1. 青の炎
演劇好きとしては蜷川さんが撮ったから観てみたかったのですが、主演の2人がどうも、、、と最近迄躊躇していました。偶然年末の深夜帯で放映されていたのを観て、最後ボロボロに泣いてしまいました。前々から二宮くんの演技はドラマで観ていて、上手い子だと思ってはいたモノの、ここまでだとは思わなくて、いい歳して彼のファンになってしまいました。すっかり二宮くんに引き込まれてしまい、作品として客観的に観れなかった様な気もしますが、作品全体に漂う青のカラーは主人公の青さ(未熟さ)も表現されてるんですよね。映像が美しかったのと、主人公の心の闇が上手くマッチしていたと思います。これ観て次は蜷川演出で二宮くん主演の舞台、やって欲しいなぁーなんて思ったら、既に1年前、蜷川演出×岩松脚本×二宮主演で『シブヤから遠く離れて』が上演された後でした、、、凄く悔しい。もっと早く映画観てれば良かったと後悔しました。ってのは凄い個人的意見です。すみません。 7点(2005-02-20 02:40:02) |
2. 恋の門
《ネタバレ》 松尾さんのファンなので観に行きました。ハッキリ云って、今年観た映画の中で個人的ランキングBest3に入ります!漫画は未読ですが、松尾さんの持つ世界観と笑いの要素が、これでもかってくらい詰まっていて、こんなに映画館で笑った作品は、もしかしたら初めてかもしれません。当人は真剣であるが故に、思わずとった行動や言動が、何処か笑える事があったりする所の表現が、小劇場ならではの笑いに昇華させる手腕は流石松尾さんだと思いました。絶妙なキャスティングで、特に個性溢れる脇役陣の演技を観ていたら、スクリーンとゆうより舞台を観ている感覚に陥りました。主人公二人に共通しているのは"漫画"とゆうキーワードだけで、表現する作風や漫画に対する思いは対極にある。なかなか相容れなくてどうしようも無くなった時、セクシーな年上の女性や、昔憧れていた相手に迫られると、簡単に身を任せてしまう(彼女の場合は未遂で終わるけど)所等、誰でもある事。でも相手を好きだとゆう気持ちには、嘘偽りは無い。普段所謂恋愛映画って苦手なので殆ど観ないのですが、こうゆう世界観にある恋愛は逆に入りやすかったりしてしまう所が、作品の持つ力なんだなぁ、と改めて松尾さんの才能にメッタ打ちにされてしまいました。決して演技力がある、とは言い難い松田くんですが、あの佇まいは彼にしか出せないだろうし、酒井若菜ちゃんの上手さにビックリしました。また、この二人だからこそ良かったんだとも思いますし。それから大竹しのぶさん。この方も改めて凄く上手い女優さんだと思いました。あの人の纏っている空気感は他の人には、絶対真似出来ないですよねぇ、、、ホント時間一杯楽しめた一本です。 9点(2004-11-26 01:27:41)(良:2票) |
3. マトリックス
点数は公開当時の衝撃的な映像と、3作通して1番面白かったとゆう点に。 6点(2004-09-03 02:23:34) |
4. ブラザーフッド(2004)
《ネタバレ》 戦争映画を映画館で観たのはこれが初めてでした。戦争の場面は目を覆いたくなる様な所が数々ありましたが、本当の戦場はきっともっと凄まじいモノなのでしょう。兄弟愛を含めた物語としてはそこそこでしたが(特に兄が北側に行ってしまうのは、やはり残された家族の事を考えるとどーなの?って感じだったし)如何に戦争が愚かなことだと云う事は伝わる力強い作品だったと思います。 7点(2004-08-18 23:55:34) |
5. 機関車先生(2004)
原作の小説は未読です。秘かにファンの(笑)坂口くん初主演映画、とゆう事で観に行ってきたのですが、、、ファンだからこそ云ってしまいます。坂口くんの演技力ではこの役柄はハードルが高すぎだった気がしました。喋れない役だからこそ、表現力にかかってくる。それはオーバーアクションではなくて、滲み出る感情がまだ彼では観ている観客(ま、私なんですけど)伝わってこなかった。これが残念でした。ただ彼のファンとしては、初主演作をプロモーションフィルムみたいな作品でなく、こういった予算も少ない手作り感覚のミニシアター系作品を選んでくれた事には拍手を送りたいです。逆に子供達の伸びやかな演技に救われていた気もします。舞台となった時代背景も、小道具があってこそ「あぁ、昭和中期なんだ」と分かる程度で、もう少し時代を描いて欲しかったと思いました。きっとこの作品はドラマで10話くらいで作った方が、色々と細かいところまで伝わったのではないかなぁ、と。あと、個人的に嬉しかったのは小市慢太郎さんが出演されていた事でした(笑) 5点(2004-08-18 23:21:02) |
6. ポワゾン
バンデラス=アクション、のイメージで何時も出演作を観てしまうのですが、今回はアクションの事すら忘れて観ていたくらい、女に入れ込んで見境なくしてしまうとゆう演技は以外と違和感なかったです。アンジーはどちらかとゆうと好きな女優さんなのですが、男をたらしこむ程の悪女には見え難かったのがちょっと残念。でもバンデラスみたいないい男に、とことん惚れ抜かれるなんて、女としてはちょっと羨ましく思いました(笑)強いて云えば最後があぁじゃなければ、もう少し後にも残る作品だったかも、です。 6点(2004-06-21 03:00:57) |
7. ビッグ・フィッシュ
ボロボロに泣くんだろうなぁ、と思って観に行ったら以外に涙ぐむ程度でした。ティム・バートンにしてはそんなに濃いぃ世界観ではなかった気もしますが、父と息子の関係を彼が描くとこーなるのね、とゆう感じで。所々に散りばめてあるテイストは、何時ものバートン節なところは流石でした。 7点(2004-06-21 02:45:59) |
8. 21グラム
深いんだろうな、重いんだろうな、でもこの役者さん達じゃ期待出来るんだろうなと思って観に行きました。時間通りに進行しない編集は、ある程度ストーリーを把握してから観てなかったら、多分見終わった後もっと複雑な心境で映画館を後にしてしまった気がしました。ストーリーよりテーマと、3人の演技力によって成立していた作品だと思います。何度か観ないとちょっと分かり難い気もしました。でも後引くくらい強い作品です。 6点(2004-06-21 02:40:05) |
9. デイ・アフター・トゥモロー
話よりは映像とドキドキ感を味わう様に拝見しました。流石に大スクリーンで観ると迫力あって自分だったらどーするだろう、とか何処までがセットや大道具で、何処までがCGなのか、とか入り込まず観れて楽しめました。すいませんが私にはそれだけでした。 5点(2004-06-21 02:33:16) |
10. ザ・コア
この手の作品は大抵大筋は一緒で、何故地球が危機に陥るかの原因が異なるだけだと思いますが、地底(しかも核とゆう点)に原因を持ってきたのには「おぉっ」と思わされました。ただこうゆう作品は映画館で観ないと緊迫感があまり感じられないと思うので、点数はアイデアに対してです。 5点(2004-06-21 02:27:00) |
11. HERO(2002)
去年観に行った周りの人々が尽く酷評していたので、全く期待しないであらすじ含め予備知識も持たず観たので、以外と楽しめました。特にトニーとマギーの演技力に泣かされました。恋愛映画は大の苦手ですが、こーゆう男女の描き方はツボで。「羅生門」同様の複数エピソードが盛り込まれる中、この2人で決して変わらないのが"人と剣"が決して離れない、とゆう真実。これって女だから余計にグッときてしまったのか、こうゆう風に誰かを愛してみたいし、愛されたいなぁなどと、年甲斐もなく思ったり(苦笑)ストーリーで考えるとそんなに複雑ではないけど、この作品は映像の芸術度の高さ(東洋の持つ美しさ)と、役者の演技力で魅ると楽しめるんだなぁ、と感じました。個人的に映像表現で好きだったのは、残剣と秦王の直接対決。緑の垂れ幕が一斉に散る所は、まるで舞台を観ているかの如く感じられました。 7点(2004-06-21 02:19:38) |
12. CASSHERN
映画館で観る作品ではない気がしました。きっと自宅でDVDで観た方が良いかもしれません。とにかく目が疲れたし、画面は殆ど暗いし、カット割多すぎだし、何度も寝そうになるくらい辛かったです。ただキャシャーンがロボットの大群と戦う場面は、とてもカッコ良かったのと、その戦闘を逃れてルナとキャシャーンが山で語る場面の表現は好きでした。 5点(2004-05-22 04:26:38) |
13. キル・ビル Vol.2
1の世界観が好きだったので、正直消化不良っぽい感じはあります、、、が、ユマVSダリルの一騎打ちは女の闘いって感じで、恐いくらいで良かったです。 6点(2004-05-22 04:20:08) |
14. 閉ざされた森
《ネタバレ》 人物の名前が覚えられなくて苦心しましたが、それなりに楽しめました。最後のオチは全く想像してなかったので、その少し前に「やっぱりトラボルタ、悪人なんだ」とか思ったくらい、単純なので騙されました。 6点(2004-05-22 04:15:10) |
15. トロイ(2004)
大作って感じの映画でした。チケット代分は充分楽しめると思います。印象に残っているのは大群衆の戦闘場面と、アキレスとヘクトルのタイマン。これはスクリーンならではの醍醐味が味わえたと思います。女性陣の心情描写が薄かったのは、この物語が男同士の闘いの話なので、仕方ないのかもしれません。個人的には、誰にも感情移入する事無く、客観的に映画自体を楽しめた作品だったと云えます。 7点(2004-05-22 04:10:20) |
16. クリムゾン・リバー
何の予備知識もなく観たので、それなりには面白く観れましたが、キャラクター設定が映画を観ているだけではイマイチ判らないのがちょっと難アリな感じを受けました。 6点(2004-04-26 00:43:35) |
17. ファイト・クラブ
この作品が一体何を云いたかったのか、まだ判らないのですが、ノートンとブラピの演技が良かったので、、、 8点(2004-04-22 02:45:51) |
18. ギフト(2000)
ケイトの儚げだけど何処か妖しげな雰囲気は好きなのですが、話が思ったより、、、だったのが残念ですが、ラストが切なかったのがある意味救いでした。 5点(2004-04-21 01:04:12) |
19. バリスティック
んー、んー、こうゆう作品を作ってしまうとは残念です。アクションも思ったより×だったし。話が無さ過ぎで資源の無駄使いかなぁ、、、とりあえず、バンデラスが出ていた、とゆう所ダケに点数を献上。 3点(2004-04-19 01:33:15) |
20. マッチスティック・メン
《ネタバレ》 観た人から「最後にどんでん返しがある」と聞いていた為、途中で最後が読めてしまったのが残念。それがなければ単純なのでもっと楽しめたと思うと、知人を恨めしく思えます、あーぁ(苦笑)でもニコラス・ケイジの演技が良かったので、腑に落ちないけどこの点数で。 6点(2004-04-18 00:55:49) |