1. かくも長き不在
中学の時、淀川さんが絶賛していた。そのあとすぐ、深夜のTVでほうそうした。人生の「闇」の部分に初めて触れた映画だったのかもしれない。悲しい、本物の愛の姿なんです。そして大学にはいり、銀色夏生(←知ってる人いる?)の詩集のタイトルに「こんなに長い幸福の不在」ってのがあった。真似です。たぶん。ものまね芸人は大好きだが、真似は大嫌い。詩人を名乗る人物が、言葉の真似はいけません。引用でも、加工でもなく、「たぶんみんな本物を知らないだろう」という発想の、真似を感じずにはいられない。 7点(2001-03-28 22:29:02) |