1. 奇跡の海
《ネタバレ》 映画監督安藤桃子氏が、ボディブローのように効いてくる映画としてあげ、最低!と感想を述べていたため覚悟して鑑賞。でもそこまで最低ではなく、むしろ偽善ぽい感じもした。ラストのヤンの回復と海の変化、ここまでの奇跡を起こさせるほど、ベスの自己犠牲が美化されちゃうってどうなんだろう? ベスのまっすぐさはストーリー性が強くて最後まで飽きなかったしインパクトは残ったけど、ドドやヤンや精神科医の苦しさをもう少し描写してくれたなら、この尺をもっと活かせたように思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-06-07 18:05:53) |
2. ボビー・フィッシャーを探して
男性は自分の弱みを見せられず、鬱になって様々な逸脱行動を起こすという内容について書かれた本《男はプライドの生き物だから》の中でジョシュの父親が紹介されていて、映画も見てみました。観賞後3ヶ月経ちますが、見た目にもクールなチェスを題材にした時点で、華やかな雰囲気になりますね。ジョシュ母親の的を得た力強さが印象に残っています。また見たいな。 [DVD(字幕)] 7点(2013-03-10 21:34:57) |
3. ユージュアル・サスペクツ
ケビン!! [DVD(字幕)] 7点(2011-07-24 01:25:56) |
4. 男が女を愛する時(1994)
《ネタバレ》 ショッキングだけどいい映画。夫婦が崩壊していく様がとても丁寧に描かれてた。でも、とってつけたようなハッピーエンドはイマイチ。どうせならこのまま別れて自立してってほしかった、その方がリアルだったのにな。よりを戻すなら戻すで、そこまでの、それからの心の変遷をもう少し丁寧に描いてほしかった。時間が経っただけ?ではないでしょう、そこを自分の参考にしたかったのになー [DVD(字幕)] 8点(2010-04-12 22:10:15) |
5. おもひでぽろぽろ
農家に興味があって、見てみた。予想以上に田舎と都市の現実がしっかり描かれていて、田舎描写のパートは8点。小5パートも、分数の割り算や中華料理屋へのおでかけや握手のエピソードなど、一つ一つはリアルで面白かった。私も分数の割り算でひっかかって、世の中には納得がいかなくてもやるしかない事柄があるんだと、悔しさとともに学習したわ。そのあと、物理の作用反作用が感覚的に分からず、納得いかない事柄に適応する気をなくして放棄したり、虚数iで、脳みその回転を抑えて適応するつまらなさを学んだわ。7点。 映画の話にもどらなきゃ。二つのエピソードをなぜこのようにつなげてしまったのか、どうもしっくりこず、結局減点させていただきました。オトナになった今でも、自分の感性だけで生きてしまうタエコのような私に減点する資格はないんでしょうけどねー [DVD(邦画)] 6点(2010-04-12 22:03:24) |
6. メンフィス・ベル(1990)
空中のシーンはすごかったけど、人間の描写は結構あっさりしてますね。詩を読む青年とか、もっとふくらましてほしかったな、とか、ラストもう少しひねってほしかったな、とか思うけど。まぁこれはこれで、良しなのでしょう。ハリーの歌に5点。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-04-02 00:50:20) |
7. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
《ネタバレ》 言うまでもなく奥菜恵の演技がヘタすぎ。しかもあの老け顔で小学生か?最後まで違和感ぬぐい去れなかった。奥菜恵のプロモなのか?和製スタンドバイミーでも目指してたのか?岩井監督独特の透明感は好きだが、この作品はただのぼんやり感に見えてしまった。 [DVD(邦画)] 4点(2006-11-03 20:04:55) |
8. ミッション:インポッシブル
軽い気持ちでレンタルしてみたけど、こりゃーなかなか娯楽な作品ですね。単純に、カッコいい。誰でも楽しめて間違いないでしょう。続編も見たくなる。でも続編より1のほうが良かったけど。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-29 02:20:09) |
9. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 また見ます。絶対。ラスト近くの自殺シーンは涙がとまらない。こんなに泣いた映画は初めて。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-07 03:14:41)(良:2票) |
10. アメリカン・ビューティー
随所に映える赤が美しい。けど、そのせいでラストが予想できちゃった。まだまだ若造の自分には意味がわからないところがたくさんあったけど、それでもとても惹かれる。ケビンが恋心を思い出してから、どんどん強くなるのが楽しい。自信回復とか、力関係とか、ゲイと海軍さんとか、アメリカらしい映画だなあ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 13:36:11) |
11. Love Letter(1995)
トヨエツの迷演技と映像美と音楽がヨイ。ストーリーはまあ面白いけど、最後の雪原で叫ぶところ、チトくどい...一気に引いてしまった。酒井美紀は最初「あっそ」くらいだけど、見ていくうちに奇麗に見えてくるから不思議。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-02 15:04:15) |
12. ブラス!
筋として無理なところは否めなくて、同じ炭坑閉鎖ものなら「フルモンティ」の方がよかった。あと、ブラスバンド経験者としては、主要人物の楽器演奏場面の運指がめちゃくちゃで気になったけど、まあいいか。やっぱり泣いちゃったしね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-02 21:49:26) |
13. 秘密(1999)
《ネタバレ》 男の子に薦められて一緒に見た。彼は灯台のシーンで号泣しはじめちゃって...おいおい、3度目だって言ってたじゃんよ、先に泣かれるとこっちが泣けないよ、でも思えばそんな泣くほどのシーンじゃないな~。そこより、オチの方がよかった!あの動作を意図的と見るか、見ないかによって、また味わいも変わるだろうなー。個人的には意図的であってほしい、身を引くことをアピールもせずに愛を表現するなんて嫌いだ。広末の演技力と色っぽさに免じて5点。 5点(2004-08-31 20:02:10) |
14. グリーンマイル
《ネタバレ》 神秘的な超能力は「は?」って感じだし、善キャラ悪キャラがはっきり分かれてるのが作り物っぽくて鼻についた。けど、リアルなところも多く、ネズミの国があると信じてた男に死刑の直前に「そんなのウソだ」って告げる残酷さは、私のサド性をピンポイントにつついてきた。言葉だけであんなに暴力性を感じるシーンもなかなかない。あと、主人公の人間くささが印象的。優しさと厳しさと柔軟さがバランスよいけど、ナイーブで死刑執行にいつまでも慣れきってしまわず、悩む。こうして主人公は、私の理想の男ナンバーワンの座を獲得したのです。 6点(2004-07-05 20:18:09) |
15. ユー・ガット・メール
ラブコメはあまり見ないけど、こりゃまたカワイイねえ、酔うねえ。リアルさを問わなければ。 5点(2004-06-18 22:23:24) |
16. オール・アバウト・マイ・マザー
うーん???あまり心が動かされないなあ。女の自由な生き方の応援歌ってところだろうか?人の世話にしても仕事にしても、主人公のデキっぷりがカッコよかった。でも本当はスト-リーより、時々挿入される印象的なカット(息子が事故に会う時、車内からその様子を撮っていたり)が一番クール! 5点(2004-06-06 11:57:49) |
17. テルミン
筋は結構ドラマチックだけど、場面が変わったのがわかりにくいせいか、眠くなるもわかる。まあ、わざとこういう抑えた演出にしてるんだろうけどね。ドキュメンタリー好きインタビュースタイル好きな人にはすすめるけど、ちょっとシブすぎるかな。 4点(2004-06-06 11:47:28) |
18. ベティ・ブルー/インテグラル<完全版>
「愛と激情の日々」バージョンは見てないけど、インテグラルは2度見た。最初見たのは5年以上前、ふらりと入った映画館で。正直受けつけられなかった、また見たいと思わなかったし、今の精神年齢じゃ理解不能だってことがわかった。でも、ベティが放つものすごいエネルギーが印象に残ってて、恐いけど憧れの、いつか理解したい映画だった。 あれからいくつか恋をして、そろそろこれを見てもいいかなって気になってきた。見たら、なんてことはなかった。こういう恋愛はドラマチックだけど、ドラマで十分。私も大人になっちまいました。 映画として特筆したいのは、画が繊細で美しかったこと! [映画館(字幕)] 7点(2004-05-22 01:41:42) |
19. デッドマン(1995)
ね、眠い...タイトルが現れるまでにすでに寝ちゃってた。後半よく出てくる主人公の意識モーローとした顔見て、自分も今こんな表情してんだろーなとモーローと思った。頑張って最後まで見たものの、なんだかとっても不思議感。ハイセンスなんだろーなと思う反面、それについてけない自分が悔しい。普通の映画に飽きてきた人に、まっさきにオススメしたい。 3点(2004-05-13 23:10:08) |
20. ボーイズ・オン・ザ・サイド
映画は、録画したからって気を緩めて途切れ途切れに見ては台無しになることがよくわかった。たぶんもう少し名作なんだと思うけどなあ。大好きなロードムービーだけど、いろいろ詰め込み過ぎの感あり。でも逆に、細かい部分まで気を遣ってありつつ、くどくなりすぎない脚本がよかった。ドリューのハマり役見てたら、自分も恋したくなってきた。 6点(2004-05-07 01:44:56) |