1. 眼下の敵
「Das boot(邦題:Uボート)」の冷徹さ、圧倒的なリアリティとは較べるべくもないが、かわぐちかいじの漫画「沈黙の艦隊」のように、潜水艦の知的ゲームと見ればある意味で楽しい映画。まあ、将棋とか囲碁の世界ですな。 7点(2004-03-15 23:01:44)(良:1票) |
2. 北北西に進路を取れ
ヒッチ先生の007的作品。「バルカン超特急」や「第三逃亡者」、「サイコ」や「めまい」のような、突き抜ける面白さはないが、わかりやすく誰でも楽める作品。 10点(2003-10-14 22:50:44) |
3. 七人の侍
これは10点をあげるしかないです。もちろん三船敏郎や志村喬などの主役陣もよいが、左卜全がよいのだな。こんな素晴らしい着想と素晴らしいキャスティングの映画が日本でできたのは、民族の誇りでしょう。後年「荒野の七人」なんて、翻訳権を買い取ってユル・ブリンナーがつくった映画が発表されたけど、本家には遠く及ばず。。。 10点(2003-07-09 18:35:51) |
4. 裏窓(1954)
閉空間の舞台設定も、やっぱりヒッチは面白いのですが、アイデア一発感は否めず、ヒッチ作品のなかでは15~20番手といったところでしょうか。とはいえ、10回以上も見てるからそれなりに面白いには違いがないのだが。。。 8点(2003-07-04 22:52:32) |
5. めまい(1958)
ランキングイン万歳!です。謎の深さと不思議さで、「バルカン超特急」と比肩しうるヒッチ作品。本作だの、「サイコ」だの「疑惑の影」だの「第三逃亡者」だのは、有名作だしいまさらではあるが、未見の方には、ひとりでも多く見てほしい。 10点(2003-06-23 23:30:14) |
6. 知りすぎていた男
昔、モロッコのマラケシュに行ったとき、この映画思い出して旅しました。まきこまれ型作品でも「北北西~」と並んでの代表作だし舞台設定は最高なのだが、ひねりが薄くマイナス1点。傑作であることは間違いないが。 9点(2003-06-23 23:23:28) |
7. 情婦
クリスティ原作の映画のなかではダントツですね。ビリーワイルダーの脚本、チャールズ・ロートンをはじめとしたキャスティングの妙。大好きな映画の1本です。 10点(2003-06-03 23:03:25) |