1. デイライト
ポセイドン・アドベンチャーの焼き直しみたいですね。シルベスタ・スタローンのいつもの大活躍でそれなりに楽しめました。水中に潜って脱出しなければならないところで、大けがしている黒人の男性を「だめだった」といって見捨てたのは、以前、救出に未練を持ち結局3人を死なせてしまったという過去からでしょうか。 7点(2003-08-15 19:07:44) |
2. エイリアン4
何かグロテスク。気持ちの悪い画面が次々と出てきてホラー映画ファンには良いでしょうが、今までSFアクション映画としてみてきた私としては目を背ける場面の連続で、辟易しました。おー気持ち悪い。ヤだ、ヤだ。 5点(2003-08-06 19:22:33) |
3. 生きてこそ
久しぶりに感動しました。乗客四十数名を乗せてアンデス山中に不時着。70日を超える極限の状況を生き抜き、ついに2人が下山に成功、最終的に16名が生還するという実話を事実に沿った形に映像化したものでした。一部に、というかそれ故に有名になった話として人肉を食べて生き伸びたという事実がありますが、あの状況の中で一体他にどんな手段があったというのでしょう。宗教的にタブーと言うことでしょうが、人は生きるために生まれてきます。生きるために他に方法がないとすれば、神もお許しになるはずと思いました。「俺が死んだら俺の肉を食って生き延びてくれ」と。人間として美しいと思いこそすれ忌まわしいとか思いません。やっぱり人間って素晴らしいんだ。生きることは何て素晴らしいんだと言うことを再確認させくれました。 10点(2003-07-31 17:44:25) |
4. 交渉人(1998)
久々にハラハラドキドキのスリルのある充実した二時間を楽しめました。ドキュメンタリーのようなリアリティと生の緊迫感があふれていました。ケビン・スペイシーは、コミカルな役もこういうシリアスな役もうまいですね。存在感のあるいい役者だと思います。 9点(2003-07-23 18:50:29) |
5. レ・ミゼラブル(1998)
小説は長すぎて読めないので映画で楽しむことにしました。貧しさ故に盗んだわずかパン一個のために19年も刑務所にいたという不条理、銀の食器を盗んで見つかったが、それはあげたものだと神父の証言で助かり、人の真心に打たれ改心するジャン・バルジャン。その辺のこの小説の最大のテーマが十分描かれていなかった。しかし、執拗なまでのジャベール警部の追求、革命家マリウスとコゼットの恋等々盛り沢山の素材をうまくまとめたと思います。 8点(2003-07-23 10:45:52) |
6. ダイ・ハード2
監督はあのクリフハンガーのレニー・ハーリンということで期待は十分。1は、高層ビルの乗っ取り、2は、空港の乗っ取り。ブルース・ウィルス得意のアクション炸裂し、全く飽きるところがありません。駆けつけた特殊部隊が実は一味の仲間だったとはちょっとひねり過ぎの感もあったが、アクション映画としては十分及第点でしょう。 8点(2003-07-09 17:32:15) |
7. ボルケーノ
結構面白かったですよ。ロサンゼルスで火山が噴火するというのもそういうことがあっても不思議ではないと言う説得力もあったし。ダラダラしたところがなく、速いテンポで一気に見せてパニック映画としては十分及第点だと思います。地質学者に扮したアン・ヘッチ、金髪、青い目、透き通るような白い肌、美人ですね。好きです。 8点(2003-06-12 12:00:00) |
8. ファイト・クラブ
胸くその悪くなる映画だった。話は荒唐無稽、顔色悪い幽霊のような女、殴られて殴られてサディスティックな喧嘩場面、訳の分らないストーリー。途中見るのをやめるつもりだったが、どこまでくだらないのか確かめてみるのもいいかなと最後まで見てしまい、さらに気分が悪くなった。数限りなく見てきた映画の中で本当の最低映画。 0点(2003-06-06 10:49:18)(良:2票) |
9. レッド・オクトーバーを追え!
一回見ただけでは、ストーリー展開がよく分らなかった。何故なら、話の辻褄が合わない部分がいくつもあったからだ。 一つ目は、何故このレッドオクトーバーの艦長は、亡命することをわざわざ上官に教えたのか。彼らの行動は分っているので捕まらないからと一言で片づけているが、実際はその予想の正反対で危うく命を落としそうになる展開だ。どういう誤算でそうなったのかという説明が全くない。 二つ目は、艦長本人はリトアニア人で家族もいないから亡命するのに都合がいいということは出てきたが、では他の士官達はどうするのだ。乗組員は事故を装い下船させたのは分った。しかし士官達が揃って一緒に亡命すると考えたのか。まさか。説明がないので分らない。 三つ目は、どうやってアメリカ側に連絡しようと計画していたのかが全く出てこなかった。映画ではライアン博士が全くの勘で、もしかして亡命を意図しているのではないかとピンときて話が進んでいる。ピンと来なかったならどうなっていたのだ。ただ殺されただけではないか。それとても、極秘情報でソ連の首相がレッドオクトーバーを撃沈せよと言ったとか。一国の最高首脳の発言が最大の敵国アメリカにそんな簡単に漏れる物なのか。なんか嘘くさい。調子が良すぎる。 四つ目は、ラストでレッドオクトーバーがソ連の魚雷で撃沈される危機に陥った。あと何秒、何秒、いよいよ魚雷が命中かという緊迫の画面で、突如今度は逆にソ連の潜水艦の方がアメリカの魚雷にやられてしまった。ちゃんと説明して下さい。たしかに最後のどんでん返しでその方が面白いかも知れないが必然性がなければ単なるご都合主義ではないか。 五つ目、これはイチャモンだが、ロシア人に英語をしゃべらせるなよ。始めの方はロシア語を話していたのが、突如英語を話し始めたのには笑っちゃいます。 最後に、この少し前ソ連艦長が亡命の理由を士官達に話す場面で、クチャクチャ音を立てながら食べ、口に物をほおばったまま話をしていた。こういうのは西洋では最も軽蔑されるマナー違反だ。艦長ともあろう人間がそのようなことをするのか。おかしいよ。アクション映画でさえを見せたマクティアナンだが、この映画に限っては脚本が悪いせいもあってかいただけない。 6点(2003-05-11 12:39:25) |
10. アルマゲドン(1998)
直径がテキサス州と同じ位の小惑星が18日後に地球に激突し人類が絶滅するという絶体絶命究極の危機に、核で小惑星を爆破する計画に選ばれたのが、とても信頼もできそうもない軽薄でお調子者のヤクザまがいの男達。ロシアの宇宙ステイションにドッキングしたらそこにいるのはまたまたとてもありそうもないバカ男。全然リアリティがないですよね。所詮映画なんだから、そんなことは関係ないというのか。でもそれではせっかくのラストの感動場面も感情移入出来ません。日本人がこんな作り方したら非難ごうごうと思います。アメリカ人の感覚というか監督のセンスというか理解できません。 4点(2003-05-04 11:51:27) |
11. ディープ・ブルー(1999)
面白かったクリフハンガーの監督作品と言うことでみてみました。タイタニックの水攻めにジョーズの鮫が加わったダブルパニック。腕がちぎれたり、胴体が真っ二つとかちょっと残酷場面もあったがすさまじい迫力。楽しめました。レニー・ハーリンの映画は面白い。 8点(2003-04-21 14:59:56) |
12. クリフハンガー
最初から最後まで息をも尽かせぬスリルとアクション、全く飽きさせない素晴らしい映画です。標高4000メートルの撮影も大変だったろうし、山の壮大な風景の中での死闘は本当に見応え十分でした。アクション映画として文句なしの10点 10点(2003-04-06 11:51:22) |
13. ジャンヌ・ダルク(1999)
姉を殺し犯した憎んでも憎みきれない英国兵。神の啓示を受けて母国フランスのために敢然と立ち上がったジャンヌダルク。余りにも有名な史実ですが、映画になって改めてみますと、その勇気、気概、信念の気高さに驚嘆すると同時に尊敬しますが、最後の火刑の場面では、思わず目を背けるほどの悲しみで一杯になります。15世紀の習俗、文化、生活振り、宗教裁判、戦争。600年近い昔を目の当たりにして歴史を思い起こすという意味でも感慨深い映画でした。 9点(2003-03-17 15:14:00) |
14. エイリアン3
エイリアンはSFスリラー映画の決定版。1も2も3もみんな面白い。それぞれ監督が違うのですが、あの怪物のキャラクターが抜群にいいのでどの映画も力作で実に面白い。また2時間手に汗握って楽しませてもらいました。 9点(2003-03-10 11:44:38) |
15. ユー・ガット・メール
メグ・ライアンがかわいいですね。お茶目で明るくて目がクリクリッとして。後は特に印象になし。 6点(2003-03-10 11:41:13) |
16. プライベート・ライアン
戦争って実に惨い、悲しい。でも実際はもっともっと悲惨、つらいんだと思う(想像でしか言えない)こういう映画を後世に残すのは本当に価値のあることだと思います。仲間が死ぬか生きるかの戦いをしているのに、震えながら何もしない二等兵。ホントこういう奴って殺したくなります。ミラー大尉の墓の前で、泣き崩れるライアン元二等兵。私も涙ボロボロでした。 10点(2003-01-05 12:11:33) |
17. アウトブレイク
台詞がやたら早口で、重みが全くない。テーマも深刻で、役者も超一流なのに何か上滑りをしている感じ。もしかして吹き替え版で見たのでそれが原因かなと思いもう一度字幕版で見たところ案の定、そうでした。このディレクターは一体何を考えているんだ。アホか。何百人も死んでいるというのにまるでエキサイティングな見せ物が展開していますてな調子でアナウンサーがしゃべってるし、せっかくのダスティン・ホフマンの台詞も軽くて軽くて全然事の重大さが伝わってきません。吹き替え版は必ずしも悪くないんですが今回は大失敗。ストーリーは、市民全員を殺さなければならないという必然性に今一リアリティがなくちょっと弱い。 6点(2003-01-05 12:08:03) |
18. コンタクト
人類史上始まって以来の異星人との通信の成功。これこそ正に空前絶後の歴史的大事件です。にもかかわらずこの衝撃、感動の描き方が不十分と思います。SETIに対する周囲の理解不足、恋愛感情めいたお話といった本筋と離れた所にも欲張って時間を割いたため、これだけの大きなテーマがぼやけてしまったのは残念です。 6点(2002-11-28 16:13:54) |
19. シックス・センス
よく分らない映画ですね。何が言いたいのか。映画って所詮娯楽ですよね。普通に見て分らないと言うのは疲れます。何か、「さあどうだ。私の言わんとすることが分るか。見抜いて見ろ」そんな声が聞こえてきそうです。後味の悪い、嫌な映画を見てしまいました。 2点(2002-11-01 11:57:00)(良:1票) |
20. イングリッシュ・ペイシェント
アカデミー賞受賞作品と言うことで見てみましたが、こういう恋愛物は、経験が少ないせいかピンと来ませんでした。好きでたまらないのに、近寄ってくる男のほおを思い切りたたく。この辺凄いですね。 5点(2002-10-25 16:39:14) |