1. スラムドッグス
犬のする事とはいえ排泄てんこ盛りなのにはドン引き。 これは小学生の孫には見せられないと思ったらPG12指定でした。そりゃ指導も助言も出来ませんわ。 しかしながら、個性引き立つ彼等の スタンド・バイ・ミー チックなチン 道中は楽しく見れました。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-06-05 17:46:41) |
2. ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
《ネタバレ》 寄宿学校クリスマス休暇の2週間での出来事。実家に帰れない生徒4人で最終的に1人となったアンガス、面倒をみる責任者ハナム先生、料理人メアリーのかかわりで、共に斜に構えた言動が痛々しいながらも、アンガス母や校長、レストランウエイトレスは持ち合わせていない人間味に励まされるというか何というか・・・胸熱。 「サイドウェイ」からお久しぶりポール・ジアマッティは流石で、歳をとるのではなく積み重ねているようです。 それ以上のMIPがアンガスを演じた映画デビューのドミニク・セッサ。彼の喜怒哀楽模様に釘付けで各映画賞受賞も納得。今後が楽しみであります。+1点 イマイチな邦題に期待薄でしたが、嬉しい誤算だった良作です。 [インターネット(字幕)] 8点(2025-06-03 18:47:19) |
3. ロスト・フライト
《ネタバレ》 機長ジェラルド・バトラー天下無敵の大暴れを想像して気乗りせずの視聴でしたが、拾いもの当たり作品で2回続けて見ました。 墜落の危機及びホロ島での危機からの脱出劇が中だるみ無く展開され、「アルゴ」「飛べフェニックス」が思い浮かんだクライマックスは手に汗握るものでした。格安航空会社とは思えない(あるいは格安ならではか)的確な対応に驚きます。会社が招聘した危機管理専門家スカースデイル、彼が派遣した民間傭兵部隊、それぞれプロの仕事ぶりに感心しきり。 バトラーの機長としてのプロの仕事ぶりと会社と護送犯のアシストを受けての活躍に好感。さらに大手航空会社から移った経緯や、機内で一人涙する姿にもグッとくる。 「ひとつひとつ着実に」積み重ねた脚本がお見事で、外連味たっぷりな演出も白けず見れました。 こういう嬉しい出会いがあるから映画鑑賞は止められません。 [インターネット(字幕)] 8点(2025-05-31 01:56:38) |
4. コット、はじまりの夏
予備知識ゼロ。 言葉がさっぱり分からず東欧か何処かかなぁと疑問でしたが、アイルランドだとは。 恥ずかしながらアイルランド人は英語を話すと思っていたので驚きです。 少女一夏の体験が描かれた本作 このニコリともしない、「ありがとう」が言えない少女に温かく接する親戚夫妻に点数の全てを。 実家に戻る結末にこの子が、あんな家族の中でどのように成長するのか、そこを見たかったですが、そこに希望が抱けない残念な作品でした。 [DVD(字幕)] 5点(2025-05-20 15:08:39) |
5. ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
《ネタバレ》 先行上映に駆けつけました。 トム・クルーズは本作でも当然の如く体を張っております。 陸海空。走って、潜水して、小型機にしがみついて。間延び感はありましたがこんな63歳は居ないと言うことで見入りました。 チームの面々もそれぞれ活躍の場があって飽きさせません。 チラッと映るジョン・ヴォイト等30年の時の流れにしんみりするところもあり。 米国大統領アンジェラ・バセットを始め男女多様な人種のキャスティングは今時の心配りなのでしょう。 現大統領はおそらく観ないと思われ(どうでも良いですが) 〆のルーサーの台詞はもう一回聞きたいところ。 トム・クルーズなので次回作あるかもしれませんが、最終作として観る分に相応しい力作でした。 [映画館(字幕)] 8点(2025-05-17 16:12:19) |
6. ツイスターズ
旧作は牛とタンクローリーが飛んでいった事以外何一つ覚えてません。 今作は技術の進化での映像迫力が目を惹きました。 ドラマパートは他愛ないものの、見るに堪えるものではありました。 「ヨウ化銀を打ち込んで雨を降らす」実際に行って地球気候のバランスを崩しても「知らんがな」と澄ましているのを思い出しました。 [DVD(字幕)] 6点(2025-04-28 15:58:14) |
7. ダム・マネー ウォール街を狙え!
こういう出来事があったのを初めて知ることに。 知識皆無の身にとって、市井の人々もスマホで株取引しているのに へぇ であります。 賢い頭をもっていても結局バクチなので、日常勤務中でもスマホを手放せないという生活は、馬鹿な小心者のワタシには出来まへん。 サバンナ動画での雄ライオンを大勢のハイエナが取り囲んでアタックするシーンが浮かんだ作品でした。 インサイダーに勤しんでいる(らしい)不動産屋を選んだ有権者は何を思うのでしょうか? [DVD(字幕)] 6点(2025-04-27 13:26:36) |
8. ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
《ネタバレ》 エグゼクティブプロデューサーも兼ねてるだけあってレネー・ゼルウィガー出ずっぱり。 推しの方には嬉しいことでしょうが、顔芸に食傷気味。 お目当てコリン・ファースは3ショットのみで残念無念。今作では登場したヒュー・グラントはファース同様に24年の時の流れを感じる姿で感慨深い。 五十路ジョーンズが夫との死別4年後に職場復帰し若いツバメとのイチャイチャを経て同年代(何歳だったのだろう?)の子供の教師と結ばれるオハナシは、二人の子供の幼さに「いい気なもんだ」白けてしまいました。野暮ですみません。 [映画館(字幕)] 5点(2025-04-16 21:49:16) |
9. ザリガニの鳴くところ
《ネタバレ》 「動物は生きる知恵は持っていても道徳心は持っていない」 描かれるカイアの一代記の中で、不遇な彼女を助けてくれた雑貨店夫妻に動物にはない人間の値打ちを見ます。 なので夫妻や老弁護士を結局裏切っていた結末に、湿地での動物としての生涯だったように思えました。 デヴィッド・ストラザーンの好演に+1点。 [DVD(字幕)] 6点(2025-03-23 02:33:36)(良:1票) |
10. フェラーリ
エンツォ・フェラーリの1957年試練の年 華麗なイメージがあったので私生活のグダグダぶりに驚くやら呆れるやら。 事故の悲惨すぎる描写にドン引き。ドライバーのみならず見物人も命懸けの公道レースだったのですね。 [DVD(字幕)] 5点(2025-03-13 23:58:40) |
11. フォールガイ
スタントマンの活躍が描かれた「ムッシュとマドモアゼル」のジャン=ポール・ベルモンドは自分で演じていましたが、大半のアクション作品にはスタントマンが欠かせません。キャノンロール(というらしいのですね)のシーンをはじめ「ひゃー、凄い!」シーンが満載で、スタントマン役のライアン・ゴズリングのスタントマンの方々に拍手。ロマンス及び悪巧みは他愛ないものでしたが、映画1本完成させるのが如何に大変かというのは興味深いものでした。 そして、I Was Made For Lovin You 及び Against All Odds(Take A Look At Me Now) いやぁ、懐かしい。 ナイスチョイスに+2点 [DVD(字幕)] 7点(2025-03-12 20:09:30) |
12. 胸騒ぎ
《ネタバレ》 「胸騒ぎ」を煽る不穏な音楽は不要でした。オランダ人夫婦の異様さはすぐにわかります。 恐怖よりもデンマーク人夫婦、特に夫の不甲斐なさがテーマなのだろうか? えげつない結末を迎えるも、その動機が分からない事、並びに、妻子を守れなかった夫の言動にイライラだけが募った作品。 [DVD(字幕)] 3点(2025-03-11 20:33:30) |
13. ポトフ 美食家と料理人
調理、うんちく、食事。退屈さを覚えるほど丹念に描かれおり、「食は芸術だ!」が示されています。田舎者の当方としては動物の形そのものがグロく、こってり感満載の盛り付けが美味しそうに思えません。男女二人の展開は予感通り。静謐さには好感持てましたが盛り上がりに欠ける作品でした。 [DVD(字幕)] 5点(2025-03-10 23:51:57) |
14. 私がやりました
邦題に ♪私はやってない潔白だ♪ がよぎりました。 本作はその逆で展開に興味が尽きることが無く、イザベル・ユペール登場からは画面に釘付けでした。 冷静に考えれば「そんなアホな~」な結末ですが、充分に楽しめました。 女性の権利云々の件はクドさのないピリッと効かせるもので監督のセンスを感じるところです。 [DVD(字幕)] 7点(2025-03-09 21:54:59) |
15. ウォンカとチョコレート工場のはじまり
予備知識ゼロ。 冒頭で歌いだしたのに、ヘンなの借りちゃったかなー。 ではありましたが、映像美に夢中になりっぱなし、美術・撮影関連スタッフさんに拍手喝采 通常二の次三の次なストーリーが小じっかりしており、カカオ30%~100%の味わいがありました。 「およよ!」びっくりしたキャストの面々の好演にも満足。 ご本人は「生活の為に・・・」不満だったらしいヒュー・グラントは美味しいところを掠っており、私的MIPのオリビア・コールマンに演技の幅広さを見せつけられました。 不安が杞憂に終わった快作であり「チャーリーとチョコレート工場」も観ることにします。 [DVD(字幕)] 7点(2025-03-08 18:06:05) |
16. マダム・ウェブ
知識ゼロでの視聴。開始5分程に登場した網網生物に、? そういう系の作品なのか、ハズレ引いちゃったか。 クモ男を見るに至ってマーベル門外漢の私でも知っているあの系統の作品なのか、でも彼はヒーローだったはずだけど・・中盤まで混乱。 美男美女の娘さんらしい美人さん(+1点)ダコタ・ファニング大活躍は肩の力を抜いて観れるものでしたが、タクシー、レストラン、ヘリコプター、倉庫等の件には野暮と知りつつ白けてしまったところです。 結末も門外漢には ? でありました。 ハズレとまで言えなくてもラジー賞3冠も頷ける作品。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-03-06 19:52:08) |
17. 名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊
映像美に監督の思い入れは伝わってくるものの、名探偵コナンが浮かんでくる筋書きで「可もなく不可もなく」そのままの作品。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-03-06 00:03:51) |
18. 落下の解剖学
知識無しで視聴。 夫の死因への興味で、「知らんがな」ため息出る痴話喧嘩模様並びに裁判のレスバ模様をひたすら我慢した甲斐が全く無い結末に、ダラダラ時間かけて何見せられたのか腹立たしい。こんな愚作に脚本賞与えた責任者の顔が見たいものです。 [インターネット(字幕)] 3点(2025-03-02 14:39:03) |
19. イコライザー THE FINAL
《ネタバレ》 70歳目前のデンゼル・ワシントンまだやるのか、半笑いで観ていました。 歳相応に不注意から痛手を受けリハビリ歩行でのお疲れ具合は笑いも消え共感持てるものでした。 街を牛耳るゴロツキ兄弟に天誅を下す内容は弟は言うに及ばず兄もスケール感がイマイチでしたが、無駄の無い脚本で見応えがありました。 舞台となったイタリアの情緒豊かな風景・街並みに+1点 住むのはムリでも1度は行ってみたい~。 ダコタ・ファニングが何者なのかが分かる粋なラストに+1点 そもそもが2でタクシーに乗せた夫婦の奪われた年金を取り戻すというのに「それで死体の山を作るのか・・・・」は言うたらあきまへんね。 迷った挙げ句観たのが正解だった良作。 [インターネット(字幕)] 7点(2025-02-16 15:23:58) |
20. 関心領域
《ネタバレ》 ヘス宅が収容所の真隣にあるのが一番の驚きでした「ホントなのか、近すぎるよ」 これで子供達が湧いてくるであろう疑問「あそこから聞こえてくる声は? 何時も煙が出てるけど? 何をする建物?」にどう対応していたのか。これに対応するのは母親であってその存在が大きいかと。彼女の母親が一日で帰ってしまったのと併せてナチスが仕切るドイツ人でも価値観は一つじゃない事を思わせます。 庭の花々の煌びやかな色合いと収容所の茶色・灰色のくすんだ色。 壁一つ隔てた世界の対比が強烈な印象を残すのを見ると、やはり真隣なんでしょう。 [DVD(字幕)] 6点(2025-02-16 15:01:05) |