1. 猫の恩返し
小学生の子供と観ましたが、とても楽しんでました。声優さんたちがそれぞれ役にとてもハマってます。傑作とは思わないが不思議に好感度の高い作品。音楽がとても品が良いと思う。 [地上波(邦画)] 6点(2021-10-31 13:36:17) |
2. サマーウォーズ
今更鑑賞。話題になってた時に観てれば良かったと後悔。ヴァーチャルリアリティとリアルが交差する現代的なSFですが、アラフィフのおっちゃんにはこのくらいがレヴェル的にちょうど良い(笑)未だ古びてないと思いますよ、おっちゃん的には。でも公開時に観てたらもっと衝撃受けただろうな。おばあちゃんという人物の背景をもっと知りたかったかな。 [地上波(邦画)] 7点(2019-09-21 14:01:59) |
3. グラン・トリノ
メッセージ性の強い作品。よってネタバレ無しで感想を書くのが難しい。基本的に笑えるシーンも泣けるシーンも結構ベタだなと思いました。しっかり笑わされて、そして泣かされましたけど。自動車産業の衰退や街のスラム化、移民などの社会的な問題について、少ないセリフで上手に説明してあるので、前知識がなくても、ああ今のアメリカ(の一部)はこんな感じなのかなとなんとなく分かります。とりあえず、まだ「ダーティーハリー」を観てない方には、そっちを先に観といた方が良いよとアドバイスしたい。その方が色々楽しめるから。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-10-07 13:00:58) |
4. パプリカ(2006)
原作既読。率直な感想としては、原作を読んだ時の感動の方が大きかった。それにしても、あの凄まじい原作をよく映像化しようと思ったなあ。わかりにくいところはあるものの、見事に表現されていると感心した。あの原作のアニメ化としては十分に及第点だと思う。あと個人的には、声優陣の演技が凄まじく上手かったが、上手すぎると言うか、感情過多な声優喋りになっていて、ちょっと苦手だった。これくらい映像に力のある作品では、もっとナチュラルな喋り方をして欲しい。 [DVD(邦画)] 7点(2016-09-17 13:45:20) |
5. 容疑者Xの献身
私は推理小説ファンで、いつも原作を先に読んでから映画版を観るわけですが、そうなるとほとんど「原作の方が良かった」という感想になってしまうわけです。それはミステリーというジャンルの宿命というべきもので、いままで何十本もみた推理小説原作の映画で、これは原作を越えたと思ったのは「砂の器」くらいなものです。で、この作品ですが、やっぱり原作の方が深みがあって良い。が、原作と違うところも多少はあるもののかなり忠実に映像化されており、ミステリー原作の映画としてはかなりの高水準だと思います。特に堤真一の存在感が映画としてのクオリティを上げている。原作を読んだ者にはちょっと男前過ぎるんじゃないかと感じますが、演技力でそこらへんをカバーしているところはさすが。 [地上波(邦画)] 7点(2016-03-21 09:28:09) |
6. ALWAYS 三丁目の夕日
くやしいねえ…、何回か泣かされた。観ながら演技やら演出やら過剰だと感じたし、いろいろあざといなあと思いつつも、だんだん心地よくなって来て、最終的にはしっかりともって行かれちゃった。意外性も衒いもないけど、安心して身を委ねることが出来る、この安定感はなかなかのものかと。 [地上波(邦画)] 8点(2015-06-07 20:20:25) |
7. ハウルの動く城
だいぶ前に原作を読んでました。現代のファンタジーとしてはなかなかの良作で面白い作品でした。で、このアニメ版をテレビでやってたので観てみたところ、なんなんだこれはと(笑)。原作をグチャグチャにした上に説明不足で、ストーリーは分かっているのに置いてけぼりにされてしまいました。戦争などオリジナル要素は悪くないと思いましたが。映像は息をのむほどのクオリティーだっただけに、なんだかとても残念な気がしました。あと声優さんの演技も個人的にはイマイチでした。 [地上波(邦画)] 4点(2013-01-06 09:43:17) |
8. 南極料理人
ゆるい感じでしたがおもしかった。とにかく料理がウマそうだった。役者さんたちも上手かった。ラストシーンの一言にはビックリした。この台詞をここで使うのかと。 [地上波(邦画)] 7点(2012-06-22 23:48:54) |
9. かいじゅうたちのいるところ
子供のころ原作絵本に親しみました。もともと思い入れのある作品ではあるけれど、それを差し引いてもいい映画だとは思いません。とにかく全体に陰気で、ワクワク感が無い。さらにちょっと分かりにくい。途中挿入される数々の歌も、なんだか浮いてるみたい。一見ファミリー向けのように見せていながら、子供と一緒に楽しめる作品に仕上がっていないところがいちばんイタイ。 [DVD(字幕)] 3点(2011-03-25 10:01:50) |
10. ゼロの焦点(2009)
原作を読んでいたので、どのように映像化されるのかという興味で見ていましたが、どのシーンもとても丁寧に小道具までこだわって当時の風景を再現しており素直にすごいと思いました。演技も素晴らしく、特に中谷美紀と木村多江は印象的でした。ストーリーは中盤までは原作に忠実で、後半オリジナルな展開をみせるという感じでしたが、原作を損ねることもなく、概ねアレンジがいい方向に働いていたと思います。演出がオーバーに感じるところがあったのと、謎解きのモノローグでどうしてこれが分かったんだろう?という論理に欠ける部分があったことが少し残念でした。 [地上波(邦画)] 7点(2011-03-07 09:38:13) |
11. シャネル&ストラヴィンスキー
クラシックファンです。「春の祭典」目当てで見に行きました。とにかく冒頭の「春の祭典」の演奏シーンは素晴らしかった! 圧巻です。このシーンのためだけにDVDを買ってもいいと思ったくらいです。しかしその後の人間ドラマは薄っぺらく思えました。全編を彩る衣装や映像美、ストラヴィンスキーの音楽は素晴らしかったのですが…。あとシャネル役の女優さんが意外に若いのに驚きました。 [映画館(字幕)] 6点(2010-05-25 09:57:48) |
12. のだめカンタービレ最終楽章 前編
原作、ドラマと見てきたが、まさに集大成といえる内容で楽しめた。後編にも期待が持てる。ただし原作やドラマを知らない人にはお勧め出来ない。予備知識無しにこの映画だけ見ても置いてけぼりにされるだろう。ドラマ版ではハラハラして見ていられなかった玉木宏の指揮姿が随分良くなっていた。なだぎ武やチャドなど意外な配役のハマリ具合が面白い。 [映画館(邦画)] 7点(2010-01-14 16:35:26) |
13. 崖の上のポニョ
絵本をそのまま動かしたような夢のある映像でポニョも可愛かったが、映画としては全体に散漫でダレた。宮崎映画という時点で、どうしても過去の作品との比較になってしまうのは仕方ないですね。 [DVD(邦画)] 5点(2010-01-04 18:49:42) |
14. レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
前作に引き続き役者の演技がすばらしくそれぞれ存在感がある。しかしやっぱり戦闘シーンがしつこく冗長に感じられた。ジョン・ウーのケレン味たっぷりの漫画的演出は結構好きだけど、本作に関しては作品が軽く見えてしまっていまいちだったかも。 [DVD(字幕)] 6点(2009-12-22 09:34:08) |
15. レッドクリフ Part I
登場人物が多いが役者がそれぞれ魅力的でいい演技もしており見ごたえがある。戦闘シーンも大迫力だったが自分には冗長に感じられた。策略や人間ドラマのほうが見たかった。 [DVD(字幕)] 6点(2009-12-22 09:26:10) |
16. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT
意外にも結構泣ける映画だった。リハを見られるのは本意でなかっただろうが、お陰でマイケルが監督指揮者役もこなしながらコンサートを作っていくさまが見られてとても興味深い。マイケルのにじみ出る謙虚な人柄にも心うたれる。そして何よりも音楽とダンスの圧倒的な素晴らしさ! [映画館(字幕)] 8点(2009-11-17 10:53:00) |
17. ルパン
子供の頃、原作シリーズに熱中しました。聞き覚えのある地名や人名がたくさん出てきて、色んなエピソードがちりばめられていて懐かしい。情景もきれいでお金かかってるのも分かる。それなのに、こんなにつまらないのは脚本と演出が相当ダメなんだと思った。地味に堅実に映像化してくれたらそれで良かったのに…。 [DVD(字幕)] 3点(2009-01-02 00:08:56) |
18. 大日本人
内輪向けだと思った。冗長で緊張感が無く、だれる。ダウンタウンのコントとかほとんど知らない自分にとって笑いどころが分からなかった。所々に良いシーンや良い芝居もあったが、一本の映画としてはどうしても評価が低くならざるを得ない。 [DVD(邦画)] 2点(2008-12-30 21:43:21) |
19. ヨコハマメリー
昔、メリーさんについてのとても詳しいサイトを読んだことがあり、色々感じさせられたことがあったので、実際の映像を見られただけで満足。取材も丁寧で見応えある。本編と特典映像とで2回泣いた。しかし、ドキュメンタリーとはいえ演出が必要なのは分かるが、途中で観るものに変な勘違いさせるようなまぎらわしいカットがあり、それだけがちょっと腹立たしかった。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-06 15:45:23) |
20. 犬神家の一族(2006)
1976年版はぼくにとっての邦画No.1。ケチを付けてやろうと悪意をもって見始めたが、瞬く間に世界に引き込まれてしまったのが嬉しいやら悔しいやら。常連さん達が老けてたのが泣けた。それにしてもどうして坂口良子がでてないのさ!プンスカ! [DVD(邦画)] 7点(2008-01-02 15:07:20) |