1. ザ・ビーチ(2000)
サメに襲われた男性を隔離する楽園。 それって実は我々が生きている社会とそんなに違わない。 [ビデオ(字幕)] 7点(2015-08-02 12:25:34) |
2. 千と千尋の神隠し
今更ながら鑑賞。 ところが、物語の2/3くらいまで進んだところであまりにも気分が悪くなり、鑑賞を一時中断する事態に。 あれ?私はこんなに繊細な感受性の持ち主だったっけ? 最後まで観て事後分析するに、作品全編にこれでもかと詰め込まれている「悪夢感」が鑑賞中断の事態を引き起こしたのだと思われる。 ところどころに設置されている背の低い引き戸の脈絡のなさ、花園を駆け抜ける描写の異常な艶かしさ、札を投入したらお湯が帰ってくるというシステムの妙な緻密さなど、現実とは違う理屈(しかもやけにディテールに凝っている)が幅を利かせている世界というのはまさに悪夢の典型で、まさかジブリ作品でそんなデヴィッドリンチ的な感覚に陥らされるとは想定していなかった。 ストーリーなどはあってないようなもので、もののけ姫のときには感じた説教くささなどは微塵も感じなかったのが好印象。 [DVD(邦画)] 7点(2009-07-19 11:51:15)(良:1票) |
3. マイ・フレンド・メモリー
劇場でなにかの映画を見てるときにこの映画の3分程度の予告編が流れ、ろくにストーリもわからないのにいきなり号泣してしまいました。。。 自分でもあまりに衝撃的な出来事であったため、確認の意味も込めて本編へも足を運びました。 するとまた始まって5分で号泣→その後も10分おきくらいに号泣→最後までひたすら号泣。 なにが自分の琴線に触れたのかわかりませんが、尋常じゃないほど泣きました。 こんなレビュー、なんの参考にもならないな。。。 [映画館(字幕)] 8点(2005-04-02 01:32:19) |
4. キング・イズ・アライヴ
あまりのつまらなさにキョトンとした。 エンドクレジットの後30分間くらいは自我を失い、あやうく悟りを開きかけた。 腹が立つということすらなかった。 1点(2004-07-15 03:23:53) |
5. 告発
《ネタバレ》 ケビン・ベーコンがかっこいい。 最近のなんでもかんでも環境のせいにしたり、精神異常のせいにするような風潮はどうかと思うけど、 ヘンリー・ヤングのような状況に置かれたらそりゃスプーン持って暴れたくもなるよと思った。 弱者の遠吠えなのかもしれないと解かってはいるが、この映画で語られている「勝利」の定義には大きく共感するものがある。 ヤングの死因はやっぱり気になるが、自殺だったにしても虐待だったにしても、胸に勝利を抱いてこの世を去ったのだと信じたい。 8点(2004-06-22 03:43:47) |
6. 恋する惑星
香港映画ってジャッキーチェンだけじゃないんだと知った思い出深い映画。 理屈抜きで好きです。フェイウォンかわいすぎだし、店主はいい味出しすぎ。 ご存知の方も多いとは思いますが、エンディングテーマになっているフェイウォンの夢中人は The CranberriesというバンドのDreamsという曲のカバーです。 元曲のほうはユーガットメールのテーマ曲(たしか)でしたし、 ミッション・インポッシブルの挿入歌にもなってたヒット曲です。 金城武の雨の中のマラソンのシーンも好きです。 9点(2004-06-17 04:10:07) |
7. ミッション・トゥ・マーズ
《ネタバレ》 やたらと酷評されているあのラストシーンが私は好きでした。 いざ新次元の文化への旅立ち!という直前に、今までの卑小な人間としての記憶(というと言葉が悪いけど、つまりは人間らしさ)がフラッシュバックで甦り・・・ 精神的進化と呼べるほどのカルチャーショックに対する高揚感に加え、 切なさも表現されていたと感じました。 もうそろそろ異星人に遭いたい、と思わせる映画でした。 7点(2004-06-14 23:41:22) |