1. チップス先生さようなら(1969)
駅に着いてひとりで泣いているあどけない新入生と、優しく寄りそうチップス先生がいちばん良かった。 overtureがあるのに面食らった(笑)けどintermissionもあったのでトイレ休憩と飲み物補充をしながら鑑賞した。 【追記】 チップス先生に伴われて始業式(?)に出席した妻キャサリンが校歌を歌うシーン。 元舞台女優の歌唱力をいかんなく発揮するキャサリンに先生も生徒もあっけにとられるが、 生徒たちはなんだか燃えてきて一緒に盛り上がって歌う。 一見場違いなキャサリンだが、のちに生徒たちを愛し生徒からも慕われるチッピング夫人の片鱗が見えもする。 ―世界を愛で満たすために、神よわたしに勇敢さと強さと誠実を賜りますよう― 青い青い学生の歌が良い。歌って良いね。 困惑しながらも決して取り乱さない生真面目なチップス先生と奔放なキャサリンの取り合わせの妙。 きょとんとして歌うさっきの泣き虫の少年(かわいい)。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-12-04 15:19:27) |