1. レインメーカー
原作を先に読んでしまった身としては、原作と映画の雰囲気が180度違うことにまずガッカリ。さらに深みはないし展開は急だし、正直大失敗した映画だと思う。原作の持つ重厚さをそのままキッチリ描いていれば良かったのになあ。映画だけ観てたらまた評価は変わったのだろうけど、こればかりは仕方なし。 [DVD(字幕)] 3点(2009-09-12 02:49:20) |
2. グッドフェローズ
個人的には「嫌いな監督ベスト3」に入るスコセッシだけど、この映画は素直に面白かった。各種演出も良かったし、どうすれば観てもらえるか?楽しんでもらえるか?という部分にこだわりを感じた。とは言いつつも、やっぱり役者勝ちなところはあると思う。ジョー・ペシは何を観てもこういう演技が多いけど(笑)この役は素直にハマり役。レイ・リオッタは「ハンニバル」の印象が強かったけど、なんだ、普通に実力派じゃんと見直した。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-07 19:53:08) |
3. 真実の行方
途中でオチが読めてしまったので、なんとなく損した気分に。法廷モノとして見ても検察と弁護側で火を噴くような闘いがあるわけでもなく、思わせぶりな複線は結局関係なかったりと若干消化不良気味。映画全編に漂ううわっついた感じは、銀髪で常にシニカルな絵美を浮かべるリチャード・ギアの演技せいかなーなどと思ってしまった。じゃあ黒髪でニヒルな笑みを浮かべる役者がやれば良かったのかと言われると、「真実の行方」じゃなくて「沈黙の真実」になるのでいかにもマズイ。それはそれで見てみたいけれども。 [DVD(字幕)] 6点(2009-08-25 06:43:29) |
4. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 途中でソゼの正体が読めてしまったのだが、最後の意外性に相当感心してしまった。なるほどそうくるか!というオチによって、物語のキーであるカイザー・ソゼという男がどういう人間でどれほどの天才で別格な存在であるかが浮かび上がってくる、この手法にはかなり感心した。脚本勝ちの1本。これは観るべき。 [DVD(字幕)] 8点(2009-08-25 06:24:24) |
5. ピアノ・レッスン
《ネタバレ》 軟禁調教してたらいつの間にか従順な奴隷になってたというエロゲやギャルゲばりの過程に最後まで苦笑い。普通に真面目にピアノレッスンしながら堕ちたというのならまだ話はわかるだが……。中途の愛憎劇が秀逸すぎるので却ってギャグ映画に見えてくるというか、結局ただその一点の違和感があまりに大きすぎたので最後まで観るのは苦痛だった。カナメだけが泥で出来た黄金の扇みたいなものか。ピアノ曲は総じて素晴らしい。役者さんの演技も抜群。が、何度も言うように「カナメ」をどう受け止めるかで評価は確実に分かれそう。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-08 23:45:11) |
6. グリーンマイル
うん、まあ、可も無く不可も無く、普通過ぎるほど普通な映画だったということで、レビューするには最も困る類の映画ですが、点だけはつけたいと思います。5点。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-02 01:34:56) |
7. ルパン三世 炎の記憶~TOKYO CRISIS~<TVM>
駄作続きだったこの頃にしてみれば、もう一人の主人公とも言える銭型がきちんと描かれていて面白かった。そろそろルパンvs銭型という構図に戻して欲しいんですけど。 [地上波(吹替)] 5点(2006-09-10 19:53:31) |
8. ルパン三世 DEAD OR ALIVE
まあそれなりに面白かったし、笑いの落としどころの上手さはどの長編シリーズよりも秀逸でしたが、これ本当にモンキーパンチが監督したの?と。原作のイメージとアニメのイメージの狭間で相当揺れ動いて中途半端になりすぎたなあという面が否めない。 [地上波(吹替)] 5点(2006-09-10 19:39:16) |
9. パッセンジャー57
TVドラマみたいな映画でしたね。スナイプス好きなら面白いと思う。スタッフと内容による費用対効果を考えるとなかなかイイ線行ってると思いますね。タイトルが面白いんで+1点。 5点(2004-11-19 20:51:20) |
10. クイズ・ショウ
なぜ民放のロードショウでは決して放送されないのかがよくわかる映画です。 6点(2004-11-19 20:45:49) |
11. メン・アット・ワーク
アウトロー活劇とでも言えばいいんでしょうか(笑) ゴミ清掃員という設定が面白いですね。ただ、サスペンス仕立てにする意味があったのかなーと思いましたが、まあ笑えたのでOKです。 5点(2004-11-19 20:41:26) |
12. ダンス・ウィズ・ウルブズ
高校のときに観た時は相当感動したけど、大人になってから観ると何かが違いましたね。悪い意味で。でも映画としては全てにおいて満点つけられる映画。ロケーションの美しさはため息が出るほど。 8点(2004-11-19 20:34:37) |
13. クール・ランニング
無条件に面白いでしょう。キャンディのでっぷりぶりがもう観れないのは哀しいけど、それを忘れさせてくれる映画だ。キャンディが生きている。このノリ、展開、肩の力を抜いて大人から子供まで純粋に楽しめる映画です。 8点(2003-12-12 01:11:40) |
14. バックドラフト
いろんな意味でこじんまりしてしまった作品。役者だけ見れば今なら自治体の年間予算組めるほどの豪華さだけど、正直ラッセルしか存在感はなかった。悪い意味でまとまりのある作品。面白くなくはないけど、面白いとも言えない。ただ、一度は見るべき映画だと思う。ジマー神の音楽は秀逸。 7点(2003-12-12 01:07:23) |
15. エニイ・ギブン・サンデー
面白い。面白いんだけど忙しい。ストーンのアメフト好きがわかる逸品だし、試合の描写もうまい。だがあまりにもカットセンスに頼りすぎた試合シーンは見るものに忙しさを感じさせる。基本的にアメリカンフットボールも含めたスポーツの内面を非常に上手に描ききっている佳作なだけに、ディアスというハリボテギャルが本当に、心底いらないと感じた。これで-5点。だが試合を含めた音響効果とそのセンスの良さには脱帽。パチーノも素晴らしい。これで+3点。スポーツマニアのための映画だけど、ストーン自体マニアだからいいんでない? 8点(2003-12-12 00:51:44) |
16. ザ・エージェント
スポーツエージェントというちょっと日本では馴染みの薄いものを題材にしてるけど、あまりにもオーバーすぎる描写がいただけない。あんなに華やかではないし、あんなに優しげな世界でもない。もっと狡猾な世界なだけに、トムクルーズという役者起用で大失敗してる。アメリカン・フットボールの魅力も描けてない。試合のカットがヘタだ。駄作。ただ、野球やバスケットボールを扱わなかったので+1点。 3点(2003-12-12 00:43:11) |
17. ハード・プレイ
《ネタバレ》 何が面白いかって、プレーが面白い。バスケットボールを題材にした映画は数多くあるけど、バスケットボールという魅力をここまで描ききった作品はない。ハレルソン・スナイプスのコンビがまたいいしね。白人は飛べない時代の映画だけど、今はアジア人も飛んでるよ。ロージーに+1点と飛んだ白人というラストに-1点。 8点(2003-12-12 00:35:17) |
18. アフリカン・ダンク
ベーコンがこういう役どころをやると、非常に違和感が残る(笑) 内容的には「ま良かったね」だし、バスケットボールという題材の魅力も描ききってないし、平凡な作品。良くも悪くもない。 5点(2003-12-12 00:31:03) |
19. モ’・ベター・ブルース
あらゆる意味で自分の何かを掘り起こしてくれる逸品。典型的マニア御用達映画なんだけど、その道が好きな人なら垂涎の映画かも知れない。にしてもこの頃からウェズリーは演技がうまい。 7点(2003-12-12 00:29:03) |
20. マトリックス
面白い。ただひたすら面白い。視覚効果には度肝を抜かれたし、フィッシュバーンのかっこよさも目立ってた。 8点(2003-12-12 00:10:19) |