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プロフィール
コメント数 195
性別 男性
自己紹介 誤読御免

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1.  隠し砦の三悪人
群集シーンの迫力、機知に富んだ展開、キャラクターの普遍性、ロケーションのスケール感、人間臭さのにじみ出す役者の存在感、どれをとってもやはり一級品と言うしかないですね。46年たった今も娯楽映画の殿堂としての輝きは失われていません。今を生きる役者の誰をどこに当てはめてもここまでエネルギッシュな作品にはなり得ない、荒削りで勇ましいその時代の持つ圧倒的な「力」には感服させられます。隠し砦の奥からはオビ・ワンが、森の泉の奥からはヨーダが出てきそうでニヤリとして観ました。三船が三十郎として完成する一歩手前の作品。落ち着きの出てきたギラギラ感もまた良いです。
9点(2004-09-17 17:31:39)
2.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
この中でヘンリー・フォンダは陪審員として当たり前のことを当たり前のようにやっただけだろう。 人ひとりの生死のかかった評決で「野球があるから早く済ましちまいましょう。」は無いと思う。 その点では、ルメットがあらかじめ深く掘っておいた穴をヘンリーがせっせとうめて元に戻すという、計算高くも簡潔なプロットになっている。 しかし内容は濃く、密室という限られた空間で使えるものは全て使って繰り広げられる熱き人間ドラマには相当見応えがあった。 観終わって12人全ての登場人物の顔と性格が思いうかぶ作品はそう無いだろう。それぞれのリアルな人生を背負った男たちを役者が見事に演じ、作品の質をさらに上げている。 最後の大木のひとつが音を立てて崩れ去ったとき、大きな達成感とともに、冒頭に一度だけ映った被告の少年の顔がよぎり、万感の思いがこみ上げて来た。 緊張と弛緩のリズムも心地よく、細部まで実に良く作り込まれた「究極、至極」の一品だと、深く唸らざるを得ない。 誰も居なくなった陪審員室の散らかったテーブルが余韻を残し、雨上がりの道をさらりと去っていく男たちの姿が清々しく見えた。 たまにこういった「名作」「傑作」に出会えるのが、映画ファンとしての醍醐味を味わえる瞬間でもある。
[DVD(字幕)] 10点(2003-12-20 16:03:26)(良:2票)
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