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プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

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1.  ホーム・スイート・ホーム(1914)
グリフィスが「イントレランス」より前に、4話オムニバスで製作した作品。第1章でジョン・ハワード・ペインにより作られた「ホーム・スイート・ホーム」が2章、3章、4章に登場し、家族、夫婦、恋人の窮地を救うという、これもグリフィスの危機一髪救出劇。1章で旅に出た恋人のベインを待ちわびる女性、これがリリアン・ギッシュで、クローズアップはまだないものの、窓外からの逆光線にきらめき風に揺れる髪、編み物、祈り、この20秒ほどの彼女が素敵すぎてもう私はグロッキー状態。生活がどん底のペインが曲の着想を得ると、窓のカーテンが微かに揺れて一条の光が何度も差し込むのもニクい。2章、マーシュとハロンの側でただただパイプを咥えてそこにいる親父さん。3章、兄弟の乱闘と駆けつける保安官のカットバック。4章、結婚当日へのフラッシュバック。そしてラストを締めくくる天女リリアン・ギッシュの天衣無縫な美しさに息を呑みます。説話的なテクニックが音で束ねられ、風が通り抜けるこの映画、サイレントでありながら五感を刺激する作品であります。
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-02-11 09:19:38)(良:1票)
2.  牡蠣の王女
ルビッチ鑑賞弾丸日帰りツアーからただいま帰還。ドイツ時代の作品4本と実に濃密な時間を過ごさせていただきました。結論、やっぱりルビッチはエロかった(笑)、そして足フェチだ~。艶笑コメディの萌芽どころか、熟たる果実が既に成っていたのを確認しました。さてこの「牡蠣の王女」、多数の召使を基調とした視覚的ギャグの連打は渡米後の作品にはちょっと見当たらず、今まで私が見たルビッチ作品の中ではオンリーワンなコメディ作品です。しかしその中にはちゃんと、「結婚」「女1人男2人」「ドア」という意匠がしっかりと配置されており、ルビッチブランドはメイド・イン・アメリカではないことも分かりました。鍵穴をのぞくとストッキングを脱ぐ女性の足、う~んエロい。牡蠣王を演じるのはヴィクトール・ヤンセンで、冒頭ヤンセンが葉巻をくゆらしていたシーンを思うと、この牡蠣王こそがルビッチの分身で、最後に鍵穴をのぞいていたのは実はルビッチだったということで、見事にルビッチな作品であったのです。
[映画館(字幕)] 10点(2005-11-20 01:27:50)(良:1票)
3.  カルメン(1918)
英語版VHSにて鑑賞。ルビッチのドイツ時代の作品を初めてみることができた ・・・すっかり遠い目であります。昨秋「なみおか映画祭」でルビッチの「花嫁人形」と「田舎ロメオとジュリエット」が上映されることを発見した時には、思わず青森までどうやっていくのがいいか真剣に調べたものです。結局日程的に断念したものの自らへの後悔の念と見た人への羨望の眼差しが交錯したままに、この「カルメン」を見る機会に恵まれただけに、見る前から♪ジャジャッジャッジャ!というあのカルメンのリズムが体内でブラウン運動を始めるほどでありました。さて作品は、いわゆるルビッチタッチといわれるようなセンスは感じませんでしたが、時々アップになるポーラ・ネグリの表情が妖しく艶っぽく迫り来て・・・見る者は吸い込まれそうになるのでありました。ルビッチのドイツ時の作品を見ることができた幸せとフィルムが残存している喜びに♪ジャジャッジャッジャ!と10点献上~!
10点(2005-01-19 18:50:49)(良:1票)
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