1. パッション(2004)
時おりタイミングよく様々なエピソードが回想シーン的に入っているが、その度にほっとした。拷問シーンを延々と見るのは人間として辛いので。綺麗事ではなく、磔となったイエスを見よということなのか?磔となっても、無知な人々へひたすら祈るイエス。知ってて犯す罪よりも、無知のまま犯す罪のほうが大きいのかもしれない。自分も気づかずに人を傷つけたり、自分を傷つけたり・・あるのかも。人間、学ぶことが大切なんだなぁと少し考えさせられました。 8点(2004-05-02 08:30:21) |
2. パニック・ルーム
《ネタバレ》 ジョデイの新作と言うことで期待してみたが、ごく普通の作品。もしかして失敗かも・・と思いながら観つつ、ガスに火をつける”ありえない”シーンを見たあたりから一気に興ざめがした。犯人グループも冴えないバカばっかりだし・・。もっとひねりがきいた奴でないと、ジョディ親子との釣り合いが取れないと思った。 6点(2004-04-12 17:50:28) |
3. ハンニバル(2001)
ジョディ・フォスターがクラリス役を降板した理由が良く分かった。大スターとなった彼女、今更冒険的なことをする段階ではないだろうし、キャリアの”汚点”を恐れたのだろう。 前作でのレクター博士は重要な”脇役”として光っていたけど、本作では前面に出た主役。作風が異なるのは当たり前で後はもう好き嫌いの問題だが、自分としてはちょっとパスです。 6点(2004-04-12 17:37:18) |
4. プルーフ・オブ・ライフ
メグ・ライアンと旦那の愛情が画面上であまり感じられず、クロウとのやり取りに緊迫感が出ていなかった。最初からクロウに惚れてますって顔していたし。その辺が中途半端。ライアンは100%ロマコメ物が似合うし、クロウは100%男くさい映画が似合うということを再認識した。 7点(2004-03-17 16:47:27) |
5. グラディエーター
どこまでもかっこよくて、男らしいヒーローであるクロウとどこまでも女々しくて情けないホアキン。史劇物の登場人物はこうでなっくっちゃ、という見本のような作品。異空間にタイムトリップ出来ます。 9点(2004-03-17 11:10:08) |
6. マスター・アンド・コマンダー
R・クロウとP・ベタニーという「ビューティフルマインド」のコンビが復活。なかなか良い味を出していたが、本作でもタイプは違えど、良い味を出している。豪傑さの裏に、優しさがあふれるクロウと繊細ながらシビアなドライさを持っているベタニーの役柄。このふたりは演技的に相性がいいと見た。 7点(2004-03-16 17:53:36) |
7. ラスト サムライ
まるで、日本の時代劇大作を鑑賞しているような気分だった。ここまで違和感を感じさせない作品は無かったと思うし、日本人キャストが自然に生かされていた。他国の文化を取り上げることは勇気あることだと思うし、作り手の真摯な姿勢が感じられる。好感を持てる作品。 7点(2003-12-18 10:42:26) |