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1.  川っぺりムコリッタ 《ネタバレ》 
「かもめ食堂」の監督らしいなと感じる作品でした。 特に何かあるわけではないんですが、みんな何かしら抱えていて孤独でそういう人たちがハイツ・ムコリッタに集う。 さりげなくて優しい再生物語。 ごはんを食べるシーンがしっかりあって、フードスタイリストはやっぱり飯島奈美さんなんですね。炊き立てのご飯がやけに美味しそうで、 松山ケンイチとムロツヨシもすごく美味しそうに食べてるし、無性にイカの塩辛も食べたくなってくる。 食べる事って大事ですよね。これを観てたら日本人てご飯と味噌汁があればなんとかなるぞと思えたのでした。  キャストもそれぞれの演技も良かった、良作。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-07-03 20:23:55)(良:1票)
2.  THE BATMAN-ザ・バットマン- 《ネタバレ》 
ポール・ダノのリドラーが見たかったんです、でも期待通りとはいかなかったです。 バットマンの見所は悪役にかなりあると思うのね、なので今まで名だたる俳優たちが悪役を演じてきてる。 リターンズでミシェル・ファイファーが演じたキャットウーマンですが、やりたいという女優がけっこういたという話も何かで読んだ記憶があります。  そもそもバットマンがあの手この手でシリアスにダークに作り変えられることがなんか不思議なんですよね。 そういうのやりたい、見たい、好きっていう人も多いんだろうなとは思いますが。  本作は映像はいいし(ただし暗すぎるのが難)、キャラクターもいいと思うし、久しぶりに渋い悪役のジョン・タトゥーロも見られたんですが テンポが悪い上に長すぎる、どう編集しても3時間必要とは全く思えません。これが最も気になったとこ。 テンポが悪いから何が事の確信部分なのかもわかりづらい、というかなんか途中でどうでもよくなってくる。 そして今回のブルース・ウェインのキャラがあんまり好きじゃないです。 ゾーイ・クラヴィッツはキャットウーマンを演じるには小柄過ぎませんかね?最初、バットマンの子役の相棒が出てきたと思え、 キャットウーマンとはわからなかったです。
[インターネット(字幕)] 3点(2023-05-10 10:30:17)
3.  オットーという男 《ネタバレ》 
オリジナルのタイトルはなぜ「オーヴェという男」にならなかったのかしらね。 「幸せなひとりぼっち」という邦題がなんかあんまりしっくりこないんじゃないかと鑑賞後にちょっと気になったんですよね。  リメイク版は安定、安心のトム・ハンクス。コメディ色を強くしてハリウッド的な娯楽映画にしてないとこがとても好感が持てます。 オリジナル同様、車の運転を教えるシーンが良いですね。オリジナルとコレと、続けて観たくなりました。  若い頃のオットーを演じたのがトム・ハンクスの実の息子なんですね。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-05-08 22:08:56)
4.  SHE SAID/シー・セッド その名を暴け 《ネタバレ》 
これ観てたら「大統領の陰謀」をふっと思い出しました。 映画が好きな人ならたいてい知っている「ミラマックス」とハーヴェイ・ワインスタイン。 ここでの私の「キャスト・スタッフ別レビュー統計」で試しに製作総指揮を見てみたらハーヴェイ・ワインスタインは2位で 「ミラマックス」は製作で6位にランキングしてます。 一時期観る映画の最初に「MIRAMAX」と出る作品がほんとに多かった。アカデミー賞作品賞の常連みたいな感じ。 そしてワインスタイン本人をネットの画像で見た時に映画に出てくるマフィアの幹部とかギャングのボスみたいな風貌にちょっと驚いたのを憶えている、 特に目が怖いというか、イヤな感じ。 本人役で出演しているアシュレイ・ジャッドが実名を出すことを決意するシーンは迫力があります。 制作会社は「PLAN B」なんですね、でも賞レースにまったく絡んでないのよね。 FOXテレビの「スキャンダル」より見応えはあるし、キャリー・マリガンとゾーイ・カザンの二人の人物の描き方に好感が持てました。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-05-07 12:49:31)
5.  流浪の月 《ネタバレ》 
映画としてはすごくデキがよいと思います、しかし登場人物の誰にも共感も感情移入もしないという映画でした。 思えば「悪人」も「怒り」も誰にも共感はしないんですよね、それでも惹き込まれるんです。  本作は更紗にイライラしっぱなしでした、15年後の偶然の再会から吸い寄せられるように文に会いに行くけど、どう考えても拗れるでしょ。 俗にいう「こじらせ女子」というのが浮かびました。文以外の人には自己肯定感が低めでいつも愛想笑いしてる子っていう感じですけど 文の前ではがらりと変わるのよね。 でもお互いもう関わってはいけないという理屈はわかっていても一緒にいたいという情はどうにもならないっていうのはわかる。  文はロリコンじゃないですよね?でも更紗はロリコンだと思ってますよね?少女時代の更紗がそんなようなことを文に言ってたし。 あの雨の中で声をかけたのは自分と同じものを感じたのかもしれないし、同年代の女の子の期待とか要望も無い年齢の女の子ですし。 更紗にだけは自分がロリコンだとは思われたくなかったんだろうな、だから本当のことを告白したんだと思います。 医学も進歩してますし、どうにかならないんですかね。どうにかなりそうに思えるんですが。  お互いこの世で唯一無二と思える人とやっと一緒にいられるということに素直によかったじゃんと思えました。 「いつまでもお幸せに」と共感はないけどラストシーンを観ながらそういうお祝いの言葉が浮かんだのでした。 ただ、二人を取り巻く人物が警察も含めて二人がよりお互いを求めてしまうような人たちばっかりなのがちょっと気になります。 亮君とあゆみちゃんは都合が良いタイプの人物になってる。私としてはここがマイナスになります。 ファミレスの店長とアンティークショップの経営者はいたけどあれでは関わりが弱いですよね。  ロケ地は長野県の松本市が多かったんですね、ロケーションが抜群でした。橋だったかな?そこの街灯が美しかったです。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-05-04 00:21:30)(良:1票)
6.  ある男 《ネタバレ》 
ミステリーというよりヒューマンドラマといったほうがあってると思う。 里枝とその息子にけっこう時間を割いているんですが、中学生の息子くんがやけに物わかりが良くてお利口さんすぎる。 そうじゃなくて、死刑囚の息子、原 誠。伊香保温泉の老舗旅館の次男坊、谷口大祐。在日韓国人3世で帰化して日本国籍を持つ弁護士の城戸。 この3人をそれぞれもっと描いていたら人間ドラマとしてかなり見応えがあったんじゃないかという思いが拭えないのです。 仲野大賀をキャスティングしていながらあれだけっていうのが納得できないんですよね。  オープニングとラストに出て来る不思議でちょっと不気味な絵画のタイトルは「複製禁止」だということで、この映画にぴったりですね。 ひと仕事片付いた直後、奥さんの裏切りを知ってしまった城戸は、バーのカウンターでたまたま一緒になった人に現実から逃避するように 谷口大祐となった原誠になりすまして話し「複製禁止」の絵に城戸が重なる。彼は自分をどう名乗ったのか。。。私は「城戸です」と言ったと思うな。  日本アカデミー賞、8部門受賞ですか。。。その中に録音賞があるのね。コレかなり納得。 ジャンルからしてボソボソとセリフが聞き取れないんじゃないかと思ったけど、全くそんなことはありませんでした。 家のテレビでU-NEXTで観たけどボリュームは通常でしっかりセリフが聞き取れました。 「ようこそ映画音響の世界へ」で「セリフが聞き取れないなんてあり得ない」と確かセリフの編集?アフレコ担当?の女性が仰ってましたね、 その通りですわぁ。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-04-29 23:49:26)
7.  ノイズ(2022) 《ネタバレ》 
突発的に人を死なせてしまったことを隠蔽することで起きる負の連鎖、雪ダルマのように一気に膨らんで転げ落ちていく。 そして最悪の結末へ。 とにかくキャストが豪華なんですが、どこをとっても観たことのあるシチュエーション、筋書きなんです。  ドアを開けたらじーさんがいきなりナタ振りかざして・・・このあたりから話が破綻していったと思います。 念願の故郷の島の駐在員として赴任した前途有望な真一郎君がいちばん気の毒だったなあ。  男2人と女ひとりの幼馴染3人のパターンとか、ラストの壁に貼られた無数の写真なんてもう今さらびっくりもドキッともしません。 風光明媚で犯罪もまず起きない穏やかに見える島、しかし狭い狭い世界と人間関係で一皮めくればドロッとした愛憎、 ストレートに表には出てこない嫉妬や軋轢っていうのも映画だけじゃなく2時間ドラマなんかでもイヤと言うほど観ました。  意外性が無さ過ぎて見応えがないんです。 いっそ、元受刑者とサイコパスな町長を島民全員でセイバイし、県警の警察官も鑑識もタジタジになって引き上げて 島民圧勝、黒イチジクばんざいで終わるとか、 加奈が実は滅茶苦茶淫乱の性悪で娘の恵里奈の父親は圭太なのか純なのか自分でもわからないとか、はっきり純の子でしたとか 圭太と純の間に不穏な雰囲気がきっちりと裏づけられるものがあってもいいと思うのね。 ついでに言えば圭太と純の少年時代が大人になった二人に顔付きも雰囲気も全く似ても似つかないの。いい加減すぎ、酷い手抜きです。  保護司は元受刑者の就職先まで探すの?違うんじゃないの? 圭太の所にはアポなしで尋ねていったように感じたけど、そんなのあり得ないでしょ。 有村架純が保護司役のWOWOWドラマを観たことあるけど、阿川佳代ちゃんはやってなかったよ。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-04-19 20:17:54)
8.  インヘリタンス 《ネタバレ》 
サイモン・ペッグだし、ベンジーだしというのが迷いや期待の理由になったわけですが、結局オーソドックスな結末になりました。 つまらないことはないです、でもちょっと無理矢理なとこがあるのよね。 まず、なんであのカギを娘に託すの?有能な弁護士がいるにも関わらず、本人をよく知る奥さんがいるにも関わらず。 遺産相続も骨肉の争いが起きても不思議じゃない差をつけられるわ、その上とんでもない負の遺産を残されるわでなんか酷い罰ゲーム、復讐みたいなんですけど。これがあって1本の映画になってるわけですが、あの地下の部屋に辿り着くまでなんかもうちょっと違ってもいいんじゃないかと思えてしまうんですね。 まあ、とにかくすごい豪邸でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-04-13 13:06:51)
9.  ハウス・オブ・グッチ 《ネタバレ》 
GUCCIのお家騒動で暗殺にまで及ぶんですが、全体的にゆったり話が進んでいく。 背景や室内が美しくアートな画になってるとこがリドリー・スコットらしいなと。かつてリドリー・スコットのイギリスの自宅でハウスキーパーをしていた人の書籍を読んだことがあるんですが、彼は家中のドアノブなどの真鍮が常にピカピカに磨かれていないと気に入らないようなことが書いてあったと記憶してます。「ブラック・レイン」の撮影で来日した時に関係者から記念のお土産にもらった博多人形は納戸みたいなとこにそのまんま放り込まれていたそうな。  映画なんですが、アル・パチーノとジェレミー・アイアンズが遂に兄弟役で出演とか、ジャレッド・レトの怪演に、ふてぶてしくてどんなに着飾っても品のなさと生活臭が漂う感じでどこにでもいるイタリア系のおばちゃんみたいになってるレディ・ガガとか俳優たちを見るのがたのしい。ガガ様は意外と小柄だということもわかりました。  私が唯一買う海外ブランド品はフレグランスなんですが、20年以上前に専門店で見つけて即買いしたのがGUCCIのENVYで、HNにも使ってる。 映画を観てわかったんですが、トム・フォードがGUCCIで手掛けたフレグランスなんですね。ちょうど発売された頃だったんだ。 10年ちょっと前くらいから店頭では見かけなくなってほどなく製造中止、廃盤になったことを知りました。なんで廃盤?10年以上愛用しててかなり落胆。 最後に購入したものはいつものように使えなくて半分ほど残ってるけど、時間が経ちすぎてるから香りが変わっちゃったかも。 今、GUCCIに期待することはただひとつ、ENVYを復活してほしいってことです。まぁ無理だろうなぁ。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-04-02 20:14:13)
10.  ブラック・フォン 《ネタバレ》 
この手の映画はあんまり観ないほうなんですが、イーサン・ホークということで観てみました。 黒いダイヤル式の電話なので時代も70年代なんですね。そして70年代といえばホラー映画ブームでしたよね。 「悪魔のいけにえ」は火付け役となったホラー作品のひとつじゃないかな?未見ですが。  フィニーとグウェンの兄妹のキャラや関係性がなかなかいい感じ。グウェンが石をつかんでぶん殴るとこが好きだな。 電話で話してる時に最初に横に現れた時はマジでギクッとしてしまいました。 もともとケンカには消極的なフィニーがイーサン・ホーク相手に戦うとこは、それまでジリジリしてたんですが一気に爽快感を味わえてスカっとします。 私のようにホラーが苦手な人でも大丈夫なホラー映画だと思います。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-03-21 21:42:52)
11.  特捜部Q 知りすぎたマルコ 《ネタバレ》 
大好きな「特捜部Qシリーズ」作品登録も完了し、キャストは変わっちゃったけど期待して鑑賞したんですが、なんかつまんないです。 「知りすぎたマルコ」ていったいマルコは何をどんだけ知ってしまったんだろうとワクワクしてたんですが、目撃者ってだけでして 小児性犯罪者とされ抹殺された公務員は顔写真のみの登場とはどういうことなんでしょう。 未解決事件の被害者となる善良な公務員にいったい何があったのかという部分はセリフだけなんですよ。このように事件の内容が映像では見られず、 北欧映画独特のグロさもゼロです、寒々とした雰囲気はあるんですが。 逃走、追跡シーンばかりで、新キャストのカールは武骨さはあるけど銃を構えて追跡って動きにまるでキレが無く、 あっという間に犯人に背後から銃を突き付けられそうな感じ。 グロいけどラストまで目が離せなくなるような見応えはなかったです、どうしてこうなっちゃんだろう??
[インターネット(字幕)] 4点(2023-03-16 15:12:30)
12.  ボブという名の猫2 幸せのギフト
なかなか観る気にならなかったんです。理由は本作撮影後、公開前に主役の茶トラ猫ボブが他界してたからなんです。 交通事故、それも轢き逃げだという。即死で発見時にはもう。。。という最期だったらしい。 私も猫飼いなので、どうして外に出てしまったのか、出してしまったのかと腹立たしくもあり(飼い主の不注意とも言えるから) 世界一有名な猫とまでいわれたボブ、自然に寿命がきて飼い主に看取られた穏やかな最期とならなかったのが残念でならないです。  人間が演じているほうは前作ほどの軽快さ躍動感はなく、いい話なんですけど何気に退屈。 監督は俳優としては真面目でコミカルな脇役という印象のチャールズ・マーティン・スミスなんですね、本作は真面目過ぎるかな? イギリス映画らしいウィットさがほしいなと。 とにかくモフモフふさふさで茶トラ猫らしい体格と愛嬌のボブの表情と威嚇の「シャー」が観られればそれでよし、です。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-03-04 15:35:36)
13.  沈黙のパレード 《ネタバレ》 
う~~ん、ごめんなさい。ノレませんでした。 なんだろう、湯川先生、内海薫、草薙さん、この肝心の三人が今回なんだか地味に感じる。 10年ほど経っているので年取ったってことでしょうかね?栗林さんはどうしたんだろ? そしてはっきり言って、今作のキャストが魅力的じゃないんです。特筆すべきキャラもない。  シリーズ中最も地味に感じ、事件の内容も特に惹きつけられるものがなくて盛り上がらなかったです。 なんでこれを映画化したのか疑問。湯川先生の仮説もどうしてそうなるのかという根拠の部分もありきたりで面白くない。 やはり「容疑者Xの献身」は越えられなかったな。 エンドクレジットの映像はほぼ「容疑者Xの献身」のものでしたね、これでこのシリーズの映画化は終了かな?なんて思いながらクレジットを観てました。 まさに可もなく不可もなくでした、残念です。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-02-14 18:58:30)
14.  ダウントン・アビー 新たなる時代へ 《ネタバレ》 
やっと観られた~~映画館で観たかったなぁ。 オープニングのそれぞれ記念写真を撮るシーンにはワクワクさせられます。 前作より解放感があって、いい感じに緩さもあるような。 ドラマからのレギュラー出演者もそれなりに変化してるので時の流れも感じ取れます。子どもたちもイーディスの娘、 マリゴールドだけは幼児の頃から同じ子役のように思えて大きくなったなあなんて思ったり。  ヴァイオレットおばあ様は相変わらずで、会話も受け答えも冴えていて最期の時までいちいち面白い、素晴らしい! ハイクレア城を借りて撮影してきた「ダウントン・アビー」が劇中でも屋敷を映画撮影に貸すことになるとか、 南仏の帽子屋さんでのシーンとかニヤリとできるとこがいくつかあるんです。 俳優ガイ・デクスターはクラーク・ゲーブルに似せてあるのかなぁなんて感じたり。 とにかくハッピーです、あっちもこっちもハッピー。「ダウントン・アビー」はこれで良いんです、楽しい時間を過ごせました。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-10 18:24:51)(良:1票)
15.  パーフェクト・ケア 《ネタバレ》 
ロザムンド・パイクがお見事です「ゴーン・ガール」以来の知的なクソ女ぶりは見ていて気持ちいいくらい。 実際オックスフォード大学出身だそうで、知性は本物ですね。  まぁ、あんだけのことやったわけですからそうなるだろうなと納得できるラストでした。 やっぱりマフィア親子が一枚上手だったのかもね、そういうシーンは出てこなかったけどそういうふうに想像しました。 ウィキにはブラックコメディ、スリラーとなってたからそのつもりで観始めましたが、クライムサスペンスと言った方があってるかも。 エグい映画だけど、ロザムンド・パイクが演じることでなぜか清涼感のある怖さを感じました。同じボブヘアーだけど前半と後半の違いが良いです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-28 01:07:31)
16.  マイ・ブロークン・マリコ 《ネタバレ》 
最近アマプラを開ければ毎回ドーンと出てきて勝手に予告編が始まる、あんまり出てくるし時間も長くないし試しに観てみた。 なかなか面白いですね、重いテーマなんですけど重く描いてないとこがいいです。 永野芽郁の食べっぷり、走りっぷりがいいです。 突っ込みどころはいっぱいあるけど、この場合はスルーしときます。 ただ、シイちゃん怒鳴り過ぎなのが気になりました。怒鳴る、まくしたてる以外の表現もほしいなと。「泣けた」という感想を多く目にしたけど私は泣けなかったです。 キョウコさんというのは原作にもあるのかな?あのクズ男に??唯一ここにちょっと違和感が残る。 自らガチガチのブラックと言っちゃう上司がなかなかキョーレツで笑えました。 「ドクターマーチン」見ただけで丈夫だとわかる靴だわね、ブーツがほしくなりました。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-01-22 13:56:08)
17.  きみの瞳(め)が問いかけている 《ネタバレ》 
いいんですよ、こういうタイプの恋愛ものは大昔からあるんです。 私は三浦友和と百恵さんのゴールデンコンビと言われたあの頃の映画を思い出しました。なんだかんだ言ってもこういうのは世代関係なく好まれるのです、 安心して観てられるしね。ただ、こそばゆいですね。私は何度ものけぞりそうになりました。  吉高由里子はほんとに愛らしい。でもどっちかというとエキセントリック、サイコパス、このような役柄の方がハマるんじゃないかと私は思うんです。 「ユリゴコロ」を観た時、これこそ吉高由里子なんじゃないか?といたく感動しました。 なにって、横浜流星のキックボクサーぶりがすこぶるかっこよかったです。 中学生くらいの頃に観たドラマとか映画を思い出し、「懐かしいわねぇ」郷愁に浸れました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-11-19 15:37:48)
18.  劇場版 きのう何食べた?
ドラマが面白くて何度も観てる。劇場版もドラマからの続編という感じでテイストがそのままなのがうれしい。 内野聖陽が他作品とはもう完全に別人なんですよね、すごい役者さんだなあ。紫綬褒章も納得できてしまいます。 山本耕史の小日向さんの役作りも好きです。  調理シーンも相変わらずいいですね、ただりんごのキャラメリゼは私は皮はむいちゃいますが。 京都のロケーションも素敵でした。 ドラマ版も劇場版もシリーズ化してずっと続いてほしいと思う作品のひとつです。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-11-03 13:18:51)
19.  護られなかった者たちへ 《ネタバレ》 
扱っている問題が、なんかよくわからなくて自分には縁がないような世界のことではないというところが良いです。 ただですね、なぜ殺人事件を絡めるのかそこがちょっと嫌かな。真面目にきちんと問題提起した映画になぜしないのかな? 殺人事件を絡めることで話題性、エンタメ性、人の興味を惹くからってことなんだろうとは思うけど。社会問題を広く知らしめたい訴えたいという部分があまり伝わらないので「社会派」というのは素直に思えないんですよね。この問題、こういう描き方でいいのか?? SNSの投稿内容、あんなことが言える人間があんな残忍な方法で復讐のために殺人までするのか? 「不埒ななんとかって他人のこと言ってる場合じゃないだろ」とラストでガクっときてしまった。 刑事との繋がりもできすぎだし、出て来る警察官がみんな品が無さすぎなのが気になった。野外ステージで踊ってる女の子の意味もよくわからなかったです。 観ながら「私は、ダニエル・ブレイク」を思い出してた。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-10-08 13:18:08)
20.  死刑にいたる病 《ネタバレ》 
PG12?どうしてR15じゃないんだろ??まずこう思いました。 題材は興味をそそるんですが、映画としては面白くないです。原作は知らないけど描き込みが足りないというか、散漫でさら~となぞっただけという印象。 拷問シーンを長々とじっくり見せるとか、産まれたばかりの赤ん坊特有の握った手と足が燃えるシーンとか悪趣味もいいとこです。 そんなものより描くべきものが他にたくさんあると思う。ついでに言えば死産とか言ってたけど、赤ん坊は産声をあげる間もなく殺されたと私は思います。 突然現れた学生ぽい若い男の子に名刺見せられたくらいで大の大人がペラペラ喋るっていうのもなんか腑に落ちない。 雅也の母親と榛村の関係性、雅也の家族との関係性の描き方も中途半端です。このように中途半端と感じる所が多すぎです。拷問シーンに時間を割いてる場合じゃないと思うんですけど。 レクター博士とバッファロービルの表面的なとこだけみたいなキャラの榛村大和も怖さがないんですよね、裏付けできる知性を感じませんし、根津さんが拉致されるとこだけまんまバッファロービルなのよ。 だいたい高校生にもなれば榛村みたいな馴れ馴れしく歯が浮くようなお世辞ばっかり言う人は「キモイ」と言われるのがオチだと思うし、狙われた子たちの共通点を見ると、つまりそういうタイプの子にしか相手にされない人物なわけですよ。 それと同級生の女の子を演じた子がヘタクソすぎです。「筧井君、筧井君」とウザくてイラっとする声のトーンに萎えた。 ラストでああなるならもっと演技達者な子をキャスティングしないとね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-26 11:07:41)(良:2票)
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