1. マスク(1994)
気を楽に持ち、純粋に楽しもうとして見られる映画。 [DVD(吹替)] 6点(2006-01-20 19:55:55) |
2. シックス・センス
《ネタバレ》 視聴者側が細かいところを究極的に全力で追究したなら、そりゃ納得いかないところもあるはず。だけど、ブルース・ウィルスがレストランの椅子に座るときに、椅子が全く動かなかったり、そのレストランのシーンをブルース・ウィルス抜きで再生したとしても何ら違和感が無いことは、作成者側の細かいところを究極的に全力で作成した成果だと思う。また、一番最後の最後になって「あぁ~」とか「おうっ!!」とか言ってしまうような『気付く』映画はその仕掛けを知ってからもう一度見るとあたらしい視点から見ることができて面白いとも思う。しかし、逆を返せば仕掛けを知らずに見れるのは最初の1回だけ。もう、1度見たら取り返すことのできない感覚なのである。あの「おうっ!」は。映画は1回目が命であるかもしれない。 [DVD(吹替)] 8点(2006-01-12 11:25:57) |
3. ザ・エージェント
トム・クルーズは最近では宇宙戦争などでも主演し活躍を続けているが、彼の演技の幅には度肝を抜かれるばかり。今回演じているのは「エージェント」だが、よくも演じきった。作品としてはまぁ、面白いかなって感じだったけど。 [DVD(吹替)] 6点(2005-12-04 22:19:11) |
4. アメリカン・ビューティー
アカデミー賞とっちゃったかぁ。アメリカが欲していた映画だとしても、自分は欲してはいなかった・・・。 [DVD(吹替)] 2点(2005-04-09 23:12:38) |
5. レオン/完全版
レオンとニキータには様々な共通点が見られる。まず、監督リュック・ベッソン、それから主演のジャン・レノ。さらに映画タイトルは主人公の名前。そしてストーリーから考えると殺し屋という部分。表から裏側まで多種の共通点がある。だからこそキータを見た後にレオンを見る、あるいはレオンを見た後にニキータを見るというのが最も楽しむ方法であると思う。同じような作品を2つ続けてみると飽きるなんて思うかもしれないが、1つめの率直な印象と感想を元に見ることに意義がある。そうすれば2作品の相違点が浮き彫りになるであろう。 7点(2004-10-11 10:45:37) |
6. 12モンキーズ
おい!タイトルの意味は何だよ! 5点(2004-09-23 18:10:15) |
7. エグゼクティブ・コマンド
見た後に何とも普通すぎて、否定も肯定も褒めの言葉も考えつかなかった。 5点(2004-08-21 21:37:41) |
8. クイズ・ショウ
ストーリー性には確かに深みがあって最後は100%ハッピーエンドではない。それは認める。というよりも事実だから否定できない。しかし、物語を「彼」の絶頂期と急落期とにわけたとき、そこには大きなギャップがあり、どんでん返しでもある。そこからは監督ロバートレッドフォードの題材選びの視点が伺える。そして何より、不屈の名作スティングを監督から連想させる。監督自身、あの映画のようなトラップを仕掛けたかったのだろうが、このストーリーが実話と言うこともあり、スティングに及んでいたとは冗談でも言えはしない。そのような作品と比較するのが適当かどうかはわからないが、この作品のできはその程度である。しかし、僕は決してこの作品をおもしろくないと言っているのではない。最初に述べたようにストーリーには深みがある、良質の映画である。 6点(2004-08-21 21:29:32) |
9. インサイダー
きました。人間ドラマと言いつつ、新発想。スリリングに展開するストーリー。他にはない味出してます。 6点(2004-07-08 22:09:56) |
10. トーマス・クラウン・アフェアー
リメイク作品ですから是非スティーブマックイーン主演の元々の方を見てみたいですね。 6点(2004-06-26 19:51:00) |
11. シン・レッド・ライン
戦争映画として哲学的な要素はたくさん含まれていたかもしれないが、僕はそれを全て理解できなかった。 2点(2004-06-11 22:23:51) |
12. グリーンマイル
《ネタバレ》 最初の刑務所の話しあたりまではまだ現実性もあって人間ドラマ的感覚で楽しめるとは思う。だが、中盤からコーフィーの超能力が物語の主軸となってきて、確かに話しは盛り上がって行くが、現実離れした内容になってしまっていると思う。 8点(2004-05-28 11:33:49) |
13. ショーシャンクの空に
ショーシャンクの空。それは刑務所にいる人々が、唯一見ることのできる外界との接点であり、一筋の希望である。 冤罪をかぶり、そして投獄。この悲惨な運命に共感し、涙する人も多いはず。そして、彼が意を決して脱獄。仲間との再会。はたして、冤罪のままでよかったのか?本当の犯人、事件の真相をもっと詳しく、調べなくて良かったのか? これでいいのだ。何事もなかったかのように暮らしている最後のシーン。あれを描けるのは冤罪という着物を焼き払わなかったから。なによりも親友との再会を待ちわびていたからだ。 果てしなく続くショーシャンクの空は、今日も彼を見守っている。 9点(2004-04-28 21:02:31) |
14. シャイン
努力報われ、あのステージにたち、演奏をすることができましたが、そこからがもんだいですね。努力をし、夢中になると自分の限界を忘れてしまうのでしょうか? 6点(2004-04-28 20:51:32) |
15. プライベート・ライアン
戦争という物はやはり悲惨きわまりない物だと思う。しかし、見ず知らずの仲間のためにあそこまで健闘し続けた「彼ら」にこころから拍手を送りたい。 9点(2004-04-28 20:47:44) |
16. ルディ/涙のウイニング・ラン
実話!感動!現実世界でこのような出来事が本当にあっと聞けば誰もが希望と夢を持てるはずだ。 [映画館(字幕)] 8点(2004-04-11 20:19:47) |
17. エニイ・ギブン・サンデー
主演している人間は最高であるのに、なぜかいまいち作品にノリが無い。リプレイスメント、タイタンズの方がよりおもしろいと思う。評価は低い。 あぁ、この映画に、エニイ・ギブン・ラフ(笑)。 4点(2004-04-09 22:00:30) |
18. フォレスト・ガンプ/一期一会
あの語り口調が妙にこの物語に重みを持たせている。これは自伝を映画化したようなストーリー構成になっているが、はっきり言ってすごく波瀾万丈。この男の行き当たりばったり的な行動というか、遠い将来をあまり見据えていないというような生き方がこれまた妙に心に響く。また、自伝的な作品と言うことで、この映画が有する要素も幅広い。恋愛から戦争、アクション、ドラマ・・・・・・・・。そしてその要素一つ一つにワンポイントでさっき言ったような心に響く言葉や出来事、生き方がある。そして彼がなんと言っても努力し、一生懸命頑張っている様子に共感できるのだろう。人の一生を描くという新しい視点から描かれたこの作品。この映画から学ぶことや、得ることも多いと思うが、それ以上にこの映画自身が物語ること、発信することの重さやすごさの方が大きいはずである。 10点(2004-03-31 14:15:17) |
19. ライフ・イズ・ビューティフル
この作品の焦点である「迫害」を描く作品は他にも、「戦場のピアニスト」「シンドラーのリスト」などがあり高評価を得る作品が多い。そして高評価・・・国際的な品評の場でも大きく取り上げられてきた。では、この作品の焦点、迫害を描くために必要な、重要きわまりない要素に焦点を当ててみよう。 なんといっても、収容所に送られるまでのストーリーであろう。収容所に送られるまでの長い期間、夫婦になり、子供が生まれ・・・・・・・・・。何故?こんなに長く?おそらくこれは、収容所にいる人々の思い出や、昔のことに関して考えていることを視聴者にも知ってほしいから、そしてなによりもユダヤ人になりきってもらいたいからではないのか。 この長い序章あっての作品であり、それが物語る重要性は非常に大きい物である。 10点(2004-03-28 09:45:42) |
20. CUBE
《ネタバレ》 あの立方体が何であったのか、また、なぜあの人物たちが立方体の中に閉じこめられたのかということは全くあかされません。この手の映画というものには確かに、ホラー要素やパニック要素などの要素は必要になります。ですが、それらの要素の他にもことの発端を、つまり原因となることやその後、結論がしっかりと描かれていることも必要だと思うのです。起承転結で言えば、起の部分と結の部分がこの映画は他の映画と比べて非常に弱いと思うのです。内容としては、人間の感情があらわに表現されており、最後に精神病患者だけが脱出できたと言うことも、彼には他のメンバーと比べ、欲望などの人間の愚かさが少なかったからだと考えられます。しかし、ストーリーの展開上の工夫として、数学ができる女の子以外が素数を探さなかったり、精神病患者がいきなり途方もない因数を探し出せたりと物語を進める上で都合がよくなっていることがしばし残念です。 7点(2004-03-13 11:00:00) |