1. 鮫肌男と桃尻女
かなり前に一度観て、う~ん、の記憶だったけどすっかり忘れてるので、再度観てみました。 漫画は1巻読み切りで非常に面白いのだが、映画はキャラクター祭りになっちゃっている。しかし監督のセンスは感じるし、面白いシーンも結構あり、昔より好印象、後半急ぎすぎたのとトシコ役の女優が残念。 [DVD(邦画)] 5点(2010-11-03 17:16:31) |
2. デジモンアドベンチャー
サマーウォーズの流れで情報を得て観てみたかった「ぼくらのウォーゲーム」におまけで入ってた作品。 20分は映画とは言えない長さだが細田氏のレベルが上っていくのが垣間見える、特に背景、デジモンとやらがこのあと、どういう風に話になっていくのかは知らないし、あまり興味もないが、見応えは十分にある。 [DVD(邦画)] 4点(2010-10-27 14:52:03) |
3. GONIN
《ネタバレ》 シビレル・・・ものすごく好きな映画。 それぞれのキャラが立っている、掘り起こせばグダグダになるところだが。 佐藤浩市の上目使い、竹中直人のハイテンション、本木雅弘のキレ、根津甚八の静、椎名桔平の金髪。そして永島敏行のメガネ、鶴見辰吾の首の角度、さらにビートたけしの片目、木村一八の「兄ィ~」、他にもディスコで拳銃撃っちゃうヤクザや、事務所の門番してるヤクザ、室田日出男の立ち姿、室田に付いているヤクザの風貌(メガネの人)、永島暎子の足の引きずり、などなど・・・石井映画に不可欠なナミの横山めぐみだけがちょっと変だけど、これだけで普通3時間越えちゃいそう、それが、登場してちょっと動いたりしゃべったりするだけでどんなヤツか解っちゃう、この凄さ。 オープニングクレジット文字のひしゃげ具合、エンドクレジットの縦書き文字が縦に流れる所、鋭い台詞の数々(特にたけしが銃やチャカじゃなく「てっぽう」と言うところに寒気がする)、ためらい無く引き金を引く人々、などなど・・・ 設定はバッティングセンターからディスコまでの移動でほぼ理解できる。 バブルで狂った日本が燃え尽き、さらにくすぶっていた火もパッと光って消えうせる瞬間が映像化されている、そして誰もいなくなった。 なんだか言いたい事がうまく書けないが、とにかく私には満点の映画です。 [DVD(邦画)] 9点(2010-03-24 10:42:48)(良:2票) |
4. トキワ荘の青春
淡々と、あくまで淡々と話は進む。雰囲気も悪くない、役者もいい。しかしこの映画には致命的な欠陥がある。面白くないのだ。シーン変化時の長い暗転や聞き取りにくい台詞、全て狙ったものだろうがかなりの逆効果、まるでどこぞの自主映画のような作り。観ているこっちが気を使う。観終わった後に爽やかさが残るのはさすがだが。 [DVD(邦画)] 5点(2010-01-12 09:50:46) |
5. ガタカ
日本向けSF。ストーリーはシンプルだが飽きさせない、ユマ・サーマンの芸術的な美しさ、ジュード・ロウとイーサン・ホークの演技力に圧倒される。しかし、こういうのはアメリカがやっちゃいけない、もっとちゃんとお金をかけ壮大なスケールでこの内容を取り込むべきだ、あれぐらいのセットなら日本でもギリいけると思うがアメリカじゃあれはツッコミ所になってしまう。 [DVD(字幕)] 6点(2009-10-12 14:25:20) |
6. 3-4X10月
誰かが言っていた、[HANA-BI]以降が商品で、それ以前が作品だと。本当にそう思う。素人の役者が多いのでほとんどしゃべらない、しゃべるのはプロの役者さんばっかりだ。今はダメでも何年か経てばたけしは必ずこの場所に帰って来ると思う。 [DVD(邦画)] 7点(2008-03-16 13:33:22) |
7. ジャッキー・ブラウン
タランティーノは結構好きで、最新のグラインドハウス2本や監督ものはぼ観た上での感想。びっくりするぐらい普通だった。つまらなくはなく、ウマく作ってるけど・・・たまにはこんな作品も作っとかないとな。って出来でした。タランティーノはちょっとという人にはオススメです。 [DVD(吹替)] 5点(2007-09-30 23:02:53) |