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プロフィール
コメント数 60
性別 男性
ホームページ http://members.jcom.home.ne.jp/varus9/respect.allen.html
自己紹介 「アニーホール」のパンフレットを電車内で広げて見ていた。
ふと視線を移すと、真正面に座った外国人の女性がパンフを指差していた。続けて彼女は親指だけを突き出し、おもむろに軽くウインクをした。
嬉しかった。

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1.  リトル・ヴォイス 《ネタバレ》 
北イングランド、労働者階級、貧困、怠惰、自暴自棄、かりそめの夢・・・イギリス北部が舞台の時にはお馴染みといえる、非常にイギリス的というより、まさに「イギリスの浪花節」をストレートで行く作品。ハリウッド・エンディング希望の、アメリカ映画好きの人には同じ北イングランドが舞台でも「リトル・ダンサー」の方に一票だろうが、「切なさ」「人生の苦々しさ」という点ではこちらに軍配が上がる。なるほど脚本の粗さ(父親の幻影が現れる理由、LVが声を突然に発するシーンの動機付けなど)や、全体に流れる「安っぽさ」はある。しかし、本作の根底にあるのは、まさしく「人生とは、本来惨めで悲嘆に暮れるもの」というイギリス人的現実主義そのものだ。その好悪と評価は、視聴者がこの人生訓を映画として見せられてどう思うか?で変わってくるだろう。「苦しいからこそ、せめて映画の世界では100%楽しいものを」という人も多いだろうが、日本人にはこういう「大部分を占める苦味と、わずかな希望」が好きな人は多いと思う。 さて、主演のジェーン・ホロックスだが、彼女はイギリス国内ではよく知られた存在。飛び抜けた美人でもなければ、抜群のスタイルの持ち主でもないが、TVの超人気コメディドラマで出色のパフォーマンスを見せたり、はたまたシリアスな政治ドラマや舞台での経験も豊富な女優である。本作も元は彼女が主演し、好評価を得ていた舞台作品の映画化である。また歌手としてアルバムも出しており、その芸域の広さはかなりのものだ。もっと世界的に知られて当然の人だと思うのだが、本人はハリウッドなど世界的な場での活躍を望まず、家族との生活を大事にしながらロンドンを中心に、静かに、しかし確実な足跡を残している。派手さはないが、実力に裏打ちされた非常に魅力的な女優である。
[DVD(字幕)] 7点(2008-11-25 02:02:07)
2.  ファースト・ワイフ・クラブ
単独でも十分主役が張れる女優3人を従えての贅沢な、いかにもアメリカンな女性像を描いたお手軽コメディ。だが、この作品、“ゴーゴー”ことゴールディ・ホーンの独り勝ちだろう。この女優に必ず着いて回る印象、すなわち20年前と体型、表情がほとんど変わらないという「不老」という特徴を、セルフパロディとして自身で茶化してる。さすがはゴーゴー、そんじょそこらのコメディエンヌとは器が違う。大物だ。自分で自分を笑わせることのできる人間は強い。よほど自信があるのだろう、確かに「サボテンの花」の頃と変わらず愛らしくキュート。スパッツ姿があれほど似合う45歳はハリウッド広しと言えど彼女だけだろう。ベット・ミドラーも自身の「庶民性」を茶化しているが、ゴールディほど吹っ切れてない。逆に、終始「優等生役」だったダイアンは気の毒な役回り。3人全員がハジけてしまっては、キャラにまとまりがつかなくなる為、どうしてもお堅い役割をせざるをえなかったのだろう。2人を、特にゴールディを引き立てた本作の影の功労者といったところ。さて、作品の中身はと言えば、現実にはありえない話の、夢物語をスタンダードに描いただけ。ほんの1,2時間を、気軽につぶすにはもってこいの作風でそこそこ楽しめる。まさか本作で社会的教訓や哲学的思考を読み解いた人はいないだろうから。
5点(2004-05-22 11:51:31)
3.  セブン
暗い。ひたすら暗い。映像もストーリーも何もかもが。雨が降ってる。服が湿ってる。傘はあるが、何の意味も持たない。早く着替えたい。この空間すべてから開放されて陽の光を浴びたい。そんな気にさせる。しかし、これは良作だ。本作以後、日本でも「精神世界モノ」「猟奇、残酷モノ」が一時期大流行して、便乗した映画やドラマも数多かったが、殺人の異常性ばかりに執着して、ドラマ本来とは別の、裏側にある「しだいに感じさせていく恐怖」までは描ききれていなかった。この映画が同類の作品よりも遥かに優れているのは、先見性ではなく、この「裏側にある恐怖」をひたひたと、しかし確実に訴えかけてくる力がある点だ。それは「本当にあったらどうしよう」といった現実的な恐怖ではなく、鑑賞後、あれやこれやと勝手に想像力が肥大していってしまう、抑えようのない働きに対する恐怖感だ。ところで、端役で出ていたグウィネス・パルトロー。本作のせいで「幸の薄い女」との印象が私の中では定着してしまい、シェイクスピアに恋をしても「結局、幸せにはなれないんでしょ、君は?」と、迷惑な邪推が頭の中でもたげてしまうのだった。嗚呼、抑制不能の自己想像力・・・
9点(2004-01-31 23:41:04)(良:1票)
4.  ショーシャンクの空に
下にある「N列23番」さんの感想が非常に正直だと思ったので、それを受ける形で私なりのレビューをしてみたいと思う。もはや本作は、映画本来が持つ力からは離れてしまった所に位置されている作品だと思う。つまり、「ショーシャンクの空に」という名前だけが一人歩きし、ブランド化し、記号化されてしまってる。夢や希望といったヒューマニズムがあり、それでいて人生の苦味もあって、バランス感覚が優れている作品ではある。派手でバカなハリウッド映画でもないし、至極難解な哲学的映画でもない。役者陣はだれも力があって、カメラワークも悪くない。全体的に「良い」作品だ。しかし、本作高評価の背景にあるのは、こうした「映画的なバランスの良さ」からではなく、もう一つのバランスが作用してるからではないかと思う。すなわち、超メジャースターが出ておらず、アカデミー受賞作でもない。ほどよく知的で、ほどよく娯楽性もあるという、観る側のセンスの良さをアピールできるバランス感覚だ。ミーハーでもなければ、マニアックなオタク趣味でもない。前評判の高さも手伝い「ショーシャンク」は見る者のハートをくすぐる。「ショーシャンク」の名は、こうしてある特定の意味を象徴する記号となり、無批判なブランド化を生んでしまったのではないか。であるならば、きわめて不幸な作品と呼ぶこともできると思う。
6点(2004-01-30 00:29:20)(良:14票)
5.  アンフォゲタブル
甦らせる記憶が多かったかなと思う。フラッシュバックもありすぎると飽きてくる。あと1人削ってストーリーをまとめられたら良作だった。ただ、必要以上に泣かせよう、複雑怪奇にしようとする意図がなかったのは良かったと思う。リンダ・フィオレンティーノの演技力は本物。自分の研究に誇りを抱きつつも、しかしどこかでその単調な人生に少し自嘲している女の「陰」を巧みに演じてみせた。スターのいる映画もいいが、巧い役者がいる作品はピシッとしまって、観る側の気持ちまでも締まってくる。
5点(2004-01-25 22:12:25)(良:1票)
6.  ユー・ガット・メール
パジャマ姿で、てくてく歩く姿は、なにやらブリキの人形のよう。代名詞のルーズなショートヘアーもあって、見た目はまるで少年。いい意味で、いい年齢しても未だにエロティックな面がまったく見えてこない女性というのも珍しい。映画としては普通の極み。可もなければ不可もない。オチは初めの10分で分かってしまうが、彼女の仕草や表情目当てなら、そこそこ楽しめるはず。地下鉄の車内に蝶々が入ってくるシーンが印象的。ああいう感想が持てる女性というのは、きっと素敵だ。
5点(2004-01-14 00:00:40)
7.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り
アル・パチーノの「どうだ!うまいだろ臭」が強い感じがする。確かにうまいよ。でも過度になってしまって、少し嫌味だ。人生訓すぎる脚本もマイナス。人間の高潔さを説いた人間が、買春していちゃ「そりゃないぜ、パチーノさん」と突っ込みたくもなる。ここから先は作品の出来不出来ではなく、完全に個人の好みになるが、高潔さや勇気を描くのにこんなにダイレクトなやり方は芸に乏しいと思った。まるで小学校の道徳の教科書のよう。あからさまな倫理観を表現されても「so what?」というのが率直な感想。
3点(2003-11-18 01:28:43)(良:2票)
8.  スモーク(1995)
毎日、抱えきれないないほどのドラマを抱えた人々を受け止めてくれるのが都会の美点というものだ。ときに優しく、ときに厳しく。それはNYだけに限らないだろう。ロンドンでも、パリでも、そしてTOKYOでも。誰しもが泣いたり、怒ったりしながら毎日を生きている。きっと明日も、そんな日常を街は包みこんでくれるはず。「都会の魅力」がギッシリ詰った一本だ。
8点(2003-11-18 01:12:28)
9.  ファーゴ
話の本筋ではない、脇を固めたキャラクターたちの存在が面白い。はじめに「事実に忠実に再現した」とキャプションが付いているが、このキャラクターたちまではどうだったのか?頭が少しイカてしまった東洋系の学友、2人と夜を共にした、いかにもな田舎娘、必要なカットだとは思えないレジを打つ娘の存在など、演出と構成の妙が光る。そしてフランシス・マクドーマンド。上手いね、実に上手い。これほど自然体で演じながら、しかし確かに存在感を見る者に残せるというのは、ただものじゃない。事件の残酷さ、悲惨さへの感想は横においておくとして、いち映画として見た場合のこのリズム感、淡々としていても飽きさせないで最後まで見させてしまう手法は、単純に言ってスゴイ。誰にも出来そうな錯覚を抱くが、なかなかどうして難しいものだと思う。
8点(2003-10-31 00:24:03)
10.  地球は女で回ってる 《ネタバレ》 
「総決算」という言葉がピッタリの作品だ。いわゆる「アレンらしさ」がてんこ盛り。おそらく今作でアレンはひとつのピリオドを打ったのではないかと思う。それを証明するかのように、本作以降の作品には特有の「アク」の強さが消えており、同じコメディでも、より正統派な笑いを求める作風へと傾向が変化した。話を元に戻そう。彼がこれまでテーマとしてきた主題がすべて本作には詰め込まれており、またアレンが敬愛するベルイマンとフェリーニがモチーフにもなっている。母校の表彰式に向かうという設定は「野いちご」であるし、ラストで創作上の登場人物が総出演するのは「81/2」そのままだ。だが、さすがはアレン、ただの猿真似で終わらせなかったのは、フェリーニのようにラストを感動の一幕で締めるのではなく、虚構の世界で独白した自分をもう一度現実社会へと引き戻し、それをも笑いのネタにしている点だ。あたかもそれは「まだオレは終わっちゃいないぜ!」と高らかに宣言してるかのよう。この映画人は実にシブトイ。そしてそのシブトさこそ、アレン最大の魅力なのである。
9点(2003-10-30 23:33:25)
11.  エド・ウッド
現代を代表する「変人」監督ティム・バートン。先人へのオマージュとばかりに、かつての「変人」監督へ捧げた愛すべき小品。「マニアック」、「オタク」もティム・バートンのレベルまで来れば、それは「敬意」、「尊敬」へと変化する。エド・ウッドも、ティム・バートンに伝記映画を作ってもらえたら本望というものだろう。時空を超えた映画愛がここにある。情熱ほとばしる、見事なB級映画だ。
8点(2003-05-24 00:38:20)
12.  ギター弾きの恋
障害を持った役柄というのは、役者なら一度はチャレンジしたい役どころであり、また監督も、「純粋」だとか「優しさ」といったメッセージ性を示すために登場人物として盛り込みたがるものだ。ウディアレンが真に凄いところは、チープな人生訓を単純な演出で描く凡百の監督たちとは違い、障害というものを一切ウェットに描かずして観客にメッセージを感じ取らせたことだ。その期待に応えたサマンサモートンの演技力も見事で、これ見よがしに陥っておらず好感が持てる。(ショーンペンの巧さは今に始まったことではないので割愛)細部に至るまで映像全体に決め細やかな配慮が見られ、もはや職人の域に達した感のあるウディアレン。それでいて架空の人物であるエメットを、さも実在したかのように描く「遊び心」までも兼ね備えられては、脱帽と言わずして何と言おう。おそらくハッティとエメットの関係をもっと見せて欲しかったと思う観客もいただろうが、必要以上のことは一切描かず、観客に「抑制」の大切さを示した点も素晴らしい。「僕は何も言わないよ。君たち一人ひとりが感じ取ってね」。ウディアレン、実に大人の監督である。
9点(2003-05-13 23:19:58)(良:1票)
13.  マンハッタン殺人ミステリー
小ぶりながら、いち作品としても十分に楽しめる佳作。14年ぶりに復活したダイアンとのコンビが痛快で面白い。恋愛関係は終わっても、今も「一番大事な人だ」と言ってはばからないアレン。そのダイアンとの「友人関係」がよく伝わってきて微笑ましい。本作はちょうどあのスキャンダルの只中で、本来はミアファローのために書いたそうだが、この窮地にダイアンが手を差し伸べたのかな?と思うと、感慨はさらに深い。2人の私的な部分と重ね合わせて際どく言えば、息子も大学に入り、子育てを終えた熟年夫婦の「セックスレス」な関係すら画面から想像できる。愛情よりも友情で結ばれた夫婦、というより、もはや「同士」に近い感じだ。また、2人の代表作である「アニーホール」との比較で眺めてみると、味わいは更に深くなる。たとえば、犯人を車で追跡するシーンで「まったくあなたって方向オンチなんだから」と怒られるが、これも「アニーホール」のラストでアレンがダイアンとのヨリを戻そうと、カリフォルニアで慣れない運転までして追いかけたシーンと重ねて見てみると面白い。「ああ、本当に2人は仲がいいんだな」ってことが分かって、アレンファンならずとも嬉しくなる作品だ。
8点(2003-03-30 22:03:38)(良:1票)
14.  初恋のきた道
アジア映画、特に中国映画にありがちなことなんだけど、「純粋」とか「素朴」といったことをテーマにする場合、そこにプラスするαがなきゃ見ている方は、ひたすらに辛い。それはユーモアだったり、人間の業だったり、リアリティだったり、要素はなんでもいいのだけれど、その意味においてもうひと工夫が足りなかった。というのが正直な感想。監督がこの作品をノンフィクション色で責めたのだとしても、それならそれで「甘っちょろい」としか言いようがないほど登場人物が善人だらけだし、「苦味」が圧倒的に足りてない。「チャン・ツィイー はかわいいです」ということしか印象に残らなかった。
3点(2003-01-10 02:14:28)(良:1票)
15.  誘惑のアフロディーテ
この映画は英語に詳しくない人には面白さがよく伝わらないと思う。英語ならではの慣用句や複数の同音異義語を織り込むことで「会話の妙」を作り出すのがウディ・アレンの特徴だけれど、これはその典型的作品。日本語字幕をした人が精一杯、原語に近づけようとしたのはわかるが、文字数の関係と、日本語では表現しきれない部分も多々あって面白さが半減してた。私も英語は詳しくないけれど、たとえばリンダ・アッシュという娼婦役の別名。ここにも同音異義語の面白さと言外の意味というのが隠れてる。しかし、日本語訳となると単にカタカナ表記するだけで、その真意がどうしても伝わらない。ストーリーとしては「渾身の一作」ではないけれど、それなりに楽しめるのではないだろうか。アレン作品の中ではそれでもやや劣るけれど。
6点(2002-09-06 23:50:04)
16.  北京原人 Who are you?
この映画は、映像技術がどうの、演出がこうのと、大マジメな観点で見るものではありません。「世の中には一歩間違えば、こんな不条理もまかり通ってしまうことがあるのだ」という哲学的テーマを読み取る作品です(笑)大の大人たちが何の疑問も感じず、反省もせず、「やっぱりおかしいだろう?おかしいよ!」と振り返ることも拒否してしまうと、こんな結実が待っているという、社会への警鐘を促した反面教師の映画なのです。この世にある玉石混交のアイデアは、必ずしも様々な意見の集約や、長い思考の果てに誕生したものではなく、ある種の「勢い」と「打算」によって生まれるものが時としてある。そうしたアイデア、企画に対して誰かがストップや疑問を投げかけないと、とんでもないことになる。社会に抑止力など期待しちゃいけない。止めるのは自分なのです。それをこの映画は強く訴えているのです(笑)
1点(2002-08-21 02:13:20)(笑:1票) (良:4票)
17.  オープン・ユア・アイズ
結構みなさんの評価は高いようだけど、私は今一歩、いや三歩くらいかなあ。なんか、徒に複雑にしてるだけって印象しか残らなかった。もう夢だろうが現実だろうがどっちでもいいヨ!って思っちゃった、クドすぎる。虚実を混沌とさせる手法が。それと・・・ペネロペ・クルスの胸、なんか嘘っぽくない?いわゆるメディカルな感じがすごくしたんだけれど。シリ○○・・・
3点(2002-07-08 22:21:37)
18.  ブロードウェイと銃弾
よくあるバックステージもので、セットや演出方法など、ややもすれば駄作に陥る危険性をあえて犯してるようで、よくよく見れば、細部にまで凝りに凝った作りをしているという天才肌のアレンらしい作品。機知に富んだユーモア、絶妙のセリフ回し、実力派のキャストと、文句のつけようのない出来栄え。CGや特撮など派手な技術的進歩が目覚しい昨今にあって、脚本や役者の力で勝負する「これこそ映画だ!」と、原点を教えてもらった感じだ。パーな愛人役をこなしたジェニファーティリーと用心棒とのセリフの練習のシーンは何度見ても笑える。トウの経った落ち目の大女優へレンは言うに及ばず。未見の方々へ。こんな面白い映画を知らないなんて、人生の何十分のいちを確実に損してることになりますよ!
10点(2002-07-08 01:17:43)(良:1票)
19.  世界中がアイ・ラヴ・ユー
「ありがとう、ウディ!」と、言いたくなったよ。ゴキゲン度120%!ストーリーのディテイルとか、「ご都合主義過ぎる」とか、細かな「アラ」を捜そうと思えばいくらでもあるだろうけど、この映画はそんな見方で寸評する作品じゃない。私なんか途中から自然とリズム刻んでしまったほど軽妙で、愉快だった。本当に、幸せになれる映画で、文句なく満点!
10点(2002-06-20 23:53:47)(良:1票)
20.  恋愛小説家
ヘレン・ハントが母親の前で、女としての自分と、母としての自分とのバランスが取れなくなって取り乱すシーンを見たとき「アメリカ人だなあ」って思った。ヨーロッパの人じゃまず考えられない。「7点以下を付けてるようじゃ素人」だそうだが、私はせいぜい5点がいいとこ。キャラクターの設定といい、ストーリー展開といい、見え見えのベタだもの。ジェックニコルソンの演技力に助けられて、どうにか見られるようになった程度の作品。
5点(2002-05-06 03:36:50)
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