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1.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 
いや、嬉しい。まさかこんなに出来の良い猿映画に いや、モンスター映画に今さら出会ってしまうとは。 76のキングコングには特別な思い入れがあってアレだったのですが、そんなこと言ってる場合と違う。とにかくこちら 33のキングコングの出来はスゴイ!  しかし、思うにニューヨーク 〝登るな危険!〟とか 〝ポイ捨て禁止〟とか〝飛び出すな 電車は急には止まれない〟だとか、まだあの時代にはそんな標語が出来て無かったんだろうね  かと言って、例え街角にそんな標語が貼ってあったとしても それを読む読まないはコング次第。 きっとそんなの読んでる余裕って無かったでしょうね きっとあの時、彼って〝フェイ・レイ〟〝フェイレイ〟って必死のぱっちで フェイレイ病だったから。  
[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-12-27 22:11:22)(良:3票)
2.  オズの魔法使 《ネタバレ》 
ああ~~~~~~  もうメロメロですわ 全てが完璧。 いつ何時であろうと尻尾ブリ振り!ちょこまか飛び跳ね小躍りしてる小犬トト。 絶対にドロシーたちから離れることなく、 しかもとっても楽しそうについて来まくる小犬トト。 何者に対しても怯えることなく どんなに奇抜なセットのシーンであっても怯えてる様子が全く見られなかったのはどうしてなんだ 小犬トト。どんだけ世渡り上手なんだよ きっとこの小犬は天才だ。  その他、カカシ男の蹴躓きながら足を引きずりながらのあの歩き。天才だと思う。  西の魔女の顔とあの奇声。あの恐さと魔女っぷりって言ったら相当なもんだと思う。   その他、色が七変化してゆく馬。ドロシーの足元で綺麗に光輝く赤い靴。 背景がセピア色からフルカラーへと変わりゆくあの展開。色のマジックだって堪能しました。  あと ドロシー、 もちろんよかった 迷いの見えない堂々としたその演技。 全てが愛しく思える。 オズの魔法使い 映像となってたものを今回初めて目にしました かなり衝撃的です。これはいい。 その他、色彩、小道具、小ネタ、ジョークなど 何を取り上げても残念だったと思えるところが一個だって思いつかない。とにかくこれはいい。 最後、ドロシーの枕元にはエムおばさんやトトを含め カカシ、ブリキ、ライオンさんと何気に旅の仲間が全員集合してたんですよね。嬉しい終わり方ですよね 当然ニンマリですよね。 良いものに出会ってしまった 感謝です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-07-01 23:01:59)(良:4票)
3.  モダン・タイムス 《ネタバレ》 
まずは、工場でのナット閉めから始まり、最終的には狂ってしまって「御用だ!」「御用だ!」 『ピーポーパー!』←(一応サイレンの音だよ♪一応ね。) そして退院した後フラフラしていて道端で赤旗拾った瞬間またもや『ウウーウウーー!』 そして出所後今度は開き直って食い逃げ企み『ウウーウウーー!』 そして今度は更にはデパートの警備をやり損なって『ウウーウウーー!』 そして挙句の果てにはストライキに巻き込まれてしまって『ウウーウウーー!』 っておい!一話で一体何回捕まってんだよ(≧∇≦)アハハハハ!(って数えりゃわかるよ、5回なんだけど) しかし、そんなわけでモダン・タイムスって実はこれ、こんなに面白いとは思ってもみなかった。一連の“チャップリンの○○○○・・・”と、タイトル頭にチャップリンが付いていないもんだから、てっきり後年のライムライトのような路線なのかなと思っていました。だから今までちょっと敬遠していた部分もあったのですね。でもそれは間違いだったと知りました。 そしてそんな成り行きからして目にした本作なんですが、、これって笑いの部分が今であっても全て笑える、それもほとんどお休みナシのノンストップ状態で。そしてストーリーの部分でもあの娘の存在によってかなり繋がってるし、スピーディーになってる そして正直、あの娘=ポーレット・ゴダードの演技がかなり素晴らしかった。あの生き生きとした表情やら(特にバナナを盗むシーンとか)、あの身のこなし。劇的な演技でしたね。 それでいて純真無垢であり、チャップとの恋人ごっこにおいては、お互いに愛情を与えて受けての関係。そんな気分でさ・・。うわあ、そんなわけでさ これってさ、今さらだけどもチャップ作品の中では一番好きな作品になってしまったかな キッドとか街の灯以上になってしまったかな  うわあ 参ったなあ 困ったなあ~
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-05-08 17:58:52)(良:4票)
4.  街の灯(1931)
極端な愉しみ方としまして、ボクシングシーンvsラストシーン、さてと、勝敗つけがたいが、一体どちらのシーンが勝つでしょう。うーん最上級の引き分けってとこでしょうか。何度観たって笑えるボクシングシーンのあの勝負(倒れるたんびに鐘がゴーン)^^。 そしてどうなることやら毎回分かっていながら涙でジーンと熱くなってしまう最後のシーン、どうせ目頭を押さえたって涙ポロ。まったく罪な映画です。というか世界遺産に近いのではないでしょうか。 あ、ちょっと大袈裟か・・^^;
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-29 16:50:32)
5.  フランケンシュタインの花嫁
さてと、題名からして花嫁って付いてんだから、その花嫁の事から触れておくかな。まずは手始めにその頭から… っていうか、とにかくあの頭すごっ!もうさ、あれだよ。まだ30年代のモノクロ映画の時代なはずなのに、既に80年代のパンク化しちゃってますよね。そうね、例えるなら、ジグジグスパトニックってところかなっ。もうさ、びしっと決まりすぎてるのなんのって。きっとスプレーぶしゅっと振りかけてガッチガッチに固めてるんだろうね。そしておまけにサイドメッシュまで入っているしで 決まり過ぎ!そして何せあの動き、花嫁にしては合格点だな。なのにさ、惨いよね。ラストって…。そして一方、フランケンはというと、そうだ、懐かしいよね。あの感じ。なんか時代の流れと共に後のフランケンって人相悪くなって行ってしまってた感があるけども、実は言葉が通じないだけであってそんなに恐ろしいものではないんだよね。なのにさ、やっぱ最後は惨いよね。かわいそすぎ…。そんなこんなで、じゃぁキャラクター的にあなたは誰が一番好きだった?って聞かれたら?私はやっぱあいつだったな。目がぎょろっとしてて歯抜けだったあの助手君。なんかツボに嵌ってしまうんだよな。彼みたいなキャラってさ。。
8点(2004-03-21 20:26:09)(笑:1票) (良:1票)
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