1. 13日の金曜日(1980)
《ネタバレ》 全然怖くないし、テンポも悪い~。優しい殺しの描写にがっくり。当時はすごかったんだろうなぁ。。何でこんなのに続編が出まくったんだろう?? というかばばあ気絶しすぎ!何回しとんじゃ。思わず「へたくそ!」と独り言してしまった。 というか・・・ジェイソンでないのね!!!!(((゜∀゜;))) [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-30 10:48:10) |
2. グロリア(1980)
《ネタバレ》 私は最近になって知りましたが、レオンの元ネタというのは有名な話。。レオンも大好きな私にとってこの映画は・・・「レオンより最高!」です。ハッピーエンドという点が評価アップの大きな要因です。もうね、ジーナ・ローランズのグロリアがかっこよすぎ!あんな強面のお顔で尚且つ厚化粧。関西のおばちゃんのようなファッション。口も悪いし、子供嫌い。こんなはたから見れば「クソババア」そのもののグロリアがめちゃくちゃかっこいいんだな、これが。渋いんだな、これが。 あの男の子も可愛かった。生意気で、自分じゃ何もできないくせに「僕はもう子供じゃない」やら「クソババア!バカ!」など罵倒飛ばしまくり。でもそれが嫌味ではないんです(子役の演技力は乏しいですが・・・)。それは彼の性悪さが「強がり」から出てるんだなって気づくから。絶対泣かないし、弱音もはかない。でもそこは8歳。母親に甘えたい年頃。だからどんなにグロリアにどなっても、結局はドレスのすそを掴んでる(文字のとおり)。グロリアの後ろに隠れながら、歩調を合わす気などない彼女に必死についていく。でもそれがギャングに追われる「恐怖」からじゃなく、純粋な少年の「孤独」からだって伝わってくるんです。グロリアが徐々に少年と心を通わせていく姿も美しい。すごく不器用でぎこちない。わざと相手のかんに触れるような言葉を吐いたりする。でもそれってお互いのことを想いあってるからこそ許されるものだと思うのです。 ラストの墓場をかけぬけるスローモーションシーンには何度涙したことか。墓場というものは汚い言い方ですが「悲しみの溜り場」そのもの。そこを少年は「希望」への「道」としてつっぱしっていくんですよ。その先には少年の待っていたものが待っているんです。この墓場とのミスマッチさが本当に感動させてくれます。音楽も最高に良いし、そのときのグロリアの表情といったら!実に美しかったです。本当に心のそこから笑ってるって感じでした。幸せになってね二人とも。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2004-11-23 22:45:10)(良:1票) |
3. スタンド・バイ・ミー
淡々とした毎日の中の一つの大きな刺激と衝撃。なんてことない夏休みに彼らは死体探しという冒険に出かけ、お互いその道中で何を思ったのだろう。そうそう、この4人がむちゃくちゃ強い友情に縛られてるように見えないのがまた良いんだな。彼ら「全員」がこの二日間の出来事を一生の思い出として抱き続けたようにも見えないし。「特別でもない」、だからこそ、このゴーディが見た少年時代に我々が共鳴してしまうのでは。そこがよくある少年少女青春映画と違うところ。そしてこの真夏のむし暑そうな雰囲気が、彼らの心情と重なりあってよけいに画面に魅入ってしまう。 青春時代と限らなくても、ゴーディみたいになんてことない日常の中に一生モノの思い出を作りたい。それが幸せなものでも切ないものでも、大人になってふとしたことで振り返れるような自分だけの秘密を持てたらいいなあ。 10点(2004-06-27 19:40:48)(良:2票) |
4. いまを生きる
ただ素直に感動する映画ではないと思います。この映画を観て「この先生最高!生徒達も含めてなんて感動する映画なんだ!」って思ってる人はちょっと見方が違うのでは(ケチつけてるわけではないです)。 厳格な規則に縛られ、個性も尊重されない学校にやってきたキーティング。そこの生徒達はもはや学校の操り人形のよう。キーティングが彼らに教える風変わりな授業。けれど生徒達は次第に「自分」を見出そうと反抗したり、積極的に行動したりする。一人の人間として新鮮なものになろうとする姿には感動する。けれどなあ、キーティングはあまりにも自分の考えを押し付けすぎではないか?映画を観てる間、ずっとそんなモヤモヤがあった。生徒達を解放しようとするのは良いけど、規則が一番みたいな考えの生徒達にいきなり「死せる詩人の会」や、型破りな授業を行っても、生徒達が混乱する事ぐらい分からなかったのか?。そのせいかどうかはよく分からないが、キーティングと父親に挟まれ苦しむ生徒もいたんだし。 私は小説版も読んだのですが、断然小説の方が良かったです。なんというか映画という「動く映像」を見せたおかげで、文字の美しさが消えてしまった気がしてならないんです。ロビン・ウィリアムズといい生徒達といい・・・映画版は心情を伝えるシーンが乏しく意味不明! 一度小説を読んでみるのをお勧めします。 3点(2004-06-26 13:02:13) |
5. 火垂るの墓(1988)
清太最後の台詞「翌朝僕はローセキのかけらのような節子の骨をドロップの缶におさめて 山を降り・・・そのまま壕へは戻らなかった。」に、観る度胸が締め付けられます。頼る家がない清太にとって、あのまま壕で暮らすことが唯一の生きる道であったように思います。それを捨てて、放浪し(←おそらく)駅で死んだ清太の気持ちを考えると、もう、もう・・・お姉ちゃん涙が止まりません!!兄妹ふたりで生きてきた清太にとっては節子がいなくなってしまった時点で、生きようとする力を失ってしまったのだろうか・・・そんなことを思い、とても切なくなります。 [映画館(字幕)] 7点(2004-03-10 17:04:20)(良:1票) |
6. ニュー・シネマ・パラダイス
正直、青年と老人になってからのシーンはいらないです。純粋で可愛い幼少期のトトが一番好きだから。いたずらばかりやってアルフレードを困らせる。けれどアルフレードはそんなトトを自分の子のように愛している。そんな微笑ましい所だけで、この映画を観たかったです。なんというか、青年からのシーンがどうも好きになれない。思春期に入って盛りまくってるトトは「こんなのトトじゃない!」と思いました。もちろんアルフレードはいつまでも素晴らしい人物です。いい映画というのは、やはりいいセリフが多いものです。この映画では、全てアルフレードによって語られています。子を見守る父のような、優しくも厳しいアルフレードの言葉に何度も胸が熱くなりました。 だから、お願い。子供のままで終わらせて~。純粋なトトを最後まで見せて欲しかったです。 5点(2004-03-08 17:31:10) |
7. ラ★バンバ
ラスト近くに出てくる黒人歌手が、ドンドコドンのぐっさんにそっくりでお茶吹きそうになった。 5点(2004-03-07 19:26:55) |
8. ライトスタッフ
あの曲を知らない人はいないでしょう。デニス・クエイドと「アイムホセヒメネス・・・。」とか馬鹿やってたおっさんとのやりあいが面白かった。二人とも負けず嫌い。お話も良く出来てると思うけど、イエガーの存在がいまいち分からなかった(私がアホなだけ?)だって映画長いんだもの。一生懸命みてたから疲れた。3時間過ぎてるのは私的にはちょっと無理・・・。 7点(2003-04-21 20:39:50) |
9. グーニーズ
もぉ最高!!悪役がいて、個性豊かな子供達がいて♪インディジョーンズにも出てたキー君がいて「なんか似てるなぁ。」とか思ってたらやっぱりそうだった。それとスタンドバイミーのテディ役のコリー君も出てた。かっこいいよ、コリー。悪役もバカで面白いし(歌歌う奴、カツラな奴)なんかワクワク冒険劇でした。主役の子も、デブでドジな子も(あんな子供よくでるよねぇアメリカ映画は。デブでドジ、でも憎めない^^*)シンディローパーの歌も良かったし。あぁまた観たいなぁ~!! 10点(2003-04-11 19:40:37) |
10. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
ショーン・コネリーけっこう良い味でてると思います。お茶目な感じも意外に似合ってるような気がする。それと戦いに不慣れなところがいいですね。インディーのように頭が良かったり、戦いが上手だったりするとメリハリなくてつまんなかったでしょうから。だから、ちょこちょこしてたり、すぐ敵につかまっちゃったりしてるのが見てて新鮮。親子って設定は無理があると思うけど。ちょっと不満は、アリソン・ドゥーティーがブスなところ。いつまでたっても魅力が出てこない。ここらへんはもうちょっと気に掛けて欲しかった。それと2人のラヴシーン。あれ嫌い。ああいう強引な感じっていかにもアメリカ映画!で見てるこっちが恥ずかしい。(アメリカ映画なんだけどさ、しかもハリウッド) 8点(2003-03-14 19:13:21) |