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1.  サイコ(1960)
あまりにも怖くて、観終わったときは、体がぶるぶると震えたし、夜中は悪夢をみたし、この映画を観たショックで、トラウマを持ち、いまだに社会復帰ができない、ということは、もちろん冗談だけれども、率直に怖いか怖くないかと他人から聞かれれば、私は怖くない、といつも答えることにしている。昔の映画のわりには、こわい、という言い方もしたくない。昔と今を比較して、昔の映画に、意味不明のハンディなんて与えたくないのです。有名なあのシャワーの惨殺シーンは、お世辞でも怖いとは言えない。あれは、こわい、のではなくて、巧いと言うべきでしょう。 ぶっちゃけた話をさせていただくと、ヒッチコックの作品の「怖い」というのは、その知的さに裏打ちされたものであり、ゆえに、映画ファンは最大限の賛辞の意味をこめて、「こわい」と褒めるのである。ようするに、さほど笑えない喜劇に、「お腹が痛いくらいに笑いました」と賛辞をおくるチャップリン映画と共通したものがある。しかし、ヒッチコックがこの分野において、パイオニアであることは間違いないので、私はそのことについてはいつも敬意を惜しみません。しかし友達からすごく怖い映画を教えて、と聞かれたときに、ヒッチコックのサイコだ、とは口が裂けても言いません。 
[DVD(字幕)] 1点(2006-12-08 20:47:57)
2.  野生のエルザ 《ネタバレ》 
はじめて「ライオン」という動物に興味を持ちました。百獣の王と呼ばれ、動物の中でも最強だと言われるライオン、しかし子供の頃は子犬と見分けがつかないくらいに本当に可愛かったです。その子供ライオンが成長して無敵のライオンに変貌する様子は圧巻としか言いようがありません。ライオンが人間と共生できない理由は、ライオンがあまりにも強すぎるからだと思います。犬とは違うのですね。 だたし、この映画では、野生を失ったライオンのエルザの「ひ弱さ」を遠くから心配そうに見守る人間夫婦の姿があまりにも印象的で、涙腺を刺激します。 この夫婦は子供がいないのに、エルザの前では、妻が夫のことを「パパ」と呼んでいるのですよ(笑) ライオンを、わが子同様に思っており、終始、エルザに対するこの夫婦の視線は愛情に溢れていて温かさを感じました。 そして一番の見所は、海を一度も見たことが無いエルザをはじめて海へ連れて行ったシーン。私はライオンが泳ぐのをはじめて見ましたよ。 ライオンは泳げないと思いましたが、しっかりと犬かきで泳ぐではありませんか! いや犬ではないので、ライオンかきかもしれません。泰然自若としたエルザの泳ぎっぷりに、私はどうしてこのライオンが主演男優賞を取れなかったのか不思議でなりませんでした。エルザと夫婦が一緒に泳ぐシーンは幸せの絶頂だと感じましたが、逆にそれがラストの暗雲を予想せずにはいられませんでした。心配性の私としては、最近キングコングを観た影響もあって、実は野生のエルザがラストで悲運の最期を遂げるのではないかと嫌な予感を抱きながら見ていたのです。人間社会は自分勝手ですからね。 しかしその暗雲も一瞬に吹き飛ばす文句のつけようが無い完全無欠のハッピーエンド!やはり哀しい涙を流して感動する映画よりも、嬉しい涙を流して感動する映画を私は愛します。「実話と違う」なんて考えずに、ファンタジー映画としてみると本気で号泣できます。最近、インパクトだけを重視したよく意味の分からない邦題をつけた映画が多いですが、「野生のエルザ」というタイトルのなんと素晴らしいことでしょうか! いやはや、久しぶりに夢を見させて貰いました。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-21 20:57:34)(良:1票)
3.  サウンド・オブ・ミュージック
この時代でここまでのミュージカル作品を作った事は評価できると思う。 この映画を青年期に観た方はさぞかし驚かれたのだと思う。 それが今に至っても薄れることのない感動として記憶に残っているのではないだろうか。 それが高得点につながっている。 そういうことはあると思う。私も今観て感動した映画は、時がたって映画が格段に進歩しても色あせない思い出として残るだろうと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2004-09-26 10:59:33)
4.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
とんでもない保険会社だ(笑) 誰もが私利私欲で動いているエゴイストだが、それが軽いので嫌悪は覚えない。 それにバクスターの不器用な恋愛に共感した。心の底では絶対にハッピーエンドになることを望んでいたので最後は大満足。  自殺未遂をした男運のない女性を演じたシャーリー・マクレーンもとても好感を持った。 あのトランプをやるシーンが、もの悲しくていい。この映画はコメディだけど、主役の2人は常に哀愁を漂わせているところがとても印象的だった。 誰もがこの2人に幸福になって欲しいと思わせる映画だと思う。 この映画には、どんなに仕事が優秀で地位が高く名誉を持っていても愛されない人間は価値がないというメッセージが込められていると思う。  テストで100点をとってもお金をいっぱい持っていても、そんなのは目的ではなく手段に過ぎないと思う。 人はときどき本当の目的を忘れてしまうときがあると思う。 バクスターは最後に気がついた。 テストで0点をとってもいいと思う。目的は点数じゃない。苦労してもバクスターのように好きな人から愛される人間になりたい。
10点(2004-09-12 12:38:41)(良:1票)
5.  地下鉄のザジ
この映画を見て、はじめて「シュール」という言葉を勉強した。意味は「超現実主義」語源はフランス語のシュールレアリスムという言葉らしい。 シュールな映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2004-07-11 20:08:02)
6.  シェルブールの雨傘
セリフが全部歌になっているのだけど違和感がなく観られる。  内容があるとはとても言えないけど、始まり方がすっごくお洒落なんです。 こういう映画をいっぱい観て感性を磨いていきたいですね。これぞフランス映画の真髄!     CGなんて使わなくても~ワイヤーなんて使わな~くても~・・これだけ~面白い~♪♪  
9点(2003-11-11 13:06:16)(笑:1票)
7.  2001年宇宙の旅
この映画を面白いという者は本当にこの芸術作品を理解しているのだろうか?ピカソの絵と、素人の絵が区別できないものが、ピカソの名前だけで素晴らしいと感じてしまうように、この映画を面白いと理解したように勘違いしているのでは?この映画、そうとう難しいよ、奥が深すぎて私のレベルではついていけない
3点(2003-10-15 14:47:43)(良:2票)
8.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 
サリバンがヘレンにテーブルマナーを教えるところは、下手なアクション映画より、刺激的だった。 ほとんどヘレンVSサリバンの戦闘のように見える。 この段階ではサリバンのやっていることはヘレンに勝ち目のない戦いを挑んでいるようで絶望感すら漂っていた。 観ているほうも実話だから結果は分かっているはずなのに、こんなに手ひどくヘレンにやられているサリバンを見て「どうなるのだろうか?」と不安に思わずにはいられないと思う。 しかし彼女は諦めない。 時には、自分の雇い主であるヘレンの両親を恐れもせずに批判する。「優しさがこの子を駄目にしている」とサリバンは言う。 ヘレンの両親は何度もサリバンを解雇しようと思っただろうか分からない。 だが彼女がここまでヘレンのために頑張るのはお金のためじゃないことは明白。サリバンをここまで突き動かした原動力は、彼女自身の子供時代の苦労が関係しているように見えた。ヘレンを助けたいという想いがとても伝わってきた。 この映画にはそのようなサリバンの人間としての側面が上手に描き出されているように思う。 さて、この映画の「奇跡の人」とは誰のことを言うのだろうか? もちろんヘレンケラーのこと。 しかし私には困難なことに立ち向かい、見事に成功したサリバンその人が奇跡の人だと思う気持ちが強い。
10点(2003-10-14 20:27:45)(良:1票)
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