1. シャンプー
《ネタバレ》 色あせた印象をもつ昔の映画。「俺たちに明日はない」のような今見ても色あせない感じはこの映画にはないですね。ビバリーヒルズで、雇われ美容師をする主人公は、彼女がいながら、金持ちの奥さんや昔の彼女と本能のままに情事を重ねる。映像センスに光るものは感じないし、ストーリーもなんか単純。主人公の描かれ方も単純で、成り上がりたい男が、結局女で身を滅ぼしていく・・・のかな?同じシノプシスでも、いまの監督たちが描けばもっと面白くなりそうだいけど。ウォーレン・ビィーティは、「俺たち…」以外にあまりいい作品はない感じしますね。 7点(2005-01-05 12:27:40) |
2. 人間の証明
チープさも含めて、当時の角川映画の勢いを感じます。作品そのものははっきり覚えていませんでしたが、CMはものすごい印象的で、「かあさん、あの麦藁帽子、どこへいったでしょうねえ」なんて、いまでもわくわくしました。しかし、作品は今見ると本当にひどい、魅力的な絵がひとつもない。監督はやっぱり才能ないなあ。思い出に3点。 3点(2004-08-08 20:45:15) |
3. ザ・ブルード/怒りのメタファー
クローネンバーグは気になる監督でありながら、「ザ・フライ」しか見たことがなかった。「ザ・フライ」は社会風刺の入ったSFホラー作品であったように思うが、こちらもいま見ても色あせない社会風刺の効いた作品。どちらかといえば、今の日本の家族論にかなりはまっているように思える。主人公の妻は、幼少期に母親から虐待を受け、それが元で精神科の医師に隔離治療を受けている。そして、彼女の怒りのメタファーが次々と惨劇を起こしてゆく・・・。クローネンバーグのシャープなホラーにいまさらながら脱帽であった。 8点(2004-03-03 12:37:13) |
4. ウディ・アレンのバナナ
ちょっとがっかりした。ストーリーがウディにしては単純すぎて。 3点(2003-09-23 01:21:06) |
5. スリーパー
ウディ・アレンの初期作品の中でも一番笑える。ダイアン・レインがこれでコメディエンヌとして開花したのでは? 7点(2003-09-23 01:16:29) |
6. ミスター・グッドバーを探して
ダイアン・キートンはやっぱりウディ・アレン映画のほうが魅力的だなあ。汚れのダイアンは見たくなかった。 4点(2003-09-23 01:10:43) |
7. 未来惑星ザルドス
出演者がみんな裸なのがちょっとドキドキ。それだけで、思わず最後まで見てしまった。この時代にこんな裸ばっかりの映画は珍しいのでは?このSF設定は、あるロボットアニメにさり気なくぱくられています。設定は結構面白いんだけどねえ。ショーン・コネリーは、どうしてこの映画に出たのだろう?でも、嫌いになれないSF映画。 5点(2003-09-23 00:37:47) |