1. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
暗くダークでシリアスなシーンが続いて、とてもファンタジー映画とは思えない。 原作も読んだが遠い昔なので、登場人物がもはやよく分からず混乱する。 これも最終章に向けた試練と思って観るのが吉。 [地上波(吹替)] 3点(2025-02-04 13:01:26) |
2. アラジン(2019)
《ネタバレ》 もともと原作が王道で素晴らしいので、ストーリーはやはり安心して面白かった。 実写化ということで魔神の描写が心配だったが、ウィルスミスは成功していたと思う。 それにしてもCGの技術の高さにはいつもながら驚かされる。もはやどこからどこまでが現実か分からない。 ただ途中から魔神のおしゃべりが言いたい放題暴走したり、悪役が凶暴すぎたりしてやや散漫になったのはマイナス点。 [地上波(字幕)] 6点(2025-01-09 10:00:41) |
3. きな子~見習い警察犬の物語~
《ネタバレ》 最近みた「マリと子犬の物語」に似てるけど、出てくる人物が善良ではなく口が悪いところは全然違う。もっとも寺脇康文を中心に最後のほうは好感を持てるように作ってはいたけど、文科省選定作品で癒しを求めて観てると、これはこれでなかなかリアルでしんどい。 主人公の成長物語としてはうまくまとめている印象。捜索シーンも冗長ではないし。でも、うどん店を引き継ぐために辞めていった若者にも救いがあったら良かった。 夏帆ときな子との絆が描ききれていないところと、安易に子どもたちに大人気にされているところも残念。 [地上波(邦画)] 5点(2024-11-11 17:33:38) |
4. 映画 聲の形
《ネタバレ》 前知識なしで見たので、思ったよりずっと重かった。 途中からハッピーな方向へ展開するかと思いきや、さらにつらい状況になるとは。 京アニ作品ということもあり、いろいろ考えさせられるという点では、一度見ておいてもいい作品。 [地上波(字幕)] 3点(2024-08-17 23:39:36) |
5. ナイト&デイ
《ネタバレ》 あんまり銃乱射系のアクション映画は好きじゃないんだけど、これはコメディー要素も入ってて面白かった。 とくに前半。キャメロンディアスが何もわからないままトムクルーズに振り回されるシーンに引き込まれた。 ノリノリで敵をかいくぐっていく男と、訳が分からないまま眠らされて気がついたらどこかにいる女。 終盤その二人の立場が逆転するのも気が利いていた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-07-29 17:51:23) |
6. マネーボール
ビックリするほどつまらない。 全体的に不自然すぎるほど抑えた演技が、自分にまったく合わなかった。 主人公は感情的で独善的、まったく応援したい気分にならない。 なぜチームがいきなり強くなったかという説明も十分でない。 人間関係も誰と電話しているのかよくわからないシーンばかり。 最後まで観た自分を褒めてあげたい。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2024-07-18 18:29:12) |
7. ジュラシック・ワールド/炎の王国
《ネタバレ》 前作よりはスッキリしていて断然いい。 島からの脱出劇も見応えがあったし、後半もダレずに見ることができた。 前作は脚本がダラダラ会話調子で、後半パニックホラーになるだけだったが、今回は一つ一つのエピソードがまとまっていたように思う。 ただ相変わらずの主役が生き延びる勧善懲悪は、もはやお家芸。ラストの展開は次回作につながる予想外な展開で、期待も持てた。 [地上波(吹替)] 5点(2024-05-25 20:50:09) |
8. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 パニック映画を超えてホラーに近いかんじ。 映画館で見たら、とてつもない迫力のアトラクションに乗っている気分になることだろう。 そういう刺激を求めている人には良いけど、テレビ画面でこの脚本じゃこの点数。 大勢の人が殺されるが、見目麗しい主人公たちが無事生き残るストーリーはもう見飽きた。 [地上波(吹替)] 3点(2024-05-25 16:29:05) |
9. ハイジ アルプスの物語
《ネタバレ》 原作は未読。アニメもほとんど知らない。 やっとおじいさんとうまくいっているところで、おばさんによる拉致。 中盤の窮屈な屋敷生活の描写が長すぎて退屈。 山に戻ってからは生き生きとした描写に戻るものの、車椅子をぶっ壊したり、歩けなかった少女が立ち上がるどころか数日で歩けるようになるとか、現実的なのかファンタジーなのか良く分からない中途半端な作品に感じた。 ヤギ好きにとってはヤギシーン多発なのは良かった。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2024-05-10 18:05:06) |
10. 日日是好日
《ネタバレ》 終始落ちついた雰囲気で、茶道が好きな人ならきっと共感できるところがたくさんあると思う。 日本の茶道ってまず形から入る、頭でなく身体で覚えていくという過程が描かれるのは良い。 樹木希林先生はもちろん、和風美人の黒木華も適任。 が、多部未華子は後半ほとんど登場しないので、ファンはガッカリするだろう。 ストーリーも主人公の成長物語と思いきや、淡々と終わっていくので物足りない。 父親のエピソードはいらないんじゃないかと。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-04-29 18:07:42) |
11. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 すごく丁寧に作られている。 特に事故のシーンはボイスレコーダーもかなり現実に忠実に作られているらしいし、見ていて生々しい緊張感も伝わるのが、さすがアメリカの映画だなと感心した。 でも、機長を追及する委員会は実際にはなかったようだ。ここを事実のように取り上げているのが疑問だが、この作品のミソでもある。 主演のトムハンクスは老け役だが、さすがの貫禄。副操縦士の人も素晴らしかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-27 16:30:33) |
12. 彼らが本気で編むときは、
《ネタバレ》 高評価を受けてのテレビ鑑賞。 7年前ということで、この国もジェンダーについての理解は進んだと思うけど、まだまだ当事者にはリアルな悩みや苦悩があることが伝わる映画。 それを静かでまったりした雰囲気で包んでいる。 でも、尺が長すぎて余計なものを詰め込んでいたり、暗い画面のシーンが多かったのは残念。 [地上波(邦画)] 5点(2024-03-18 11:06:31) |
13. わさお
《ネタバレ》 犬好きだし、秋田犬かわいいので、迷わず鑑賞。 開始早々にして不穏な展開に挫けそうになるが、ここでのレビューで脚本に難ありとの情報を得ていたので最後まで鑑賞。 うん、なかなか悪くないし、感動もする。 わさおの存在感をもちろん良いが、人間側の主人公である薬師丸ひろ子がまた良い。海辺をワンコたちと散歩しているシーンだけでうっとりしちゃう。ボーダーコリーもいるし。 なぜかクマと戦って無傷とか所々やはり無理な展開はあるけど、トライアスロンとかわさおねぶたとか、嫌いじゃないよ。 最後に和解するシーンなんかはやっぱり犬好きにはたまらん。 かなり東北弁が強い作品なので、字幕がなかったのは残念だけど、しみじみした雰囲気は悪くない。そんな印象。 [地上波(邦画)] 6点(2023-11-06 20:39:38) |
14. ミスター・ガラス
「アンブレイカブル」ファンとしては、ダンやイライジャが主役になっているので見応えはある。 前々作、前作を観た前提で作られており、回想シーンもあって深みがあるからだ。 脚本が非常に巧みで、予想外の展開もあり、最後まで目が離せない。 しかし、最初からミスターガラスを作る意図はなかったようで、集大成というよりやはりアンブレイカブルから派生した作品の印象は否めない。 暗い場面も多いし、基本的に暴力シーンが多くて嫌な気分になる。 ヒーローと悪者という構図に、解離性同一性障害と幼児性被害という軸を持ってきたために、なんだかブレている感は否めない。しかし、そういう側面を取り入れざるを得ないところまで、社会の闇も広がっているのかもしれない。 ちなみにオオサカタワーが出てくるけど、大阪なおみが活躍した年に作られていることを考えると何かのメッセージなのではという疑問も浮かんだ。 [DVD(吹替)] 4点(2023-05-06 06:36:09) |
15. スプリット
《ネタバレ》 「アンブレイカブル」が好きなので、遅まきながら見てみた。 監禁モノで当然ながらサスペンスや恐怖感が前面に出ていて暗い。 乖離性多重人格などの心理学モノには関心はあるが、これはどうかと。 出てくる登場人物が少ないわりには、いろんな人格がいてややこしい。 前作からのつながりにも期待していたけど、最後だけだしなあ。 これはラストに期待するしかないか。 それにしても重厚で静かな雰囲気は相変わらずで、一気に見させる魅力は健在だ。 [DVD(吹替)] 3点(2023-05-05 20:46:37) |
16. ライオン・キング(2019)
《ネタバレ》 うーん、映像の凄さはすさまじく素晴らしいですが、全体的にはガッカリでした。 いきなり歌い出すミュージカルシーンとか、ブンヴァなどのお笑いシーン(いちいち佐藤二郎の顔が浮かぶ!)とかどれだけ必要なのか。削ってほしい。 フルCGだか何だか分かりませんが、現実を見分けがつかない映像なので、すごい時代になったものです。 でもこんな感じで過去の映画がリメイクされていくの見るの、疲れるかも。 結局はシンプルイズベストなのかもと、考えさせられる作品でした。 [地上波(字幕)] 6点(2023-01-06 19:06:26) |
17. 舟を編む
《ネタバレ》 丁寧だけど長いし、退屈な作品。 辞書が出来ていく過程が分かるのは良いけど、松田龍平やら宮崎あおいなど主要人物が違和感ありすぎる。 真面目すぎる路線を今どきのオダギリジョーで緩和しようとするのは良いけど、黒木華を中途半端なはすっぱ役として出してきたのは残念。 小林薫が良かった。でも最後の終わり方がいまいちなので、総合的に4点。 出版業界に興味がある人は見ておいて損はないかも。「舟を編む」って大渡海を作る過程のことだよね。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-24 20:09:05) |
18. 僕のワンダフル・ジャーニー
《ネタバレ》 いやあ、レビュー少ないなあ。天下の金曜ロードショーだというのに。 前作が7点だったから当然見てみたけれど、主人公が平凡でストーリーも面白くないのでこの点数。 家庭的には大変で、途中でろくでもない男に追い回されて、、デニスクエイドは老けすぎときた。 犬が歳とっているのにいつまでも若い主人公もムリがありすぎる。 中国系のトレントが良いやつに描かれているのがせめてもの救い。 [地上波(吹替)] 5点(2022-11-14 20:10:18) |
19. 英国王のスピーチ
《ネタバレ》 いかにもアカデミー賞が好きそうな地味な映画。 面白いかどうかで言えば、かなり面白くない。 だって、王子が吃音を克服して国王になってスピーチを成功させるって先が読めるお話でしょ。 それを2時間引っ張るので長い。最後のほうまで吃音が治らないし。 癇癪持ちなのをうまく利用して、怒りの感情でスピーチしたら成功みたいなストーリーのほうが良かったんじゃない。 だいたい史実っぽく作っているけど、実際のところはどうだったのさ? ただ、役者の演技はさすがに唸らせるものがあった。 ジェフリーラッシュの言語聴覚士役は違和感がなく、抑えた演技ながらも上手い。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-11-06 20:51:45) |
20. るろうに剣心 伝説の最期編
《ネタバレ》 いや面白かったですよ。 尻切れになっていた前作を引き継いで、いきなり福山雅治ですか。かっこいいっす。 アクションが満載で、どれも見応えがあって良かった。 神社で戦う関西人ヤンキーとか脇役もナイスキャラだし、いろいろぶっ飛んでいて楽しい。 最後はちゃんと笑いながら炎に包まれて死んでく志々雄真実も描かれていて納得。 しかし明治政府のやり方には不快感があるし、奥義をどうやって師匠から会得したのか省かれているので(地上波なのでカットされた!?)そこの不満はある。というか、奥義あるんなら最初から使えよってツッコミたい。 [地上波(字幕)] 7点(2022-10-16 21:32:11) |