1. 北斗の拳(1995)
凄いですねぇ、これ。まともに批評するとやばいことになりますよ。ハリウッドらしいハリウッドの格闘アクションが好きな人ならほんの少しは楽しめるかも・・・もちろんアクションなんて殆どないですが。あと「後ろ回し蹴り・足刀」によほど自信があるのか、多用しまくってます。それにはちょっと笑えた。ただファンの気持ちを考えて、この点数は妥当かと。 0点(2004-02-28 11:08:39) |
2. シックス・センス
アメリカのよくある、ただグロく、そして驚かすだけのホラーとは違い見ているだけなのに背筋がぞくぞくする作品でした。更にサスペンスの要素も加わっており、大変楽しめる作品だと思います。ついでに書きますと、私には霊感がかなり強い友人がいるんですが、彼の幽霊の解釈の仕方、見え方とこの映画が合致していたのに驚きました。 9点(2004-02-27 16:38:31) |
3. ブレイド(1998)
特筆すべき点はやはりアクション、服装、色使いだろう。ヴァンパイアの死に方が灰になるのは「死」の重さを軽減し、アクション映画としてより楽しませてくれる。純血のヴァンパイアではないフロスト、血への渇望を抑えようと必死なブレイド。こういった負の面も映画を際立たせている。ここまで書いたが、私が思うにたらたらとする批評はこの映画を見る上で不必要だろう。唯言おう、チョーカッケー!! 8点(2004-02-26 08:56:30) |
4. レオン/完全版
ジャン・レノにただただ脱帽。ここまで殺し屋が似合う人はいるでしょうか?ナタリー・ポートマンのただ可愛いだけでは無い天才的な演技も素晴らしいです。「殺し屋物」というどうしても男臭く、惨い作品になりがちなですが、ナタリーの純愛・ジャンの鮮やかな殺しっぷりで、とても見やすく、感動できる作品になっています。これは女性が見ても(むしろ女性の方が)好む作品かもしれません。私は細かく書こうと思えばいくらでもありそうな監督のジョーク、こだわりに感服しました。文句無しの満点。 10点(2004-02-20 10:49:40) |
5. プライベート・ライアン
単純に面白い。アメリカ万歳色が否めないが、戦闘シーンの迫力も否めない。戦闘シーンを盛り上げる為に使われた緊張間も良い味を出している。「戦争の悲惨さが・・・」「どうせアメリカが正義・・・」といった細かいことは抜きに、頭を空にして見る事をお勧めする。 9点(2004-02-17 13:41:33) |
6. 真実の瞬間(1991)
《ネタバレ》 アメリカが行った「赤狩り」を知るには良い映画だと思います。アメリカの異常性も伝わってきますから。ただ映画として面白いか?と言われると返事に困ってしまう。主人公は職を追われながらも暮らせてるし、夫婦仲は悪くなるどころか良くなっている。最後の法廷シーンは凄いと思うが、「不幸のどん底にいるにもかかわらず自分に正直に生きた」という終わりの方がメッセージ性も含めて良かったと思う。 7点(2004-02-13 20:24:06) |
7. マトリックス
《ネタバレ》 新しいアクション映画の幕開け的映画。新感覚のアクション、銃撃戦が堪らなく興奮させます。敵を次々に倒していくネオ達だが、マトリックス内でのエージェントの強さ、現実世界での人々の無力さなどが「強すぎてつまらない」という感想を無くさせているところも実に上手い。ただパソコンの知識の無い人には理解することが不可能ですので、減点しました。 8点(2004-02-13 18:28:44) |
8. シティ・オブ・エンジェル
この監督は完全に映画をなめてます。私は映画が面白ければ細かいストーリー、キャラクター、展開の矛盾や不備などには目を瞑るようにしています。なぜなら「監督のこだわりを貫くにはしょうがなかったんだろう」と思えるからです。しかしこの映画には矛盾や不備が「こだわりを貫くために・・・」とは言えないほど大量にあり、どう考えても手抜きにしか思えません。更に書くとこの映画、全く面白くないです。私が思うにこの映画は、監督が取りたいカットを取り、それをテキトーに入れてるだけの自己満足の作品です。これでは映画とはとても言えないです。ですから「映画の点数」を付けると0点。ついでに書きますと、ニコラス・ケイジの気持ち悪さでマイナス点を付けたいくらいです。 0点(2004-02-13 07:11:09) |
9. レナードの朝
実話を元にされてるといっても・・・これはドラマですよね?ロバート・デ・ニーロの演技が真に迫りすぎててドキュメンタリーにしか見えませんでした。ですから「楽しめたか?」と聞かれると「楽しめた」と答えることができませんので、十点はありえません。ただ良作でしたのでこの点数。 8点(2004-02-13 06:47:19) |
10. デッドマン・ウォーキング
《ネタバレ》 子供を殺された両親の悲しさが余り伝わってきませんでしたが、ショーン・ペンの演技も伴って、死刑囚マシューには泣かされました。無実を唱えてたマシューでしたが、自分の死が近づくにつれ人を殺すことの重さを初めて実感し、最後には正直にすべてを話す・・・これにはやられました。最後の直前までチンピラぶっていたにも関わらず、死が目の前に来るにしたがって緊張の糸が切れ、大泣きするところもマシューの人間らしさが伝わってきて良かったです。 10点(2004-02-13 06:42:28) |
11. ショーシャンクの空に
特筆すべきなのは唯一つ「完璧」それだけです。伏線の張り方、役者の演技、ほかにも諸々すべて申し分無い。私はこの映画を見た後にドラマ映画の基準は「ショーシャンクの空に」と決めました。なぜなら、もう一度書きますが、この映画が完璧だからです。 10点(2004-02-13 06:06:56) |