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コメント数 196
性別 男性
自己紹介 映画を見てなにか感じたこと、考えたことを記録に残しておきたいときに、レビューを書いています。見た/見直した直後に書くようにしてます。

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1.  ホリデイ 《ネタバレ》 
なんだろう、2006年の映画だからそれほど昔の作品でもないのに、ものすごく古臭く感じてしまった。その原因を考えてみたが、舞台となった二人の家も、登場人物が着ている服や仕事や生活だって、みんな今見てもオシャレだし、決してその辺が原因ではない。じゃあ何なのかとさらに考えてみたところ、キャメロン・ディアスの存在自体が古臭いのだということに思い当たった。いや、もちろんかわいいのだよ、文句なく。ただ、たとえばロックを歌いながら踊り狂っちゃったり、3回目のキスは自分から迫っちゃったり、あるいはほぼ裸でコトを終えたばかりのピロートークをしてみたり・・・、そういう「これぞキャメロン・ディアス」的な映像のオンパレードに、もはや古さしか感じないのだった。もちろん公開当時はそんなキャメロンこそが大人気だったのであって、当時この映画を見たならば何の不満も感じなかっただろう。そういう意味ではこの感想は映画の評価になっていないのかもしれないが、でもそうやって女優さんを記号として消費するような映画がこっそりと作られていたのだと考えると、映画界の闇を感じざるを得ない。(でもキャメロンはその後「私の中のあなた」なんかで違う役柄にも頑張って取り組んでいるので、それはそれでよかった。) 一方で、みなさんご指摘のように割合が圧倒的に少ないケイト・ウィンスレットとジャック・ブラックのくだりは、フラットに、だけど丁寧に描かれていてとてもよかったと思った。とくに、今をときめく作曲家なのにも関わらずジャックがどうしても捨てきれない繊細な部分に、ケイトが徐々に惹かれていく過程が、短いながらもきちんと描かれていて、こちらは感情移入しながら楽しむことができた。 だからこそなおさら、今となっては「これぞキャメロン・ディアス」感が重ね重ね余計で、キャメロンのもっと違う面を映してしてあげられていたら、、、という残念感が拭えない。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-05-16 10:53:47)
2.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 
これは、どうなんだろう、、、最後の主人公の気づきは、それはたとえば20代や30代前半の坊やのものであれば、それは気づいてよかったねーって前向きに思えるけど、この映画ではアラフィフでもう先が見え始めているおじさんにとってのそれなもんだから、もう絶望というか、むしろ気づかないほうがよかったんじゃないかとさえ思えてくる。だってさ、それはジョージ・クルーニーみたいな素敵なおじさんだったらもしかしたらそこから人生変わるのかもしれないけど、でもそれだってアレックスの素性を知ってしまうことですでに「そう簡単にいかないよ」って言っちゃってるわけじゃん。ほとんど取り返しがつかないことに気づかせて、しかも別の道は極めて厳しいと教えちゃってる、あまりに残酷な映画だと思った。 でもまあ、そういう風に人生を語る映画ってたぶんあんまりないから、(個々のエピソードがバラバラでまとまりがないという残念さはあるものの、)見る価値のある映画だと思った。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-01-03 08:33:06)(良:2票)
3.  ジェイン・オースティンの読書会 《ネタバレ》 
オースティンはまったくの未読だが、あるいは未読だからか、結構楽しめた。1冊の本が人生を変えていくなんて、素敵だなぁと思った。ただ、オースティンの本がシルヴィアやグレッグやジョスリンの人生が変わっていく「てこ」に過ぎなかったのに対し、プルーディーはオースティンの本そのものを共有しただけで旦那とやり直せちゃったりしたところが、あまりに短絡的でちと残念。 それにしても、ここでの評判がすこぶる悪いことにびっくりした。女性が観たいものとは、ちょっと違うのかな。俺にとってはストーリーは新鮮で、登場人物も十分魅力的だったが。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-09-24 21:08:18)
4.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 
これは、人によって評価が分かれる映画だろうが、俺は好きだ。この映画を見て何か得られるかというと、そうではない。ハッピーになれるわけではないし、カタルシスがあるわけでもなくて、どちらかというと鬱になる。それはこの映画が妄想系でありながら、リアルにトムの内面も生活も描いているからであって、最初の30分以外は全く楽しくないわけだが、でもなんというか、この映画を見ると、「人生なんて、そんなもんよな」と、ニュートラルな気分になって、開き直れる気がする。いろいろあって、でもそれでいいんだ、と。何度も見たい映画の1つ。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-11-23 20:48:39)
5.  砂時計(2008) 《ネタバレ》 
自殺は遺伝する、という説が正しいかもしれないと思ったのが、唯一の感想。今さらのように大悟が助けてくれるというのは、まあ恋愛モノとしてはありかもしれないが、あまりに唐突に思えた。大悟、おまえは何者だよ! 島根にゆかりのある自分としては、背景は楽しめました。が、そちらも「天然コケッコー」のほうがどちらかというとオススメです。。。
[地上波(邦画)] 3点(2012-05-30 20:21:31)
6.  バベル
悲劇っていうのは、自分のものとして感じられてこそ、というのが第一の感想。バラバラと悲劇的なものを見せられても、自分には悲劇には感じられない。こういう複数の視点、いわば神の視点からストーリーが描かれるようになったのはいつからなのか素人の自分にはわからないが、幸せな景色を眺める目的ならばいざ知らず、悲劇を並べて眺めることの意味がわからなかった(もちろん微妙につながっていることに意味があるのかもしれないが)。これだったら、ドキュメンタリー番組でも見てるほうがよほどリアルで面白い。
[地上波(吹替)] 3点(2012-05-30 20:13:04)
7.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
面白い。けど、一方でこれは失礼な映画だと思った。ジャマールが2000万ルピー、そしてラティカを手に入れたことは「運命」だと語られたわけだが、だとすればまったく同じ境遇に育ちながらあのように死んでいったサリームの人生も、また「運命」だということか。それはちと、違うだろうと思った。たとえば幼少のころにサリームがジャマールの宝物(サイン)を勝手に売ってしまうようなシーンをはさむことで、まるで兄の行く末が彼の生来の性格によるものであるかのように、この映画は観客の理解を密かに誘導している。もちろんジャマールのマジメで素直で一途な性格描写は、それは2000万ルピーもラティカも手に入れて当然だよね、という理解の誘導であり、そういう意味で実はこの映画は客観的に運命というものを描いているわけではなく、「マジメに生きていれば報われる」という道徳を描いているのだ。でもさ、この映画にたくさん出てくる子どもたちのように、実際にはマジメに生きていても報われない人生はあのスラムにはたくさんいるのであって、そんな甘っちょろい道徳を描くための背景にスラムを持ってきたことは、報われない多くの人々に失礼だと思う。ま、でも、面白い映画であることには、間違いはない。
[映画館(字幕)] 7点(2009-05-16 20:56:27)(良:1票)
8.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 
飛行機にて鑑賞。つまらなくはないが、皆さんおっしゃるように、既視感をぬぐえない。俺的には、主人公の巻き込まれ方と反応が「マトリックス」とそっくりだし、アリアの存在とやり口が「バイオハザード」のレッドクイーンに見えて、興を殺がれた。そして「コンピュータが神になる」っていうのはイメージとしては恐ろしいけど実際にやってみたら意外とショボかった、という残念感が致命的。テーマに対して、出来事が小さすぎたと思う。空港の荷捌き場(あれって何て呼ぶの?)での追いかけっこだけは、バカバカしいけど新しくて面白かったけどね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-02-14 19:46:50)
9.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 
ボンドがグリーンをなぜ追うのかがブレてしまっているのは、これはもうスパイ映画としてはありえない粗相。スパイって、そもそも組織のために身を捧げるもんじゃないか。「それでも、スパイも人間だよね」っていう心の弱さとか迷いがありつつも筋をとおした前作のボンドは、ギリギリのラインでスパイだった(だからこそ見応えがあった)が、今作ではそもそも「復讐」とか言い始めちゃって、そんなのスパイじゃないだろ。さらに最後には、なんだか水を飲めなくて困った人々のショットなんか挟まれて、まるでボンドがなにか人道的なことのためにグリーンを追ってるかのように見えちゃったりして、もう目的がブレブレ。それでいて、復讐の結末があれじゃあ・・・。これだったらいっそのこと、カミーユが主役で、テロリストの励ましを受けて復讐をする、っていう映画のほうがすっきりしてよかったようにさえ思う。
[映画館(字幕)] 4点(2009-02-14 19:07:45)
10.  ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 
期待ほど面白くなかったなぁというのが、正直な印象。三谷が書くコメディーの面白さの根源って、人が時間や空間の制限に追い詰められたときに、マジメにありえないことをやっちゃう、その瞬間を捉えていることにあるんだと思うんですよね。そういう意味では、「ラヂオの時間」はホントによくできていて、一度始まっちゃったらもうやめることのできないラジオ生放送で役者やスタッフたちが見せる、ありえない言動一つ一つがたまらなく面白かった。ところが本作では、場所もいろいろ、いつまで続くのかもわからない状況で、だんだんとありえない言動がわざとらしく見えてしまっていた。とくに後半、みんなが「街を出よう」なんていい始めて逃げ道作っちゃったから、頑張って演技を続ける意味がなくなってきて、エンディングの大立ち回りが霞んでしまったのが非常に残念。三谷のコメディーは「ラヂオの時間」や「王様のレストラン」のような密室劇でこそ輝くことを、改めて確認した。
[DVD(邦画)] 6点(2009-01-24 16:55:07)
11.  ヘアスプレー(2007) 《ネタバレ》 
文句なしに、楽しい映画。これぞアメリカ映画、っていう感じか。歴史を語るには、特に歴史の恥部を語るには、国によっていろんな文法があって、たとえば日本なら後悔と反省で語るだろうし、イギリス人やドイツ人なら皮肉で語るだろう。しかし、そんな歴史すらエンタテイメントとして語ってしまうのは、これはもうアメリカ人しかやらないことで、そこにはエンタテイメントに対する情熱というか、執念を感じる。平和な古き良き時代だった50年代から、公民権運動や学生運動に揺れる60年代へ。客観的には暗い道を進み始めたこの時期を、あえて「Welcome to 60's」などと明るく歌い上げてしまうアメリカ人の根性をうらやましく思える、そんな映画。
[DVD(字幕)] 9点(2008-10-13 18:08:59)(良:2票)
12.  ゾディアック(2007) 《ネタバレ》 
一言で言うと、つまらん。それは何より、人間ドラマが皆無だから。そもそも、グレイスミスの人柄がはっきりしないから、彼が夫婦生活を省みないほどに事件にのめりこんでいく理由がわからない。単に「暗号が好きだから」なのか、それともなにかの使命感なのか。さっぱりわからなかった。挙句の果てに、「真犯人はわかっていません」って、事実に基づいて客観的な真実が伝えられてしまうエンディングにびっくり。ドキュメンタリーなんだったら、最初からそう言ってくれ。
[DVD(字幕)] 3点(2008-10-13 18:00:42)
13.  幸せのちから 《ネタバレ》 
もちろんリアルな映画を撮りたかったゆえなのだろうが、延々と続く惨めな生活に、見ていると疲れる。そして同時に、主人公があまりにも愚鈍で、疲れる。2回も14ドル取り立てに行く暇があるなら、少しは考えろって。サクセスストーリーなんだから、主人公が成功するだけの素材でないと、なんの説得力もない。そんな感じでまったく感情移入も、そして客観的な賛同すら出来かねる展開なので、最後にハッピーエンドがやってきても、「ま、よかったね」程度にしか思えないのだった。そんなに人生、単純じゃありません。
[DVD(字幕)] 4点(2008-10-13 17:47:46)
14.  トーク・トゥ・ハー 《ネタバレ》 
これは、すごい映画だ。そりゃあベニグノの行為を責めることは簡単だけれど、そんなことに意味はない。だって、彼は知らないのだから。アリシアとの結婚の考えをマルコにとがめられた時のベニグノの顔を見れば、彼が望み作り上げたアリシアとの関係が社会的には許されないものだということを、彼が本当に知らないのだということに僕らは気付かざるを得ないわけで、それは良いとか悪いとかいうことではなく、要するに客観的な「悲劇」でしかない。でもこの映画がすごいのは、単にそういう悲劇を描いていることではない。むしろこの映画のすごさは、たとえば「リア王」のようなシェイクスピアの悲劇ならば主人公は必ず最後に知らなかったということを知るわけで、その意味で悲劇は主人公に訪れるのに対し、この映画では主人公のベニグノが結局知らなかったということをことを知らずに死んでしまうということ、そのことにある。悲劇は主人公にとっての悲劇ではなく、残されたマルコやアリシア、そして観客に押し付けられるのだ。それはなんとも不快な出来事ではあるが、考えてみれば必ずしも人生にはカタルシスが用意されているわけもなく、押し付けられた悲劇とモヤモヤとした不快感は、僕らのリアルな世界をきわめて直接的に表現していると感じた。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-27 17:52:55)(良:2票)
15.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
んー、やっぱこのエンディングは、まずいんじゃない?鼻血出して、脳細胞作り変えて、記憶を作り変えるってとこまでは、現実的にはありえないにしても、それはまだ人間の世界の出来事。だけど、実際に過去が変わっちゃったら、それは神の領域。散々身勝手なやり直しをした奴が、最後に神になってしまったのでは、ハッピーエンドも切ないとか、甘酸っぱいとかよりも、なんだか胡散臭さを感じてしまう。でも、エンディングはともかく、そこに至るまでの経過は文句なしに面白い。2時間があっという間だった。
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-27 17:33:35)
16.  ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 《ネタバレ》 
前作は街中での宝探しっていうのが新しくって、結構楽しめたのだが、こりゃダメだ。黄金の都市とかいい始めちゃって、洞窟入っちゃったところで、ついていけなくなった。リンカーン暗殺の真実探しが、なぜグーニーズになっちゃうんか。意味わからん。
[DVD(字幕)] 4点(2008-09-23 16:08:53)
17.  もしも昨日が選べたら 《ネタバレ》 
こりゃあ、面白い。もし邦題どおりに巻き戻しが可能なリモコンだったら、ストーリーの可能性は広がるけど、どうしてもSF的な「ありえない感」が出てしまうだろう。でも、早送りで嫌なことを飛ばせるっていうのは、もちろんありえないんだけど、でも巻き戻しよりは体感的に身近な感じがするし、だからこそ妙にリアルな面白さがある。リモコンに学習機能が!、とか、水泳のコーチが妻と!、とか、予想しない展開が細々出てくるのも楽しい。アダム・サンドラー一流の軽さゆえ、説教くさくないお気楽さが心地よい、よく出来たコメディ。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-23 15:56:02)
18.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
シリーズ最後にして、最悪の出来。主人公を含め、人間性のセコさに辟易した。もちろん1も主人公やMJの人間的な弱さと、それを乗り越えていくところにテーマがあったわけだが、それはまだヒーローでもなく、大人でもない、青春成長ストーリーとして成り立っていたからこそであって、もはやヒーローになった、そして大人になった主人公やMJが未だ嫉妬だの復讐だのって低レベルなことに悩むとこを見せられても、感情移入するどころか呆れてしまう。1が大好きだっただけに、堪え難いガッカリ感。
[DVD(字幕)] 3点(2008-09-21 18:54:29)(良:1票)
19.  幸せのレシピ 《ネタバレ》 
基本的に、がんばってる女の子が幸せになっちゃうこの手の映画が恥ずかしながら大好きなのだが、これはちょっといただけない。というのも、主人公の常に「自分が、自分が」って言っているところに、そしていつも「自分は精一杯頑張ってるの!」って開き直っちゃっているところにうんざりするし、「そんな女、誰も好きにならないだろう」と正直思えてしまうから。キャサリン・ゼタ=ジョーンズはそりゃあ美しく、また料理の才能も図抜けていて尊敬に値するのかもしれんが、それと恋愛は別だろうよ。ちょっとでも男目線で見たら(それとも女性から見ても?)、実に意味不明な映画。
[DVD(字幕)] 4点(2008-09-21 18:40:28)
20.  バッテリー
正直、ちょっと散漫で長いという印象を持った。ただそれは、大人も子どもも、それぞれに悩みを抱え、それに向き合おうとしているということをきちんと描こうとしていたためなのだろう、その思いは伝わった。トトさんと同じく、野球を「心を伝えるスポーツ」と表現していたのを、とても新鮮に感じた。球技というか、団体スポーツが苦手なまま大人になった自分にとっては、それはそれはなんとも眩しい世界で、そんな自分の人生はどこかで大きく間違ってしまったのではないかとすら感じた。。。
[DVD(邦画)] 5点(2008-08-31 17:53:41)
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