5. いまを生きる
《ネタバレ》 現実には自分の理想の道を選んで苦労する人間もいるし、 自分の理想の道を選んで成功して生き生きと過ごす人間もいるし、 レールの上で幸せを見つける人もいるし、 レールの上で苦痛の連続を感じながら抜け出せない人もいる。 舞台にたって、精一杯演じて、いい評価をもらえた、けれど父親は反対。 死んでも母親は何も夫に言わない、父親は一教師のせいにして納得する。 死んでも愛されなかった子供。生きるのを放棄した人間に 愛なんてなくていいのかもしれませんが、精一杯の反抗だとしたら救いがなさすぎて嫌いです。 他にも色々嫌いな部分があるんですが長くなるので省略します。 嫌いなシーンが変にリアルで、好きなシーンが変にニセモノくさくて、 この映画で全く感動できませんでした。面白くて笑ったシーンはあるので2点・・・。 ラストに大人になったメンバーがお墓参りでもして、 「いい演技だったよ」なんて言ってるシーンがあれば点数も変えてたかも。 何を見ても憂鬱にならない私が憂鬱になったのは二百の映画の中、これが初めてです。 2点(2004-10-22 05:48:43)(良:1票) |