1. ライアーゲーム-再生-
《ネタバレ》 うーん。そもそもゲーム終了後のプレイヤー間の金銭(チップ)の移動って可能でしたっけ?何億もの負債を負うという極限の心理戦の直後に、あんな高校のスクールバスみたいなノリでの一斉帰宅には思わず苦笑い。。あと、芦田愛菜をキャスティングしたスタッフにその真意を小一時間ほど問い詰めたい。 [映画館(邦画)] 5点(2012-05-14 01:39:05)(笑:1票) |
2. ディパーテッド
ひとつの作品として見れば無難な仕上がりとなっているが、これがリメイク作品となればやはりオリジナル版との比較は避けて通れない。極論から言えば、せいぜい今回のハリウッドリメイクは良く言っても劣化コピー止まりだろう。オリジナル版のふたりの主人公・ヤンとラウの双方からの視点で進行する無駄の無いストーリー展開とスタイリッシュな演出はやはり監督の力量もさることながら、主演のトニーとアンディの確かな演技力に支えられてこそのものだった。ディカプリオは相変わらず無難に巧いが、目の表情やふとした仕草だけで全てを物語るようなトニーの表現力には及ばず、残念ながらあれでは単なる気の短いチンピラ程度にしか見えない。何だか表情に深みがないんだよね。そしてデイモンに至ってはこれは別に彼が演じる必然性などまるでない、本当にどうでもいい扱いだった。これは明らかにキャスティング以前の問題だろう。ラウが体現していた目に見えない重圧や苦悩を今作ではほとんど描ききれていないのだから、作品として致命的ではないだろうか。特にコリンとフランクが最後に対峙するシーンのチープさときたら…。本編が無駄に長尺になった上に重厚さを失った劣化リメイク版。これでオスカーを取れてしまう時代なのだからハリウッドも地に落ちたと言われても仕方がないだろう。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-19 00:45:00) |
3. 逆境ナイン
《ネタバレ》 いやー、笑った笑った。もうね、112点差をひっくり返すあたりのありえなさとか本当に最高。コールドって概念ねえのかよ!って思わずテレビに向かって突っ込みたくなりましたよ。つまりそう…。全編アホなんだな。この映画は究極のお馬鹿映画なんだな。鑑賞中はなぜだか自分の人生のバイブルと呼んでも過言ではない漫画『すごいよマサルさん』を何度か思い出しました。とにかく登場人物がみんな変態で、誰ひとりとしてまともな人間がいないところも素敵。大事な試合すっぽかしてマネージャーと遊園地デートした帰りに他のナインとすれ違う時の玉鉄とか…もう最高に良い表情してますよ。むさ苦しいぐらい熱いノリの本編とエンドロールの岡村孝子さんの澄んだ歌声との対比も良い!まるで炎天下の試合後に飲む清涼飲料水のような清々しさで、鑑賞後の後味はかなり爽快でした。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-01 23:53:47) |
4. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
面白かったですよ。とりあえず、謎の海洋生物がクラーケンで良かった。これがもしオクトパスだったら、あの映画を思い出してきっと集中して見れなかったことだろう。 [映画館(字幕)] 7点(2007-01-01 23:05:31) |
5. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
《ネタバレ》 間違いなくシリーズ中最低の出来。断言する。全体的にダークな色調はこのシリーズには合わない。後半から終盤にかけては生理的に受け付けられないようなシーンも多く、子供に勧められる作品だとも思えない。原作未読の自分が言うのもどうかと思うが、ハリー・ポッターってもっと夢のある作品じゃないのか?ヴォルデモートが復活する重要な場面とはいえ、同じ候補者のセドリックが殺され、ハリーが拷問を受けるシーンなんてあんなに延々と見せてどうするの。暗い画面との相乗効果で本気で気分が悪くなりました。それに比べ忍びの地図やナイトバス、逆転時計といったアイテム満載の前作は本当に良かった。夢があった!だから余計にあんな可愛げのない人魚も救いようのないストーリーも見たくなかったよ。他のレビュワーの方々が「よくぞあれだけのものをまとめた」といっているところを見ると“原作を忠実に再現した”という点ではきっと成功しているんだろうけど…あまりにも話に夢がなさすぎておれは楽しめませんでした。いちばん印象残ったのがフラーの水着姿というのはあまりにも寂しすぎるよ。 [映画館(字幕)] 4点(2006-08-06 02:35:18) |
6. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
この作品に関して言えば、ジェシカ・アルバが犯罪的にかわいすぎ。でも、本当にそれだけ。内輪揉めして世間を騒がしてるだけなのに、周囲から勝手に英雄に祭り上げられちゃうこの人たちって一体何なんでしょう。正義って何だ? [DVD(字幕)] 5点(2006-08-06 01:53:04) |
7. LIMIT OF LOVE 海猿
《ネタバレ》 まず、仙崎の“男らしさの中に覗かせる優しさ”にやられてしまった女性の方。少なくないのではないでしょうか。加藤あいも前作のような“ただそこにいる”マスコットみたいな扱いじゃなくて今回は随所に良い表情を見せてくれるし、時任三郎や石黒賢といった脇を固める俳優のスポ根ドラマのような熱い演技も悪くなかったと思う。佐藤隆太がゲージに閉じ込められた瞬間は『ローレライ』のワンシーンとあまりにも酷似していて思わず吹き出してしまったけど、その後に待ち構えていた怒涛の展開にはただただ圧倒されましたね。吉岡の手を握り「おれはお前のバディだ」と語りかけるあの仙崎の眼差し。沈没した船の中で再会した時に水中ゴーグルの奥に覗いていた、あの涙。どちらも本当に最高でした。そして何と言ってもこの映画最大の見せ場である還奈へのプロポーズ。不覚にもおれはあそこでボロ泣きでしたね。あぁ、どうせおれはこっ恥ずかしいベタな展開が大好きなミーハー野郎さ!そして最後に空を見上げながら夕闇の中へと消えてゆく時任三郎の背中のかっこいいこと。まー、確かに傾いているはずのファンネルスペースからの落下シーンを筆頭に突っ込み所を挙げはじめたらキリはないですけどね。でも、それと同時にそんな部分を補って余りあるほど印象的なシーンの多い映画だとも思いました。鑑賞後に共に映画館へ足を運んだ相手とああでもないこうでもないと語ることの出来る至福。痛さ全開のラストシーンといい、話題には事欠かない作品でしたね。これぞ究極のデートムービー。観るときは大切な人とぜひ! [映画館(字幕)] 8点(2006-08-03 00:47:36) |
8. 運命の女(2002)
この夫がギアではなくマイケル・ダグラスとかだったら…。確実にもっと多くの血が流れてますよね。ハイ。 [DVD(字幕)] 5点(2006-08-03 00:32:21) |
9. 耳に残るは君の歌声
確かにリッチの歌声は耳には残るが、一晩寝たらきれいさっぱり忘れてしまいそうなレベル。歌声以上に印象に残らない退屈なストーリー。あの天下のデップ様がただのロリコンスケベおやじにしか見えない、しけた演出。全くをもって見る価値を見出せない映画。 [DVD(字幕)] 3点(2006-04-19 23:28:18) |
10. マイ・ライフ(1993)
若き日のニコール・キッドマンが犯罪的にかわいい。あんな奥さんが家で待ってたら、毎日定時に帰宅しちゃいます。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-19 23:14:16) |
11. サハラ 死の砂漠を脱出せよ
《ネタバレ》 小さな伏線が次から次へと決まるので、観ていて気持ちが良いです。けれど、この映画の最大のポイントであった幻の潜水艦の発見の仕方があまりにも都合良すぎで思わず苦笑いでした。マコノヒーの相棒のスティーヴ・ザーンがかなり良い味出してます。死にそうで死なないのが良い!こういう脇役を大切にしている映画は好きだなぁ。常に2人でくだらないジョークを言い合い、危機的状況を乗り越えていく展開はなかなか斬新でしたよ。マコノヒーにハリソン・フォードのようなカリスマ性がない分、そこを補う意味でスティーヴ・ザーンとコンビを組ませたのは大正解だったんじゃないかな。マコノヒーのワンマン映画になっていなかったのが良かったと思う。ペネロペはちょっと老けたなーって感じたけど、もう少し活躍の場を与えてあげてほしかったです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-19 22:58:13)(良:1票) |
12. キャスト・アウェイ
あそこまでボールに愛情を持って接した人をトム・ハンクスと大空翼以外におれは知らない。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-19 22:46:51)(笑:1票) |
13. フレンチ・キス
キュートなメグの魅力を思う存分堪能できる映画。少なくともあの『ドリームキャッチャー』を撮った監督の作品だとは思えない。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-01 23:54:32) |
14. 菊次郎の夏
後半で全部ぶち壊しじゃねーか!このやろう! [DVD(邦画)] 6点(2006-03-18 00:04:30) |
15. MUSA-武士-
《ネタバレ》 アジアンビューティ。今回はお姫さま役でご登場。相変わらず気だけはやたら強そうです。絶対に彼女にはしたくないタイプです(てか無理だけど)なんか実際に戦っても強そうなんですけど!ひとたび着物を翻しながら戦場に繰り出せばお馴染みのワイヤー全開のアクションでバッタバッタと敵をなぎ倒すようなオーラすら漂わせてます。でも、今回ばかりは一切戦いません。おかげで兵士は全滅しちゃいました。簡単に言うとそんなお話?若手イケメン俳優ふたりも頑張ってたけど、何だかんだいってアン・ソンギがいちばんかっこよかったなぁ。存在感がまるで違いました。 [DVD(字幕)] 5点(2006-03-05 01:53:25) |
16. ローレライ
《ネタバレ》 どこからともなく現われ、歌声と共に消える魔女…設定だけなら100点満点なんだけど、のっけから綾波もどきの美少女登場でいきなり頭ぽかーんでした。ギバちゃんは無線片手に「青島確保だ」なんて叫び出しそうないつも通りのテンションだし、ドラマ部分は微妙にK-19のパクリで、妻夫木と綾波のロマンスなんて完全にとってつけたようなレベル。そして、とどめは敵陣ど真ん中に浮上した直後のB-29への一発勝負の大砲発射!!あほかー。おもいっきり展開がロボットアニメです。どうせなら撃沈させた後に「目標は完全に沈黙しました…」って伊吹マヤのアフレコでも入れておいてくれれけば最高だったのに。冒頭のテロップ表示からエヴァやレイバーっぽい雰囲気全開だと思ってたら、庵野&押井両氏が絡んでいて妙に納得。すげぇよ。CGアニメと実写を強引に融合させちゃったよこの人たち!しっかし、第二次世界大戦や潜水艦という題材をよくもここまでチープに、そしてアニメチックに演出してこの世に送り出しちゃったジャパニメーションの力って本当にすげーなー。こんなの絶対に日本でしか作られないです、ハイ。色んな意味で問題作。 [DVD(字幕)] 3点(2006-02-13 23:19:13) |
17. のど自慢
大友康平が良いです。このおっさんはこの作品以降おれの中でかなりツボな俳優さんのひとりになりました。竹中直人ほどクドくない、ほどよいむさ苦しさが最高。日本にもこんなコミカルな演技ができる俳優さんっているんですねー。ダメパパ役があまりにも板につきすぎていて、とても本業がロック歌手とは思えません。あの家の子供に生まれたら贅沢な生活はひょっとしたらできないかもしんないけど、毎日楽しく生きられそう!ハートフルなエピソードに心癒されました。佳作という感じだけど、テレビでやってたらまた観てしまいそうな作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-13 23:04:11) |
18. M:I-2
LIMPの“Take A Look Around”のイントロに乗せて始まる冒頭のロッククライミングシーンから、その華麗なるワンマンショーは幕を開ける。ジョン・ウーお得意の銃撃シーンを軽々とこなし、その後もヘリやバイクにまたがって精力的にアクションをこなすトム様。ハリウッドのトップスターが次から次へと繰り出すプロレス技ときたらそれはもう迫力満点だ!ほとばしる血と汗。照りつける太陽の下、展開される男と男のサシのドッグファイト。もう、ここまできたら誰もトムの暴走を止められる者はいない。スクリーンに広がるその光景からはもはや“スパイ映画”の香りなどは一切感じられず、いかに“自分をかっこよく撮るか”ということだけに細部まで徹底的にこだわる彼のその姿勢からは何のためらいも感じられない。まさに“トムがトムであるため”に存在するの究極のプロモ映画。 [映画館(字幕)] 7点(2006-02-13 22:51:54)(笑:1票) (良:1票) |
19. ポーラー・エクスプレス
ココアぐらいもうちょっとゆっくり飲ませてほしい。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-12 00:07:00)(笑:1票) (良:1票) |
20. 奥さまは魔女(2005)
《ネタバレ》 親元を離れ、一人暮らしを始める世間知らずのお嬢様をニコール・キッドマンが演じるというのはさすがに厳しかったかな。38歳のニコールが少女漫画に出てくるヒロインのように目を輝かせて「普通の恋がしたいの」なんて言ってる姿を見てたら、なんだか背中がムズ痒くなってきました。でも、例の“鼻ピクピク”の演技は素晴らしい。本当にこの映画のキャスティングをあれで決めたんじゃないかと思うほど完璧にマスターしてます。だてに『めぐりあう時間たち』の付けっ鼻メイクでオスカー獲得してません。さんざん盛り上げるだけ盛り上げておいて「これから忙しくなるぞ」なんて台詞で尻すぼみに終わらせてしまう脚本の拙さには不満が残りますね。ただ、アメリカのラブコメらしく音楽だけはすんばらしく良かったので+1点。サントラ欲しい! [DVD(字幕)] 5点(2006-01-15 22:55:29) |