1. ドラゴンクエスト ユア・ストーリー
《ネタバレ》 ドラクエ5に思い入れがある自分としては辛い作品でした。映像はとても頑張っています。「ディズニーアニメを目指してるんだろうか」と皮肉りたくなるほど高クオリティなのでびっくりしました。それにビアンカ可愛いですね(演技はアレですが)。 しかし問題なのがストーリーです。“原作通り”を望んではいませんでしたが、幼少期を早々に飛ばしたり、場面転換が急だったり、各キャラとの関係性が不鮮明だったりと「こんなことなら2部作にすればいいのに」と思ってしまうほど無茶な流れが多々ありました。 そしてあのラストです。「だからあんな不自然な飛ばし方、サブタイトル『ユアストーリー』なのか」と納得はしましたが・・・正直、そんな伏線回収(?)望んでなかったです。プレイヤーというメタ的なことを出すのは否定的じゃないですけど、そういうのやるならむしろ最初からやればよかったんじゃないでしょうか。押し入れから埃をかぶったSFCとドラクエ5が出てくる→スイッチオンであの(劇中の)オープニング→ラストはThe Endでリアルに戻る。そういう劇中劇で十分よかったと思います。それをよりにもよってVRにウイルスとは。「見終わったらまた5をプレイし直したくなるんだろうな」思っていたのですが、そんな気持ちにはなりませんでした。 [映画館(邦画)] 4点(2019-08-04 02:52:38)(良:2票) |
2. バイオハザードV リトリビューション
《ネタバレ》 ゲームファンを喜ばせようと無理したって感じがなんか嫌でした。なんというか格好が不自然でなんかコスプレ集団見てるような。なにも原作に似せた格好にしなくてもいいんじゃ。しかも極寒のロシアで・・・。アリスのチートっぷりを楽しむ作品と割り切ってるとはいえ、シリーズ中一番酷かった気がします。CG最高なだけに残念。 [DVD(字幕)] 2点(2013-03-27 23:43:52) |
3. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
《ネタバレ》 なんの説明もなし(?)に14年経ってます展開には驚いた。使途もなんか作りものになってたし、空飛ぶ戦艦まで出てきて、観るアニメを間違えたのかと思ってしまうほど。ストーリーは一回じゃ分からなかったです(急展開ってのもあるのでしょうが)。2回、3回と観てのレビューサイトと考察サイトでやっと把握できるんじゃないかなーと。アクションシーンは素晴らしい出来でした。もうかっこいいの一言。ただスピーディすぎて見えにくかったです。エヴァに関しては点数付けにくい・・・。なんせストーリーの複線だのヒントだの謎だのがありとあらゆるところにあって、しかもそれをファン同士が語り合って考察しあうことで面白さを増長させてるって感じなんですよね。僕自身も考察サイト見ることで理解できたところもあって、面白さが後々になって出てきました。点数はそれ抜きとしての評価ですが、謎を解明していく、知っていく驚きとワクワク感はシリーズ中1番でしたので満点です。 [映画館(邦画)] 4点(2012-12-25 01:10:58) |
4. ソウ ザ・ファイナル 3D
《ネタバレ》 一作目を見たのは大学生時代。そんな私ももう30ですよ。長かった・・・ここまで長かった・・・。全作見た中で一番クオリティが落ちてる気がします(主にグロ)。3Dで飛び出させるための演出なんでしょうが、内臓系のグロシーンがB~C級スプラッタみたいな感じでしたね。一作目あたりの「痛い痛い!」と思わせるシーンが回を重ねるごとに無くなりましたし、ラストの「してやられた!」感がどこへやら。伏線の回収もちょいと無理ある感じで、最初ほど驚きはありませんでした。ラストのゴードン医師の登場も「はー、そういうことか」程度。でもファイナルらしい終わり方ですね。 [DVD(字幕)] 4点(2012-06-18 01:08:22)(良:1票) |
5. 貞子3D
《ネタバレ》 「リング」「らせん」を楽しんだ、好きな人は見るべきではないかなーと。旧作で培ってきた貞子というジャンル、キャラクターを見事にぶっ壊してる作品。これホントに原作通りなんですか・・・?と疑いたくなります。時代も時代なのでVHSからネットっていうのは分かりますし、個人の生放送が多くなってきてるので今回のような演出はありなんじゃないでしょうか。ですが魅せ方が悪い。大きい音がドーン!いきなり手がドーン!後ろ振り向いたらドーン!・・・もう安直なやりかたばっかりじゃないですか。旧作独特の怖さはどこへやら。しまいにゃ量産(?)貞子がクリーチャーなカマドウマだわ、主人公が超能力者だわでちょっと前のアメリカホラー映画みたいでした。原作は未読なので分かりませんが、これリング、貞子の設定無視されてませんか?井戸の場所はおかしいですし、髪で人殺せましたっけ?なんか貞子を使いたいがために作られた映画なんじゃないと思ってしまいます・・・。本当にガッカリ [映画館(邦画)] 1点(2012-05-26 02:20:57) |
6. ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
《ネタバレ》 リアルタイムではなかったですが、スレッドを見てました。話の進め方・表現が面白くワクワクドキドキしながら読んでたものです。まさか映画化までいくとは思いませんでしたが。不安はあったものの、キャラクターは合ってて、デスマの表現が良かったですね。ただ単にディスプレイをガン見するシーン写すよりは、ああいった表現で表した方が分かりやすいし面白いです。(原作通り)後半の盛り上がりを期待しつつ前半を耐えてましたがー・・・あの終わりはどうなんでしょう。最終的にバラバラのみんなが一つにまとまって完成させる、そんなありきたり感動にリアリティがないです。原作の人間臭さ、嘘っぽいけど何故か信じちゃう人間関係、非現実なようで現実的な空間・展開が面白かったんですがねぇ・・・。娯楽映画(?)にリアリティを求めちゃいけないのでしょうが、原作独特のドロドロや主人公の成長が表しきれてなかったのは残念でした。 [地上波(邦画)] 4点(2011-12-30 03:16:41) |
7. モルタデロとフィレモン
《ネタバレ》 いつもはこの手の映画は観ることはないのですが、ラーメンズの小林賢太郎氏が声優・字幕監修したということだったので観てみました。原作がスペインの(ギャグ?)漫画ということもあり、CG・演出・キャラクターが漫画っぽく仕上がってます。CGのクオリティは高くてびっくり。予想以上に自然な作りで上手く溶け込んでます。独特のコメディーなので日本人には中々ウケにくい内容ですが、真面目に観なければ十分楽しい映画じゃないでしょうか。しかし肝心の字幕もスタッフロールの空耳も無理あるような作り。吹き替えも賢太郎氏独特のコント調の喋りだったこともあり「別に彼でなくても・・・」という気持ちになってしまいました。 [DVD(字幕)] 4点(2011-10-17 01:17:42) |
8. 機動戦士ガンダムF91
《ネタバレ》 見たのはこれで3回目になるでしょうか。昔は若かったので気にも留めなかったけど、今回改めて観ると色々と気付くことが多かったです。まずストーリー。OPから話の展開が早過ぎで飛び飛びになっている。さっきまで地上に居たのに次のシーンではMSに乗って宇宙に出てる、とある人物がいつの間にか寝返っており、戦闘になった途端戦死、などなど。作画も逆襲のシャアと比べて落ちていて細かく描かれているのは一部の戦闘シーンとMSの発射シーンぐらい。気になって調べてみると、元々はTVアニメとして作られる予定だったんですね。なるほど。ラストの「This is only the beginning」はTVアニメのことなのか、それともクロスボーンガンダムのことか、ファンとしては気になりますがこれ以降の作品が映像化されていないようだとプロジェクトは流れてしまったんでしょうね。現在では毎年のように量産されてるガンダムですが、AGEみたいな新しい物に進むよりかは、こういった中途半端で終わらせた作品を補完させてくれる作品を望みたいところです。 [DVD(邦画)] 4点(2011-09-14 03:18:04) |
9. 青の炎
《ネタバレ》 原作は未読。日本らしいせつない映画でした。あらすじ読んで「最終的に自首するんだろうな」と予想してただけにあのラストは悲しかったです。家族を守るためとはいえ、あの結末は悲しく若者らしい最後でした。監督さんが舞台の人だけに作りが綺麗ですね、個人的に良かったです。そして二宮君の演技が良い雰囲気をだしてました。しかし松浦亜弥の演技はー・・・どうなんでしょ。なんというか、くどい感じです。ラストの表情も彼女らしい作りで、ちょっとマイナスに思えました(やっぱ歌手が向いてますねこの人)。以前、「釣り刑事」というドラマで中村梅雀さんが出ていましたけど、今作でも食えない刑事役で観ていて楽しかったです(笑)あの笑顔、憎めないなぁ・・・ [地上波(邦画)] 6点(2011-07-10 03:33:58) |
10. 魔法使いの弟子
《ネタバレ》 最初は弱っちくて情けない弟子がどんどん強くなり、そして最終的にはボスを倒す。セオリー通りなのにどうしてパッとしないんだろう。デイブのビジュアルもさることながら後半の演出がおかしいような。原作(?)が原作なんだからもっとコミカルにしてもいいと思う。ラブストーリーだったり因縁だったり、妙に大人びた雰囲気が中途半端に入って作品自体も中途半端。ニコラス・ケイジがいなかったらもっと評価は低いと思う。あとかめはめ波みたいな撃ち方がかっこわるい。 [DVD(字幕)] 3点(2011-05-31 16:21:36) |
11. レギオン
《ネタバレ》 タイトルと予告で見事引っかかってしまいました。予想以上のB級映画ですね。まぁ天使が出てくるのはいいとして、銃を乱射するわ機械じかけのハンマー振り回すわ、で雰囲気ぶち壊し。まぁ最初の婆さんの所は面白かったですねー。でもあれだけですぐミカエルを信じてしまうというんもなんだか。個人的に天使のデザインは「コンスタンティン」のほうがカッコよかったと思う [DVD(吹替)] 3点(2011-05-03 01:15:16) |
12. TEKKEN 鉄拳(2010)
鉄拳衆のデザインやらストーリー、キャラクターって原作通りなんですか?色々とつっこみたかった映画です。アクションは良かったんですが、カタコトの日本語だったり武器使った戦いだったり「おいおい」と思うシーンが多々。まぁハリウッドだから期待はしてなかったものの予想以上に面白くなかったです。ストリートファイター、モータルコンバット、キングオブファイターズ・・・色々実写化されてますけどどれも外れてばっかりですね。もうこの手の映画化はやめといた方がいいんじゃないでしょうか。 [DVD(字幕)] 2点(2011-03-25 17:03:53) |
13. パラノーマル・アクティビティ2
《ネタバレ》 ネットで調べて分かる正体だったり、空き巣騒ぎで複数の監視カメラを設置するお父さん、とツッコミ満載な映画でしたが面白かったです。前作のちょっとした謎が判明されかけてきたりとなるほどな部分は良かったですね(それでも謎な部分は多いですが)。脅かせ方は前作よりも分かりにくく、極端になってました。カメラが複数あるので様々な視点の怪奇現象が見えますがしつこかった気がします。上映前に「エンディング後に衝撃の真実が明らかになるので席を立たないでください」と書かれていたのでスタッフロールで席を立つ人は皆無。そしてドドンと出た言葉は「続編決定!」のみ。・・・え?嫌な予感がします。これブレアの二の舞になるんじゃないでしょうか。劇中の会話から察して、憑かれてしまった姉妹の幼少期のエピソードになると予想してますが・・・どうなんでしょう。 [映画館(字幕)] 5点(2011-02-20 01:16:29) |
14. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
《ネタバレ》 まさに踊るファンの為だけに作られた作品、ですね。まぁ最後(?)を締めくくるにはいいんじゃないでしょうか。個人的に踊るのノリはどうも好きじゃありません。軽過ぎると言うか、完全にリアリティを捨て去ってる感がダメですね。その分劇場版1のサイコサスペンス風は良かったですが・・・。今作は青島や室井はオマケに思えます。その分他の人物が引き立って良かったですね。特に所轄と犯人。所轄のレギュラーは相も変わらずですが、新メンバーの立ち振る舞いは面白かったです。駄目そうなやつらが土壇場で輝いていくシーンは見ていてワクワクしてきます。そして犯人は過去出演していた面々を出している所なんか同窓会みたいで面白かったです。さすがに劇場版1の日向真奈美をメインしたのはどうかと思いました・・・。いやぁまさかドラマ版1話の小学生を犯人に仕立て上げるとは・・・小癪です。もうこれは犯人のお祭り映画ですね(笑 [DVD(邦画)] 3点(2011-02-10 06:33:45) |
15. バイオハザードIV アフターライフ
シリーズ通して見てたけど一番ひどいんじゃないかな。もうこれ「バイオハザード」である必要ないんじゃないでしょうか・・・。でもⅡのジルは可愛いと思う [DVD(字幕)] 3点(2011-02-04 02:25:07) |
16. エスター
《ネタバレ》 てっきりオーメンみたいな内容かと思いきや立派なサイコサスペンス。ただ怖いわけじゃなく嫌らしい怖さのある映画でした。大人が人を殺していく、という場面は映画で見慣れてしまったせいか、小さい女の子(といっても実際は30過ぎだけどw)が人を殺すというシーンはすごくゾクリとした。大人と違って変に恐ろしく、イライラハラハラしながら見てしまいました。個人的にエンディングは未公開の方が合ってる気がします。こっちの方がより狂気じみてて良いです。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-15 00:51:04) |
17. 十三人の刺客(2010)
《ネタバレ》 「斬って斬って斬りまくれー!」を見たいがために鑑賞。いやぁ純粋に面白かったし、かっこよかった。三池監督の映画の中じゃ良い出来なんじゃないでしょうか。監督さんのやり方なのか趣味なのか分からないですが、前半の暴君ぶりを表すシーンの数々、エグいです。グロいです。弓で家族を殺す場面、腕を切り落とされた女性が出てくる場面・・・もう見るのがツラくなるほど強烈。シグルイの徳川忠長を彷彿とさせられ怖かった。後半の殺陣はやはり時代劇ということもあってか、見慣れたアクションが多いものの見応えのある殺陣でした。バッサバッサと斬り倒していく様は圧巻。そりゃタランティーノも興奮するよ(笑)北野版座頭市のように血が吹き出るというわけではなく、地面の血痕や赤く染まる水を印象付けてる所は面白いですね。それと俳優陣の演技力が凄い。役所広司は当然ながら、松方弘樹の演技力・・・最高です。時代劇慣れてるだけあって素晴らしい動きに演技でした。いやー、しかし岸部一徳がホラれるシーンははたして必要だったのだろうか・・・ [映画館(邦画)] 7点(2010-10-31 03:07:35)(良:1票) |
18. MAY -メイ-
《ネタバレ》 根暗だったメイの顔付きが少しずつ変わっていく様が面白い。終盤にになるとさらに変り口調もすっかり別人(?)に。でも90分という短いわりに長ったらしく感じてしまい途中から飽きてしまった。殺しのシーンはSEも演出もパっとせず怖さやグロさがない。まぁそれが目玉ではないけけど、期待してただけに残念だった。ラストシーンは不思議な気分になる。どう捉えればいいのか分からなかったがせつなく複雑なラスト。ホラーなのになぜ感動してしまったんだろう・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2010-10-23 01:16:26) |
19. イングロリアス・バスターズ
『いかにもタランティーノらしい』それに尽きます。タランティーノにかかればブラッド・ピットも面白い俳優に早変わり。すごいもんです。ちゃんと各国の俳優さんたち揃えてるところにこだわりを感じます。今時、皮剥ぎするなんてスプラッター映画かタランティーノぐらいですよ。今後もこのノリで映画作っていってもらいたいもんです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-22 02:45:40) |
20. 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~
1~3まで一気に見ました。まさかFlashアニメが映画化されるとは夢にも思いませんでした。なんせあんまり動かないアニメを見てお客さんが満足してくれるのかどうか・・・。でも、そこを上手く工夫してますね。バジェットゲージに○○タイム。普通じゃ考え付かないです。劇場版ということもあり演出もパワーアップしています(一部ですがw)。所々に差し込まれる豪華なCGに声優さん・・・お金の使い方間違ってませんか?僕はシリーズ通してデラックスファイターが一番嫌いですね。総統が可哀そすぎて可哀そすぎて・・・ [DVD(邦画)] 6点(2010-08-22 02:25:43) |