1. フィールド・オブ・ドリームス
荒唐無稽なファンタジーだけど「こんなことがあったってイイじゃない」と思わせてくれる心優しい映画です。グラウンドにシューレス・ジョー達が現れるまで、レイ(ケビン・コスナー)の奇行にヒヤヒヤしていました。私が奥さんだったら、絶対グラウンドなんて作らせないだろうなぁ。そんな自分を残念に思います(笑)。野球が出来るとわかった時にシューレス・ジョーが見せた嬉しそうなハニカミ笑顔…、レイ・リオッタってこういう微妙な表現ホントに巧いと思います。私が意に反して「四角い大顔男」(ホアキン・フェニックスしかり、芸人アンタッチャブル山崎しかり)にドキドキしてしまうのは、レイ・リオッタのあのハニカミ笑顔に、うっかりときめいてしまったせいです。責任取ってくれ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-27 17:41:22) |
2. ダイ・ハード
ワーワー、バンバン、ギャー、ハラハラ、ドキドキ、ウオォォ~、ドッカーン!…あ~、面白かった。そんな作品。 8点(2003-11-19 19:35:38) |
3. エイリアン2
シガニー・ウィーバー、カッコイイにも程があるぞ!兵士達も頑張ってくれました。3以降は、リプリーが余りにも不幸続きになってしまうので、私の中では2で完結にしたい気分。 8点(2003-11-06 09:42:26) |
4. 火垂るの墓(1988)
これは過去の日本を舞台にしているが、過去の物語ではないと思う。今この時間、世界のどこかで、清太や節子と同じ思いをしている子供達が居るという現実。…やりきれない。現在の日本で生まれ育つと、戦争に対して「痛み」を感じる事は難しい。この映画はその「痛み」を伝えようとしているように思う。感情移入し易い設定や舞台だからこそ、激しい「痛み」を想像出来る。聖人君子やヒーローを描いていないのは、戦争に正義など有り得ないからだと思う。娯楽映画としては重過ぎるし、観終わって寝込んでしまう程だけど、世の中から戦争が無くならない限り、くり返し観て痛みを感じたい。 8点(2003-09-11 00:29:45)(良:1票) |
5. ドライビング Miss デイジー
大好きな作品。以前、老人介護をしている人が、私からすればただのガンコじいさんのことを「長く生きて来られた分、私達よりこだわりや個性が強くて当然でしょ」と言っていたのを思い出した。自分の視野の狭さや心の小ささを思い知った一言です(汗)。個性の強い老人二人だからこそ、少しづつ心を開いてゆく過程にドラマがあり、あたたかさがある。そういや、学校さぼって、映画館で立続けに3回観たんだよな~。またあらためて見直したいです。 9点(2003-09-03 18:58:28)(良:3票) |
6. ベティ・ブルー/愛と激情の日々
観た時はまだ若かったので、あの激しさにあこがれた部分もありました。とはいえ、激しすぎるよね…。良くも悪くもフランス風味。展開や劇中の会話について行けないところも多かった。ベアトリス・ダルが魅力的だったな。彼女の若さが切ない映画でした。 6点(2003-09-03 09:41:26) |
7. デッドゾーン
中学生の時TVで観て、クリストファー・ウォーケンの虜になりました。最近ビデオで観直しましたが、うむ、やっぱり面白い。ウォーケンの表情が切ない…。見事な当り役です。血ドバドバ、CGバリバリにしなくても、これだけ緊張感や悲しさをきめ細かく表現すれば、素晴らしい作品になるわけです。御見事。 8点(2003-08-28 07:52:21) |
8. ボクの彼女は地球人/BRAND NEW GIRL
なんなんだ~!このノーテンキっぷりはっ!「ザ・フライ」の主演コンビで、どーしてここまでばかばかしいのっ!!!80年代ってこういう時代だったんだよねぇ~しみじみ。ジーナ・デイビスのナイスバディーには恐れ入ったけどね。 4点(2003-08-28 07:31:13) |
9. 愛と青春の旅だち
この映画のリチャード・ギア、素敵です。高校の授業で見せてもらった時、ラブシーンを早送り(!?)されたのが、今となっては楽しい思い出。 7点(2003-07-28 17:58:42) |
10. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 あまりに大好きで、レビューの言葉が見つからないよぉ。私も劇場公開版支持派。誰の心の中にも、忘れられない人との小さな絆ってあると思うし、それが心の支えになるから生きていける。その絆をあのキスシーンフィルムで表現するなんて…。脱帽。 10点(2003-07-28 17:09:55) |
11. ライトスタッフ
とにかく、宇宙飛行士たちがみんな魅力的。国家プロジェクトの中でも決してイエスマンにならず戦う男達!!!かっこいー!最も宇宙飛行士としての「ライトスタッフ」を持ち合わせていたにもかかわらず、プロジェクトに参加出来なかったイエーガーの男の生き様も素晴らしかった。イエーガーの奥さんが、これまたステキ。ロシアの動向におろおろしっぱなしの役人達も、お間抜けなりに一生懸命でほほえましかった。 8点(2003-07-28 16:40:37) |
12. ザ・フライ
破滅して行く人間の姿を、ビジュアル的に分かりやすく見せてくれた、クローネンバーグのヒット作。随分前にテレビで観た時は、ただただグロいホラー映画という感想でしたが、三十路になって観てみると、嗚呼、何という悲劇!セスはホントにカワイイ奴だし、よくある「傲慢な天才の悲劇」じゃないんだよぉ~(涙)。うわーん、ちょっとジェラシー心で魔がさしただけなのにぃ!とにかく、単なるグロ映画ではありません。 8点(2003-07-22 21:21:08) |