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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  バーバー 《ネタバレ》 
バックに音楽がないというのは何か奇妙な感じですね。それにしても意外な展開の連続で結構面白かったです。意外にも人を殺してしまい、意外にも女房が真犯人にされ、かわいい女の子にフェラチオをされそうになり、最後はまさに意外にも自分が別の件で殺人犯にされ死刑判決を受ける羽目になる。それを淡々と何の感情もないかのように受入れていく、実に奇妙な男。しかし、映画にすると奇異な感じだが、現実の世界ではこのような人、生き方をしている人は結構多いのかも知れないですね。自分もそうかもしれない…・
7点(2003-10-09 18:15:35)
2.  ストーカー(2002)
家族がいない、友人もいない寂しい中年の男性にとって、他人の幸せそうな写真を毎日眺めるのって、確かに酷ですよね。そんな男のフラストレーション、イライラがどんどんたまっていって、最後は一線を踏み越えてしまう。そういう怖さが良く描かれていて楽しめました。それにしても少し変った写真を首にした元上司に送りつけただけでもう警察を呼ばれてしまうとは、アメリカらしい感じで恐いですね。
8点(2003-10-02 14:05:51)
3.  レッド・ドラゴン(2002)
不気味で緊迫した画面。結構楽しめました。一件落着と思ったところでまだ続きがあったとは驚きました。「羊たちの沈黙」には及びませんが「ハンニバル」より面白かったです。
7点(2003-09-19 18:36:11)
4.  es[エス](2001)
素晴らしい映画だった。近頃見た中では出色の出来。ごくごく普通の市民でも権力を持つと変っていく。始めは単にお願い程度のどうでもいいような小さなことでも、それを強制的に従わせる権力を持っていると、その権力を使いたくなってくる。服従させられる方も、相手が権力を振るかざすと内容の如何に関わらず反発したくなる。そうやって小さな憎しみが次第にスパイラル状にエスカレートして最後は殺し合いにまで発展する。囚人役の一人が「ナチの豚め」と叫ぶのはまさにズバリ本質を突いていた。一人ひとりは善良な市民だったはずが、何百万もの人間を殺す側に荷担したという世にも恐ろしい事実もこうして生まれたんですよと実に見事に映像化しました。
10点(2003-08-12 16:55:25)
5.  マトリックス リローデッド
前作は見ていなかったが話題の映画と言うことで見てみた。アクション満載だが、余りにも人工的な映像加工処理が多すぎリアリティがなく感動できない。ここではストーリーも二の次のような感じで、始めから終わりまでドッタン、バッタンの派手な画面が続くだけでは、せいぜい暇つぶし程度の価値しかない。
5点(2003-07-23 18:45:26)
6.  ターミネーター3
始めから最後までアクションシーン全開で突っ走った感じ。メリハリが今一で映画に厚みが出なかった。どんな新しいロボットが出るかと楽しみだったが、二作目と同じだったし、胴体がちぎれたり、機械につぶされるところなど1,2作のアイデアを焼き直しただけで期待はずれ。準主役だったサラ・コナーが登場しなかったのもがっかり。やっぱり、ジェームズ・キャメロンにやらせられなかったのが一番痛い。
8点(2003-07-23 18:43:10)
7.  ザ・ビーチ(2000)
たいして面白い映画ではなかったですね。普通の人は知らない世にも美しい海岸があって、なんとかかんとか。結局何を言いたいのか分りません。超人気俳優のディカプリオを使って一儲けしたいというだけ?最後はロシアンルーレットというディアハンターのアイディアをいただいたりして…・。
4点(2003-07-08 19:15:13)
8.  トータル・フィアーズ
実際に核を落とされた映画って有りそうでなかったように思います。ただそのシーンが、車やヘリコプターが飛ぶ位で生々しい悲惨さを伝えていなかったのは、いささかもの足りません。核が爆発したあとの、米ロ両大統領の狼狽、焦り、恐怖、どう行動したかは、かなりリアリティがあって、興味深かったです。
8点(2003-07-04 18:51:13)
9.  ドリヴン
レニー・ハーリンとシルベスタ・スタローンの「クリフハンガー」コンビで期待したのですが、それほどでもありませんでした。これはやっぱり大画面で見ないと魅力は半減でしょう。車好きの人にはこたえられ堪えられないでしょうが、そうでない人には余り面白くはないですね。
6点(2003-05-16 11:02:47)
10.  ザ・ダイバー
海軍始まって以来の黒人ダイバーの誕生。主人公バルボアに対するさまざまのいじめ、嫌がらせにも拘わらず最後には本当にダイバーになると言う社会派ドラマ。ロバート・デニローロ演じる上官サンデーの性格がよく分らなかったですね。普通では面白くないということで、かなりひねった思うのですがかえって感動をそぐ結果になったですね。
5点(2003-05-04 11:48:57)
11.  たそがれ清兵衛
邦画は余り見ないのですが、今話題の「たそがれ清兵衛」を見ました。さすがは各種映画賞を独占しただけあって、見応えのある素晴らしい映画でした。切腹を拒む男を藩命により一人で討ち取りに行く所、清兵衛としては五分五分、いや六分までは死を覚悟していたはずだ。そういう状況で、これまでの恋心を初めて打ち明けます。何か切なくて、胸が詰まって、泣けてきます。幕末のわずか50石取りの下級武士、内職しなければ生活できません。籠城した男も、浪人になって食うや食わずの極貧生活、やっと就職でき藩のため一生尽くすぞと誓ったのもつかの間、今度は上役がたまたま反主流派だったために切腹を命令される。そんな理不尽さを清兵衛に語る。自分ではどうしようもない事情で人生が翻弄される時代、そんな時代に生きた貧乏下級武士の心情を映画に写し取りました。
9点(2003-04-11 12:55:32)
12.  戦場のピアニスト
同じナチのユダヤ人虐殺をテーマにした「シンドラーのリスト」は、もっと暗く、凄惨であったがこの映画は、家族、友人、抵抗組織により重点を置き、その視点からのナチとユダヤ人問題を取り上げました。その分わかりやすかったし、この問題の恐ろしさがより一層身近に感じられた。ピアノという芸術を味付けにして、見る映画としても面白くしていたと思います。テレビCMでおすぎが、感動しました、感動しましたとわめいているので、そういうのに限って、案外つまらないものだったりしますが、この映画に限ってはそんなことはありませんでした。
9点(2003-02-24 12:07:18)
13.  マイノリティ・リポート
トム・クルーズが必死に逃げるスリルとサスペンス。犯罪予知システムを逆手にとって、自らの殺人を隠蔽しようと企む組織の高官。それなり面白かったような気もしますが、肝腎のストーリー展開がよく飲み込めず最後まで?が付きどうしのまま終わってしまった感じです。面白さを理解するには、最低二度は見てくださいということなんですかね。
5点(2003-01-30 15:35:57)
14.  バーティカル・リミット
何百メートルもの絶壁をロープ一つでよじ登る。われら高所恐怖症の者には理解 しがたい狂気の沙汰に見えます。ヒマラヤの大自然に挑む人間の物語。こういう映画は大画面で見なくてはダメですね。
7点(2003-01-30 15:31:00)
15.  パーフェクト ストーム 《ネタバレ》 
未曾有の大型台風で荒れ狂う海と戦う6人の男達。まさに実写さながらの迫力ある画面。大抵ハッピーエンドで終わる映画が多い中全員の死という悲しい結末。1623年以来一万人も死んでいるという厳しい現実。もう絶望という状況の中での「悔いはない。やるしか仕方なかったんだ。立派に戦ったよな」という台詞が心に残ります。
8点(2003-01-16 11:48:55)
16.  ブラックホーク・ダウン
冒頭、事実に基づいた映画であるという字幕が出ました。これが実際にアフリカのソマリアで起こった事実なのだという現実感、緊迫感に圧倒されました。劇場で見てDVDでもう一度見ました。戦争映画は数知れずありますが、徹頭徹尾事実に拘り、ドキュメンタリーのように制作する。こういう映画の意義はとても大きいですね。親指が皮一枚になる、手首がもぎれる、胴体から下半分がなくなり内蔵がむき出しになる、そういった凄惨極まるシーンも出てきますが、これが真実だという重み、戦争の怖さが実感を持って迫ります。30万人の国民が虐殺されているのを知りながら、そしてそれを多少の犠牲を伴うにせよ防ぐ力を持ちながら看過することはできないというアメリカの正義感、どんなに惨くても内戦だから他国の干渉は一切受けないというソマリア側の論理、難しいところですね。しかし、目的、理由、意義は何であれ兵士は戦わなければならない。死の危険に身をさらさなければならない。これが現実、人間。考えさせられます。こうした映画を作るプロデューサー、監督は、立派な仕事をしたと思います。
9点(2002-11-11 12:40:32)(良:1票)
17.  ザ・セル
ストーリーに全くリアリティがなく支離滅裂。ホントつまらない映画でした。監督は結局、映像美だけに関心がありストーリーその他はダシに使われただけです。
2点(2002-10-29 17:39:23)
18.  ロード・トゥ・パーディション
重厚な作品でした。美しい親子愛の物語?でも結局はマフィアの中でのお話。今一感動できません。
8点(2002-10-29 17:19:01)
19.  ハリー・ポッターと賢者の石
童話ということで、子供は喜べたかも知れませんが、私はどうも……後半スネイプという名前が良く出てきましたが、最後まで顔と名前が一致せず、もどかしい思いでした。二度見たらストーリーがよく分り結構楽しめました。それにしても、DVDで日本語の吹き替えをやっている子役の声優、棒読みで興ざめでした。
7点(2002-10-25 16:34:15)
20.  インソムニア
楽しめました。
7点(2002-10-25 16:30:16)
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