1. 悪魔のエイリアン
《ネタバレ》 冒頭の「子猫物語っぷり」で愛猫感たっぷり特盛の演出を決めておきながら、最初に犠牲になったのが猫だとか不憫すぎて面白い。 ボウリングレーンから一斉に「ぬぱー」と登場するアメーバは、おっかないですね。 [DVD(字幕)] 5点(2020-09-16 05:37:57) |
2. ガメラ対大魔獣ジャイガー
《ネタバレ》 大阪港(南港か北港かは分からず)→大阪城→通天閣→大阪港→万博公園(吹田市)と、大阪を蹂躙したジャイガーさん。 南太平洋の赤道からピンポイントで日本、関西と攻め入る方向感覚は素晴らしいが、大阪に来てからの方向音痴っぷりが酷いぞ! ウエスター島の文化使節役のチコ・ローランドの雄姿を見たくて鑑賞させてもらいました。 [DVD(邦画)] 5点(2020-04-06 00:36:10) |
3. 激突!殺人拳
《ネタバレ》 「ホアアアアアアアアァァァアア!」「イエアァァアアア!」などの奇声と変顔(と、アクション)、爽快感よりグロ要素高めに構成されたアクションを存分に披露した千葉真一の2.5枚目な悪漢ヒーローっぷりが楽しい。 中島ゆたかや志穂美悦子らに降りかかる艱難辛苦がイチイチツボに入ったが、チコ・ローランド(レ〇プ担当)の捥ぎ取られたイチモツが超痛そうで可哀想だった。 [DVD(邦画)] 6点(2020-04-06 00:28:29) |
4. 女番長ブルース 牝蜂の逆襲
《ネタバレ》 鈴木則文の映画は「少林寺拳法」「徳川セックス禁止令」と観て、これが三作目。(とっとと「トラック野郎シリーズ」観ろや) とりあえず、私が生まれるちょっと前の神戸・大阪が舞台。 「スケバン」「愚連隊」「ぼっちゃん暴走族」「ヤクザ」という四者による、エロ七割・暴力二割・浪花節一割という配合で成されたトンデモ抗争劇なんですが、なかなか香ばしくて面白かったです。 個人的には、バイクの上での濡れ場が超楽しそうで、斬新。劇中「カーセックスなんて古いぜ!これからはオートバイファックよ!」って彼ら言ってますけど、2018年に於いてもオートバイファックなんて斬新過ぎですから!そんな時代、来てませんから!と、反論したいのはヤマヤマですが「私なら何キロくらい耐えられるやろか」などと、要らぬ下半身勘定をしてしまった私も、どうかと思う。 そして、冒頭の「珈琲代で100円、女子大生とアレコレで2000円」を現代(2018)に換算するに、だいたい女子大生とアレコレは10,000円以下。めちゃくちゃ怪しい安さだが、3200円しか持ってないサラリーマンがホイホイ釣られてしまう描写は、決して他人事とは言い難い。生卵苦手なんで、大丈夫ですけどね!(そういう問題ではなく) [DVD(邦画)] 6点(2018-05-11 04:54:33) |
5. 徳川セックス禁止令 色情大名
《ネタバレ》 今から10年以上前、この作品のVHSテープが大阪某所で800円で売られていた。「買うべきか、否かしかし、うぬう」などと、尋常なく懊悩していたが、当時は断念した。テープの劣化具合が気になったというより「徳川セックス禁止令 色情大名」というへなちょこ感あふれるタイトルに、ワンコイン以上の価値を見出せなかった。買っても多分、一回しか観ない。そう思ってスルーした。 そして近年、私の頭の片隅に居座る「徳川セックス禁止令」というパワーワードは、徐々にではあるが「ちっと観てぇ」程度にぶくぶくと肥大していた。そして2018年。何を思い立ったかしらんがTSUTAYAの検索システムで調べたところ、なんとご近所のTSUTAYAに「レンタル可能」との結果が。 いやはや本作がレンタル版DVDでリリースされ、なおかつご近所のTSUTAYAに鎮座していたとは。万能の神による何の思し召しなのかしらんが、とりあえず借りて観てみた。 うーむ。何というか、すげぇな東映。すげぇな鈴木則文。誰にも真似できない未踏のオンリーワン作品である。鳳啓介・京唄子のラブシーン、山城新伍の万能感、サンドラ・ジュリアンの腰、渡辺文雄のヨコモジ恫喝、切腹シーンのヘンテコな音楽、やらせろ一揆(超楽しそう)、ラストの腎虚オチまでもが秀逸。 要するに「行政がセックスにやいのやいの言うねぃ」というテーマで、ここまで異色なファンキー正調時代劇(矛盾)を制作した向こう見ずっぷりに、感動しました。 蛇足ですが鑑賞後、そんなにムラムラこないのは…個人的な嗜好のせいか、作品の及ばぬ力量のせいか、それとも時代のせいなのか。ちょっと考えさえられた。答えはあなたが観て確かめて!ちなみに私、鈴木則文の映画は「少林寺」に続いてこの映画で二本目です。(トラック野郎観ろよ!) [DVD(邦画)] 7点(2018-04-27 03:12:06) |
6. サンゲリア
《ネタバレ》 くさったしたいAがあらわれた! くさったしたいBがあらわれた! くさったしたいCがあらわれた! … くさったしたいたちにかこまれてしまった! … ゆうしゃ(主人公)はメラ(火炎瓶)をとなえた! ゆうしゃはほのおにもかこまれてしまった!(だって木造建築の室内だもの) … ゆうしゃはにげだした! みたいな、ドラクエ中盤の先走りが過ぎた冒険者のような、可もなく不可もない映画でした。不可はないが、フカはゾンビと戦っていていたようでした。メインイベントは其処だったか… 蛇足ですが、気になったのは…医者の奥さんの内臓が食われてるシーン、ゾンビ役者のみなさまは何を食ってるんでしょうか…私は「しなびたスイカの果肉」とみたのですよ。 [DVD(字幕)] 5点(2014-10-29 09:22:09)(笑:1票) |
7. ハロウィン(1978)
《ネタバレ》 居るのか居ないのかハッキリしないマイケル・マイヤーズの薄すぎる存在感が、この映画のキモでもあり難点でもある。 しかし、その希薄すぎる存在感とはウラハラに、気味の悪さは充分。 蛇足ですが、しかし、マイケル・マイヤーズ君さぁ。絶対、ファミレスとかで注文忘れられるタイプですよね。存在感が最後まで、薄すぎる。そんな彼を実社会に出さずに隔離を提案し、ラストのオチまで持っていったあの精神科医は、ひたすらグッジョブです。 [DVD(字幕)] 4点(2014-03-05 04:04:51) |
8. ガントレット
《ネタバレ》 家、パトカー、バスを破壊するために、みんなこぞって乱射につぐ乱射。そこに理屈などは、無くて良い。 何万発撃ったか解らんような派手な銃撃を展開するものの、銃殺されるのは4人だけというコストパフォーマンスの悪さに、とにかく惚れる映画なのである。 そして、イーストウッドの銃による戦果といえば「ドアノブ」と「バイクの燃料タンク」のみ、死傷者はゼロである。だが、それもまた良い。 [DVD(字幕)] 7点(2014-02-14 00:39:16) |
9. 修羅雪姫(1973)
《ネタバレ》 ケレン味たっぷりな時代設定と人物相関、やりすぎ感のある平尾昌晃の湿っぽい音楽、小池一夫エッセンスをふんだんに盛り込んだ脚本、ぶっ飛んだ梶芽衣子のクールビューティなどが、見事なまでにマッチしていてカッコイイ。 個人的には、あの「井口昇かよ!」と思わせる出血量が、ちょっとアレだったかなぁ。あと三割ほど血量を抑えてくれれば…と思わずにはいられない。 [DVD(邦画)] 8点(2014-01-17 02:44:14) |
10. ジャバウォッキー
《ネタバレ》 シュールな映像作家といえば!という事で、友人から教えてもらったシュヴァンクマイエル作品集ですが、観た中でもこの作品が飛びぬけてファニーであり、ぶっ壊れているように思える。 面白かったが、しかし、シュヴァンクマイエルさんよ。君とは友達になれそうもない。(親子ほど歳離れてるって) [DVD(字幕)] 6点(2013-09-25 09:49:25) |
11. パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻
《ネタバレ》 洪水、台風といった天災に対し、必要以上にドキドキしていた頃を思い出す。…って、今でもちょっと興奮してるか。私。 [DVD(邦画)] 6点(2013-02-13 22:53:06) |
12. パンダ・コパンダ
《ネタバレ》 「パンダが人間みたいに動いてるー!!!!」と、子供の心をつかめさえすれば、この映画は大成功なのだと、「パンダが通勤しとるー!!!!」とウケてしまったオッサンの私は思った。 [DVD(邦画)] 7点(2013-02-13 22:49:07) |
13. ミミズバーガー
「正視に耐えん」作品は数あれど、この作品はそれらの群をとんでもないレベルで抜いている。ド変態映画の極北といって、過言ではないだろう。 平均点のカッ飛んだ低さに興味を持ち、近年にDVD化されたという事で本作品を観てみたが、この好奇心に従順な私のアホウさを、今回ばかりは呪わざるを得ない。 とりあえず、ラスト10分の畳み掛けるようなグロシーンに耐えた私を、誰かに褒めてもらいたい。私の胃や食道や精神だとかを、ここまで頑張らせた映画は、他にあるまい。 [DVD(字幕)] 0点(2012-06-05 03:43:45)(良:1票) |
14. ゴジラ対ヘドラ
《ネタバレ》 この斬新過ぎる新機軸ゴジラに、賛同していいものか否かと、相当考えさせられた。 だが「日本もかつては公害大国だったんですよ」という、ナニゲに現代にも通用する本作の戒めみたいなモノと、ヘドラの造形美(実は目が結構綺麗だったりする)は、評価したい。 だが、海に浮かぶヘドロの撮影に、築地で買ってきた魚(当然、食用)を使って無駄にした演出が、もったいなくけしからん。 あと、複数カットでのシュプレヒコールのシーンで、泥に埋まった赤ちゃんが居たが、あれもけしからん。面白いが、けしからん。「あの赤ちゃんは照明技師の初孫らしい」というトリビアを、副音声で聞いて爆笑しておいてナンだが、けしからん。 [DVD(邦画)] 6点(2012-05-06 00:43:06) |
15. ファール・プレイ
《ネタバレ》 「タクシー客」や、オペラの「ミカド」などよりも、逮捕劇にドン退きしているオペラの観衆が、すっ呆けた法王の拍手に釣られて拍手するラストシーン。ここが何とも日本人的笑いで面白かった。 [DVD(字幕)] 8点(2012-02-04 00:25:18) |
16. 刑事コロンボ/策謀の結末<TVM>
《ネタバレ》 ボトルに隠された犯人の詩人らしい洒落っ気が、とてもバカバカしくてイイ。 コロンボの活躍で捕まる犯罪者の数が複数人なのも、最終回ならではの特盛感か。(もしかして「二つの顔」以来では?) [DVD(吹替)] 7点(2011-10-22 00:53:32) |
17. 刑事コロンボ/秒読みの殺人<TVM>
《ネタバレ》 ラストシーンあたりに出現するキューパンチに遊び心を感じるが、当時の映写技師はこのキューパンチに反応したりしなかったのか、ちょっと気になった。 [DVD(吹替)] 7点(2011-10-22 00:44:34) |
18. 刑事コロンボ/攻撃命令<TVM>
《ネタバレ》 個人的なことだが、私は犬が嫌いだ。しかし、例外としてドーベルマンとブルドッグは、大好きな私だったりする。だから、このドーベルマンを殺人に使った犯人が許せない。 処分されそうになっているドーベルマンの為に、コロンボが奔走し、見事事件を解決に導く。嫉妬と復讐に囚われつつも、生徒に手を出す色ボケ犯人は馬脚を現し、一件落着。うーむ、コロンボ。なんて優しく、カッコイイ男なのだろう。 観終えて、しばらく考える。「この犬二匹が、シェパードだったら?」イヤイヤ、ここまで面白いとは思うまい。てか、シェパードは嫌いだ。 ゆえに、考える。この作品の成功はポイントとなる犬種に「人懐っこいドーベルマン」を選んだ点ではないか、と。 超個人的な歪んだコメントで、失礼。 [DVD(吹替)] 6点(2011-10-22 00:35:08) |
19. 刑事コロンボ/美食の報酬<TVM>
《ネタバレ》 どこでもチリを食いたがる、無粋なコロンボは、いったいどこへ? [DVD(吹替)] 5点(2011-09-28 00:39:55) |
20. 刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM>
《ネタバレ》 世のミステリ作品に掃いて捨てるほどあるダイイングメッセージの中でも、これは神懸り的なセンスのダイイングメッセージ。 [DVD(吹替)] 7点(2011-09-27 02:51:08) |