1. 殺人魚フライングキラー
「ターミネーター」や「エイリアン2」といった傑作を世にはなった大監督の処女作というので、期待を込めて鑑賞したが、全編睡魔との戦いだった。アイデアは悪くないのに、各エピソードがバラバラでまとまりが無く、物語の進行も単調。殺人魚の行動もご都合主義の塊で全くハラハラしない。ラストの解決方法も、いや、そんなんで解決するわけが無いとツッコんでしまった。ジェームズ・キャメロンは途中降板らしいが、名前はキッチリクレジットされてるので、やはりこのつまらなさの責任は免れない。 [地上波(吹替)] 2点(2015-08-27 17:13:25) |
2. ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場
《ネタバレ》 「優れた戦争映画は反戦姿勢であるべき」というお決まりのパターンじゃないのが良い。 所詮戦争は味方のことを第一に考えて行動すべきものであり、そういう点で本作は、物語後半の実戦における敵方の感情的描写は一切無い。それ故、主人公の格好良さがストレートに伝わってくる。仲間に戦死者が出てもそのことをラストまで引きずらないのは、アメリカ映画では当たり前すぎるノリなので、ここは突っ込んでも仕方ないだろう。とにかくクリント・イーストウッドは、面白い映画というものがどんなものなのかというツボを分かっている。 [地上波(吹替)] 6点(2013-05-14 16:51:52) |
3. ミッドナイトクロス
《ネタバレ》 設定は面白いのに、登場人物がバカばかり。ラストに殺された彼女の悲鳴を、主人公が自分の映画に使っちゃうところなんか、最低で全く共感できない。 それでも、ハラハラ感はある程度演出してたと思うので5点。 [地上波(吹替)] 5点(2010-05-11 18:53:59) |
4. デッドリー・フレンド
高校生版クレイジードクター悲恋物。 突っ込み所は多々あるが許せてしまう。 決して糞映画ではない。 [地上波(字幕)] 6点(2008-09-10 01:17:37) |
5. 火垂るの墓(1988)
戦争を理由に、身勝手な兄を正当化する物語は、見ていて吐き気がする。妹の悲惨さが尚更それを強調することとなり、ただただ後味が悪い。反戦を叫べば何でも美談になると思ったら大間違いだ。実際の戦時中は、あの兄妹と同じ環境でありながらも、もっと一所懸命生きていた人達は大勢いたはずである。とにかくこれは、日本アニメ映画史上最悪の作品だ。二度と見たくない。 [地上波(字幕)] 1点(2005-08-05 19:38:20)(良:4票) |
6. U・ボート
名作の呼び声が高い作品なので見たのだが、期待は裏切られた。とにかく単調で退屈。戦争の悲惨さを訴えてるつもりなのだろうが、これはドイツの自虐的ドキュメンタリー風映画に過ぎない。戦争の悲惨さを訴えつつも映画としてキッチリ面白い作品なら、他に山ほどある。 3点(2004-08-13 23:24:21)(良:2票) |
7. ヒドゥン(1987)
隠れた名作といっていい。B級作品なのにストーリーが面白い。 8点(2004-03-29 15:27:26) |