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プロフィール
コメント数 159
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 泉州・堺で生まれ育ち、その後広島へ移り住み、横浜で3年過ごしたあと再び広島へ。
コロンボ(『新』は除く)を制覇して以来、意欲を失っておりました。
一年半ほどサボっておりますが、そろそろ復活します。
レミさん、ようこそ!←私信です。すいません。

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1.  空の大怪獣ラドン 《ネタバレ》 
現在のCG全盛の映画を観慣れた方々には子供だましに思えるであろう特撮シーンが逆に素晴らしい。特に市街戦のシーンは感動モノである。街の看板の文字、ラドンの起こす風にあおられ吹き上がる屋根瓦。この屋根瓦、何と一枚ずつ吹き飛んでいくのだ!森永ミルクキャラメルのネオンとあわせて最も印象深いシーンです。ラドンがまたいい!ほかの怪獣のように火を吹いたりしない。ただでっかくて、速く飛ぶだけ。その潔さが素晴らしい。とにかく、今から半世紀近く前に作られた『世界一の特撮映画を作るんだ!』という映画人の心意気を十分に堪能できます。是非ご賞味あれ。
7点(2004-05-05 12:49:19)
2.  裏窓(1954)
コメディータッチのサスペンスはヒッチコックの最も得意とする分野。ストーリーも分かりやすく、登場人物も多種多様で楽しませてくれます。でもなんと言ってもこの映画の特筆すべき点はグレース・ケリーの美しさです。とにかくキレイです。映画史上サイコーです。(あくまでも私見です)あぁ~モナコの王サンが恨めしい。
7点(2004-05-04 20:46:06)
3.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 
映画そのものよりクワイ河マーチが有名。大阪ではサル、エ○公、チンパンジーでした。戦争が如何に残酷で、無意味で、愚かであるかを見事に表現している。イギリス軍と日本軍の橋工事に関する会議を境に、両者は主客転倒するが、そのとき咽び泣く斎藤大佐が哀れである。ニコルソン大佐が、偶然爆破スイッチを押す結果になっているが、彼はあの時迫撃砲の爆風でやられなければ、果たしてスイッチを押したのだろうか?
8点(2004-01-11 15:30:18)
4.  情婦 《ネタバレ》 
犯人が誰であるかの客観的かつ確定的な証拠を一切提示せず、また提示しても被告側弁護人によって次々と「疑わしい、信用できない」証拠として見るものをも欺いていくのは、推理小説を単なる『謎解きゲーム』とせず『文学』をしているクリスティのクリスティたる所以であろう。ともすれば重くなりがちな雰囲気を老練な弁護士とベテラン看護婦の軽妙なやり取りで救済しているあたりは流石ワイルダーである。ラストのどんでん返しは、観る者の主観を、レナードから弁護士へ、息つく暇なくクリスチーネへと移り行くことを余儀なくする。最後の最後、誰もが期待するセリフを弁護士に言わせ、うるさいオバチャンと思っていた看護婦もユーモアたっぷりに返す。誰もが痛快な気持に浸ることが出来るであろう。まさに傑作!
9点(2003-12-21 18:16:13)
5.  グレン・ミラー物語 《ネタバレ》 
これほどの名作にたった4人しかレビューしていないとは、何をしとるかレビュヤー諸君!そういう小生も初レビューから2ヶ月経ってしまっていますので偉そうなことは言えませんが・・・。まずは先輩レビュヤーにお礼から。『なるせたろう』さん、勇気のいるレビュー1番乗り、ありがとうございます。『Rei』さん、同感です。『みかん』さん、私もあんな奥さん欲しいです。『しったか偽善者』さん、その気持ち分かります。さて肝心のレビューですが、まずオープニングでのムーンライト・セレナーデ。これだけで涙線が緩みます。でも決して『お涙頂戴』的な作品ではありません。ウィットに富んだ会話。軽快な笑い。そしてジャズ!。言うこと無しです。ラストでミラーが死んだことを伝えられてラジオ放送を待っているときにチェミーが言います。『グレンが死んでもグレンミラー楽団と、その音楽は永久に不滅なんだ』泣かせるセリフじゃありませんか!そしてラジオからヘレン(ミセス・ミラー)の1番好きな曲、『茶色の小瓶』が響きます。グレンが彼女に贈る最高のクリスマスプレゼントです。そのとき彼女は、かつて彼女が言っていた『ステキなことがあると首の後ろがピンとなる』ことを確かめるように、手を首の後ろにやりながら、女神のような微笑を見せてくれます。悲しいストーリーですが、あの微笑で悲しさが浄化される、そんな素晴らしい映画です。
9点(2003-12-20 00:51:05)(良:3票)
6.  知りすぎていた男
さすが、ヒッチコック!ハラハラしながら、つい引き込まれてしまう。ケ・セラ・セラも良かったし、ラストもいつもながらの軽いタッチで秀逸。サスペンス・コメディ風味はこの人の右に出るのは、おらんね! ところで、ヒッチ作品の最大の謎、監督はどこに?
7点(2003-11-09 23:33:48)
7.  十二人の怒れる男(1957)
一切の無駄を省き、ひたすら密室での議論と心理描写を描ききった究極の作品。映画というものは莫大な金を掛け、豪華なセットや爆薬など使わなくとも、いくらでも良いものが作れるんだということを見事に教えてくれている。脱帽。
9点(2003-11-09 19:01:32)
8.  七人の侍
単純なストーリー、迫力ある殺陣、野暮ったい登場人物。虚飾など微塵も見当たらない!まさにSimple is Best!とても50年近く前に作られたとは、思えない。当時の日本映画界のパワーに、ただただ脱帽!
10点(2003-10-26 16:35:28)
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