1. レインマン
《ネタバレ》 うん、暇つぶしの映画だね。結局、「レインマン」っていうのは、子供が頭の中で作り出す脳内友達だとチャーリー(トムクルーズ)自身は思っていたけれど、実は、チャーリーが幼い頃に離れ離れになった兄レイモンド(病気を持つため、幼いチャーリーに危害を及ぼさないように病院送りにされた)だったってことでOKかな? 一番印象に残ったシーンは、ラスベガスのエレベーターの中で、トムクルーズの彼女がレイモンド(ダスティンホフマン)に惹かれて自らキスをするところ。男の人のことを外見とかじゃなくて中身で見てくれる女性もいるのかなっ?って・・・ちょっと不思議なモワモワした気分にさせられた。「キスはどうだった?」「ぬれた・・」 なんかいいね。トムクルーズの彼女みたいにチャーミングで優しい女性って魅力的だ(俺の親戚のお姉さんに顔とか雰囲気そっくり)。レストランの中で、歌の番号と名前を瞬時に覚えてしまうレイモンドの特殊能力の素晴らしさ、カジノへの利用法を思いついた瞬間の、トムクルーズの表情がとても印象に残った、口元がクイッと上がって魅力的な表情だ、外国人ならではって感じ。 あのシーンの後、ラスベガス編に突入して、話の流れがとてもアップテンポになるんだけどこのラスベガスシーンが一番楽しかったな、この映画で。もしラスベガスのシーンがなければ、終始ぬるくて、退屈な映画になっていたと思う。 自閉症役のダスティンホフマンの演技、独特で良かったと思う。「I am SAM」のショーンペンよりもやっぱり、こっちが本家だなって思った。なにより、ダスティンホフマンの鼻がめちゃめちゃ高いのに驚かされた。 以上 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-02 08:03:08) |