目当てで見た映画でしたが、なかなか良かったです。もちろん二人とも素敵でした。竹内結子は全部明らかになった後の笑い方が最高に魅力的でぞくぞくしたくらい。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-11-14 20:49:00) |
12. マイ・インターン
映画のほぼ大半で、主人公は、仕事でイライラして当たり散らして、無茶苦茶だ。あのインターン生を目の前にして、私も好意的にはなれない。きっと。だから、この温かすぎる映画にリアル感はない。でも、私は憧れた。目の前の仕事に泣き崩れそうになっているとき、人生の先輩に励まして欲しい。年齢差のある友人なんて現実感がないけど、もしいたら人生の豊かさがまた変わるのかもしれない。また違う人生の考え方を考えるきっかけとなるのかもしれない。リアル感がない。それは事実だけど、映画って自分のリアルとかけ離れた世界をつくるきっかけだと思うから、やっぱり良い映画だったと思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-11-14 20:36:53) |
13. オリエント急行殺人事件(2017)
《ネタバレ》 エンディングが意外ー!! 私は好きですよ。殺人は認めない、獣と一緒だといってた主人公が 考えを変えて終わらせる感じ。それでみんなが幸せになるかはわかんないけどね、、 これは小説で読むべきなのかもしれん。。 一人ひとりの存在感が強くて、気持ちが追い付かない感じはちょっとあった。 [地上波(吹替)] 4点(2020-10-04 21:06:09) |
14. 今日から俺は!!劇場版
ドラマ見たこと無かったけど、楽しめました。あーくだらないなーもう!!って思いながら笑えました。バカらしいお笑い映画だけではなく、ちゃんとそれぞれの人にポリシーがあるところもよかったです。 [映画館(邦画)] 6点(2020-08-15 22:51:06) |
15. カメラを止めるな!
《ネタバレ》 前半で恐怖の瞬間であったシーンが、後半で笑いと妙な緊張感が溢れるシーンになる様子は、ただただお見事! 面白いだけでなく、ホロリとくる構成で、とっても良かったです。 見事なシーン転換に感嘆しながら、自分が分かっている「つもり」になっている物事はどれくらいあるんだろうと考えていました。 私たちが「分かったつもりになっている」他人の表情や行動の意味なんて、本人でなければ、合っているかどうかなんて分からない。 自分から見える他人は、その人の超表面的な部分でしかない。理解しようともしないまま、簡単に批判することはできるのだけれど。 自分のカメラのフレームから外れた他人の気持ちに気づけるようになりたい。 脚本の意図は分かりませんが、ふとそんなことを考えた鑑賞後でした。 [映画館(邦画)] 6点(2018-09-15 23:12:35)(良:1票) |
16. バケモノの子
私は、自他ともに認める王道大好き人間です。なので、ある程度、話題になった映画であれば、そこそこ楽しめるタイプです。 ベタだろうが、出来すぎじゃない?って感じだろうが、OK!映画だから。というタイプの人間です。 でも、だめでした。。残念でした。 唐突すぎる展開に見てて疲れてしまった。 アニメなのに、キャラが好きになれない。。誰一人。ヒロインも見ててイライラするし。。 なんだろう、この感覚、最近も味わったことあるような。。 と思ったら、時かけと同じ感覚なんです。 サマーウォーズも好きになれなかったし、相性というものがあるんですね。納得しました。 今後の映画を見る基準のひとつにします。 最後の悪役が変わるところは、もののけっぽい感じがしてしまったんですけど、、 私だけなのかなー。 [地上波(邦画)] 2点(2018-07-28 17:57:29) |
17. 映画 ビリギャル
大宮駅の本屋で、初めて出会ったビルギャル。その頃は全然有名じゃなかったんだけど、なんとなく惹かれて読んでみたら、止まらない。立ち読みなのに止まらない。涙が。 充分本で感動したものだから映画はいいかなーと思ってたけれど、なんとなく惹かれてGYAOで観始めたら止まらない。課題に追われてるのに、止まらない。涙が。 ああ、私は映画を観てる場合でも、泣いてる場合でもない。さやかちゃんみたく頑張らないといけない。 というか、私は、さやかちゃんの倍くらい生きているので、坪田先生やあーちゃんのようにだれかの可能性を広げられる人になりたい。 日常にすっかり擦れ切った自分が、こうやって素直に思えることは、映画のよいところだと思います。 王道、ベタまっしぐら。ちょっと現実離れの要素あり。でも、良いんです。まっすぐ上を見たいときにぜひ。 [インターネット(邦画)] 8点(2018-07-24 19:12:38) |
18. ワンダー 君は太陽
泣ける感動モノはなんとなく苦手で避けちゃうという方にもオススメです。大丈夫です。24時間TVが苦手な私が自信を持ってオススメします。 彼を囲む家族の空気が最高に温かいんです。正しくて素敵でまっすぐなママと厳しい現実を見つめながらユーモアに溢れ、彼を守るパパ。自分の優先順位が下がっても、やさしく、彼を可愛がるお姉ちゃん。これだけでも十分見る価値あるのですが、オギーの友情も素敵なのです。特に涙腺が崩壊したのは、「理由は退学になってもいいたくない」というお友達の台詞、それに対する校長の言葉。温かい世界に号泣しっぱなしです。 ちょっと出来過ぎかな・・と思ってしまう瞬間もあるんだけれど、映画くらい温かい世界であってほしい。だって、私は現実世界を頑張って生きるために映画を見るんだから。映画は温かく理想的な世界であっていい。 出てきた名言を心に刻んで、現実世界を頑張って生きていきます。 「When given the choice between being right or being kind, choose kind.」 「相手を知りたかったら、やることは1つ。よく見ること。」 「偉大さは強さの中にない、強さを正しく使うことの中にある 最も偉大である人とは自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている」 [映画館(字幕)] 7点(2018-07-15 19:07:23)(良:1票) |
19. ボクの妻と結婚してください。
《ネタバレ》 うーん、うーん、素敵なお話なんだけれど、いまいち心に響かなかったのはやっぱり現実離れしてるからかな。。 でも、結婚のよさを語るシーンはとても感動的でした。心に残る台詞も多かったです。 「いろんなモノが食べられるんだ、家族で食べる食事は世界で一番おいしい。」 これって、人生のことだよね。。自分ひとりで生きていると、自分ひとりの世界しか味わえない。 でも、家族と生きていれば、違う世界を味わうことができる。 昔は、そんなこと考えられなかった。 自分の世界でいっぱいいっぱいだったし、ほかの人の世界を背負うことが怖かった。 今は、違うかな。少しほかの世界を味わうことへのおおらかさ?気持ちがでてきたから分かる台詞。 「大事なこと言い合えない夫婦なんて、そんなの無しだよ。」 普通じゃない?って思ってたけど、これがさー本当に難しいんだよね。近くにいればいるほど、甘えも出てしまう。 [地上波(邦画)] 4点(2018-06-19 23:42:34)(良:1票) |
20. 恋は雨上がりのように
《ネタバレ》 こんなに良い意味で裏切られるとは思わなかった作品。ほろ苦い初恋を音楽で適当に色づけしているレベルかなと思ってました。ごめんなさい。の子の歌がラジオから流れてきて、見に行くか!となったくらいだけど、その感覚を持てた私を思いっきり褒めてやりたいです。見逃さなくて良かった。 なんとなく若者向けと思われてしまうかもしれませんが、とても大人向けの映画です。これは、年の差恋愛なんかじゃなくて、傷ついた二人が、悩みながら、お互いの夢に向かって、歩みだす作品なんですよね。 真っ直ぐなあきらに刺激され、諦めかけていた小説と向き合い始める店長、 反対に、自分が負った傷を抱きながら静かに諭す店長の言葉に、大事な陸上に戻っていく決意をするあきら。 これだけだって十分な作品なのに、店長とあきら、それぞれの友人との絆が描かれているのだから、もう涙腺崩壊です。 若者だからこそぶつかってしまう感情、大人だからこそ歩み寄れない溝。それぞれ違うもどかしさ。わだかまりが解けたときの温かい空気。 素直に泣けます。足掻き続けること、大切な人との絆を、少ない台詞と細やかな演出で、しっかりと描いてくれてます。 ラストも最高でした。あきらの涙が切なくて、美しくて、、爽やかで、素晴らしかった。 永井聡さんは、漫画の実写化が上手い監督さんなのかもしれません。帝一の國もよかったです。 [映画館(邦画)] 10点(2018-06-16 19:33:23)(良:2票) |