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1.  Dr.パルナサスの鏡
テリー・ギリアムを数本観れば、彼の作風はわかります。最初観たときは「なんてすごい監督だ!」と思いましたが、2本3本と観ていくうちに食あたり気味になります。映像へのこだわりは強く感じられるが、こだわってるわりにあまり深みがない。  本作はその集大成って感じ。 この映像世界、20年くらい前なら新鮮だったかもしれませんが、これだけ技術が発達した時代にこれでもかと見せられてもむしろ痛々しいです。なんかこう、この世界観を活かすためにもう一工夫できなかったんでしょうか。  結果的にやたら豪華なキャスティングになってしまったことも、毒々しさが増して本来描ききらなければならないはずのテーマを薄めている。(そういう私自身もキャスト目当てに観たわけですが) かつてのクリスティーナ・リッチを思わせるリリー・コールの愛らしさとか、往年の色男トラップ大佐の悲哀とかそっちの方でもっと魅せるべき映画だと思うのです。
[DVD(字幕)] 5点(2014-03-04 13:50:12)
2.  パブリック・エネミーズ
この監督の作品は他に『コラテラル』しか観たことないけど、どうも私は相性が良くないようです。 『コラテラル』のトム・クルーズ同様主役にジョニー・デップを起用する理由がわからない。セットとか衣装とかものすごくお金使ってそうだけど、ギャング映画ならではのドンパチも時々あるんだけど、深みのあるヒューマンドラマでもなく、飛びぬけたエンターテインメントでもなく。最初から最後までもったいないくらい退屈でした。
[映画館(字幕)] 5点(2010-01-15 23:54:05)
3.  K-20 怪人二十面相・伝
劇作家の北村想氏が書いた、おそらく唯一の本格小説です。原作を読んだのはもう15年くらい前。懐かしさ半分、「なぜ今さら??」という疑念半分で鑑賞しました。 感想を一言でいえば、「大変良く創りこまれた子ども映画」です。日本映画にしてはセットなんかとても丁寧だし、ちょっとB級な匂いのする役者陣は退廃的な世界観に相応しい。こうしたベースが整っている上にお話の展開が大変わかりやすく、大人も楽しめる冒険活劇です。逆に言えば、子ども映画だと最初からわかっていればもう少し評価が高かったかもしれません。宣伝の仕方を間違えていると思う。 ところで、昔読んだ原作はもうほとんど覚えていないけれど、こんな話じゃなかったのは確かですね。原作は原作で劇作家らしい独特な世界観が魅力的でしたが、良い意味で映画向けに大胆に脚色しています。
[映画館(邦画)] 6点(2008-12-23 11:53:43)
4.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
相方が三国志ファンということで、私はまったく興味がない映画に付き合わされた形でした。 先入観が無いのでそれなりに楽しめましたが、途中からロード・オブ・ザ・リングとかぶって見えてきました。3人の将軍がアラゴルン他で、孔明がガンダルフ、孫権がローハン王、お姫様が罠をかけるっていう場面もあったな・・・
[映画館(字幕)] 6点(2008-11-24 22:04:21)
5.  潜水服は蝶の夢を見る
もし、自分がある日突然人とコミュニケーションが取れなくなったら、私はどうなってしまうのだろう。自殺する自由さえ奪われてしまったら、この絶望感をどう処理して生きるのだろう。映画の主人公のように、どこまでも飛んで行くチカラは残っているだろうか。そう考えながら観ていると涙が止まらなかった。 作品の世界はいかにもフランス的。好き嫌いが分かれそう。
[映画館(字幕)] 6点(2008-04-09 23:43:48)
6.  スルース(2007) 《ネタバレ》 
ジュードがエロすぎる。これは女性が独りで観る映画です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-04-09 23:26:45)(良:1票)
7.  椿三十郎(2007)
オリジナルの良さは認めつつ、特段の思い入れも無いので、単純なリメイクとして若い世代に見せたかったという意図からすれば、及第点だと思う。 でもほら、なんたって織田裕二ですから。
[映画館(邦画)] 6点(2008-01-24 23:56:18)
8.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
いいねぇ、このチープなレトロ感。こういうのを観て喜ぶのはアメリカ人の青年なんだろうか。4~50代のアメリカ人のおっさんなんだろうか。
[地上波(吹替)] 2点(2008-01-24 23:42:51)
9.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 
上映終了直後の印象は、「ティム・バートンらしいディテールのこだわりは素晴らしいけど、ティム・バートンにしては救いようの無い結末だなぁ」。 しかし、時間が経つにつれ思い浮かぶのはジョニーの絶望感に満ちた表情とヘレナ・ボナム・カーターの切ない恋心。考えてみれば、最近でこそハッピーエンドが続いていた彼の作品であるが、初期の作品では、身を切るような哀愁を抱えた主人公だからこそ美しく輝いていたのだ。となれば、これは最もバートンらしい、バートンの原点回帰ともいえる作品か。 ところでこの脚本は本来ミュージカルらしいが、主役二人の歌は騙し騙しという気がしないでもないが(でもそれを補って余りある表現力!)、その分脇を固める人々の歌声の素晴らしいこと。美術だけでなく配役のこだわりもバートンらしい。
[映画館(字幕)] 9点(2008-01-24 23:17:47)
10.  イラク -狼の谷- 《ネタバレ》 
イスラム圏側から見た、イラク侵攻の米軍の暴挙を描いた映画。なのでもっと高尚なテーマなのかと思いきや、ただのアクション娯楽映画でした。いやアクション娯楽というには、しょぼい爆弾作戦とか、イラク駐留のアメリカ人ボス1人始末すれば全て解決しそうな勢いとか、冗談なのか何なのか残念ながらそこはトルコ映画の限界なのか!?とにかく、こんな痛烈な風刺映画を撮っちゃった勇気は認めます。
[映画館(字幕)] 5点(2007-08-22 19:19:54)
11.  それでも生きる子供たちへ
ライフルを握る少年の、闇の中で光る涙。捨てられた人形を宝物にする少女。格差社会なんて言うけれども、この国に生きている以上は幸せな人生を送っている私たちには重過ぎる現実です。原題を直訳すると「存在を消された子供たち」というところでしょうか。地球上の一番下の方で虐げられながら、それでも彼らは笑顔なんです。良い邦題ですね。単館公開だけでなく、全国ロードショーから自治体の自主上映まで、あらゆるツールで啓蒙上映してほしい作品です。
[映画館(字幕)] 9点(2007-07-16 12:30:33)
12.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
禿げ上がっても反抗期の娘を抱えるオヤジになってもセルフパロディでおちょくられるようになっても、相変わらず無鉄砲で言葉遣いも乱暴でめっぽう強いマクレーン刑事。ブルースかっこよすぎです。頭を空っぽにしても楽しめるアクション映画って、ここ最近観てないし。大掛かりな事件を起こすわりにみみっちいコソ泥という悪役のスタンスも、安心して観ていられる要因の一つですね。観終わった後スカーっとした気分になるから、このシリーズ好き。
[映画館(字幕)] 7点(2007-07-16 01:31:39)
13.  しゃべれども しゃべれども 《ネタバレ》 
いいなぁ日本映画。肩の力を抜いて楽しめますが、隙の無い、テンションの高い作品に仕上がっています。ゆずの主題歌も爽やかで◎。実は野球好き(特にパ・リーグファン)にもちょっと嬉しいサービス映画となっています。東京ではマリーンズ×ファイターズ戦をTV中継するんですか!?う、うらやましい・・・
[映画館(邦画)] 8点(2007-06-02 23:53:08)
14.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
前作でがっかり感の洗礼を受けたのとひとまずお話が完結したというわけで、前作よりは甘めの評価です。それにしても長かった。化かし化かされのせめぎ合いが延々と続くわけですが、最終的にあのラストに着地するなら、東インド会社のなんとか卿とかシンガポールの海賊長とかの存在意義は何だったんだろう。海賊長の評議会とやらの場面なんて、キース・リチャーズを出すためだけに挿入されたって感じ。話を続けるために無理矢理こじらせているのが見え見えです。ジャック・スパロウのキャラクターを存続させるために作られたような2作目・3作目な訳ですが、そのアクの強さにも前作で既に飽きてしまいました。3時間も劇場に拘束しなくても『Mr.ビーン』みたいにTVシリーズにしてくれればいいのに。
[映画館(字幕)] 5点(2007-05-27 11:11:49)
15.  今宵、フィッツジェラルド劇場で
アルトマン作品は今まで『ゴスフォード・パーク』くらいしか観たことがないので偉そうに語る口は持ち合わせていないけれど、やっぱり群像劇は面白いなぁ。登場人物が入れ替わり立ち代り出てきて、みんなそれぞれにドラマがある。巨匠には失礼ながら三谷幸喜作品のノリを思い出してしまったけど、三谷作品と大きく違うのは登場人物たちの「人生の重み」。今日が最後の舞台という設定も作品に重厚感を与えています。最後はちょっと甘くほろ苦く、余韻を残しながらフェードアウト。しびれます。スケールの小さな作品なんだけど、こういう映画は大好きなので大甘で9点。
[映画館(字幕)] 9点(2007-05-14 23:51:38)
16.  クィーン 《ネタバレ》 
この物語が事実かどうかは、当の本人たちとその周囲のごくわずかな人々にしかわからない。少なくとも現役の君主の顔に泥を塗るような内容ではないことは明白だ。自分の心と命を国民に捧げた女王が、気高さの内面で人間らしい苦悩を抱いていたことは確かなのかもしれない。広大な王家の狩猟場で颯爽と四駆車を操る凛々しさも、知る人ぞ知る女王の一面なのだろう。しかし、女王が独りになった時に人知れず泣いたかどうかなんて誰にもわからないし、たとえば劇中ちょっと皮肉っぽく描かれているブレアの妻だって、立場を変えてみれば正論を語っている国民の一人だとも思う。女王という生身の人間を演じきったヘレン・ミレンは素晴らしいと思うが、だからといって私の英国王室に対する見方ががらっと変わった訳でもない。結局のところ何を伝えたい映画なのかよくわからなかったが、女王の前に現れる一頭の美しい鹿の存在が、「中途半端な偉人伝」から「一本の映画」へと作品を引き上げたと思う。
[映画館(字幕)] 6点(2007-05-14 23:26:46)
17.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
日本映画の秀作をアメリカ人受けしやすく作り直した映画。欧米の映画とみれば、オリジナルと違うちょっと甘いラストも自然に受け入れられます。でも、やっぱりそもそも解釈を間違えてるよ。これはごく普通のサラリーマンがちょっとだけ非日常を味わって、また元の生活に戻っていく話でしょ。ダイナマイトバディのラテンダンサーとタキシード姿で踊るのが一般欧米人の憧れなのか?だとしたら、私はビジネススーツで踊る課長さんにときめいた、典型的な日本人に生まれて良かったと思う。
[DVD(吹替)] 6点(2007-02-04 01:35:18)
18.  不都合な真実 《ネタバレ》 
米大統領選に敗れたゴアさんが、その後こんな啓蒙活動をしていたことは今回の映画で初めて知りました。彼はごく当たり前だけれども、あまり皆が考えたくないことをわかりやすく説明しています。北極の氷が解けているだとか、このままいくと20年後には気温が更に上がるとか。しかし、この当たり前のことに皆がきちんと向き合わず、ゴアの主張を無視し続ける政治家が国を動かしていることこそが最も問題なのだと彼は言います。 もうその通りだと思う。もちろん国の政策不安もあるけれど、これから10年20年後の地球がどうなっているか考えたら、子供を産もうと思えないもん。けれど、それが無責任な考えなんですよね。もとより環境問題には興味があるので、これを機会にもう少し現実に起こっていることを真摯に受け止めようと思う。 もし、ゴアさんがあの時大統領になっていたら、世界はもっと違うものになっていたかもしれない。いつかまた彼が日本に来ることがあったら、今度こそ講演を聴きに行こうと思います。
[映画館(字幕)] 9点(2007-02-03 16:00:40)
19.  子ぎつねヘレン
なによ、感動しちゃいけないのかよ!と悪態をつきたいくらい直球勝負な映画で、悔しいかなポロポロ泣けてしまいました。今は命がとても軽く扱われていて、殺人、自殺、児童虐待のニュースを見ない日がありません。こんな時代の映画の主人公に選ばれたのが、家族とはぐれ、死を待つのみの障害を持つ子ぎつねなんて。 春に生まれ、夏を待たずに消えたヘレンの小さな命の輝き。こんなに美しいものがあるだろうか。命の重みを知り、その宿命を全身で受け止める少年の真っ直ぐな描き方が◎です。「野生動物を無責任に拾ってきちゃダメなんだよ」とか「人間の都合で動物たちがかわいそうなことになる」とか、シビアなメッセージをさりげなく入れるところも好感が持てます。 北海道の新緑の背景もまた作品の浄化に一役買っています。最後は決してハッピーエンドではないけれど、北国の夏の風に吹かれたような爽やかな気持ちになりました。家族連れ客が目立ちましたが、この映画の深いところはどちらかというと大人向けではないでしょうか。 余談ですが、私の母校が出ていて感慨深いものがありました。
[映画館(邦画)] 9点(2007-02-03 15:26:16)
20.  どろろ 《ネタバレ》 
大好きなこの名作が実写化、更に主演がこの2人だと知った時点でろくでもない映画なのは覚悟していましたが、観ないことには批判もできない。そういう目で観ていたので、率直な感想としては「原作とは別の話として観ればそこそこの娯楽映画」でした。時代考証無茶苦茶のごった煮状態が世界観を表しているといえなくもない。『RED SHADOW赤影』なんかよりずっとマシ。しっくりこないながらも役者さんもがんばってました。 さてここからはあくまで一原作ファンの戯言です。そもそも「主人公」の「実は女の子のやんちゃ坊主」どろろがいきなり年頃の娘に化けてたことが、原作以外の知識が無い者にはもう意味不明で。まずはハコとヒトありきで内容はどうでも良かったのかな。あわよくば続編ができたなら、きっと2人の恋愛ドラマになるんでしょう。たとえ人物設定が少し変わっても、百鬼丸は権力者の親と最期まで和解できない哀れな捨て子で、どろろは可哀相な生い立ちのマスコットキャラクターではなく、虐げられた民衆の怒りの象徴であって欲しかった。 原作を大胆にアレンジするのが一方的に悪だとは思わないけど、原作者が故人である以上そのメッセージくらいは正確に汲み取ってよ、監督さん。命の大切さを訴えるだけなら題材は星の数ほどあるだろうに。大作を掲げた割に志の低い子供映画という印象でした。
[映画館(邦画)] 4点(2007-01-28 00:31:02)
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