1. スネーク・アイズ(1998)
話題の長回しに関しては、後発のトゥモロー・ワールドに比べると興奮度低。謎解きの部分も、ある程度「解説サイト」で予習をし、見終わった後に解釈も色々読みましたが、「で?」って感じでした。凝ったカメラワークやニコラス・ケイジのイキッぷりは堪能しましたが、売りの「長回し」と「謎解き」が期待ほどではありませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-15 05:25:55) |
2. ギャラクシー・クエスト
隠れた傑作ッス。スタートレックのTVシリーズのファンとして、十二分に楽しめた。スタトレファンで無くても全く問題ないはず。スネイプ先生も芸達者ぶりを見せてますし、女性にもお勧め。 [DVD(吹替)] 9点(2008-03-13 23:04:24) |
3. オースティン・パワーズ
サイケで下品な雰囲気は全然嫌いじゃない。声を出して笑っちゃった所も3箇所ほどあったし、初期の007のコネタが満載でそこがツボ。ニヤリシーンは数え切れず。十分楽しめました。ハイ。 6点(2004-03-29 18:16:08) |
4. 深海からの物体X
愛すべきおバカ作品。一般の方、お断り。「ノータリンの若者」に「チープなモンスター」に「ハートに残る妙なBGM」、おまけにイタリア映画ならではの「品の無さ」が渾然一体となって襲いかかる。私は大好き。でも、一般の方、お断り。 3点(2004-03-27 19:20:57)(良:1票) |
5. タイタニック(1997)
あまりに当たりすぎ、賞を総ナメにしまくったせいか、自分の周りでは良く言う人がいないっス。でも、 時間軸に沿った綿密なシナリオと、キャメロンならではのCGとセットのバランス感覚によって、違和感無く歴史的大沈没を疑似体験出来る。監督が一番やりたかったことが迫力満点で見るものに伝わってきていると思う。ドラマ部分に関しては、ウィンスレットの顔が好みでないのが個人的に痛かった。でも、事故当時としては異常とも言える行動的&積極的女性を描くために、ワザとどこか垢抜けない、いかにも生命力がありそうな女優さんをキャスティングしたのだろう。劇中序盤に映る「その後」の写真から伺える彼女のバイタリティを考えると「なるほど」と頷けるものがある。 海に思い出の品を投げ入れる所からのラスト一連の流れは、心に残る。 キャメロン作品の中でNO1とは思わないが、大作としての貫禄は十分! 8点(2004-03-27 19:09:15) |
6. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
これは、人に見せるレベルの脚本になっていない気がする。 文字通り、全ての登場人物がセリフを言わされている「人形」にしか見えない。それをサスガと思うか否かだろうが、自分は後者だった。テーマや先見性、映像の技術力は素晴らしい。 5点(2004-03-26 04:31:22) |
7. エイリアン3
《ネタバレ》 フィンチャーは「ファイトクラブ」等、結構好きなんだが、これはヒドイ。 よく言われるように脚本のギリギリまでの改稿など、同情すべき点はあるのだろうが、人物描写・アクション描写とも稚拙の一言だ。冒頭のヒックス、ニュート、ビショップの扱い辺りは決して嫌いじゃないのだが、それだけにその後の展開に憤りを感じた。 戦うか死ぬかを訴えるシーンやラストシーン等、監督は気合入れて撮ってるんだろうけど、個人的には引きまくった。 これって、「フィンチャー」作品のたてまえが無かったら、平均点2点ぐらい下がる作品だと思うんだが。 4点(2004-03-22 10:05:37) |