1. 奇跡の詩
《ネタバレ》 キリスト教会で聖人査定にかけられるアメリカ人女性。彼女のおいたちも生き方も環境も、聖人にはほど遠い。彼女は何を救ったのか。慈善事業による浮浪者の救済、家族、コカイン中毒の売春少女。社会に貢献する実績がなにひとつない奇跡の人は、本当に神の気まぐれなんだろうか。なんか色々考えてしまいました。 8点(2004-03-17 00:36:51) |
2. たそがれ清兵衛
丁寧に作られていると思いました。自分の知らない日本が垣間見られた気がします。しかし見た後、『あの時代に一度受けた縁談を断るって可能だったのか』とか、『明治維新後すぐの時代に女手ひとつで二人の子供を養えるもんだろうか』等、内容と関係のないことばかりが気になってしまい… 要するに作品の印象が薄いと感じました。 5点(2004-03-06 00:17:14) |
3. アニー・ホール
テンポもサーカズムもいいんだけれど、良さが理解できてないみたいで、なんだろうなんだろうと考える映画。わかったら評価をあげに戻りたいです。やる気のなさそな飛行機のシーンが好きです。 6点(2004-03-04 12:10:55) |
4. サウス・キャロナイナ/愛と追憶の彼方
いい映画です。が、なにをもって邦題を『地名プラス愛と追憶』にしたのだろうと思わずにはいられない。しかも愛と追憶の彼方にあるのがあの記憶…『潮流の王子様』とできない事は理解しますが、自分的には、何がなんでもでも過去の名画(=バーブラ・ストライサンド)を匂わせたい翻訳サイドの意志が見えたようで少々気分が悪かったです。そういえばBストライサンドの別作品(Yentl)でも邦題に愛がくっついましたよね。 6点(2004-03-04 11:51:04) |
5. カーテンコール/ただいま舞台は戦闘状態
典型的なステージコメディ。飛行機の中ではじめて見た時は座席から落ちるまで笑い転げました。こういうの好きだなあ。原作に忠実に作られているため、セティングがまったくかわらないのは映画としては退屈です。一度見れば十分なんだけれど(ビデオ持ってますが)その一度が最高にイイ!作品だと思います。 8点(2004-03-03 21:08:41) |
6. es[エス](2001)
私はアメリカの実験からこの映画を知ったので、映画を見ている間中いくらなんでも演出しすぎだろ!の連発でした。とはいえ見た後三日ほど『無知は罪』という言葉があたまをぐるぐると。 6点(2004-02-27 01:24:06) |
7. エビータ(1996)
横目で見ながら書いていますが映像不用の映画かと。マドンナは勿論ですが、バンデラスがあんなに歌が上手いとは知りませんでした。他の役者さんも(ミュージカル的視点で)いい線ついてます。でも映画としては演技りょあわわわいえ少々ツマラナイと思いました。 6点(2004-02-27 00:40:04) |
8. ワンス・アラウンド
100%ボストンカラー、何よりも音楽の演出が素晴らしい。fly me to the moonの音楽で踊るホリーハンターは見ていて恋がしたくなる。少女が娘から妻、母になる姿に強くひかれます。個人的には10点をあげたい! 9点(2004-02-27 00:27:24) |
9. トッツィー
女装に言われるまで気がつかなかったのは私だけでしょうか…。ダスティンホフマンは、アカデミー主演女優賞にノミネートしてほしかった。セリフがひとつひとつ上手ですよね。こういうコメディー好きです。 7点(2004-02-22 15:34:19) |
10. 光の雨
私の両親の時代ですから、いろいろな話を聞いています。否定も肯定もできない青春時代、後で考えれば屁理屈でかためた経典を追いかける信者のようなものだけれど、それでもその時は真剣だったと言って欲しい。当時を生きた人ならば、心にひびくセリフがいっぱいあるんだろうなと思いました。 5点(2004-02-22 15:26:34) |
11. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
いい作品ですよね。何度見ても新しいツッコミを発見してしまう。大統領が露首相と会話するシーンのブルーピーター調が子供のケンカみたいですきです。有名な台詞ですが、『戦争ルームで争いはやめたまえ』はいつ聞いてもニヤリです。 8点(2004-02-22 15:13:10) |
12. 恋におちたシェイクスピア
シェイクスピアマニアならば、ニヤニヤしっぱなしのはず。これもあれもそれも、あ、あそこも!と、シェイクスピア作品のシーンや言葉がが幾重に重なってラブロマンスを展開する。見ているうちに、役者のイメージがどんどん薄れて、シェイクスピアの魔術にかかった気分になりました。衣装もセットも素晴らしい。でもストーリーに無理がありすぎるかと。 6点(2004-02-17 22:06:06) |
13. ジーザス・クライスト・スーパースター
ロイドウェバーの原点ともいえるミュージカルの映画バージョン。 ヒッピーバスが出入りするシーンを入れる事で、これは『舞台』の映画バージョンだと強調している(ように思われる)。メインはストーリーではなく、音楽、歌、踊り。どれをとっても、最高の舞台映画です。 10点(2004-02-17 21:46:49) |
14. セッション9
夜中に一人で見ました。開始5分で後悔したけれど、あとのまつり。 携帯電話の一件(彼の彼女ににかけたアレ)は、結局なんだったのかと疑問に思っているんだけれど、もう1回見る勇気はないのです...。 5点(2004-02-17 21:32:08) |
15. トプシー・ターヴィー
《ネタバレ》 コワレタ日本イメージには不快感を覚えるものの、ミユージカル好きにはたまらない一本。 ギルバート+サリバンの三大ミュージカルのひとつであり、当時のコミック歌劇のイメージをぶっとばした革命作品『ミカド』を、作詞、作曲、役者、劇団の立場から見渡した作品。 素晴らしい音楽と言葉の調和は当然ながら、衣装もオリエンタル調で(笑)当時を忠実に再現したんじゃないかな。 ちなみに歌劇にの一シーンに出てくる日本語らしき歌は 『みやさまみやさま おんまのまえで ぴらぴらするのはなんじゃあな とことんやれ とことんやれな』と歌っています。 7点(2004-02-17 21:22:20) |