1. ザ・ファブル
漫画愛読者としては、 もっとファブルには圧倒的な強さがあるんだよおおお。 あの作品が持つダークな緊張感の中のちょっとした緩さがいいのに、 映画は少し緩さが多くないー!?とか、イチャモンつけてしまうけれど、 ちゃんと面白いです。良く出来ていると思います! あと、ヨウコちゃんがすごく適役なので、木村文乃さんには実写版最優秀助演女優賞をあげたい。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-01-02 19:18:59) |
2. グリーンブック
人種差別とか歴史的背景が分かんないと良くわかんないじゃないの?面白いのコレ? と散々文句を言う兄を、人間は想像力が無いといけない、絶対良い作品だからと説き伏せて鑑賞。 エンディング中、家族全員「良い作品だったねえ」と感想が零れ落ちた作品。 人種差別という暗いテーマだけれど、 終始温かさが溢れており、悲しみと笑いのバランスがすごく良い。 観終わったあとには、静かな感動が押し寄せてきます。 一つ一つの台詞に深い意味があるし、二人の少しずつ変わっていく様子が 細やかに描かれているので、一度では汲み取れ切れなかったかもしれない。 また、誰かを説き伏せながら、この作品をもう一度観たいと思います。 [インターネット(字幕)] 9点(2022-01-02 19:16:13) |
3. コンフィデンスマンJP
途中、なーんか違和感があるというか、強引だなーと思ってみてたら、最後のどんでん返し。えー!ここまで詐欺なのか!と完璧油断しながら見てた私は素直にびっくりしました。映画館で見るほどではないと思いますが、気軽に楽しむとしては良い映画ではないでしょうか。 竹内結子さんと三浦春馬さんを目当てで見た映画でしたが、なかなか良かったです。もちろん二人とも素敵でした。竹内結子は全部明らかになった後の笑い方が最高に魅力的でぞくぞくしたくらい。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-11-14 20:49:00) |
4. マイ・インターン
映画のほぼ大半で、主人公は、仕事でイライラして当たり散らして、無茶苦茶だ。あのインターン生を目の前にして、私も好意的にはなれない。きっと。だから、この温かすぎる映画にリアル感はない。でも、私は憧れた。目の前の仕事に泣き崩れそうになっているとき、人生の先輩に励まして欲しい。年齢差のある友人なんて現実感がないけど、もしいたら人生の豊かさがまた変わるのかもしれない。また違う人生の考え方を考えるきっかけとなるのかもしれない。リアル感がない。それは事実だけど、映画って自分のリアルとかけ離れた世界をつくるきっかけだと思うから、やっぱり良い映画だったと思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-11-14 20:36:53) |
5. オリエント急行殺人事件(2017)
《ネタバレ》 エンディングが意外ー!! 私は好きですよ。殺人は認めない、獣と一緒だといってた主人公が 考えを変えて終わらせる感じ。それでみんなが幸せになるかはわかんないけどね、、 これは小説で読むべきなのかもしれん。。 一人ひとりの存在感が強くて、気持ちが追い付かない感じはちょっとあった。 [地上波(吹替)] 4点(2020-10-04 21:06:09) |
6. カメラを止めるな!
《ネタバレ》 前半で恐怖の瞬間であったシーンが、後半で笑いと妙な緊張感が溢れるシーンになる様子は、ただただお見事! 面白いだけでなく、ホロリとくる構成で、とっても良かったです。 見事なシーン転換に感嘆しながら、自分が分かっている「つもり」になっている物事はどれくらいあるんだろうと考えていました。 私たちが「分かったつもりになっている」他人の表情や行動の意味なんて、本人でなければ、合っているかどうかなんて分からない。 自分から見える他人は、その人の超表面的な部分でしかない。理解しようともしないまま、簡単に批判することはできるのだけれど。 自分のカメラのフレームから外れた他人の気持ちに気づけるようになりたい。 脚本の意図は分かりませんが、ふとそんなことを考えた鑑賞後でした。 [映画館(邦画)] 6点(2018-09-15 23:12:35)(良:1票) |
7. バケモノの子
私は、自他ともに認める王道大好き人間です。なので、ある程度、話題になった映画であれば、そこそこ楽しめるタイプです。 ベタだろうが、出来すぎじゃない?って感じだろうが、OK!映画だから。というタイプの人間です。 でも、だめでした。。残念でした。 唐突すぎる展開に見てて疲れてしまった。 アニメなのに、キャラが好きになれない。。誰一人。ヒロインも見ててイライラするし。。 なんだろう、この感覚、最近も味わったことあるような。。 と思ったら、時かけと同じ感覚なんです。 サマーウォーズも好きになれなかったし、相性というものがあるんですね。納得しました。 今後の映画を見る基準のひとつにします。 最後の悪役が変わるところは、もののけっぽい感じがしてしまったんですけど、、 私だけなのかなー。 [地上波(邦画)] 2点(2018-07-28 17:57:29) |
8. 映画 ビリギャル
大宮駅の本屋で、初めて出会ったビルギャル。その頃は全然有名じゃなかったんだけど、なんとなく惹かれて読んでみたら、止まらない。立ち読みなのに止まらない。涙が。 充分本で感動したものだから映画はいいかなーと思ってたけれど、なんとなく惹かれてGYAOで観始めたら止まらない。課題に追われてるのに、止まらない。涙が。 ああ、私は映画を観てる場合でも、泣いてる場合でもない。さやかちゃんみたく頑張らないといけない。 というか、私は、さやかちゃんの倍くらい生きているので、坪田先生やあーちゃんのようにだれかの可能性を広げられる人になりたい。 日常にすっかり擦れ切った自分が、こうやって素直に思えることは、映画のよいところだと思います。 王道、ベタまっしぐら。ちょっと現実離れの要素あり。でも、良いんです。まっすぐ上を見たいときにぜひ。 [インターネット(邦画)] 8点(2018-07-24 19:12:38) |
9. ワンダー 君は太陽
泣ける感動モノはなんとなく苦手で避けちゃうという方にもオススメです。大丈夫です。24時間TVが苦手な私が自信を持ってオススメします。 彼を囲む家族の空気が最高に温かいんです。正しくて素敵でまっすぐなママと厳しい現実を見つめながらユーモアに溢れ、彼を守るパパ。自分の優先順位が下がっても、やさしく、彼を可愛がるお姉ちゃん。これだけでも十分見る価値あるのですが、オギーの友情も素敵なのです。特に涙腺が崩壊したのは、「理由は退学になってもいいたくない」というお友達の台詞、それに対する校長の言葉。温かい世界に号泣しっぱなしです。 ちょっと出来過ぎかな・・と思ってしまう瞬間もあるんだけれど、映画くらい温かい世界であってほしい。だって、私は現実世界を頑張って生きるために映画を見るんだから。映画は温かく理想的な世界であっていい。 出てきた名言を心に刻んで、現実世界を頑張って生きていきます。 「When given the choice between being right or being kind, choose kind.」 「相手を知りたかったら、やることは1つ。よく見ること。」 「偉大さは強さの中にない、強さを正しく使うことの中にある 最も偉大である人とは自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている」 [映画館(字幕)] 7点(2018-07-15 19:07:23)(良:1票) |
10. ボクの妻と結婚してください。
《ネタバレ》 うーん、うーん、素敵なお話なんだけれど、いまいち心に響かなかったのはやっぱり現実離れしてるからかな。。 でも、結婚のよさを語るシーンはとても感動的でした。心に残る台詞も多かったです。 「いろんなモノが食べられるんだ、家族で食べる食事は世界で一番おいしい。」 これって、人生のことだよね。。自分ひとりで生きていると、自分ひとりの世界しか味わえない。 でも、家族と生きていれば、違う世界を味わうことができる。 昔は、そんなこと考えられなかった。 自分の世界でいっぱいいっぱいだったし、ほかの人の世界を背負うことが怖かった。 今は、違うかな。少しほかの世界を味わうことへのおおらかさ?気持ちがでてきたから分かる台詞。 「大事なこと言い合えない夫婦なんて、そんなの無しだよ。」 普通じゃない?って思ってたけど、これがさー本当に難しいんだよね。近くにいればいるほど、甘えも出てしまう。 [地上波(邦画)] 4点(2018-06-19 23:42:34)(良:1票) |
11. 恋は雨上がりのように
《ネタバレ》 こんなに良い意味で裏切られるとは思わなかった作品。ほろ苦い初恋を音楽で適当に色づけしているレベルかなと思ってました。ごめんなさい。の子の歌がラジオから流れてきて、見に行くか!となったくらいだけど、その感覚を持てた私を思いっきり褒めてやりたいです。見逃さなくて良かった。 なんとなく若者向けと思われてしまうかもしれませんが、とても大人向けの映画です。これは、年の差恋愛なんかじゃなくて、傷ついた二人が、悩みながら、お互いの夢に向かって、歩みだす作品なんですよね。 真っ直ぐなあきらに刺激され、諦めかけていた小説と向き合い始める店長、 反対に、自分が負った傷を抱きながら静かに諭す店長の言葉に、大事な陸上に戻っていく決意をするあきら。 これだけだって十分な作品なのに、店長とあきら、それぞれの友人との絆が描かれているのだから、もう涙腺崩壊です。 若者だからこそぶつかってしまう感情、大人だからこそ歩み寄れない溝。それぞれ違うもどかしさ。わだかまりが解けたときの温かい空気。 素直に泣けます。足掻き続けること、大切な人との絆を、少ない台詞と細やかな演出で、しっかりと描いてくれてます。 ラストも最高でした。あきらの涙が切なくて、美しくて、、爽やかで、素晴らしかった。 永井聡さんは、漫画の実写化が上手い監督さんなのかもしれません。帝一の國もよかったです。 [映画館(邦画)] 10点(2018-06-16 19:33:23)(良:2票) |
12. 海街diary
なんでこんなに豪華なんでしょうと驚いてしまうくらい、好きな女優さんが大集合の映画。 あとは、まったりと淡々と流れて行くお話。盛り上がりは少ないけれど、この穏やかさが心地よい夜もある。今夜の私にはちょうど良い映画でした。 姉妹っていいよなあ。私は兄しかいないから、4人の雰囲気は、すごく羨ましかったです。 [地上波(邦画)] 5点(2018-06-09 23:44:38) |
13. かぐや姫の物語
美しい映像は完璧で、姫は可愛らしくって、それでも、、点数が伸びないのは、なんでだろう。この理由を私は今回も分析することができなかった。前見たとき、途中で挫折して、今回もう一回のチャレンジ。やっぱりだめだったなー。話の展開を知ってしまっていること、かつハッピーエンドではないことが原因なのかな。。幸せな気持ちになれる作品でないと、私はだめみたいです。 [地上波(邦画)] 4点(2018-05-19 11:51:47)(良:1票) |
14. ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
《ネタバレ》 久しぶり感動して心が震えた。特にメリル演じるケイが苦悩の中、決断を下すシーンは涙が止まらなかった。 この作品のベースは、国家権力とジャーナリズムの対立を描いたものだけれど、私はケイという一人の女性が、葛藤し成長していく姿に一番心打たれた。 銀行員、証券所、どこにも彼女の味方はいなかった。社内の役員たちからも軽んじられている。 自分自身、経験も知識もないことは十分わかっている。黒いスーツの集団で戦うために、ひたすら努力を地道に重ねたって、その冷たい視線の中で自信が持てるわけではない。 そんな中で、会社の存続と自分の正義を守りながら、大きな決断をしなければならない。どれほどの勇気が必要なのか。 そのプレッシャーの中での「Do it!」。最高にかっこよかった。どれだけ苦しんで出した言葉だろう。その人間味あふれる苦しさと辛さを見事に表現しながら、その葛藤を乗り越えていくメリルの演技は圧巻。役員を説得する際、読み込んだ資料を初めて自分の言葉で伝えるシーンに、役員の後ろで縮こまっていたケイの姿はもういない。どんなに反対されても、自信がなくても、この道を進むと決めたその覚悟。本当に観る人の心を打ちます。私も自分と重ねて勇気づけられました。 いやいや、久しぶりに見応えのある素晴らしい名作に出会えました。嬉しいです。 最近、10点をつけることに変な抵抗ができてしまっているのか、私の感性が鈍っているのか、定かではありませんが、この作品は文句なしの10点です。 ハリウッドにある「ブラックリスト」の上位を獲得した素晴らしい脚本、スティーブスピルバーグによる監督、俳優はメリルとトムハンクス。 面白いだろうと思いましたが、最近のすべての映画の中でずば抜けています。何度もリピートして観たい作品です。 [映画館(字幕)] 10点(2018-04-30 21:07:00) |
15. 帝一の國
《ネタバレ》 映画化が決まった時に、これは映画化は無理でしょ・・とドン引きしてたのですが、きっちりと漫画の世界観つくってきたのにビックリ。笑いもあるし、青春もあるし、良いのではないのでしょうか。くだらないと笑って観てたら、後半で一気に物語としての重みが増すので気を抜いてはいけません。ただの青春映画ではなくきっちりと帝一のキャラを立たせてきたのが素晴らしかったです。てっぺんは星の数ほどある。されど空の高さを知るなど、名言も真面目に利かせるところも好評価。 しかし、ほんとこれは、キャスティング勝利の作品です。漫画に忠実にするだけではなく、俳優陣でプラスαの魅力をのせてきたところ、やられました。。弾は原作よりもかっこよかったし(もうちょっとワイルドでも良いかなとおもったけど、かっこいいので許す)、森園先輩は映画の方が、ずっと存在感あって良いキャラ(しかも私の好みだったので許す)してました。 [地上波(邦画)] 6点(2018-04-21 23:08:52) |
16. シン・ゴジラ
渋い俳優陣がゴジラをすかっとやっつけて、正義は勝つ!という映画かと勝手に妄想してた私が悪い。そもそもエヴァを一瞬で挫折した私だ。そっち系の世界観があるぞと心して観なければならなかったのだ。休日午前中にちょっと時間ないけど、、見たことないし観とく?!っていう軽いノリで見始めるものではない。 私という人間は勝手なもので、王道アニメっぽい単純なものを望んでたものだから、政治家たちの即決できないリアルさにイライラしてしまって。。日頃の会社で味わうイライラ感をなぜ祝日に感じなければいけないのかと前半でだいぶエネルギー喪失。そのくせ、後半は、カヨコのリアルのない役どころにもイライラして、、鑑賞後はゲッソリでした。監督ごめんなさい。 お勧めの鑑賞方法としては、ざっとシンゴジラのあらすじを読破(ネタバレない程度)、ある程度世界観に対する心のスイッチをON!、かつ、仕事が充実している時、うまくいっている時の金曜の夜とかに、スーツで正座して観た方がよい。休日に寝間着でグダグダ見てはならない。 [DVD(邦画)] 4点(2017-11-26 19:26:58) |
17. ダンケルク(2017)
一人一人が故郷を思い、お互いを想い、戦争を生き抜く。それだけです。丁寧につくられた良作です。 戦争映画なのに、派手な戦闘シーンも血なまぐさいシーンも、ありません。 戦争の大局は描かれていないですが、この作品はそれを伝えたかったわけではないと私は思っています。 CGもなく、淡々と流れるストーリーなのに、疲れるほどの緊迫感を演出できるのはさすがと言えるでしょう。頭を殴られるような、胃が痛くなるような衝撃はありませんが、心の奥から、ジワジワとくる感情の揺れがあります。名前も出自もよくわからない登場人物の想いに、目頭が熱くなります。 新しい戦争映画の描き方を見せてくれた監督に敬意を評します。 [映画館(字幕)] 7点(2017-09-18 14:09:08) |
18. 君の名は。(2016)
もう泣けたよ!2回目見たい!という彼氏の絶賛コメントに引きずられ、観に行った作品。 はいはい。よくある青春恋愛映画でしょう?と上から目線な私でしたが、案外、良かった。 映像は美しくて圧倒される。音楽も映画とばっちり合ってて世界観をつくりあげる。登場人物のキャラも良い。ストーリーもひねりが利いててすばらしい。矛盾が満載なところもまあ許そう。 贅沢を申し上げるのならば、あとひとつ何かかが足らない。これで何を伝えたいのだと思ってしまう私がいる。たとえば、恋愛を通じてさ、登場人物の考えが変わっていくとかさ、そういうのが無いんだよな。。異なる環境の二人が入れ替わることで、自分自身を見つめなおすところとかあってもいいんじゃないかと思う。 そして、思ったのは、これって恋愛じゃなくて、SFのカテゴリかな?たぶん。あんまり恋愛要素ないよね? 鑑賞2回目でボロボロ泣く彼氏の隣で、え、ここが泣き所なの?合わせて泣くふりしとく?と考えたこととか、 彼より年上の私なので、彼氏がヒロインより先輩を気に入っているところで、内心喜んだこととか、 そんなことしちゃっている私の方が、よっぽど恋愛映画のヒロインだと思いました。 [映画館(邦画)] 7点(2017-08-06 16:08:03)(良:1票) |
19. メアリと魔女の花
この人の今までのシリーズが個人的に好みではなかったのです。ちょっと暗い感じ。それに比べると躍動感あふれて、ずいぶん作風変えてきたな。期待!と思える出だしだったのですが、、なんかな、、後半にかけてどんどん飽きてきちゃってだめっだった。なんでだろう。ジブリとかぶる箇所がありまくりだけれど、だからこそ?そんな酷くないぞと思いながら見てたんですが、、終わった感じはふーん。で終わり。見直そうかしら。。言いたかったメッセージは、おそろしい武器や兵力を持つなってことかなあ。なんか、、世界観をぶつけてくるジブリと比較すると、ずいぶんこじんまりした作品だった。魔女の宅急便だって、こじんまりしている世界で展開されるけれど、その中にそれぞれの重みが丁寧に書かれてるんだけどな。。 [映画館(邦画)] 4点(2017-08-06 15:19:24) |
20. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 これは評価に悩む作品。私がハッピーエンドを求める方なので、やっぱり点数は厳しめにつけてしまう。 「ラブストーリー」としては、ごくごく普通な展開。音楽の力でカバーしている感じかな。 歌でつくられるHAPPYな雰囲気や盛り上がりは見事で、映像美も見てて楽しい。演出はパーフェクト。これぞ映画という感じ。 でも、ラブストーリーとして、個人の心理描写が甘いかな。。登場人物が惹かれていく様子とか、すれ違う辛さとか、、が繊細には描かれていない。だから、恋愛にイマイチ感情移入が出来ない・・切なくって泣ける!!という感じはありません。 このあたりの好みほんと分かれると思う。ほろ苦い結末はあっさりで、ちょっと私には物足りないというか、大人な見せ方過ぎた。 IFのストーリーを歌で上手く見せてるとは思うんだけど、すでにラブストーリーとしての結末は、わかってるから、ラストの盛り上がりにのれないのが辛い。もどかしい。楽しげなミュージカルシーンが空回りしている感じ。HAPPYな歌とダンスと色鮮やかな演出にこだわるなら、とことんハッピーな気持ちにさせて欲しいと思ってしまう。気持ちが置いてかれてしまったラストが残念。 でも作品の完成度としては悪くないので、見ておいても損はない。大人のヒトにお勧めです。 [映画館(字幕)] 6点(2017-03-12 19:46:48)(良:1票) |