1. ラブ・アクチュアリー
いいよ、やっぱりいいよ!なんかさぁ…こういうストレートな映画ってさ、しかもロマンティックコメディーでさ…素直に「いいよ!」なんて、わざわざ「!」までつけて言っちゃうのってちょっと気恥ずかしい感じもあるけどさ…でもハマっちゃったなら仕方ないよね。何気ない些細な、でも一つひとつ全て印象的なエピソードに何度も涙させられてしまいました。DVD買っちゃおっかなぁ~。 10点(2004-07-22 17:20:41) |
2. ミシシッピー・バーニング
久しぶりに観たくなって、再見したんだけど…う~、やっぱり凄く面白い!この映画、南部の黒人差別問題の形をとってるけど、特にメッセージだとか、理屈っぽさは全くないんだよね。もちろん、だからこそ面白いのだし、だからこそいろんなこと考えさせるんだと思うんだよ。頭ごなしに正論のメッセージ吐かれても、気持ち悪いし拒否反応起こすだけだからね。 ここではある特殊な状況があり、その中で生きようとし、その上で揺れ動く人の内側が徐々に浮かびあがってくるところがいいよね。迫害する側、される側、黙って見てる人、見ないフリする人、みなそれぞれの内側に恐怖と葛藤を、それぞれの苦悩を抱えている。 なんだかつい最近あったイラクの人質バッシングを思い出してしまったよ。 8点(2004-05-20 14:42:40)(良:1票) |
3. CASSHERN
わたし、ホント期待してなかったの。そして観てみてもやっぱり完成度はとても高評価できるものじゃなかった。でもね、そういう理性とは違う部分で、物凄く興奮させられたことも事実なんだよね。それはなんだかスゴ~く長い間、心のどこかでは望んでいたけど、もう殆どあきらめてたような…クサいのを承知で言えば『過去に夢だった』ようなものが夢でなくて、「もしかしたら」っていう一つの可能性を感じられたから。殆どの人が「無理だ」と思っている中で、そのうちの何人かでも「無理じゃないのかも」と心変わりをさせることができるなら、その映画は未熟でもデキが悪くても、ちゃんと力を持ってる映画だといえると思う。そんな風に思わせてくれたこの映画に出会えて、映画ファンとすれば本当に幸せだと思ったんだ。まあ、思い入れが強すぎるのだろうとは思うけど、感じたことに嘘はつけないから。 8点(2004-04-26 14:32:48) |
4. レッド・ドラゴン(2002)
前回のハンニバルでは、レクター博士があまりに超人的変態ヒーローとして描かれていて、こうなりゃいっそのことコスチュームも変えたら?とか思ってたんですが、かなり「羊~」のテイストに戻ってて、ホッとしました。今回一番の私的見どころとしては、エドワード・ノートンが今までになくセクシーだったとこ(あくまで当社比)。これは役柄の力がかなりあるんでしょうが、平べったい声となで肩があまり気にならなかったよ。これまでは「とっても芸達者」という印象であって、あんまりミーハー的興味はもてなかったんですが、今回めでたく初ランク・イン(迷惑だろうけど)です!一方既にトップ10以内が定位置なレイフ・ファインズは露出度の高いわりには、変動なし(もういいから)。7点のうちノートンには3点献上。 7点(2004-04-01 18:08:25) |
5. スリープウォーカーズ
いやぁ~面白かった。B級の王道だね。そこそこグロく、そこそこエロく(今回はここのレベルは低かった)、そこそこ見たことはあるけど誰だっけなぁたという感じの出演陣、で、そこそこ面白いけど一秒後には何も残らない…そのかわり突っ込みどこは満載。たまにはいいね、こういうのも。美形ばっか揃ってた「ツイン・ピークス」の中でもトップを争ってたシェリー(メッチェン・アミック)がやっぱり美しい。美しいのにメジャーにはならないのね…。ちなみにわたしのNO.1はオードリーだったけど。 6点(2004-03-11 16:21:40) |
6. ドニー・ダーコ
確かに映画の完成度としては、突っ込みどこも満載ってな感じもあるんだけど、好きか嫌いかっていったら間違いなく大好きな映画ってことになる。 エコバニやらTFFやらが効果的で、音だけで聴くよりも数段美しい曲に思えた。薄い膜を通してしか現実にふれられないような、青春期特有のもどかしさや夢心地…ああいったとっても表現しにくい皮膚感覚的なものを、ここまで表現できてる青春映画に出会ったのははじめて。この二つがあればもう十分だよ。 8点(2004-03-10 18:42:54) |
7. アバウト・ア・ボーイ
年だけとったダメ人間のわたしとしては、基本的にこういうダメ男映画は大好き。ヒュー・グラントのダメ男っぷりがかなりイケてる。でも、まあちょっと…このオチは甘すぎるかなぁ。 7点(2004-03-04 22:10:30) |
8. ガープの世界
初めて出会ってからもう20年近くが経つけど、何度観ても勇気づけられるとっても貴重な一本。ホントに美しい映画。 人生を共にできる映画って、そんなにないもんね。 10点(2004-03-04 21:42:31) |