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プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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1.  砂塵
無法者(が牛耳る)町、ボトルネックで繰り広げられるジェームス・スチュワート主演の西部劇ですが、これでもかこれでもかと、しつこく繰り返されるお約束シーン、お約束セリフがクセになる映画です。元飲んだくれの保安官に、後夫(後妻の反対)に入ったロシア人、牧場を取り上げられるおっちゃんなどなど、もう変な(魅力ある)キャラが出てきては、コミカルな動き(バカな行動)で楽しませてくれます。バカで温かい人間模様、無法者を許さないという意志がバランスよく組み合わさって、単純かつ爽快なお話を楽しめました。
[DVD(字幕)] 8点(2007-12-13 15:12:26)
2.  鴛鴦歌合戦
多くの人(男性諸氏)は「おとうちゃんの…ばかっ(ん)」にやられちゃうんでしょうねーー。ほほえましいです…(ガゼッサンスルホドデハ…)。♪ほーれほれほれ、この茶碗♪リフレインする、ある意味キケンな歌でした。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-27 20:41:21)
3.  マタ・ハリ(1931) 《ネタバレ》 
美貌を武器にした女スパイから、恋する女への変貌。ちょっと不可解なシーンやエピソードから彼女の本気度がわかる。あのまま恋をしなければ、ずっとスパイを続けていたであろう彼女は、連行されるにもかかわらず清清しく凛とした表情をみせる。看守たちの思いやりのある態度に心が洗われる。時代も場所も異なるが、まるで源義経が平泉でやられず、モンゴルに逃れチンギス=ハンになった伝説が作られたように、マタ・ハリもまた(不可能であっても)どこかに逃れたのではないか(逃れていてほしい)という気持ちにさせる。ちょうど『明日に向かって撃て!』のような余韻が残る。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-15 13:21:08)
4.  マルクス兄弟 オペラは踊る
でてくる芸(歌だったり、ピアノ、ハープなど)は、とてつもなくスゴイんだけれど、ギャグの感覚がいまいち合わなかったので・・・。笑いというのは、難しい。
[DVD(字幕)] 4点(2006-07-02 16:28:40)
5.  暗黒街の顔役(1932) 《ネタバレ》 
X[エックス]が×[バツ]に見えて、×=[消すぞ]という予告殺人的なところにドキドキ感が煽られます。秘書とうまく発音できないおじさんが、ずっと最後まで彼につきそっているあたり、(いかにもトニーがチンピラから成り上がったって雰囲気があって)ちょっと和むのですが、結局は破滅の道に突き進んでいくわけで……。作り手側が「デタラメな社会に提言する」って思想が入っている割には、重苦しくなく面白く見せてくれた映画ではあります。でもトニーがすんごくマヌケで執着心が強く、短気な性格という描かれ方をしているのが、なんとも哀れで。秘書のおじさんも哀れ。妹もやっぱりおバカで哀れ。できれば主役は死ぬにしても格好良く。自らが作らせたバカげた要塞にこもって……だなんて、あまりにも哀れすぎて、映画を楽しむどころではないのがマイナスでした。
6点(2004-11-13 20:39:20)(良:1票)
6.  桑港(サンフランシスコ)
サンフランシスコから連想するもの。金門橋、坂道、西海岸、スケートボード……。たかだかそんなことくらいしか知らなかったけれど、この映画を見て、サンフランシスコってとても逞しい街なんだなぁって感じました。サンフランシスコの山手と海岸地区、それは上流階級と一般市民の違い(どこの街もそんなふうな住み分けがなされているんですね)で、利害関係の違いによって対立する。対立といっても、『ギャング・オブ・ニューヨーク』のように秩序のない抗争じゃなく、海岸地区の名士(クラーク・ゲイブルね)と上流階級の代表者による選挙戦であり、一人の女性の奪い合いでもあります。一面ではありますが、サンフランシスコという街のいかがわしさ、奥深さ、面白さが描かれていて、とても興味深い映画でした。しかもクラーク・ゲイブルは十八番とばかりの役。危ない男で、金を持っていて、それで人情味もある。そして女性にむっちゃもてる男性の役。嫌味なくらいはまっているのが、これまた素晴らしいです。ところで、サンフランシスコを漢字で書くと“桑港”になるんですね。桑ってことは、蚕。蚕ってことは絹。もしかして、東洋の産物である絹がアメリカに一番最初に着く街だから桑港なのかな?
7点(2004-10-02 23:13:28)(良:1票)
7.  スウェーデンイェルム家
スウェーデンで古くから続いている貴族(なのかな?)スウェーデンイェルム家は、家長がノーベル賞を狙う科学者(変な薬品を買っては財産を食いつぶしている)。長男はお父さんの発明を手伝う助手、次男は空軍の英雄だが借金まみれ、そして娘は自称女優の卵。気はいいがお金にルーズでマイペースなスウェーデンイェルム家をとりまとめているのはここで何十年と働いている老メイドなのです。彼女は、大掃除が大好きで、月に一度掃除をするけれど、家長の妙ちきりんな実験のあおりをうけてすぐに部屋をすすだらけにされてしまうのにプンプン怒っているのです。だけれど、火の車の家計のやりくりをし、家の人がいくらほしいといえば、なんとか工面をする心優しきしっかりもの。そう、この映画は肝っ玉のすわったメイドが主人公といっていいくらいかっこよく描かれているのです。ただのメイドのはずなのに、最後には家長から貴婦人と言われるのが凄い! 一方のスウェーデンイェルム家の面々は、だらしないやら情けないやら……。そう、男どもが、なんともダメダメちゃん。ふくらんだ借金はお父さんがノーベル賞をとらなければ返すことができないという危ない橋を渡っているのです。すべてはお父さんの研究成果にかかっている。こんなバカでダメなほーーんとダメダメ家族なんだけれども、これが何故か愛らしい存在に思えてくるから不思議。映画の力って魔法だなって思いますよ。いまや“スウェーデンイェルム家”ときいただけで、クックックッと笑いがこみあげてくるくらいの影響を受けてしまいました。メイドがいないとなーーんにもできない家族、育ちのよさからか先々のことなどなーーーーんも考えていない家族、そしてお金がないくせに正義感とプライドが高いもんだから、観ているこっちがハラハラしてしまう、そんな愛すべきダメな家族。ここの次男のフィアンセであるバーグマンには、こんな妙ちきりんな家に入って精神がおかしくならないか、他人事ながら心配になってしまいます。
6点(2004-09-26 04:50:23)
8.  民衆の敵(1931) 《ネタバレ》 
↓の【鱗歌】さんの感想、そのまんまです。この映画を見ると、やっぱJ・ギャグニーって悪人顔だよなぁ~って確認できます。ここでは、ギャグニー演じるギャングが民衆の敵として描かれていますが、結局は、ギャグニー以上の力を持ったギャングが街を牛耳っているラストで、何の解決にもなっていません。因果応報といいますか、自業自得といいますか……。ボスから金を取り立てろという指示を受けたギャグニーは「金を払わなければ好きなようにしろ」と言われたにも関わらず、「金を奪ったうえで、ボコボコにしてやりますぜ」というとんでもないヤツ。そんなギャグニーなんで、ああいうラストもいたしかたないのでしょうが、うーーむ……イマイチすっきりしないし、エンターテイメント性に欠ける作品ではあります。
4点(2004-08-29 15:09:12)
9.  貴方なしでは
出張先のボストンで、ビビビ婚。公園で出会って、目に入ったゴミをとったのが縁で結婚したジェームズ・スチュワートとキャロル・ロンバードは、すぐそばにいるのにわざわざ手紙を書いて、でっかいハートマークと一緒にやりとりをするバカップルなんです。はじめは、このバカっぽさにやられまして、二人が見つめあうのを見るにつけ、どんなバカっぽい色恋ドタバタ話が展開するんだろう……と楽しみにしていたのですが……。どうも話が妙な方向に流れる……。あれれ? どーーーしてこんなに不幸になってんの???キミたち、とっても幸せなんじゃなかったの??? と、?が飛び交う展開でした。期待が大きかっただけに、残念な一本。一粒種の坊やが生死をさまよっているとき、J・スチュワートが、なんとかして息子を助けようとなりふりかまわず行動しているところ、それに周りの人がなんとか応えて協力してくれるところなんて、いいなぁと思います。でも、そもそも「妻(坊やの母親)に子どもの命が危ないことを言わないで欲しい」と医者にお願いをするなんて、独りよがりもいい加減にしてほしいなぁ~と感じてしまうのでした。1930年代当時は、男性というのは独りでいろんなことをやり通したのかもしれませんが、今となっては女性にも真実を伝えておくれ、守ってあげたいというのは嬉しいけれど、それでも心の準備とともに、母親だって自分ができることを夫と共にやっていきたいもの。そういったところで、けっこうイライラしてしまったのが残念でした。
4点(2004-08-27 22:29:07)
10.  コンドル(1939)
飛行機野郎の出てくる映画というのは、男くさくてとても面白い。男意気ともいうべき男同士の友情にしびれ、何があっても飛行機に乗り続ける男たちを、あからさまに心配する女との対比にうなり……そう、そこにはいろんなドラマがあるのです。「女には何も期待しない」と言い切る男(ケイリー・グラント←ちょっと 彼っぽくないなぁと思うのは、まだ彼が若くて男臭いからか)と、「平然と見送るわ」と強がる女(でも最後まで強がりきれない 笑)。もしも現実にそんな男女がいたら「素直になればいいじゃん」と一言で終わらせるのですが、そこはそれ、映画の世界というのは不思議なもので、現実ではうざったいこともステキに思えてくるのです。
7点(2004-07-30 00:06:43)
11.  どん底(1936) 《ネタバレ》 
ジャン・ギャバンは愛嬌があり、それでいてかっこいい。「泥棒の子は泥棒としかみてくれない、だからこうなっちまったんだ」と悪びれもせずに言う彼は、おバカかもしれないけれど、どこかにつきぬけた明るさ、たくましさが感じられました。そんな彼は恋しいナターシャという娘と一緒になれば、泥棒から足を洗うことができると、これまた根拠のない思い込みをしています。意志さえ強ければいつだってやめられるのに、ナターシャが側にいてくれるなら……って条件があるところ、やけにリアルです。ジャン・ギャバンにとって彼女はとても神々しい存在であり、大切にしたいんだろうなぁということが、ヒシヒシと伝わってきます。そしてギャンブルで身を持ち崩した男爵との奇妙な友情。男爵も変わり者だけれど(金に執着しないからギャンブルで負けるんだろう)、ジャン・ギャバンのほうも相当な変わり者。この二人の間には不思議な空気が流れています。この飄々とした浮き世離れしたような雰囲気と、人間の弱いところをリアルに描いている……そんな二面性がすべて、ジャン・ギャバンの魅力へとつながっているのです。ナターシャのほうは、シンデレラもびっくり!ってくらい姉夫婦にこきつかわれているわけですが、彼女の動きがマンガちっく。細くてRの小さな大仏のような眉とあいまって、ちょっと違和感を覚えましたが、基本的に働き者のいい娘さんなので、好きな人といっしょになれて良かった、良かった……といったラストを迎えるわけです。しかし、順風満帆、愛さえあればいいのさ!って雰囲気を出しながらも、その実、お金をほとんともっていない。周りから「それだけでやっていけるのか」と言われるくらいなので、主人公たちの心境に反して、観ているこっちが心配になってしまいます。「めでたし、めでたし」だけで終わらないのがルノワールか。そこのところのリアルさが、ちょいと寂しいのです。
6点(2004-07-29 23:44:54)(良:1票)
12.  透明人間(1933)
ものが宙をまったり、カラダを透かしてみたり……いろんなことやってますねぇーーーって感じの映画でした。漂白剤をメインにクスリを調合して、透明人間になってしまうあたりがあんちょこというか、すごいというか。透明人間がやっているいろんな悪事が、なんか子どもっぽく感じてしまったのがマイナス。特撮のオンパレードに疲れてしまいましたです。
4点(2004-06-27 20:52:18)
13.  赤ちゃん教育
キャサリン・ヘプバーンの自己中な思考回路に脱帽。彼女に振り回されてたじたじなケイリー・グラントがなんとも不憫だけれど、自分からトラブルを招いている部分もあるので、きっと「いやだ、いやだ」といいながらトラブル好きな人間なんでしょう。とにかくこの映画、キャサリン・ヘプバーンが凄い。メガネをとったケイリー・グラントに見とれて、彼がいってしまわないようにあの手この手で引き留めようとする姿は、いじらしい……とも言えなくはないけれど、それにしてもやることなすこと迷惑なことばかりなので、アレをやられて彼女に好感を持てるとは到底思えません。最終的に女一人、縄一本で豹を捕まえるキャサリン・ヘプバーンを堪能してください(汗)。《教訓》君子危うきに近寄らず!
6点(2004-06-27 20:16:02)(良:1票)
14.  気まま時代
第何弾かは分からないけれど、アステア&ロジャースのミュージカル。いやはや、この二人のダンスに関しては、もう何も語ることはありません。ゴルフのドライバーショットをしながら踊るアステア。踊り終わってロジャースのほうを得意顔で振り返ると、もう彼女はいない……なんて、いつもながらのベタベタさに大喜び。そして、例によって例のごとく二人でダンスをすることで、彼女はアステアに惚れていく……、ああ私は何度観たら飽きるのか(呆)。結果はいつも同じ、ただ職業や状況が違うだけなんです。今度は精神診療医のアステアが、親友の思い人(基本的には婚約者なんだけれどね)の精神鑑定をするところからはじまる。そんでもって、変な催眠術をかけて、ロジャースが暴れに暴れまくるという設定。このありえなさが面白いのです。DVD発売されていますので、気がむいたらご覧ください。レンタル屋さん、もっとアステアもの入れといてちょ(笑)。
7点(2004-06-21 00:57:55)(笑:1票)
15.  魔人ドラキュラ 《ネタバレ》 
クラシックを使った出だしの音楽、とある男性がドラキュラ伯爵の待つ邸宅にいくときのおどろおどろしさ、そう期待感は十分だったんですよぉ。村人が男性に十字架を手渡し、「信じないかもしれないけれど、お守りだと思って」と言ってもたせる……それが、あんまり役に立っていないというか……十字架に一度はひるんだドラキュラもその後はなんの障害にもならずに、あっさり男性を子分にしてしまう。一事が万事、あっさり流れすぎるんですね。はじめの紹介のされかたをみて、きっとこの人は何か重大な役割を担っているはずだと想像する……それが見事に裏切られる、そう、何の関係もなくただやられるだけ……みたいな、、、ね。肩すかしばっかりで、ちょいとイライラ感が募りました。やっぱり私は、「くるぞくるぞくるぞ~」という期待感を裏切られない映画が好きです。単純なんでしょうね。
4点(2004-06-13 14:05:18)
16.  バルカン超特急(1938)
イギリス映画なのに、イギリス人をコケにしまくっているところが面白い。イギリス人はクリケットが命で、クリケットの試合に間に合うことが一番の目的。女性が消えてしまったフロイ婦人を探すためにイギリス人に話を聞き出そうとするも、クリケットを「なんか」呼ばわりをして機嫌を損ねてしまう。聞き込みの態度を間違えたようだ……ってところがシクシクおかしい。そう、コネタはいろいろと利いているんだよなぁ。そうそう、荷物置き場での格闘も、ぜんぜんハデな場面はなく、男二人がもそもそやりやっているという地味なつくりだったんだよね。ヒッチコックの持ち味といえばもちあじなんだけれど、全体的にうまくない。だってあんた、突拍子なさすぎませんか? だってねぇ、このネタ入れたかったから、こういった話にしちゃいましたっ!って感じじゃん。まっ、ストーリーじゃなくて、コネタを楽しむだけだったらいいんだけれどね。ってわけで、ある意味、ヒッチコックテイスト満載だったのかもしれません。
5点(2004-06-09 01:55:24)
17.  新婚道中記 《ネタバレ》 
結局、離婚騒動の原因であるケイリー・グラントのエセフロリダ行きと、アイリーン・ダンの車が故障して1泊しちゃったぁ事件の真相はどうだったんでしょう?(笑) きっと、夫婦ともに潔白なんだけれど、夫は嘘っぽい嘘を、妻は嘘っぽい本当の話をしていたんだろうなって、クスリと笑っちゃいました。【STING大好き】さんも書かれていますが、この映画のポイントはスミス君こと夫婦に愛されている犬でしょう。ホント、かくれんぼするようなフリをするシーンなんて、むっちゃ愛らしいですよね。それからケイリー・グラントが椅子から落ちるシーン。私はあそこが一番好きです。なでつけた髪がバサリと落ちて、ちょいとジゴロ風の容貌。そこにビックリした顔と、これからどうしたらいいのかわからないといったオロオロした雰囲気。この表情にぐぐっと参ってしまいましたです。そう、この辺りまではとっても楽しかったんです。オクラホマからやってきた新恋人が「頼れる女性は母さんだけだ」というセリフを言うところまで。この言葉にそれほど意味はありませんが、とにかくこのセリフを境に面白くなくなってしまった。ケイリー・グラントが金持ち令嬢と恋に落ちて婚約。食事会に離婚までカウントダウン状態の妻が妹として乗り込み、食事会をぶちこわしに……。その行為があんまりしっくりこなくてねぇ。まだ愛している夫を引き戻すために、なりふり構わなかったのかもしれないけれど、もうちょっとスマートにして欲しかったなぁっていうのが本音です。まっ、最後のハト時計のところでは、クスリと笑わせてもらいましたがね。点数迷うなぁ、限りなく7点にちかい6点ってことでお許しを。(ペコリ) でも迷うナァ。他のラインナップと比べるとやっぱ7点かなぁ。んーー、ケイリー・グラント好きだからやっぱ7点!
7点(2004-05-08 20:32:07)(良:1票)
18.  我が家の楽園 《ネタバレ》 
私はあの「楽園」と同じような生活をしているので、羨ましいというよりは、大変だなぁ〜という目で見てしまいます。確かにお金よりも大切なのは友情だけれど、私のどこかに社会的な責任を果たしていないというひっかかりがあって……。それが税務省の役人が未払い税金を払え!とやってきたときの屁理屈で明らかになってしまいました。いくら孫娘のためとはいえ、地域住人のために売らないといっていた家と土地をあっさり売ってしまうっていうのも納得できません。自分たちの生活だけを守る、自分たちさえ楽しければいいじゃないかという自己中な人間に見えてしまったのです。価値観の押し売りっていうのでしょうか、なんか気にくわないですね。あの娘だって、独りよがりなためJ・スチュワートの気持ちをないがしろにして自分だけ傷ついたような振りをする……(私はスチュワート贔屓なのでどうもあの娘の態度は許せませんね 大汗)。度々落ちていた額(我が家の楽園って書いてあったのかな?)を掛けなおすシーンなんかが、どうもほころびのある楽園生活を騙し騙し送っていることへの風刺のような気がしてしょうがありいませんでした。多分、邪推なんでしょうがね(汗)。しかも裁判中、J・スチュワートは今まで反抗していた母親のカタをなんの前触れもなく持つ。ただ単に、彼女を怒らせるためだけにあるようなエピソード。なんで彼がああいった行動に出たのか全くわかりません。ただ、雲の上を歩くようなJ・スチュワートが好みだったので、良かったかなぁ〜って思います。ボクは一人息子だから甘やかされて育っているんだと堂々という彼は、かわいらしいです。蛇足ながら、文鎮かわりの猫がとっても可愛かったなぁ♪
6点(2004-03-01 16:03:04)(良:1票)
19.  コンチネンタル
前半部分はアステアの一人タップを、そして後半部分はアステア&ロジャースの優雅なダンスをお楽しみください。そう、そんなミュージカルです。今作もやっぱり、アステアがロジャースに一目惚れして追いかけ回し、ちょっとした誤解を織りまぜながら二人がくっついていくというオキマリのパターン(笑)。ちょっと違うところといえば、ロジャースが既婚者だったってところでしょうか。でも問題はありません。彼女は離婚調停中。ちょうど『荒馬と女』のマリリン・モンローと同じような立場なんですね。さて、この作品のメインミュージックは、タイトル通りの♪コンチネンタル♪というナンバー。ロジャースが唄うだけでなく、さまざまな人がいろいろなバージョンで唄い、大人数の群舞で華やかかつ壮大なダンスで魅せてくれます。とにかく17分強の時間、酔いしれてくださいませ(笑)。
7点(2004-01-15 06:40:21)(良:1票)
20.  艦隊を追って
定番のアステア&ロジャースのミュージカル。今回は、アステアが海軍の一兵卒で、セーラーを着たアステアがとってもコミカルでかわいいんですね。艦船のバンド隊がジャズを演奏するのも楽しいし、タップで敬礼したりするのも面白いです。アステアがピアノを弾いているシーンもいいですね。あっさり調律を終えて、丸イスにみたてた樽を回して高さ調節をして、ピアノを弾く。ダンスというわけではないのに、一連の動きがスムーズに流れ、さすがアステア!と思わせてくれます。また、実際に弾く場面は、他の映画ではあまり観られないので、ちょっと嬉しかったですね。ストーリーは、アステアがロジャースの仕事を邪魔する(本人は応援しようと思っているところがしくしくおかしい)ところが多いし、友人海兵の女グセの悪さもちょっと煙たいところがあり、スッキリと言い切ることはできません。が、ちゃんとハッピーエンドで終わるあたり、安心して観られます(笑)。やっぱり私は、アステア&ロジャースの単純なストーリー展開のミュージカルが大好きなようです♪
7点(2004-01-14 04:35:09)(良:1票)
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