1. 七人の侍
陽気にはじゃぎまくっている荒くれ侍と,無口で己を極めることだけに固執する堅物.この2極を中心に7人とてもバランスがとれています.私は後者が好きですね.こういうタイプが時折ふっと見せる優しさ.時代はいろいろ変わっても,日本の男って後者のタイプに実は憧れ続けているんじゃないかなぁ. [DVD(邦画)] 7点(2008-06-01 15:04:02) |
2. 二十四の瞳(1954)
タイトルは超有名にもかかわらず,30代半ばで初めての鑑賞.単純に「教師もの」として評価すれば,熱中時代や教師ビンビンにはおよばないという感じ.ただこの作品には,「戦死」というキーワードが重ーくのしかかっていてそんな単純な尺度では比較できないんでしょうね.火薬の量やグロテスクな特撮で圧倒してくる戦争映画とは真逆に位置する感じですが,海の向こうで起こっている戦争の存在を非常に強く意識せざるを得ない作品でした.汚い白黒映像でごまかせれているのかも知れないのですが,主役の女優さんの20年後の姿があまりに自然で不思議でした.また,船の上で女の子が独唱するシーン,久しぶりに聞き入ってしまいました. [DVD(邦画)] 7点(2008-04-19 15:52:01) |
3. 幕末太陽傳
何が面白いのかよくわかりませんでした.映画にするほどの内容なのでしょうか?フランキー堺さんは,晩年の「・・・検事」やなんかの方が,よっぽどいい味出していたと思います. [映画館(邦画)] 3点(2008-03-30 14:51:09) |
4. リオ・ブラボー
西部劇はあまり肌に合わないのかもしれません.役者に関して全く予備知識ゼロで観ると,コロラドが一番良かったかな. [DVD(字幕)] 5点(2008-03-21 14:56:09) |
5. ライムライト
応援するチームで毎晩四番を打っているのが当たり前だった選手が、怪我で出たり出なかったりとなり、しばらく一軍では姿を見なくなり、最後の引退試合・・・みたいな感じでしょうか。この人の凄さというのは、結局最後の片足コントのような身体を張った「技術」に尽きるのでしょうね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-24 15:31:10) |
6. お熱いのがお好き
ただの下品なデブにしか見えませんでした。あんなんじゃ勃ちもしません。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-26 14:51:07) |
7. 雨に唄えば
やはり私にミュージカル映画は合わないようです。内容がほとんどゼロに等しいこの映画がそれほどまでに評価されるということは、「歌って踊っている人の映像」を見ているのが好きな人達が私の予想以上にたくさん存在するということなんでしょう。80年代のMTVを5分見ているほうがよっぽどましな気が・・・ [DVD(字幕)] 4点(2008-01-13 15:00:34)(良:1票) |
8. 情婦
確かにどんでん返しの最高峰といっても過言ではないできでした。ただ主役の弁護士は人を観る目がなかったということになってしまう所が、ちょっと惜しかったかな。 [DVD(字幕)] 8点(2007-11-25 15:49:37) |
9. ローマの休日
皇女様のお忍び下町巡り、相手役は身分を知っているのか知らないのか・・・よくある話です。その中で特に良い映画とは思いませんでした。致命的なのはこの女優さんが私の趣味ではないということです。吹き替えで観たのですが、メーテルの方が百倍魅力的でした。 [DVD(吹替)] 5点(2007-09-03 18:49:14) |
10. 十二人の怒れる男(1957)
ドラマとしては十分引きつけられました.でもこの映画の最大の疑問は,あそこで議論されている程度の内容が法廷の最初の段階で検証されないはずはないという点です.最後の最後でこんな議論をしなければならない裁判なんて現実的にはあり得ないのでは. [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-25 14:55:31) |