1. 疑惑の影(1943)
東部とカリフォルニアで場所は違えど、物憂げにベッドに横たわる叔父のチャーリーと姪のチャーリーの姿は必然的に二人のこれからを暗示しているのか。 8点(2003-12-16 00:44:56)(良:1票) |
2. 海外特派員
戦争色の濃い点は製作時期を考えれば仕方のない所か。ホテルから始まる暗殺者と主人公のチェイスと終盤の飛行機が撃ち落とされるシーンは実にスリリング。 6点(2003-12-16 00:36:37) |
3. わが谷は緑なりき
今の日本に失いがちな何かを伝えるドラマですね。是非家族揃って観て欲しい一作。 8点(2003-12-15 23:50:01) |
4. マルタの鷹(1941)
ここでの三人(ハンフリー・ボガート、ピーター・ローレ、シドニー・グリーンストリート)が後の「カサブランカ」につながるのですね。やはりH.ボガートの男臭さは圧巻。 9点(2003-12-15 22:57:08) |
5. ヒズ・ガール・フライデー
ケーリー・グラントの二枚目半的なスタイルが好きな方にはオススメ。ロザリンド・ラッセルと組んでのマシンガン・トークはお見事です。グラントの策略できりきり舞いさせられるラルフ・ベラミーの姿も面白い。 6点(2003-12-15 18:06:55) |
6. 第三の男
プロットや技法はもう既に語りつくされている通り。やはり圧巻はウィーン中央墓地でのラストシーン、あの長い並木道を歩いてくるアリダ・ヴァリの姿に我々観客は何を期待したのか? 10点(2003-12-15 17:37:41) |
7. ロープ
各俳優の会話を中心にした密室劇の好編だと思います。アトウォーター夫人が占いをしてきたというシーンのセリフがいかにもヒッチ的で皮肉ですね。「とてもいいの、結婚は早いわ」 7点(2003-12-15 16:49:05) |
8. 毒薬と老嬢
えっ、何でレビュー入ってないの?と不思議な思い...F.キャプラの味のあるコメディ・サスペンスです。殺し屋に扮するピーター・ローレが登場してからのドタバタが可笑しい。また二枚目半ケーリー・グラントのあたふたぶりには彼の芸風がよく出ていると思います。 7点(2003-12-15 15:39:57) |