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プロフィール
コメント数 60
性別 男性
ホームページ http://members.jcom.home.ne.jp/varus9/respect.allen.html
自己紹介 「アニーホール」のパンフレットを電車内で広げて見ていた。
ふと視線を移すと、真正面に座った外国人の女性がパンフを指差していた。続けて彼女は親指だけを突き出し、おもむろに軽くウインクをした。
嬉しかった。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  マイ・フェア・レディ
みなさん指摘のように「尺が長い」。いくら名作と言えども、やはり限度というのがある。 さて、その「名作」の誉れ高い本作は観る側が「英語という言語(特にイギリス英語)にどれだけ精通しているか?」によってかなり評価は分かれてくるように思う。単に字幕でストーリーを追うだけではこの映画の本当の良さは伝わらない。字幕、すなわち日本語になってしまうことでセリフの面白さが半減されてしまのうは「外国人」には仕方ないことだが、残念だ。 英語はもとより、フランス語圏などでも「どういうアクセントで話すか」「相手のアクセントはどうか?」など、言語、発音に対するこだわりは、日本人の想像を遥かに超えるものがある。かのサッチャー元首相ですら、御国訛りを矯正するのに苦労したと聞く。イライザのヒドいコックニー訛りとインフォーマルな表現など、言外の意味が会話にいちいち含まれていて、それがこの映画の裏の醍醐味。競馬場での一連の会話は、あまりに典型的な上流階級的英語と、イライザが羅列する知性に欠ける単語の数々との対比に面白さが詰まってる。ラストシーンのイライザのセリフ、「 I washed my face and "ands" before I come I did」は知性はゼロだが、美しい。 このときオードリーは確か30歳を越えていたと思われる。なるほどイライザの設定年齢とには違和感を感じる。特にドレスアップしてレディとなった時は顕著だ。それでもやはり愛くるしい仕草や表情は健在。可愛らしい表情を作って可愛らしく見せることは誰でもできる。しかしオードリーは、いっけん可愛くない表情ですら可愛く見せてしまう。まさに「魅せる」という字がふさわしい、本当の意味で「可愛い」女性だったのだろう。しかも単に愛くるしいだけでなく「品性」が常に伴っていたところに彼女が「永遠のプリンセス」であり続けた理由がある。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-09-09 23:16:11)
2.  メリー・ポピンズ
たとえば日本でも「泳げタイヤキ君」のように、表は子供向けだが、裏側は大人社会を皮肉ったり、現実を憂うダブル・ミーニング的なモノはある。既に他の方々が指摘されてるように、本作も裏の意味として大人社会のみならず、イギリスの階級制度を同時に皮肉ってる。それをオーストラリア生まれのトラヴァースが描いている点がまず面白い。加えて、日本のそうした作品群が、いたずらに悲観的だったり、斜に構えて世間を見渡すことだけに終始するのに比べて、原作者トラヴァースは、なんだかんだと嘆きつつも、最後の最後では「この世の善、人間の善性」を心のどこかで信じているように思う。それがメリーポピンズの、現実離れしているが、見る者を最後にハート・ウォーミングにさせる力となってる気がする。もちろん、歌やダンス、特撮技術は目を見張るものがあるし、それだけで普遍的な価値を持つ作品だが、実はそれだけではない、奥が深い、メッセージ性にも富んでいる。Spit Spot!
[DVD(字幕)] 8点(2006-06-17 15:38:38)
3.  サボテンの花
ゴールディー・ホーンが浜崎あゆみに似てるのではなく、“浜崎が”ゴールディーに似てるのです!と、ゴールディーファンの方は言いたいことだろう(笑)それくらい、彼女のいい意味での能天気ぶりが光ってる作品。宇宙人かのような、大きなクリクリお目めを見開いて、コミカルに演じている。この路線はのちにメグ・ライアンが引き受けることになるが、演技の幅という点ではゴールディーに一日の長がある。ところで「カタブツ女」を演じた、バーグマン。美人ですねぇ、付け入る隙のない完璧な顔の作り。役柄と合っていたかどうかの意見はあるだろうけど、ここまで完膚なきまでの美人だと、それだけで見せる価値があると思う。30年以上前の作品ということで、オチは途中から分かってしまうが、気軽に時間をつぶしたいのなら、オススメできる作品だと思う。
5点(2004-01-13 00:29:33)(良:1票)
4.  アパートの鍵貸します
コメディ映画にとって、「完璧」という言葉が許されるのなら、本作こそふさわしい。「粋」を貫いたワイルダー、レモンに乾杯!そしてシャリー・マクレーンの愛くるしさにもう一杯!
10点(2003-05-20 23:33:23)
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