1. 小さな恋のメロディ
あの親友の男の子、めちゃくちゃ良い奴じゃないですか。もっと友達を大切にしなさいよって思っちゃいました。まあ、恋は盲目っていうやつですかね。そりゃあトロッコで逃げもしますよね。いろんな場面で子供たちが際限なくわらわらわらわら出てきて、ちょっと目が回りそうでした。みんな若いだけあって元気いいなあー。 9点(2003-10-06 23:55:01) |
2. サボテン・ブラザース
面白かった。とにかく面白かった。面白すぎて内容とかあんまり覚えてないや。でも三人でポーズ取るのは何度見ても笑ってしまった。そのうち格好良くも見えてくるから不思議だ。 9点(2003-10-01 03:31:18) |
3. 大人は判ってくれない
トリュフォーの中では断然これが好き。大人は分かってくれないというか、周りにいるのが分かってくれない大人ばかりだったというような。当時の大人はみんなあんな感じだったんですかね。ラストシーンも好き。 8点(2003-10-01 03:23:35) |
4. 愛と青春の旅だち
邦題にだまされるな! って感じです。「士官よ、紳士たれ」こっちの方がずっといいのになー、なー。ストーリーだけ追ってると映画というより、向こうの連続ドラマを見ているような気がしたりもしましたが、やはり恐かった教官との最後のシーンには感動しました。台詞もへんに盛り上げようとするわざとらしさが無く、淡泊な感じで良かったです。でもあの教官、新しい人たちが入ってくるたび同じ事言ってたんですね。。 8点(2003-09-30 01:17:15) |
5. 竜二
海外のではなく自分の国の映画なので、今見ると時代を感じさせる部分が非常に目につきますが、それにしても竜二の台詞回しはかっこいい。シビれました。どんなジャンルの作品を描くにしろ、不良から堅気へ戻りましたっていう話はありがちですが、最後にまた出戻るっていうのはなかなか無いんじゃないでしょうか。すごいです。 9点(2003-09-30 00:59:06) |
6. ノー・マンズ・ランド(2001)
リアリティのある切実な反戦映画と言うよりも、寓話的な印象をすごく受けました。そしてそれは、あの突き放すようなラストといい、非常に身につまされる寓話でした。昔からあるイソップやアンデルセンの童話のようにこの物語も世代を超えて多くの人に知ってもらいたい、いつか愚かしい戦争が無くなる時まで。そう思いました。 8点(2003-09-30 00:48:15) |
7. アイズ ワイド シャット
結構尺の長い映画でしたが、雰囲気に引き込まれて面白く観れました。荘厳な感じの映像も音楽もストーリーにもこっちが途中で醒めてしまうようなあらがなく、さすがという感じでした。ただあの秘密の集まりを楽しむ、仮面の人たちの光景には笑ってしまいました。 8点(2003-09-27 01:23:28) |
8. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
神経質な感じの暗い狂気を必要以上に感じてしまって、何か恐くて素直に笑えませんでした。と書くと面白くなかったみたいですが、そんなことはありませんでした。至る所にキューブリックのセンスの良さを感じましたし、すごく好きな作品です。 9点(2003-09-27 01:00:56) |
9. ラ・ジュテ
静止画でナレーション、映画と言うよりは紙芝居みたいだなーとか思ってしまいましたが、動画になるその一瞬が非常に効果的で美しかった。普段映画なんて動いてるのが普通なのに、それがこれほどのインパクトを持つというのは考えてみるとすごいことですね。異化効果ってやつですか? それを一人で勝手に感じてしまいました。タイムパラドックスの良くできたストーリーで、何だか藤子不二雄とかのSFにありそうなオチですな。 8点(2003-09-25 01:55:06) |
10. メトロポリス(1926)
作られた年代からしてもそう感じるのは当たり前なのかもしれませんが、ストーリーは単純というかSFの王道的なものですが、それでも見ていてハッとさせられる、面白い。どんな題材を撮るかよりもどんなふうに撮るか、きっとそれが映画のおもしろさを決めていて、この作品はそれがすごく個性的で魅力的なのだと思います。本作から70年以上あとに発売されたジェフミルズのサントラも良いです。 8点(2003-09-25 01:42:33) |
11. ブルース・ブラザース2000
月日の流れを感じます。ジェイクもカーティスももうこの世にはいない。エルウッドもすっかり太っちゃって、刑務所じゃ運動不足だったんですかね。そんな中サイボーグのように何も変わっていなかったJBにはびっくり。そして体格も歌声もパワーアップしていたアレサフランクリンにリスぺクト! 7点(2003-09-24 01:35:58) |
12. 明日に向って撃て!
ええっ、そこで終わりかいって感じでしたが、あのラストは非常に余韻が残りますね。オーストラリアに行けてればいいなー、まああの状況じゃ無理だろうけど…。でも、逃げ切っててほしいなー、あり得ないだろうけども。なんて繰り返し考えてると、二人の悲しい運命に切なくなりますねえ。 8点(2003-09-24 01:24:01) |
13. ワイルドバンチ
最後のLET'S GO、あれに胸を打たれない男はいないでしょう。行かないわけ無いだろ、みたいな。あまりに格好良くてガクガク震えてしまいましたよ。結果起こる銃撃戦のシーンが、その台詞のおまけくらいにしか感じられないほど。 9点(2003-09-23 02:15:06) |
14. 俺たちに明日はない
最初は、あーこんな悪いことしちゃって後で大変なんじゃないのとか心配しながら見てるんだけど、ボニーが「職業は銀行強盗」って自己紹介するあたりでもうノリノリ。でも結局は警察に捕まっちゃうんだろーなーなんて思ってたら、あんなラストなんて…。衝撃的っていうより、目の前でいきなりパチンと手を叩かれたみたいに、ただ驚きました。だって、その前まではあんなシーンが出てくるような雰囲気じゃなかったんだもんよ。でも面白かった。 9点(2003-09-23 02:05:41) |
15. マルホランド・ドライブ
青い箱と鍵、レストランの裏にいる何か、全部がふりだけの舞台、そしてカウボーイ。それら幻想的な要素のすべてが魅力的で見入ってしまいました。特にあの不気味なカウボーイの登場シーンには鳥肌が立ちました、すごい。解釈を放棄して雰囲気を楽しんでも、無理矢理こじつけを考えても、それはそれで面白く観られる映画だと思います。 9点(2003-09-19 15:42:19) |
16. ロスト・ハイウェイ
つじつまの合わない物語を作ることだけならそこまで難しいことではないと思いますが、観ていて面白く、観た後でそのつじつまの合わなさが気になって仕方がない、訳がわからないけどもう一度観たいと思わせるのはすごいことではないでしょうか。それにしても、自宅でだまし討ちにあった男の人は偶然の結果とはいえ、ものすごい殺され方ですねー。少し笑っちゃいました。 7点(2003-09-19 15:28:30) |
17. 気狂いピエロ
流れる映像は傑作絵画のよう、放たれる台詞たちは歌詞のよう。それらがすべて美しく心地よくそしてかっこよかった。ストーリーが難解とか不条理とかそういうことではないのですね、きっと。ラストシーンは衝撃的ですが、何だか思わず笑ってしまいましたよ。 9点(2003-09-14 22:54:52) |
18. ブルース・ブラザース
♪いつも俺は動き続けていなくちゃならない ブルースが霰のように降ってくる ああ、ブルースが霰のように降ってくるブルースが、ロックが音楽が好きでたまらないという強い気持ちが、たまらなくなるほどに伝わってきます。世界一かっこいいデブ、ジェイクと弟エルウッド、その他みんな全員大好き。ジェイルハウスでジェイルハウスロックはもうノリノリです。 10点(2003-09-13 23:19:38) |
19. 勝手にしやがれ
《ネタバレ》 平気で人轢き殺したり、女に金せびったり、最後は逃げようとして撃たれて死んじゃう。最低で情けない奴なのに何故かかっこいい。憧れる。真似しようとは思わないけど。とりあえず、台詞、雰囲気、映像全部大好きです。 10点(2003-09-13 00:58:37) |
20. イージー・ライダー
《ネタバレ》 キャプテンアメリカは、自分たちの末路をはっきりと悟っていたのでしょうか? あのラストで、僕はそれまであまり興味の無かった映画というもののすごさを思い知らされました。道路脇の荒野で大破炎上するバイクと、勢いよく上がる煙の映像は美しかった。そしてイージーライダーのバラード。鳥肌が立つほどカッコいい映画でした。 10点(2003-09-11 00:59:16) |